『西に東に、お祭り騒ぎの中で。』パコ崎ミャ子さんの日記

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パコ崎ミャ子は、どうすればイイ?

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パコ崎ミャ子 (東京都) 認証済

日記詳細

差出人は、知らない人。

知らない人からのお届け物が来たら、どうするかな?

普通は、受け取り拒否する。もしくは、無視。

・・・世間の誹謗中傷や批判批評って、
そんな思い当たる人では無い差出人や、知らない人、差出人不明からのお届け物でしかない。

受け取らなければイイだけ。もしくは、無視。

じゃ、受け取り拒否されたお届け物は、どうなる?

・・・差出人に戻される。返送される。

つまり、世間の誹謗中傷や批判批評って、受け取らないと、差出人、言った人に戻るだけ♡



しかし・・・、そんな道徳がまかり通らない世界感もあったりする。

差出人不明であっても、必ず受け取り内容を胸に受け止めなければ・・・いけない関係も・・・。


・・・。



連載の休止をそろそろ解か無いといけない時期になってきた。

次は、パート5だったか、パート6だったか・・・7か?

どこまで話を紡いできたか、ざっと昔に書いた原稿を読み直して・・・みる。

自分で書いておきながら、驚きの展開が書かれていて、ちょろっと驚いたりする。 ははっ~♡


まぁ・・・ざっと、物語の世界感と言うと・・・。



・・・。



話のベースとなるのは、A国とB国の関係の歴史・・・。


Aは、月国
Bは、麦国。


約100年近くも前に、月国は麦国と戦争になり、月国は麦国に負けてしまい占領された。

月国の占領統治は、GHC、連郷国最高司令官総司令 と言ういわゆる軍事のトップに一任される。
一任とは、その上に決定権を左右出来る人や組織が無い、当然、最終決定権を持つと言うこと。

つまり、月国の命運は全てGHCなる軍の意向に左右されると言うコト。

GHCは、月国を非軍事化とし同時に麦国に有益な民主化を進めた。
治安維持法が廃止され、政治活動や言論の自由を保証し、民主化の象徴として選挙権を満20歳の男女に与えた。
また経済面では、日本経済の実権をにぎっていた財閥を解体し、労働者を保護する労働組合法や労働基準法を制定し、麦国と意思疎通がとれる者に既得権益を授けた。

その後、麦国は月国を約7年に及び占領し、新たなステージを世界に見出した後は、月国をその先鋒とするべく、主権を渡したていで国家として独立させる。

資本主義国家として、新しい月国が誕生した。

ただし・・・、月国は独立したその年に、月麦合同協議と言う協定に無条件で調印させられる。

月麦合同協議は、行政協定や麦国地位協定に基づき設置され、首都でほぼ隔週で開かれている。

月国からは、事前通達で議題となる各省庁の官僚幹部が呼ばれる。
麦国からは、在月麦国の軍事幹部が出席し、具体的な実行実務意見書を一方的に月国に渡す・・・協議を行っている。

月国からは、官僚、役人。
麦国からは、一貫して軍部指導者。

・・・誰も何にも言わないが・・・、どちらの国からも政治家は一切参加していない。
と言うか・・・参加する権限を持たない。


・・・。
・・・。
・・・わりと、大事なのにスルーっと流されている話に、1986の月麦半導体協定の締結なるものがアル。

麦国では、1986の数年前に、これからの未来の経済の核となるモノに半導体が重要となる認識を確立した。
そうした時に当時、月国の半導体のシェアは世界の6割に迫る勢いがあった。
麦国は、なんの迷いも無く月麦合同協議にて、半導体の生産拠点を月国の隣国に移すことを指示し、自らの指導で月国のシェア削減を指示した。

月国内で、一瞬、その意味不明な協定を騒ぐ向きもあったが、政治家達は結局・・・口を噤んだ。


月麦合同協議については、月国の政治家も見て見ぬフリをしていたワケでは無い。

古くは、畑中角栄、銀丸信、大川一郎、大曾根康弘、大沢一郎、鷹山由紀夫、高倍晋三、古井将敬・・・などなど・・・。


時の麦国大統領にすり寄ってみたり、御機嫌をとってみたり、イロイロと率先して買ってみたり・・・とか。

そんな行動から、親麦派なる言葉が出て来たりも・・・した。


しかし、全員の政治家がある時から親麦派だけでは無く、月国の近くの大国、親中派とか親ロ派とか呼ばれる政治家がまとまりの集団として認識され出す。

・・・親中派とか親ロ派とかは居るのに、親EU派とか親南米派とか親中東派とか親アフリカ派は、なぜかなんでか・・・イナイ。

そのなんとか派を右と左、保守と革新、パターナルとリベラルとか言われたりもする。


月国のある位置に立った政治家の行動や発言は、月麦合同協議に対して、どう取り組むかに集約される。

親麦派は、麦国内からのアプローチ。
親麦派以外は、麦国外からのアプローチ。


月国は、月麦合同協議によって、その全てに鈴を付けられている。


絶対的な権力下で本当の自由を手に入れるには、大きな一致団結と繊細な目論見が必要だったりする。

表面的にはいがみ合っている場面を見せ、その実、内面的には共闘の精神を持たなければ意味などなさない。

月国の政治家は、元を正すとその精神の支柱に変化など・・・本当は無い。



・・・と、
・・・か、
・・・ぬ。



ではでは、パート7を書いて行くかなぁ~♡
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