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パコ崎ミャ子は、どうすればイイ?
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パコ崎ミャ子 (東京都) 認証済
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1回
夜の点数:4.9
2017/07 訪問
「米」って、一番笑顔に近い食べ物だなぁ~♡
炊き立てのご飯は、一粒一粒の「米」の個性を余すことなくまとめ上げた美味しい集合体だ。「米」だって、一粒、一粒をじっくり見たら、個性と言うかそれぞれの顔が表情があると思う。褒め言葉で、ざっくりと「粒ぞろい」と言っても、明確に違いが有ると思う。多分だけど。ははっ。一口の塊でまとまっていても、口の中で「美味しさ」の個性を一粒が一粒なりの範疇で発揮する。食感だったり、甘味の揺らぎだったり、香りの補填だったり。だから、合わせて食べる物「おかず」の良さを引き立て、「米」自身の魅力も存分に味わせてくれる。「米」を美味しいと感じるのは、日本人の遺伝子に組み込まれているから・・・。何て、本筋を外した陳腐な表現なんだろう・・・。遺伝子に組み込まれている情報は意外と少ない。人が解明できる範疇の情報量でしかないのだから。「米」の美味しさは、情報量的には「宇宙」に匹敵する。誰もまだ解明できてはイないし、そんな解明とか言えるスケールの小さい話でもない。それくらい「米」は、偉大で美味しいから、だから、美味しいのである。・・・、ははっ。やっぱり「米」、ご飯の美味しさを伝えるのは、なんか難しいな。好きな人に、どうして好きなのか伝えるくらい難しい。だってだって、考えると考えるほど、理由とか簡単には言えなくなって、思いつく言葉の全てが、薄っぺらな取り繕いの感じがして、明確な思いを伝えることが出来ないほど、好きで好きでしょうがないほど、好きだから~。・・・。「妊娠」とか「つわり」を言い訳にして、サボっていた仕事のタメに、会社に行く。私の経過報告を一通り役員様達に話すが、自室に戻るとその何十倍も会社の経過報告を室長から聞かされる。しばらくは瞬きもせずに聞いてするフリをしていたけど、ほどなく意識が遠のきだし、舟をこぎ出す。うつらうつらと。首を小さく振りながら、スっとCoordinatorさんが渡してくれたメモ用紙に、室長の渾身のPowerPointを駆使した説明をBGMにして、眠り覚ましに4コマ漫画を描きだす。ホント軽い眠気覚ましに描き始めたが、途中から本気になり、集中したら7編出来た。結構イイ出来だっリする。笑った。たった4時間の出社でヘロヘロになり、結局ギブアップ宣言し退社する。ははっ。次回の出社は当分未定ということにした。その後は、親友と夕ご飯。会社でのそのまんまのニュアンスで、ご飯、「米」を食べに行く。マジでダメな私・・・。ははっ。笑うしかない。恵比寿の【 米福 】様におじゃまする。「米」の「福」とは日本人に響く音だなぁ~。ご飯を一口、パクリと口に入れた時に、口の中で響く音を表しているなぁ~。「米福」とは何とも良い名前だなぁ~♡。メインのご飯は、もっちりしっとり食感から、シャープでキレ重視食感まで、数種類ほか、炊き込みとかも準備万端でいつも待っていてくれる。毎回、食感の違いで数種類頼んでしまう。食べきらなくても、「おむすび」でお土産に出来るから安心。「米」がメインで、「米」の美味しさを存分に味わう。こちらで土鍋からよそられた茶碗を持って、箸で一口、一塊を炊き立ての湯気と一緒に頬張ってしまうと、なぜかいつも、「太陽」とか「命の水」とか「大地」みたいな「生命の源」みたいなものを感じる。それは、「ご飯」を「米」を噛み込む前の瞬間より実は始まっていて、ずっとずっと前に「馴染むよりも速く、沁み込む」そんな自然と当たり前のように伝わる速度感のような、意識しても掴むことの出来ない「空を握る感覚」だったりする。「米」の美味しさの再確認より、「米」の持つ協調性とか寄り添うコミ力の高さだったりする。「米福」様が用意してくださる「お料理」、「米」に合う「おかず」の数々。「米」の味を引き立てる・・・ではなく、全く逆で、「米」が「お料理」を「おかず」を引き立ててくれているのが分かる。「米」が持つ甘味や食感は、食欲の隙間を的確に埋めるモノ。気持ちが高揚するお祭りの賑わいの様なおかずや、気持ちの落ち着きを取り戻したい一品にも、「米」は自在に合わせてくれる。何にでも、寄り添ってくれる。最後まで文句も言わないで、付き合ってくれる。こっちが、満足とか満腹と言い出すまで、ニコニコとツヤツヤと側に居てくれる。「米」の安心感を味わい、シンプルにその存在の有難さに感謝する。日本人で良かったと心から思う。そんな味わい。「米」。・・・。「たなつもの ももの木草を 天照らす 日の大神の恵み得てこそ」「朝夕に もの食ふごとに 豊受の 神の恵みを 思へ世の人」歌集「玉鉾百首」。 本居宣長の歌。神道にも伝わる。先の歌は食事の前の感謝、「いただきます」の歌。後の歌は食事の後の感謝、「ごちそうさま」の歌。たなつもの(穀物)や、ももの木草(百々の木草)全ての木草の育みは、太陽神・天照大御神(あまてらすおおみかみ)様の御加護であるという意味。食事の前に神様に感謝を捧げてから、「いただく」という古来のしきたり。この世の中の成り立ちを知り、その中で私達が生きて行くことが出来るのは、食べることが出来るから。健康を実感し、生活を平穏に出来るのも食べることが一番前にあるから。それは、太陽の照らす日の光と、足元の支えである大地と、明瞭な気の流れる水がそろって、初めてその価値を得ることが出来る。誰にでも平等に降りそそぐ日の光を浴び、命の根源の水を蓄え、大地に根をはり成長する。あらゆる恵みを充分に備えた食べ物こそが、人を古来より裏切らずに支えてきてくれた。自然は、ずっと人とそういった関係だった。今は・・・どうだろうか?妊娠して、つわりが来て、落ち着いて、イロイロ考えることが出来きだしたら、自分の今の口は「二人分」の口だと感じだした。それは、私が「美味しいなぁ~♡」と思いながら食べると、お腹の中の小さい小さい命も、「美味しいねぇ~♡」と動きで返してくれるから。「これは、味はイマイチでも、身体に良いモノだから・・・」と思って食べると、「げぇ~・・・しょうがないかぁ~我慢して食べるか・・・」と微妙な反応してくれる。日々の変化は些細な事かもしれないけど、自分のお腹に「新しい命」とか「私の血をつなぐ存在」をジワーと感じでしまうと、嬉しくて嬉しくて、泣いてしまう。ははっ。食べることを今までも曖昧よりは、少し真面目に考えたり、調べたりしてきたつもりでも、ちょっと違う視点・・・例えば「体に良いモノ」とか・・・ストレートに「子供の成長に良いモノ」の視点が中心になりつつある。その中で、ご飯、お米、「米」にちょっと興味が出てきた。出てきたけど・・・、正直、関係性が近すぎて、素直な言葉が出てこない。「美味しい」に決まっているし、貶す部分なんか当然、一点もないし、褒め言葉しかない。・・・褒め言葉と言うか・・・「ありがとう」の感謝しかない。「美味しい」より「ありがとう」のあじわいだなぁ~♡「米」・・・ありがとうの味。ははっ。そんな感じ~♡・・・。・・・。・・・。全幅の信頼を寄せているcoordinatorさんが持ってきた仕事でも、初めての媒体での原稿は、少し緊張する。そこに至るまで何度か顔合わせも打ち合わせもするけど、中々その担当者様とか社の方針とか、仕事のやり方進め方が理解できないことが多かったりするから。担当者様は「好きに書いてイイですよ」と笑顔で最初は言うが、本当にドバーっと本気で好きに書くと、もれなく渋く曇った顔を見せられる。ははっ。だから、初めての媒体の原稿は、少し緊張しながら、そろりそろりと探り探り、書き進める。何にしても文章仕事は「感性」が全てで、もれなく「完成」を目指すものだから、人それぞれで、イロンナやり方だったり、好みだったり、本当に多種多彩だったとしても、目に見える形で「歓声」を上げさせないと、もれなく次は、無い。私は、叔父さんの仕事と言うか親族会社を手伝ってはいるが、基本は青色申告の個人事業主。仕事と遊びの線引きはかなり曖昧。変な話、意外と好みを選ぶことが出来るから。ははっ。妊娠をキッカケに「安定期までは、会社は休んでイイよ」の言葉を真に受けて、明るい引きこもり生活をしている。当初は、「つわり」も全然なくて楽しく家でゴロゴロしていたが、目的の無いゴロゴロも飽きる物で、だったら、仕事と言うか何となくドコドコと頼まれる原稿を暇に任せて片っ端から受けまくってしまった。その時は、スケジュールを管理してくれているcoordinatorさんも「会社に顔を出している時より、意外とハードかもしれませんね」と笑いながら言ってくれていた。私もニコニコしていた。しかし、程なく「つわり」が段々と猛威をふるい出し、立っているのも座っているのもひどくなって、やっぱりと言うか、予想通りと言うか、原稿が締め切りに間に合わない感じになりだした。その空気感の変化を見逃さないcoordinatorさんは、全ての雲行きが怪しく成り出す前に「こちらの管理で全ての仕事の配分をします。勝手に仕事は受けないでください」と、いつものスマートなcoordinatorさんの物言いで、受けるか受けないかの選択チョイス権を私から素早く没収した。当然のように与えられた餌の様な仕事だけをひたすらにこなす、いつもの安定的な生活に戻ってしまった。自分で言うのもアレだけど、会社に行こうが、行かまいか、結局、普段と何も変わらない状態になるのも、アッと言うまで早かった。ははっ。でも、それで何とか今が有るので、感謝以外ないのですが。はい。感謝してます。迷惑かけています。反省しつつも、笑うしかない。ははっ。私は、生活のためには書かないから、あんまり好きではないテーマの時は、「ちょっとアレです・・・」とcoordinatorさんに言ってしまう。でも、coordinatorさんは、私を私よりも知っているらしく「こんな時でしか、門戸を広げるチャンスがないので、嫌いなりの仕事を一緒にしてみましょう」と、上手に私の鼻先を見事な手綱のさばきで、クイッとその方向に向かせてしまう。全くもって、素晴らしい。当然、アホな私はブツブツと言いながらもダラダラと書き出したら、いつの間にか時間の進みを忘れて、パカパカと走り出す。筆が走る、走る。まぁ、いつものように、思いのまま書き続ける。後は、coordinatorさんが担当者様、編集者様と、二回分とか三回分に分けてくれるのを期待して、ただ書き続ける。そんな日々だ。ははっ。個性的と言われる個性を個性として認めてくれる環境は、とても有難い。マジ感謝しかない。自分を認めてくれる人が一人でも居る世界で生きていけることは、マジで幸せだ。人を成長させるキッカケは、イロイロ有るとは思うけど、「何をヤッても、逆にヤらなくても、私は貴方の味方です」そんな手放しの寄り添い方が、一番成長できる人も居りする。・・・とりあえず、ここに一人居ます。はい。ははっ。・・・。・・・。・・・。解答ステステ団 (199X年) 「REAL AUDIO 第○○回 日本料理と言えば?の巻き」 毎度お世話になっております。当時の貴重な音源データを頂きまして、誠にありがとうございます~♡ 本当に感謝です。また、えっと・・・。もし、関係者とか当時を知るお方がいらしましたら、メッセでもコメでも頂けると、マジ昇天でしゅ~。ははっ。・・・。イケイケどんどんの『アフ』さん。いつも優しく解りやすいフォロー最高の「フラ」さん・・・。マジでイケメンだ~♡・・・。『・・・。ははっ、じゃ、フランス料理と言ったら何を一番に思う? 料理名でもイメージでも何でもいいけど』「えっ、えっと、コンソメとかステーキとか・・・エスカルゴとかフォアグラとか鴨とかムール貝とか・・・えっと・・・」『そっか、そっか。お前も俺も酒飲み発想だから。ハハッ。じゃ、イタリア料理と言えば?』「それは、パスタでしょ! あとピザ・・・ピッツァとか!」『じゃね、日本料理と言えば?』「えっ・・・えっと・・・懐石? えぇー何だろう。寿司とか天ぷらとか、すき焼きですか・・・?」『最初の「懐石」はイイね。良いよ。日本料理と言えば、「懐石」との答えでオールOKな答えのはずなのに、日本人に「懐石料理」について知っていることを話してと言っても、ステーキとかパスタの話の方がスラスラ話せると思わない?』「えっと、はい。そうですね・・・。懐石料理を話せと言われても、じっくり懐石食べた経験が・・・乏しいモノで・・・難しい感じですよね・・・懐石料理・・・難しいです。はい」『懐石料理が難しい感じって、日本人としてドウよ? 何なら学校の義務教育で、ナイフとフォークのテーブルマナー講座なんかをこれ見よがしに「私達は、マナー教育にとりくんでおります」と、鼻息荒くメディアに流すより、子供に話しかけながら懐石料理を食わせた方が、今後のグローバル化を考えると、アイデンティティ的に、後々タメになると思うけど』「なんか、日本での感覚って、横文字はカッコイイ、西洋文化万歳の流れって、戦後教育のたまものなんですね・・・」『最近の酒の飲み方も、気になるんだよね。別に日本人は日本酒を飲めとは言わないし、他人の好みにケチをつけるわけじゃないけど、あの赤ワインブームは何じゃラホイ? マジで、くだらん。鏡で己の顔を見て見ろよ。「ワインじゃネーだろ? なぁ、同胞よ」と、モンゴリアんチョップしか似合わない顔に言いたいよ。ははっ』「ははっ。最近もイロイロと論文出てますね。全部は読めてないですけど、高脂肪の食事でも「赤ワイン」を飲むだけでポリフェノールがとれて、心臓病や癌やちょっとした炎症が治ってしまうと言う話・・・ははっ。難しいですね」『なんだよ、さっきから「難しい」ばっかだなぁ。言いづらくてもスパッと言えよ。俺達みたいな学者科学者の責任もあるんだぞ。ははっ。ポリフェノールって抗酸化作用のことを言いたいんだろ? ポリフェノールって、人、吸収できるの? あんなものワインの色と渋み苦味の元だろ? マジで抗酸化作用を人が食品からとるとしたら、普通の天然水の方が効果抜群だし、発酵食品の納豆とかヨーグルトとか、後は海草や青魚なんかの方が、なん百倍も摂取できるだろ。抗酸化作用の話を赤ワインなんかでするなんて、実態の無い屁みたいな話だ』「ははっ。よくご存じで・・・。たぶん、その内に、げっ歯類にだけに特異的に効果があると、本当のポリフェノールの真実が言われるとは思うのですが・・・ははっ。赤ワイン、飲みすぎると便秘になりますよ。これ、フランスの年寄りは、皆、飲み会で笑いながらネタにしますもんね。ははっ」『ははっ。広告代理店が周到に広げる、日本人に対する「宣伝」効果って、純粋無垢を染め上げる感じが秀逸すぎて、逆に感心して惚れ惚れする。本当に日本て、平和で素直な国民性だと思うよ。・・・あんまり、右とか左とかの話はしたくないけど・・・。「民族の酒」、例えばフランスならワイン、ロシアならウォッカ、メキシコならテキーラ、モンゴルなら馬乳酒みたいに、酒を持たない民族は基本的に居ないと思う・・・あっ、エスキモー、イヌイットは持ってないかな?でも、それくらいでしょ。多分だけど。ははっ』「あぁ~なんか、「民族の酒」とか言われると、日本の心とか演歌とか・・・、「日本酒」の存在を・・・「日本酒」・・・飲みます。はい、飲みます」『世界中のどんな酒でも、その酒が持っている地域性とか人種とか民族とかの香りを感じることが出来る。酒で世界がイロイロな民族から成り立っているとフッと気がついたりする。個人が当然基本だけど、まとまりとしては、個が集になって手をつなぎ合っていると感じたりする。日本に居ると世界の酒が好きなように飲めるけど。一つ一つを確認作業のように飲むと、葡萄からワイン、ブランデー。とうもろこしからウイスキー、バーボン。麦からビール。そして「米」から日本酒と、その酒を大切に作って守ってきた人達、その民族が何を主に食べてきたか、何をこれからも「伝えて行くべきか」を感じることが出来る。』「うわぁ~。そう言う感じで言われると、「魂」的な感じに伝わってきますね・・・」『こないだね、ちょっとした日本酒の振興団体と言うか、大きな組合みたいな・・・まぁ、例のアレでトラブルの話だけど・・・』「あっ、なんか聞きましたよ~。結構、会場で盛大にトラブったと。マネージャーとか後始末で大変だったみたいな。ははっ」『あのね・・・簡単に言うと、これから良い「日本酒」をドンドン造って、皆にガバガバ飲んでもらいましょう、みたいな会なわけよ。それはそれは、テレビで見る偉い人とか、そっち系の関係者とかあんなに沢山集めて、言ってみれば確信的な明るいロビー活動なわけよ。よくわかんない寄付みたいのも集めるしネ。まぁ、コッチは来賓で招待されただけどさ・・・これまで何の努力もしないで、規制に守られていて、それが流通の流れや世界情勢がこれだけ変わってきているのに、己はシステムの変化に対応する努力を全然しないで、困ったらマツリゴトに泣きつくみたいなことも、何か気に入らネーし・・・あとヨー、・・・』「あぁーぁ。わぁー。ちょっと、ちょっと、ヤメヤメ。ダメでしょ! アフさん! 大人なんだから! メっ! お座り!」『ははっ。ははっ。ははっ。待って、待って。これだけ言わせて。ははっ。その会でね、会長なのか偉いさんなのかが「乾杯」の挨拶する時、皆のコップに注がれたのが「ビール」だったの。日本酒の発展を盛り上げる会で、もれなく全員が「ビール」で乾杯って、一体全体なんの一つ覚えなんだと、なぁ、イロイロ話が膨らむだろ? なぁ? ははっ。ははっ。』「・・・。・・・。・・・。う~ん。・・・。でも、膨らむけど、膨らましては、ダメ。うん、絶対、ダメ」『ははっ。膨らむだろ~! だから、会場で酔っぱらったふりして「日本酒の会でビールはネーだろ?と大声で・・・』「はい。はい。終わり。終わり。曲行きます。曲行きま~す。はい。ジェイムズ・ブラウンで「SEX MACHINE」。う~んJBは最高だ~♡。さぁ、ソウルを感じて、Get up, get on up~♡ ははっ。どうぞ~」・・・。・・・。・・・。久しぶりに親友との夜の外食。夕飯を食べてパッと帰って来るつもりだったのに、別に特別でも大事でもなくて、激烈に最高にクダラナくもない、「ホドホドの話」で、親友と盛り上がって話が止まらなくなって、帰りが遅くなってしまった。調子に乗って頼みすぎた土鍋で焚いてもらったご飯は、お土産の「おむすび」にしてもらった。家の中が間接照明になっていたから、静かな鼻歌でキッチンを通り過ぎようとしたら、旦那様の「K」君が立ったままで、一膳分のジップロックから直接ご飯をかき込んでいた。ワシワシと。『わぁ~、何してるの! 待って待って何か今作るから~!』「あぁ、お帰り。(´~`)モグモグ、大丈夫。もう終わるから。ははっ」『冷蔵庫にオカズ、入ってたでしょ? 何で冷凍ごはんを・・・』と、言いながらキッチンの中に入って行ったら、作業台の上に、綺麗に食べきったオカズを乗っけたはずの皿が置いてあった。その横に、冷凍チャーハンの袋が二つ空いていた・・・。それと、一膳分のジップロックは5つ空になっていた・・・。『・・・あの・・・夜食にチャーハン定食ですか? ココにお土産の「おむすび」も有りますけど・・・?』「あっ、食べる。食べる!」『・・・はい。・・・あっ、どうぞ・・・。インスタントですが、みそ汁とか作りますか?』「うん。あんがと」『・・・はい。どういたしまして・・・。ははっ』・・・。手早く用意したインスタントだけど、愛を入れたみそ汁とお土産のおむすびを食べる旦那様の「K」君を見つめる。『コレがもっちりで柔め。で、コッチがシャープで固め。真ん中が中間なんだって、味わい比べてみて~』「うん。へー。見た目で米の粒が違う気がする・・・」両手に味わいの違うおむすびを持って、交互に照明にかざしてお道化る。旦那様。夜中に、夫婦で話す時間・・・。当たり前すぎて、近すぎて・・・なんか、自然と「ありがとう」と思う。「食べる」を生活に添わせて話さないなんて、なんて勿体ないんだろう。夜中も夜中に、大量の「米」をドコドコと食べる旦那様を見ていたら、私のお腹も「ぎゅるぎゅる」と音ではなく内側から動いた。『アナタがママのお腹の中にいた時、パパが夜中に「おむすび」を頬張っていたら、アナタは「自分も食べたい」とママのお腹をドンドンと蹴ったのよ。ははっ』そんな話も・・・もうすぐ出来るのかな~♡ 幸せな時間だ。ニコニコしちゃう。ははっ。「米」は、家族の味。
2017/07/31 更新
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炊き立てのご飯は、一粒一粒の「米」の個性を余すことなくまとめ上げた美味しい集合体だ。
「米」だって、一粒、一粒をじっくり見たら、個性と言うかそれぞれの顔が表情があると思う。
褒め言葉で、ざっくりと「粒ぞろい」と言っても、明確に違いが有ると思う。多分だけど。ははっ。
一口の塊でまとまっていても、口の中で「美味しさ」の個性を一粒が一粒なりの範疇で発揮する。
食感だったり、甘味の揺らぎだったり、香りの補填だったり。
だから、合わせて食べる物「おかず」の良さを引き立て、「米」自身の魅力も存分に味わせてくれる。
「米」を美味しいと感じるのは、日本人の遺伝子に組み込まれているから・・・。
何て、本筋を外した陳腐な表現なんだろう・・・。
遺伝子に組み込まれている情報は意外と少ない。人が解明できる範疇の情報量でしかないのだから。
「米」の美味しさは、情報量的には「宇宙」に匹敵する。
誰もまだ解明できてはイないし、そんな解明とか言えるスケールの小さい話でもない。
それくらい「米」は、偉大で美味しいから、だから、美味しいのである。・・・、ははっ。
やっぱり「米」、ご飯の美味しさを伝えるのは、なんか難しいな。
好きな人に、どうして好きなのか伝えるくらい難しい。
だってだって、考えると考えるほど、理由とか簡単には言えなくなって、
思いつく言葉の全てが、薄っぺらな取り繕いの感じがして、
明確な思いを伝えることが出来ないほど、好きで好きでしょうがないほど、好きだから~。
・・・。
「妊娠」とか「つわり」を言い訳にして、サボっていた仕事のタメに、会社に行く。
私の経過報告を一通り役員様達に話すが、自室に戻るとその何十倍も会社の経過報告を室長から聞かされる。
しばらくは瞬きもせずに聞いてするフリをしていたけど、ほどなく意識が遠のきだし、舟をこぎ出す。うつらうつらと。
首を小さく振りながら、スっとCoordinatorさんが渡してくれたメモ用紙に、室長の渾身のPowerPointを駆使した説明をBGMにして、眠り覚ましに4コマ漫画を描きだす。
ホント軽い眠気覚ましに描き始めたが、途中から本気になり、集中したら7編出来た。結構イイ出来だっリする。笑った。
たった4時間の出社でヘロヘロになり、結局ギブアップ宣言し退社する。ははっ。次回の出社は当分未定ということにした。
その後は、親友と夕ご飯。会社でのそのまんまのニュアンスで、ご飯、「米」を食べに行く。マジでダメな私・・・。ははっ。笑うしかない。
恵比寿の【 米福 】様におじゃまする。
「米」の「福」とは日本人に響く音だなぁ~。
ご飯を一口、パクリと口に入れた時に、口の中で響く音を表しているなぁ~。「米福」とは何とも良い名前だなぁ~♡。
メインのご飯は、もっちりしっとり食感から、シャープでキレ重視食感まで、数種類ほか、炊き込みとかも準備万端でいつも待っていてくれる。毎回、食感の違いで数種類頼んでしまう。食べきらなくても、「おむすび」でお土産に出来るから安心。
「米」がメインで、「米」の美味しさを存分に味わう。
こちらで土鍋からよそられた茶碗を持って、箸で一口、一塊を炊き立ての湯気と一緒に頬張ってしまうと、なぜかいつも、「太陽」とか「命の水」とか「大地」みたいな「生命の源」みたいなものを感じる。
それは、「ご飯」を「米」を噛み込む前の瞬間より実は始まっていて、ずっとずっと前に「馴染むよりも速く、沁み込む」そんな自然と当たり前のように伝わる速度感のような、意識しても掴むことの出来ない「空を握る感覚」だったりする。
「米」の美味しさの再確認より、「米」の持つ協調性とか寄り添うコミ力の高さだったりする。
「米福」様が用意してくださる「お料理」、「米」に合う「おかず」の数々。
「米」の味を引き立てる・・・ではなく、全く逆で、「米」が「お料理」を「おかず」を引き立ててくれているのが分かる。
「米」が持つ甘味や食感は、食欲の隙間を的確に埋めるモノ。
気持ちが高揚するお祭りの賑わいの様なおかずや、気持ちの落ち着きを取り戻したい一品にも、
「米」は自在に合わせてくれる。何にでも、寄り添ってくれる。最後まで文句も言わないで、付き合ってくれる。
こっちが、満足とか満腹と言い出すまで、ニコニコとツヤツヤと側に居てくれる。
「米」の安心感を味わい、シンプルにその存在の有難さに感謝する。
日本人で良かったと心から思う。
そんな味わい。「米」。
・・・。
「たなつもの ももの木草を 天照らす 日の大神の恵み得てこそ」
「朝夕に もの食ふごとに 豊受の 神の恵みを 思へ世の人」
歌集「玉鉾百首」。 本居宣長の歌。神道にも伝わる。
先の歌は食事の前の感謝、「いただきます」の歌。後の歌は食事の後の感謝、「ごちそうさま」の歌。
たなつもの(穀物)や、ももの木草(百々の木草)全ての木草の育みは、太陽神・天照大御神(あまてらすおおみかみ)様の御加護であるという意味。食事の前に神様に感謝を捧げてから、「いただく」という古来のしきたり。この世の中の成り立ちを知り、その中で私達が生きて行くことが出来るのは、食べることが出来るから。健康を実感し、生活を平穏に出来るのも食べることが一番前にあるから。それは、太陽の照らす日の光と、足元の支えである大地と、明瞭な気の流れる水がそろって、初めてその価値を得ることが出来る。誰にでも平等に降りそそぐ日の光を浴び、命の根源の水を蓄え、大地に根をはり成長する。あらゆる恵みを充分に備えた食べ物こそが、人を古来より裏切らずに支えてきてくれた。自然は、ずっと人とそういった関係だった。今は・・・どうだろうか?
妊娠して、つわりが来て、落ち着いて、イロイロ考えることが出来きだしたら、自分の今の口は「二人分」の口だと感じだした。それは、私が「美味しいなぁ~♡」と思いながら食べると、お腹の中の小さい小さい命も、「美味しいねぇ~♡」と動きで返してくれるから。「これは、味はイマイチでも、身体に良いモノだから・・・」と思って食べると、「げぇ~・・・しょうがないかぁ~我慢して食べるか・・・」と微妙な反応してくれる。日々の変化は些細な事かもしれないけど、自分のお腹に「新しい命」とか「私の血をつなぐ存在」をジワーと感じでしまうと、嬉しくて嬉しくて、泣いてしまう。ははっ。
食べることを今までも曖昧よりは、少し真面目に考えたり、調べたりしてきたつもりでも、ちょっと違う視点・・・例えば「体に良いモノ」とか・・・ストレートに「子供の成長に良いモノ」の視点が中心になりつつある。
その中で、ご飯、お米、「米」にちょっと興味が出てきた。
出てきたけど・・・、正直、関係性が近すぎて、素直な言葉が出てこない。
「美味しい」に決まっているし、貶す部分なんか当然、一点もないし、褒め言葉しかない。
・・・褒め言葉と言うか・・・「ありがとう」の感謝しかない。「美味しい」より「ありがとう」のあじわいだなぁ~♡
「米」・・・ありがとうの味。ははっ。そんな感じ~♡
・・・。・・・。・・・。
全幅の信頼を寄せているcoordinatorさんが持ってきた仕事でも、初めての媒体での原稿は、少し緊張する。
そこに至るまで何度か顔合わせも打ち合わせもするけど、中々その担当者様とか社の方針とか、仕事のやり方進め方が理解できないことが多かったりするから。担当者様は「好きに書いてイイですよ」と笑顔で最初は言うが、本当にドバーっと本気で好きに書くと、もれなく渋く曇った顔を見せられる。ははっ。
だから、初めての媒体の原稿は、少し緊張しながら、そろりそろりと探り探り、書き進める。
何にしても文章仕事は「感性」が全てで、もれなく「完成」を目指すものだから、人それぞれで、イロンナやり方だったり、好みだったり、本当に多種多彩だったとしても、目に見える形で「歓声」を上げさせないと、もれなく次は、無い。
私は、叔父さんの仕事と言うか親族会社を手伝ってはいるが、基本は青色申告の個人事業主。
仕事と遊びの線引きはかなり曖昧。変な話、意外と好みを選ぶことが出来るから。ははっ。
妊娠をキッカケに「安定期までは、会社は休んでイイよ」の言葉を真に受けて、明るい引きこもり生活をしている。
当初は、「つわり」も全然なくて楽しく家でゴロゴロしていたが、目的の無いゴロゴロも飽きる物で、だったら、仕事と言うか何となくドコドコと頼まれる原稿を暇に任せて片っ端から受けまくってしまった。
その時は、スケジュールを管理してくれているcoordinatorさんも「会社に顔を出している時より、意外とハードかもしれませんね」と笑いながら言ってくれていた。私もニコニコしていた。
しかし、程なく「つわり」が段々と猛威をふるい出し、立っているのも座っているのもひどくなって、やっぱりと言うか、予想通りと言うか、原稿が締め切りに間に合わない感じになりだした。
その空気感の変化を見逃さないcoordinatorさんは、全ての雲行きが怪しく成り出す前に「こちらの管理で全ての仕事の配分をします。勝手に仕事は受けないでください」と、いつものスマートなcoordinatorさんの物言いで、受けるか受けないかの選択チョイス権を私から素早く没収した。
当然のように与えられた餌の様な仕事だけをひたすらにこなす、いつもの安定的な生活に戻ってしまった。
自分で言うのもアレだけど、会社に行こうが、行かまいか、結局、普段と何も変わらない状態になるのも、アッと言うまで早かった。ははっ。でも、それで何とか今が有るので、感謝以外ないのですが。はい。感謝してます。迷惑かけています。反省しつつも、笑うしかない。ははっ。
私は、生活のためには書かないから、あんまり好きではないテーマの時は、「ちょっとアレです・・・」とcoordinatorさんに言ってしまう。
でも、coordinatorさんは、私を私よりも知っているらしく「こんな時でしか、門戸を広げるチャンスがないので、嫌いなりの仕事を一緒にしてみましょう」と、上手に私の鼻先を見事な手綱のさばきで、クイッとその方向に向かせてしまう。
全くもって、素晴らしい。
当然、アホな私はブツブツと言いながらもダラダラと書き出したら、いつの間にか時間の進みを忘れて、パカパカと走り出す。筆が走る、走る。まぁ、いつものように、思いのまま書き続ける。後は、coordinatorさんが担当者様、編集者様と、二回分とか三回分に分けてくれるのを期待して、ただ書き続ける。そんな日々だ。ははっ。
個性的と言われる個性を個性として認めてくれる環境は、とても有難い。マジ感謝しかない。
自分を認めてくれる人が一人でも居る世界で生きていけることは、マジで幸せだ。
人を成長させるキッカケは、イロイロ有るとは思うけど、
「何をヤッても、逆にヤらなくても、私は貴方の味方です」
そんな手放しの寄り添い方が、一番成長できる人も居りする。・・・とりあえず、ここに一人居ます。はい。ははっ。
・・・。・・・。・・・。
解答ステステ団 (199X年) 「REAL AUDIO 第○○回 日本料理と言えば?の巻き」
毎度お世話になっております。当時の貴重な音源データを頂きまして、誠にありがとうございます~♡ 本当に感謝です。また、えっと・・・。もし、関係者とか当時を知るお方がいらしましたら、メッセでもコメでも頂けると、マジ昇天でしゅ~。ははっ。
・・・。
イケイケどんどんの『アフ』さん。いつも優しく解りやすいフォロー最高の「フラ」さん・・・。マジでイケメンだ~♡
・・・。
『・・・。ははっ、じゃ、フランス料理と言ったら何を一番に思う? 料理名でもイメージでも何でもいいけど』
「えっ、えっと、コンソメとかステーキとか・・・エスカルゴとかフォアグラとか鴨とかムール貝とか・・・えっと・・・」
『そっか、そっか。お前も俺も酒飲み発想だから。ハハッ。じゃ、イタリア料理と言えば?』
「それは、パスタでしょ! あとピザ・・・ピッツァとか!」
『じゃね、日本料理と言えば?』
「えっ・・・えっと・・・懐石? えぇー何だろう。寿司とか天ぷらとか、すき焼きですか・・・?」
『最初の「懐石」はイイね。良いよ。日本料理と言えば、「懐石」との答えでオールOKな答えのはずなのに、日本人に「懐石料理」について知っていることを話してと言っても、ステーキとかパスタの話の方がスラスラ話せると思わない?』
「えっと、はい。そうですね・・・。懐石料理を話せと言われても、じっくり懐石食べた経験が・・・乏しいモノで・・・難しい感じですよね・・・懐石料理・・・難しいです。はい」
『懐石料理が難しい感じって、日本人としてドウよ? 何なら学校の義務教育で、ナイフとフォークのテーブルマナー講座なんかをこれ見よがしに「私達は、マナー教育にとりくんでおります」と、鼻息荒くメディアに流すより、子供に話しかけながら懐石料理を食わせた方が、今後のグローバル化を考えると、アイデンティティ的に、後々タメになると思うけど』
「なんか、日本での感覚って、横文字はカッコイイ、西洋文化万歳の流れって、戦後教育のたまものなんですね・・・」
『最近の酒の飲み方も、気になるんだよね。別に日本人は日本酒を飲めとは言わないし、他人の好みにケチをつけるわけじゃないけど、あの赤ワインブームは何じゃラホイ? マジで、くだらん。鏡で己の顔を見て見ろよ。「ワインじゃネーだろ? なぁ、同胞よ」と、モンゴリアんチョップしか似合わない顔に言いたいよ。ははっ』
「ははっ。最近もイロイロと論文出てますね。全部は読めてないですけど、高脂肪の食事でも「赤ワイン」を飲むだけでポリフェノールがとれて、心臓病や癌やちょっとした炎症が治ってしまうと言う話・・・ははっ。難しいですね」
『なんだよ、さっきから「難しい」ばっかだなぁ。言いづらくてもスパッと言えよ。俺達みたいな学者科学者の責任もあるんだぞ。ははっ。ポリフェノールって抗酸化作用のことを言いたいんだろ? ポリフェノールって、人、吸収できるの? あんなものワインの色と渋み苦味の元だろ? マジで抗酸化作用を人が食品からとるとしたら、普通の天然水の方が効果抜群だし、発酵食品の納豆とかヨーグルトとか、後は海草や青魚なんかの方が、なん百倍も摂取できるだろ。抗酸化作用の話を赤ワインなんかでするなんて、実態の無い屁みたいな話だ』
「ははっ。よくご存じで・・・。たぶん、その内に、げっ歯類にだけに特異的に効果があると、本当のポリフェノールの真実が言われるとは思うのですが・・・ははっ。赤ワイン、飲みすぎると便秘になりますよ。これ、フランスの年寄りは、皆、飲み会で笑いながらネタにしますもんね。ははっ」
『ははっ。広告代理店が周到に広げる、日本人に対する「宣伝」効果って、純粋無垢を染め上げる感じが秀逸すぎて、逆に感心して惚れ惚れする。本当に日本て、平和で素直な国民性だと思うよ。・・・あんまり、右とか左とかの話はしたくないけど・・・。「民族の酒」、例えばフランスならワイン、ロシアならウォッカ、メキシコならテキーラ、モンゴルなら馬乳酒みたいに、酒を持たない民族は基本的に居ないと思う・・・あっ、エスキモー、イヌイットは持ってないかな?でも、それくらいでしょ。多分だけど。ははっ』
「あぁ~なんか、「民族の酒」とか言われると、日本の心とか演歌とか・・・、「日本酒」の存在を・・・「日本酒」・・・飲みます。はい、飲みます」
『世界中のどんな酒でも、その酒が持っている地域性とか人種とか民族とかの香りを感じることが出来る。酒で世界がイロイロな民族から成り立っているとフッと気がついたりする。個人が当然基本だけど、まとまりとしては、個が集になって手をつなぎ合っていると感じたりする。日本に居ると世界の酒が好きなように飲めるけど。一つ一つを確認作業のように飲むと、葡萄からワイン、ブランデー。とうもろこしからウイスキー、バーボン。麦からビール。そして「米」から日本酒と、その酒を大切に作って守ってきた人達、その民族が何を主に食べてきたか、何をこれからも「伝えて行くべきか」を感じることが出来る。』
「うわぁ~。そう言う感じで言われると、「魂」的な感じに伝わってきますね・・・」
『こないだね、ちょっとした日本酒の振興団体と言うか、大きな組合みたいな・・・まぁ、例のアレでトラブルの話だけど・・・』
「あっ、なんか聞きましたよ~。結構、会場で盛大にトラブったと。マネージャーとか後始末で大変だったみたいな。ははっ」
『あのね・・・簡単に言うと、これから良い「日本酒」をドンドン造って、皆にガバガバ飲んでもらいましょう、みたいな会なわけよ。それはそれは、テレビで見る偉い人とか、そっち系の関係者とかあんなに沢山集めて、言ってみれば確信的な明るいロビー活動なわけよ。よくわかんない寄付みたいのも集めるしネ。まぁ、コッチは来賓で招待されただけどさ・・・これまで何の努力もしないで、規制に守られていて、それが流通の流れや世界情勢がこれだけ変わってきているのに、己はシステムの変化に対応する努力を全然しないで、困ったらマツリゴトに泣きつくみたいなことも、何か気に入らネーし・・・あとヨー、・・・』
「あぁーぁ。わぁー。ちょっと、ちょっと、ヤメヤメ。ダメでしょ! アフさん! 大人なんだから! メっ! お座り!」
『ははっ。ははっ。ははっ。待って、待って。これだけ言わせて。ははっ。その会でね、会長なのか偉いさんなのかが「乾杯」の挨拶する時、皆のコップに注がれたのが「ビール」だったの。日本酒の発展を盛り上げる会で、もれなく全員が「ビール」で乾杯って、一体全体なんの一つ覚えなんだと、なぁ、イロイロ話が膨らむだろ? なぁ? ははっ。ははっ。』
「・・・。・・・。・・・。う~ん。・・・。でも、膨らむけど、膨らましては、ダメ。うん、絶対、ダメ」
『ははっ。膨らむだろ~! だから、会場で酔っぱらったふりして「日本酒の会でビールはネーだろ?と大声で・・・』
「はい。はい。終わり。終わり。曲行きます。曲行きま~す。はい。ジェイムズ・ブラウンで「SEX MACHINE」。う~んJBは最高だ~♡。さぁ、ソウルを感じて、Get up, get on up~♡ ははっ。どうぞ~」
・・・。・・・。・・・。
久しぶりに親友との夜の外食。
夕飯を食べてパッと帰って来るつもりだったのに、
別に特別でも大事でもなくて、激烈に最高にクダラナくもない、
「ホドホドの話」で、親友と盛り上がって話が止まらなくなって、帰りが遅くなってしまった。
調子に乗って頼みすぎた土鍋で焚いてもらったご飯は、お土産の「おむすび」にしてもらった。
家の中が間接照明になっていたから、静かな鼻歌でキッチンを通り過ぎようとしたら、
旦那様の「K」君が立ったままで、一膳分のジップロックから直接ご飯をかき込んでいた。ワシワシと。
『わぁ~、何してるの! 待って待って何か今作るから~!』
「あぁ、お帰り。(´~`)モグモグ、大丈夫。もう終わるから。ははっ」
『冷蔵庫にオカズ、入ってたでしょ? 何で冷凍ごはんを・・・』
と、言いながらキッチンの中に入って行ったら、作業台の上に、綺麗に食べきったオカズを乗っけたはずの皿が置いてあった。
その横に、冷凍チャーハンの袋が二つ空いていた・・・。
それと、一膳分のジップロックは5つ空になっていた・・・。
『・・・あの・・・夜食にチャーハン定食ですか? ココにお土産の「おむすび」も有りますけど・・・?』
「あっ、食べる。食べる!」
『・・・はい。・・・あっ、どうぞ・・・。インスタントですが、みそ汁とか作りますか?』
「うん。あんがと」
『・・・はい。どういたしまして・・・。ははっ』
・・・。
手早く用意したインスタントだけど、愛を入れたみそ汁とお土産のおむすびを食べる旦那様の「K」君を見つめる。
『コレがもっちりで柔め。で、コッチがシャープで固め。真ん中が中間なんだって、味わい比べてみて~』
「うん。へー。見た目で米の粒が違う気がする・・・」
両手に味わいの違うおむすびを持って、交互に照明にかざしてお道化る。旦那様。
夜中に、夫婦で話す時間・・・。当たり前すぎて、近すぎて・・・なんか、自然と「ありがとう」と思う。
「食べる」を生活に添わせて話さないなんて、なんて勿体ないんだろう。
夜中も夜中に、大量の「米」をドコドコと食べる旦那様を見ていたら、
私のお腹も「ぎゅるぎゅる」と音ではなく内側から動いた。
『アナタがママのお腹の中にいた時、パパが夜中に「おむすび」を頬張っていたら、アナタは「自分も食べたい」とママのお腹をドンドンと蹴ったのよ。ははっ』
そんな話も・・・もうすぐ出来るのかな~♡ 幸せな時間だ。ニコニコしちゃう。ははっ。
「米」は、家族の味。