パコ崎ミャ子さんが投稿したcimai(埼玉/幸手)の口コミ詳細

レビュアーのカバー画像

パコ崎ミャ子は、どうすればイイ?

メッセージを送る

パコ崎ミャ子 (東京都) 認証済

この口コミは、パコ崎ミャ子さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

cimai幸手/パン、カフェ、洋菓子

1

  • 昼の点数:4.9

    • ¥4,000~¥4,999 / 1人
      • 料理・味 4.9
      • |サービス 4.9
      • |雰囲気 4.9
      • |CP 4.9
      • |酒・ドリンク 4.9
1回目

2020/01 訪問

  • 昼の点数:4.9

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気4.9
    • | CP4.9
    • | 酒・ドリンク4.9
    ¥4,000~¥4,999
    / 1人

「勇気」の味わい~♡

cimai (シマイ)さん の 創り出すパン。

焼きあがる時間によって、食べられるパンはかわる。

それも、それが出会いであって、楽しいモノだ♡

目当ての パン は、cimai (シマイ)さん の 創り出すパン の全て♡


出来れば、レーズン とか クルミ、ナッツ類が入っているモノが嬉しいけど、でも、どれでも「好き」だから、

お勧めで、まとめて貰った方が楽しめて、私は「好き」だけどネ~♡


・・・。・・・。・・・。


手に入れた、
cimai (シマイ)さん の 創り出すパンを 気持ちを静めて 一口、一口と食べる。

・・・自然と笑顔が湧き出してきて、さらに次の笑顔がドコドコと紡ぎ出てくる♡

「あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛・・・」と、・・・不思議な吐息と、ポカポカの温かさが身体の中から溢れてしまう。


・・・。


・「レーズンブレット」を食べながら・・・。


フランシス・ホジソン・バーネット の 『秘密の花園』 をチョッコし思い出した・・・。

「群がり生えている植物の根からは芽や茎が目覚ましい勢いで伸び出していました。クロッカスの茎の間には、開きかけている黄色や紫の花がちらちらと見えています。半年前のメリーだったら、世界がこんなに生き生きと目を覚ましかけているのに気がつけなかったことでしょう。でも今のメリーは何ひとつ見逃しはしませんでした。」

両親を亡くし、インドからイギリスのヨークシャー地方の伯父のお屋敷に引き取られたメリー。
お屋敷の周りはムーアと呼ばれる荒野が広がり、大きなお屋敷に独りぼっちで、心の置き所に迷います。
少女の凝り固まった心の時間は止まることなく進み、いつしか季節が冬から春にと移り変りだします。

メリーは使用人のマーチや庭師のベンの大人から、少ない言葉と、込められた大きな愛情で、気持ちの成長を一つ一つと重ねて、大自然の素晴らしい生命力を楽しむようになります。

ヨークシャー地方はイギリスの北部。
冷たい雨と曇った空の冬が終わると、大地は一斉に芽吹き出し、草花達に覆いつくされます。
大地の劇的な生命力の息吹と、少女の成長のコントラストは、その後の文学、文字表現や、芸術、色使いに多大なインスピレーションを今だに与え続ける・・・作品。

巡る季節に初めて出会ったメリーは、その美しさと瑞々しさに心を奪われます。
メリーは、お屋敷の一角に見つけた「秘密の花園」で、植物を育てながら、その美しさや力強さに励まされていきます。

本の中で拡がり、忘れられていた庭が息を吹き返し、生き生きと本来の草花が伸びゆく成長に、読む側の私も、心が素直に躍り出します。
悲しい思いや辛い想いをした人達を自然が癒してくれる。
春が来るたびに、彩り豊かによみがえり、生きる歓びを教えてくれるのは、感謝しかないと、素直に感じてしまいます。

メリーは、そんな大自然と対話するように接しだすと、固く閉ざされていた心にも、少しづつ光が差し込む間が出来てきて、素直に生きる力や美しさへの感動に心を使うことを再開しだします。

心が素直な動きをしだすと、メリーは忘れていた「空腹」を感じ出します。

何も食べたくなく、何を食べても「美味しい」と思えなかったメリーも、
庭いじりと外で過ごすようになって、しばらくしたある朝、

「・・・お腹がすくと言うのはこういうことだな・・・」

と、思いながら 食欲 で目を覚まします。


お屋敷にずっと引きこもって心を閉ざしていたもう一人の子供の コリン も、メリーと地元の少年 ディッコンも子供らしい元気に満ち溢れる気持ちに触れ、生きる力を受け取り、感化されていきます。

庭の草木の青々とした成長と共に、子供達も成長を見せだします。
そんな 子供達 に、ディッコンのママが、作って食べさせてくれたのが、

「ぶどうパン」

です。

物語りの当初は、薄暗く、吹きすさぶ寒々しい灰色の空だった季節から、

メリーの心の変化に合わせるように、次第に広がり陽の差す青空へと場面が変わり出します。

晴れ渡る陽気の日差しの中で、心地よく汗を流した庭いじりの後に、食べる、

「ぶどうパン」

手に取る重さを味わいを待てなくて、二つに割り、
ほのかに立ち昇る、甘い香りと香ばしさ。
甘くて、ちょっと酸っぱくて、じんわりと広がる充実感。

美味しそうだなぁ~♡


cimai (シマイ)さん の 創り出すパン を食べると、

その時々に手にした パン に似たパンを

頭の中に入っている、名作の中から自然にチョイスしだしてしまう♡

文字で味わっていた味を、現実に味わっている気がしてしまう。

そして、その名文の中にあった味わいは、

「きっと、こんな美味しさだったのだろうなぁ~♡」

と、勝手に思ってしまう。

ははっ~♡

そんな、楽しくなる美味しさの パンを創っているcimai (シマイ)さん~♡

大好きだ~♡


・・・。・・・。・・・。


cimai (シマイ)さん の 創り出すパンを 気持ちを静めて 一口、一口と食べる。

・・・自然と笑顔が湧き出してきて、さらに次の笑顔がドコドコと紡ぎ出てくる♡

「あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛・・・」と、・・・不思議な吐息と、ポカポカの温かさが身体の中から溢れてしまう。


「どうしてか?」


と、パンをちぎり一口と運ぶ動きの中で、考える。


・・・cimai (シマイ)さん の 創り出すパンは、・・・「美味しい」のだけど、
その「美味しい」だけの表現では全然足りない。

・・・「美味しい」よりも 「好き」 と言った方が、
なんだか心の上に置いた時、気持ちがしっくりする♡


私は、cimai (シマイ)さん の 創り出すパン が、 「大好き」だ♡


心に芽生える 「好き」 と言う気持ちの幅の中でも、
一瞬で好きになり、また一瞬で嫌いになる「好き」ではなく、
最初は「嫌い」だったけど、だんだんと「好き」になるモノでもない。


代わらない気持ちと言うか、変わりようがない心と言うか・・・。


例えるなら・・・、

自分がお腹を痛めて 「産んだ子供」 にそそぐ、
何があろうとも永遠に変わり様の無い、完全なる愛情のような 「好き」。


大袈裟ではなく、吸った息を吐くよりも自然な流れで、
いつまでも変わることなどあり得ない、・・・そんな不変と言えるほどの「好き」。

そんなレベルでの「好き」をcimai (シマイ)さん の 創り出すパンに、私は食べる度に感じてしまう♡


・・・。・・・。・・・。


何を選ぶかによって、個性は作られていく。

何を話すかで、話した後の 他人からの評価された個性 は、決まってしまう。

自分のことを自分で決めているようで、その実は曖昧で、誰かの影響は必ず受けている。

人が一人で生きて行くにしても、一年間に無意識に100人以上との何らかの接触は必ずあるもの。

一人で何でも出来る。一人で学んでいる。誰の力も借りていない・・・。


その・・・、履いているパンツ。誰かが作った物でしょ?


一人では、独りでは、ひとりでは・・・、人は生きて行けない。

必ず、ドコかで知らない誰かから恩恵は受けている。


反り返った胸に、尖がった鼻、カッチカッチに固まった頭。
そんな身体でも、小さく屈んで全身を「ひずませる」と、
「人の恩恵」は沁み込んで来るモノ。
身体を「ひずむ」ほど、「謙虚」に小さく出来ると、
その後は、信じられないほど、大きく膨らむことが出来る。

幾つであっても、「謙虚」さは、人を成長させる。
「感謝」の出来ない人生は、取り返しがつかない時になって、

・・・マジで本当に、取り返しがつかない状態になってしまうヨ。


伝わらないよね・・・この程度の話では・・・、

一番最初の根っこの部分から、もう一度見つめた方がイイ・・・と思うけど・・・。

伝わらないよね・・・だって、私の気まぐれな 「独り言」 だしネ~♡ ははっ~♡


そっか・・・、cimai (シマイ)さん が 創り出すパン が教えてくれるていることに、気が付けないなら・・・。

とりあえず・・・「レーズンブレット」 と 「カンパーニュ、パン・オ・ノア」を食べるとイイ♡

指先が、持っただけで・・・「好き」になるから♡


・・・。


cimai (シマイ)さん が 創り出すパン の源には、「お店」が当然、在る。

「お金があれば、誰でも お店 が出来るけど、 続けていく ことが難しい・・・」

とか・・・、よく商売をしたことない人や、商売をしていても自転車か火の車の人達は・・・言う。


でも、「お金」を本当にフンダンに持っていたら、
「お店を出した後も、別に普通に経営はしていける」・・・けど・・・。


だからでは無いけど・・・、
私は、自分なりの力だけで 
「お店を始める」 ことにも、 「持続する。何年も営業し続ける事」 にも、マジで尊敬するし、敬意を払う。


そして、何よりも、その踏み出した 「勇気」 を偽りなく称えたい。


実際に、「よし、ヤろう。始めよう」と思った、「気持ち」と、
ソレに向かって、「工夫」し「実行」した、「勇気」に、何よりも最大限の 「賞賛」 を贈りたい~♡


「勇気」が無いから、

人は、その場に留まり、諦めを詩的に語ったりして、ソレを文学とか言ったりする。

その一歩が出れば・・・。
あの時、コウしていれば・・・。
もっと、努力していれば・・・。

「普通はね・・・」とか、言って、「あきらめる」惨めさを納得顔で、語ったりする・・・。

だからこそ、

私なんかが出来ないコトに、果敢に挑み、
そしてやり抜くその・・・ 「一歩」・・・である、「勇気」にマジでリスペクトする~♡


cimai (シマイ)さん が 創り出すパン を食べると、
ソコには、
自分が成し遂げられない嫉妬のような変な気持ちナンカ、

「普通」は、簡単に飛びぬけて、自分が同じ土俵のスターになった気持ち高揚感が湧き立ち、
自分も、些細な物事に対して、「何とかしてやるゼ」とかの根拠のない「勇気」がパンと貰えたりする。

そんな、「勇気」の入っているのに、見た目が穏やかで空気のひずみを感じさせない パン なんて、

cimai (シマイ)さん が 創り出すパン でしか感じたことは無い。

近寄れないスター性のある一握りの人だけの持つ 「勇気」 をちょっと分けてもらっている感じには・・・単純に虜になってしまう~♡


・・・。


「cimai」さんのお二人が創るパンを知ったのは、学生の時のバイト先の喫茶店の皆で行った、恵比寿にある「Ecoka」さんで。

その頃、二十歳の私は、生意気にも、何気ない生活用品の陶磁器や可愛い小物が好きになり出した時だった。

勉強不足の世界だったし、何から手を付けて良いのか分からない感じで、やみくもに「雑貨屋」さんをグルるグルると周る日々を送っていたりした。


そんな、自分を取り巻く生活雑貨の環境へも興味が出て来ていたタイミングで、

「雑貨とか器とかアクセとかメインだけど、なんか 『パン』 のイベあるけど行かない~?」

とかと誘われて、ホイホイと足取り軽く着いて行ったのが最初だった。


「パンのイベント」は、盛況で、私達は当時のやる気の無い、いつものダラダラさかげんでイベント開始から2時間後位に現地に行ってしまった。

・・・当然、お目当てのパンは、ほとんど売れてしまっていた・・・。

笑顔で対応してくれるオネーさんに、残った商品の中から、お勧めと言うか、特徴を説明してもらい、

私は、

「レーズンブレット」

「カンパーニュ、パン・オ・ノア? (クルミとアーモンド)」

の二つを買って、その日、帰った。


・・・。


一人、家に帰り、時間が経った パン を食べた。

一口一口と噛みしめると、静かな味わいの中から

「・・・美味しくな~れ」

と、呪文のように唱える、手渡ししてくれた姉妹の顔が見えて来た。

姉妹は、とっても美人だった。

「勇気」を持って頑張っている人は、素敵で美しい♡

そして、そのパンが大好きになった。

気持ちのこもっているパンの味わいを知った私は、「勇気」が少しだけだけど湧いて来た。


何の目的も持てない自分が、どんな未来が待っていようとも、
自分の出来ることを「精一杯」出来る様に、

「準備」をしよう・・・・と、不思議な決心をした瞬間だった。


・・・。・・・。・・・。

2020/01/23 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ