パコ崎ミャ子さんが投稿したオステリア セルヴァジーナ(東京/駒込)の口コミ詳細

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オステリア セルヴァジーナ駒込、巣鴨、千石/イタリアン

1

  • 夜の点数:4.9

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.9
      • |サービス 4.9
      • |雰囲気 4.9
      • |CP 4.9
      • |酒・ドリンク 4.9
1回目

2022/09 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気4.9
    • | CP4.9
    • | 酒・ドリンク4.9
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

男がバーに入らざりて、コーヒーに入りきよ。ははっ~♡

「中華料理」とは、日本人に合うようにアレンジされた中国「風」料理を言うらしい・・・。
で、
「中国料理」が、中国で食べられている本格的な料理と言うらしい・・・。

じゃ、中国で局地的に流行っている日本的なナポリタンスパゲッティは、何料理になるのだろう・・・?

伊風日式中国凱旋歓迎料理とも言うのかな・・・? ははっ~♡

で、

たまに会う、悲しい自称グルメのオジサンが言う、

「イタリア料理? だったらイタリアに行って食べないとその心は掴めないよ」

の意見に、

「いやいや、靴を履いて、スラックスにチェックのシャツ、紅葉の景観に溶け込みそうなデザインのジャケット・・・、ドコにも日本的な文化の欠片もなく、なんのセンスも感じない出で立ちゴリゴリ日本人が、イタリア料理の心を語るとか・・・どうか、している・・・」

とか、思ってしまう♡

ドノ国の料理であれ作ってくれる料理人がナニ人であれ「料理の心」と言うモノがあるとするなら、目の前の料理に一心不乱にムサボリつき、その味わいから「心からの感謝」が溢れ出てくる料理なら、どんな料理をどこの国で食べようが、その真髄たる「料理の心」は伝わるモノだろう♡普通は~♡


ははっ~♡

・・・。
・・・。
・・・はいで、そんで、ほんで~ネ♡ ははっ~♡


私の中の「料理の心」がビンビンに伝わりまくる特別至極のお店が、駒込のイタリアン

「オステリア セルヴァジーナ  (OSTERIA SELVAGGINA)」 様~♡

と、なる~♡


「オステリア セルヴァジーナ  (OSTERIA SELVAGGINA)」 様の提供してくれる料理だけを求めて、私は駒込に行く♡・・・いや、JR・東京メトロ南北線駒込駅徒歩1分。JR駒込駅東口を出て改札右。トンネルをくぐって左方向。線路沿い真っ直ぐ右手のハートフルな王道スナック「エレガンス」にも、たまに行く♡ 気が向いたら作ってくれるママの手料理が滅茶苦茶美味しいから~♡


で、ははっ~♡

人が持つ価値観などその人にしか所詮分からないモノだし、誰かに押し付けがましく言うものでも無いのだが、私は、私の中の価値観の総意で迷う事なき明確な意思で、「オステリア セルヴァジーナ  (OSTERIA SELVAGGINA)」 様の料理を求めて駒込に行く♡ ははっ~♡

私が、「オステリア セルヴァジーナ  (OSTERIA SELVAGGINA)」 様を愛してやまない理由。

南イタリアの「プーリア料理」と冠し、さらに「ジビエ」料理に特別な意識を持っているから♡
イタリア、プーリア州の海と山から集まる新鮮さが命の食材から生み出される伝統的な素材の味わいの素直さを、お皿一杯に広がる料理の核とし、ソコに高桑シェフが自ら猟銃を持ち、山に分け入り野草山菜を採り、獲物を捕獲し、ご自身の料理に使うと言う。
その言葉に嘘は無い♡
繊細な見た目、鮮やかな色使いから、そんな自然の野生味が芯にあるとはパッと見の料理からは気が付かないが、くゆる香りと共に口に頬ばれば「料理の心」が爆発的に溢れてフンダンに味わえる~♡

日本人の味覚に合わせている南イタリアの「プーリア料理」と表現されることも多いが、
私は、高桑シェフの全身を通ってきた本物の南イタリアの「プーリア料理」だと思っている♡
なぜなら、それは・・・イタリア人が食べたとしても、確実に「美味しい南イタリアの「プーリア料理」」と絶賛すると思うから♡

私がヨーロッパをウロウロしていた時、南イタリアの「プーリア料理」は食べるほどにじんわりと味わい深く、食べるほどにドンドンと好きになって行く料理だった。
イタリア半島のかかとに位置するプーリア州。
都のバーリはイオニア海やアドリア海に面し、さらに平野が多く、イタリアの中でもトップの食材の宝庫。
農業と漁業が盛んであるがゆえ、新鮮で勢いのある料理が多々あり、そこに住む人達が皆元気な地域♡
「元気があれば何でもできる」を何百年も前から、アントニオ様が提唱するよりも先に実践してきた地域。
当然、料理は美しいほどのオリーブオイルを軸に新鮮な食材を組み合わせたシンプルな調理法がメイン。
オリーブ、トマト、小麦、ブドウ、アーモンド等々を代表に、生産量がイタリアで最も多いとされる食材は数知れず。
そこへ魚介類も豊富となり、モッツァレラや幻の「ブッラータ チーズ」が有るとなると、生み出される料理のバリエーションとクオリティは料理人のセンス次第で青天井となる~♡

出される料理、出される料理にハズレを見つけるのが逆に難しい♡

イタリア通を語る人が、南イタリアの「プーリア料理」を語れないとするなら・・・それは、ただのモグリ♡

ははっ~♡


私が、「オステリア セルヴァジーナ  (OSTERIA SELVAGGINA)」 様で、激烈に推したい料理は数知れないが、「素材」が全てのスタンスから、季節の旬な仕入れで一期一会感が逆に安定感となっている。
でも、その定番を推していくタイプのお店では無く、「旬」を切り取って推しているのがとっても魅力的♡
毎回「どんな料理にであえるかなぁ~♡」と、メニューボードを眺める目が爛々と輝いてしまう♡

来店する度に、「新しい料理」があるのはとても魅力的だ♡

「新しい料理」新メニューが有るということは、仕入れをちゃんとお店が主導で行い、シェフが知恵と能力の精査をしカスタマイズを毎回細かくしている表れ。

人は、進化する生き物。

それは「自然の流れ」のモノと「自らの意思」によるものと二つある。

「オステリア セルヴァジーナ  (OSTERIA SELVAGGINA)」 様の高桑シェフは、「自然の流れ」の「素材」達を旬の恵みの時間から切り取り、どんな料理と構築したらいいのか過去の経験と未来への予想図を「自らの意思」で皿の上に表現する。

その一皿、一皿と作り上げる度に、味わいは進化し続けている♡

その時の皿に乗る料理は、その時しか食べられない味♡

それこそが日本人的な感覚の「一期一会」の出会い。

居並ぶイタリアン料理、プーリア料理だとしても、高桑シェフの中を通り日本人の魂が込められた珠玉のイタリアンとなった料理は「イタリア料理の心」がビンビンと伝わってくる♡ たまらない~♡


「オステリア セルヴァジーナ  (OSTERIA SELVAGGINA)」 様で頼むべき料理は、おませのコースにするのが一番間違いが無いのだが・・・。ははっ~♡


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

・私的には、先ずはその時々の「魚介系カルパッチョ」をお勧めする♡

イタリア通を自称する御仁達が、あんまり言わないから言うけど、「魚介系カルパッチョ」は本来イタリア料理には無かったモノ♡これは日本発祥の料理で、逆輸入でイタリア料理に取り入れられたモノ。
もともと、生肉を使ったモノがカルパッチョだったが、日本人が最初に生魚や貝を使い出し今の「魚介系カルパッチョ」を作り上げた。

その「魚介系カルパッチョ」が、高桑シェフの中を通るとどうなるか? ははっ~♡

毎回、驚きがある♡
単に切った魚の破片に、香りを付け、オリーブオイルをかけ回し、なんとなくチーズを振りかけたモノでは当然ない。

吟味された旬の魚介に、ほどよい寝かせや下味を忍ばせ、オリーブオイルとの計算された距離感から、口に入れると分かる香りの湧き立つ順番、味わいの最終的な統一性に必ず物語が記されている♡
添えられる副菜の彩がまた旬や季節をそよがせてくれる♡ 
各種のキノコだったり、柑橘系だったり、野草や山菜だったり。
目に鼻に口に、そして最後には必ずどこかに食感の音が隠されおり、耳にまでが楽しみを分け与えてもらえる。
シンプルな料理ゆえの至極の高鳴りが、食べるほどに鼓動に反映して元気が湧き立ってくる味わい~♡

たまらんわ~♡


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


・次に推すのは「薪火焼き」系の料理♡

当然、これからの季節♡ ジビエがあれば、鹿でもイノシシでも鴨でも熊でもドレを頼んでも間違いがない♡ 
しかも、いつでも牛ブタ鳥全て美味しい~♡

「薪火焼き」の最大の魅力はその「煙」♡
煙で燻しながら焼くことで、当然、「燻製」の風味が香る♡
燃やす木の種類で風味が変わり、肉の持つ味わいが何層にも複雑になる。

調理場の煙がテーブルに香れば、心のワクワクが止まらなくなる♡
日本でイタリアンを食べに来て煙を感じられるなんて、まさに本場イタリア感を味わえて激烈に有難い~♡

炭火焼きには出来ない薪火焼きの利点は、脂肪が少ない系のお肉、赤身肉であるほどその真価が発揮されること。

日本人は、日本が作り出す赤みの繊維の間に細かく脂肪が入ったサシの華やぎが最上で、その柔らかさと脂のキラメキにトキメクのだろうが、世界から見るとその評価は必ずしも高いとは言えないのが現実。

「筋肉の隙間全てに、脂肪がまんべんなく入っているなんて、自然に考えれば・・・病気でしょ?」

の意見を日本通の外国人であればあるほど、飲み込み微笑んで曖昧さをかもしだす・・・。

話を戻し、単純に、炭火焼きより薪火焼きの方が全てに優れている話ではない。
それぞれに持ち味があり、目的に違いがアル。

イタリア中部のトスカーナ、フィレンツェの名物で「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ」がある。
平たく言えば、「フィレンツェ風のTボーンステーキ」なのだが、キアナ渓谷一帯で生息しているキアナ牛の赤身肉であることが特徴であり、また「薪火焼き」であるのが伝統である。
もともと、薪がくべられたトスカーナ暖炉と呼ばれる調理用暖炉で焼いていたものなのだが、最近は本場トスカーナ全体でみると、薪を使わずに、炭火やガスで調理する店も多々存在するのは確か。
だが、この赤身の肉が持っている本来の味わいをひき出すには、薪の熾火がどうしても必要だったりする。
伝統を重んじるお店では、使う薪は広葉樹で、木が持つ本来の油成分が少なく無駄な煙と必要以上の火力を放出することなく、赤身肉にジックリと優しい火力で加熱し、さらにほどよい燻しを付与する。
肉に脂が多いと、この燻しが嫌な匂いとなる。
肉と脂、加熱によりどちらが速く変質するかを考えたら分かりやすいと思う。

トスカーナ暖炉から継承する「薪火焼き」の極意は、赤身肉などの素材を強火で焼くために、上部には熱がこもらないようにする。つまり下部は熱く上部はほんのり温かい状態をつくり出すこと。
薪を焚く位置を下げることによって輻射熱を使わない構造とし、中で薪に火をつけて1時間半くらい焚き、炭状の熾火をつくり、その火で肉を焼く。

薪火焼きとはつまり、薪を焚いて一から炭をつくり、その熾火で素材を焼く調理法のこと。

少しだけ「炭火焼き」の話も付け足すが、

炭は、もとは薪。
薪を燃やして圧縮しながら炭素化したものが炭となる。
炭の代表格の備長炭は、ウバメガシなどの密度の高い硬質な木材を使い1000℃以上の高温で焼いて炭化させる。
その後に灰をかけて一気に冷やし、さらに極限まで圧縮する。
すると不純物が少ない炭化密度の高い炭が出来上がる。
こうした炭の特徴は、燃焼時間が長く持続し、着火温度が高いという特性を持つ。

圧縮した硬い炭で熾火をつくると、炭自体の密度が高く凝縮した熱量を持ち、発せられる一つの熱量が光線のように鋭い点となって素材に当たる。
すると、表面が一気に焦げてすぐに乾いてしまうので、赤身肉のような繊維の集合体である素材は硬くなる。

逆に、薪を焚いてつくる炭は、ゆっくりと薪に火が入いり、圧縮をかけないため炭化の密度が上がらない。
そうやって出来た薪の炭の熾火は、素材に対して熱量がふんわりと面で当たるような感じになる。

炭火焼きは点で焼き、薪火焼きは面で焼くイメージとなる。

点で当たる炭の熾火と、やわらかく面で素材に当たる薪の熾火。

そんな薪の熾火で赤身肉を焼くと、表面がさくっと軽く焼けて硬くならない。
中の水分も抜けないので、焼き上がったばかりで肉を切っても肉汁が外に出ない。
つまり、薪火焼きのビステッカは、口に頬ばり噛み込むほどに肉汁がどっぷりと広がる出来上がりになる。

赤身肉の持つ本来の肉汁が弾け躍るような感覚を味わうのなら、「薪火焼き」こそがベストな選択となる。

どう?

旬の野草やキノコや山菜、甘い野菜ナンカを付け合わせにして、
「オステリア セルヴァジーナ  (OSTERIA SELVAGGINA)」 様の「薪火焼き」の各種・・・食べたくなるでしょ♡

しかも・・・他では味わえない香りの豊潤な不思議な自家製マスタードが、これまた「薪火焼き」の肉達にはベストマッチ♡

ダーヨロがゴイスーでマンがな~♡

ははっ~♡


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


・で、やっぱり、忘れてはいけない「チーズ」の各種。

その中でも、私は断然~♡


・「ブッラータ チーズ」超フレッシュなチーズ♡ を激推しする♡


こちらのお店に来たら、絶対に食べないと後悔の海底に沈むほどの銘品♡ 
最近、ちょっとお高めのスーパーとかでも見かける「ブッラータ」なんザマスが、大抵の場合、予備知識が曖昧なまま食べると・・・「・・・ドウ言う気持ちで味わえばイイのか・・・良く分から・・・ん」となってしまう茶巾包のようなフレッシュチーズ♡

その気持ちは、私も良く分かる♡ ははっ~♡
私も、イタリアで初めて出会った時は、「・・・ワサビ醤油で食いてぇ・・・」とマジで思った。ははっ~♡

「ブッラータ」はモッツァレラチーズが温かいうちに伸ばして、これまたモッツァレラチーズを細かく刻んだモノを濃厚な生クリームと共に中に入れ巾着袋のように包んだ代物♡ プーリア地域が本番のフレッシュチーズ。
白い袋の腹にナイフを進ませると、中からドアァとチーズとクリームの波が溢れる♡

「オステリア セルヴァジーナ  (OSTERIA SELVAGGINA)」 様の「ブッラータ」は、ギリギリのチーズの濃厚さが程よくて、クリームにそよぐチーズの味わいが添えられたトマトの甘さとキレ有る酸味を立ち上げて、オリーブオイルが・・・甘く感じる♡
季節により、イチジクや山菜なんかも添えられて、それはそれでまた楽しくも美味しい♡

シンプルの極みの先にある味わいで、足すことも引くことも必要ない味わいに仕上がっている。
その味わいに、軽率に多弁する「素材の味わいが生きている」とかいう発言が、ただのバカな暴言だと自戒してしまうほどの味わい♡

この「ブッラータ」は、素材が命の南イタリア料理の真髄で、イタリアでは「大人が味わう母乳」と言うほどである♡
それを知り、こうして目の前にすると「ブッラータ」が放つ母性オーラの力強さをビシビシと感じ取ってしまう。

「母乳」の味わいは覚えていないが、「ブッラータ」を食べると・・・不思議と・・・、

「・・・こんな・・・感じだったかも・・・~♡」

と・・・ははっ~♡


チーズからの自家製パスタも当然、激烈に美味しい~♡


・・・でも、最初はお店にお任せした方が・・・イイかな♡

ははっ~♡

でもでも、

イタリアンと言うなら、私は・・・絶対的な確信で、

「オステリア セルヴァジーナ  (OSTERIA SELVAGGINA)」 様

を推す♡


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


私は、「味が何なのか分からない」。
ドコで「味」と出会ったか覚えていない。
いつ「美味しい」という感覚を知ったか曖昧だ。


「味」とは何なのか?が、知りたいのに明確には、よく分からない・・・。
だから「味」とは何なのか?よく知りたいし、もっともっととより深いとこ深いとこに潜って行きたい♡

ははっ~♡


たまに、自分のことを「味が分かる」と自称する人が居たりする。私から見たらポカンとするほど不思議な話だ・・・。

「味が分かる」? はぁ~?

正直、どの部分の何を言っているのか?深く聞いてみたい気もする。
でも、もし聞いたとしても私の満足できる答えが返って来るのかは、チョッコし疑問だし満足に欠ける気してイケる気がしない・・・。

「何十年か前に味わった記憶を鮮明に覚えているので、私は味が分かる」

とか言う人には、

『・・・みんな、普通はそうだと思いますよ・・・。毎日何かしら食べたとしても、所詮、数に限りはありますから・・・。・・・そう言うことを自信満々に言うのは、ほんのりとおバカな風味が漂うので言わない方がイイです・・・ヨ。何なら、今まで食べた食パンの枚数を覚えているとか言った方が、スゴイと言われると思いますけど♡』

と声をかけてあげたい♡


「私は美味しいお店をたくさん知っているし、沢山食べて来たので味が分かる」

とか言う人には、

『お店をたくさん知っているのは多分・・・素晴らしいことだとは思います。が、「味が分かる」かドウかには全く全然繋がらないと思います。なぜなら・・・アナタの経済力と感覚の話だから・・・。しいて言えば、アナタが美味しいと思う「好みの味をアナタが分かった」とか言うダケの話だと思います・・・ヨ。でも、絶対的に私のスマホのSiriの方が、もっと美味しいお店なら沢山知っていると思いますけど♡』

とささやいてあげたい♡


それであっても、強固に「味が分る」と言い張る人には、

「味」とは何ぞや?と言う意味を込めて、

「アナタが、最初に「味」を感じた食べ物は何ですか? 初めて「美味しい」と感じた食べ物は何ですか?」

と今なら聞いてみたい。

「味が分かる」と言うことが「どういうことか?」その答えを聞けば・・・自然とその人の持つ「知識に対する認識」、「意味合い」がハッキリと分る。

「知識」は、得れば得るほど、知れば知るほど・・・「分からなくなる」。
そこから「自分は本当のことは分からないのだ・・・」と感じて、進めば進むほどに、だんだんと「そうか、そうかと分かって来る」♡

・・・物凄く怖いモノで、・・・激的に神秘的で、・・・とてつもなく不思議なモノだ♡

要は何事も 「謙虚さ」 ほど 「分かる 理解する」 に近づく道は無いのだと実感する♡

「知」とは己を構成する「血」であり「肉体」であり「全て」なのだ。うふ♡


・・・で、

・・・なんとなく、

・・・気分的な話で、

謙虚さを持ちつつ、 「味が分かる」 について少し考察してみたい♡

ははっ~♡


人を含め生き物動物は、身体に「食べ物」から栄養を摂取することによって命を紡いでいる。
生命の維持や生育に必要な食べ物を体内に取り込む「食べる」行為によって、私達は繁栄してきた生物である。

突き詰めれば「食べる」行為自体は、誰かに教えを受けることなく自然の成り立ちで始まっている。
人は、生まれてすぐに母の乳房を探し口に含み、「食べる」ことを始める。

現代に生きる人間は、その「食べる」行為に人であるがゆえの「文化」的な意味合いも持たせている。
「食べる」行為に「文化」が加わることによって、食べる環境、食べる体調、色調、香り、雰囲気などの経験を得て「食べる」「食べない」の選択肢が多岐にわたることになる。

「食べログ」を観る、「食べログ」に書く、「食べログ」がサイトとして成り立っている、これらは全て「食べる」ことが中心になり、正に文化的な生業である♡

それらを含め全ての「食文化」と飛躍し、人は「食べる」を中心に置き何かしらの対象にし、歴史や意味あいを探求してきた。

当然「食べる」を文化的に探究すれば、食べ物だけでは無く、食べ物についての感じ方、「味覚」についても文化的な背景を問い、求め続けている。
現在まで「味覚」は生理学生物学において解明をされ続ける感覚ではあるが、同時に「多様な文化」的意味づけがなされていくこととなる。

たとえば言葉。

言語学でスラングの意味合いまで幅を持たせ各国の「酸っぱい」酸味の言葉についてだけをみても、英語の「sour」には「不愉快な 意地の悪い」という意味があったり、フランス語の「acide」には「辛辣な 刺すような」の意味があったり、タイ語の「priao」には「派手な 大胆な」との意味合いがあったりする。
「酸っぱい」の一つの感覚的な言葉であっても、様々な国の言葉に幅広い意味があったりする。
それこそが「食」に人が「文化」の味わいをのせ、「食文化」として取り込んでいる表れでもある。
そう考えると「味」は、個人の感覚的刺激ではあるが、同時に「文化」的な表現表象を生み出すキッカケにもなっている。素晴らしい感覚機能だとも思える♡


では、そもそも「味が分かる」とは何なのか?


ゴリゴリの学者脳で、ゴリッゴリッの研究者だと、
人体の機能面から語り出し、味覚は味を感受する口腔内に広く分布する味蕾内の味細胞から始まり、口に取り込んだ食物が唾液と混じって味蕾のなかの味細胞が、食物の味物質を感受して、味覚神経を介しながら脳へと伝達する・・・。・・・。・・・とか、口火を切るだろう・・・。それはそれで間違いでは無いのだが・・・正直・・・ものスンゴク面白くない・・・。つまんない・・・。


もし、「味が分かる」を語るとするなら「人がどの時点で 「味」 を認識したか?」から私は話を始めたい。はい♡


ではでは、人が最初に口に入れる「味」を持った物は?と問われると、フッと思いつくのは「母乳」が一番先に上がると思う。

私も医学を学ぶ前は、人の味覚の基礎は「母乳」にあると思っていた。
魯山人とか平塚らいてうとか林芙美子とかその辺の人達が「母乳で味わいの基が出来る」的なことを沢山言っていたし、書いていたから。まぁ、それはそれで文化文学的には引き込まれる話なので良しとなるが・・・。

本気の医学では、
「人の味蕾。味を感じる細胞は胎生3週目にはすでに出来始め、妊娠3~4カ月目には味覚として機能が始まる」
とされている。

・・・実は、人は、マミーのポンポンに居る間に、もう、「味」を認識し始めている・・・。とか、学術的には言えたりもする。マジで♡

お母さんのお腹の中で、赤ちゃんは羊水に浸かっているだけでは無く、「羊水をゴクゴクと大量に飲む」し、全身も体内も羊水に浸りきっている。

つまりは、羊水の味を味わうことにより、味蕾内の味細胞はその機能を始め、神経を伝い脳で判別を始めるのはたぶん・・・そうなんだろう・・・。

じゃぁ、人が初めて味覚として認識するのが「羊水」であるのか?


単純に考えると、「そう」とも言えるし・・・、「そうじゃない」とも言える・・・。


なにか、ハッキリと言い切れない曖昧さが漂う話としてなっているのは・・・どうしてか?


話を進める部分の切り取り方を「羊水の成分は不変もしくは不変に近い」とするか、「羊水はわずかだが変化する」に医学会も意見が分かれているから。

「羊水の成分は不変」の意見は、医学的にも教科書レベルの話で、一括りに「羊水」として妊娠初期の本当に出来立てホヤホヤの「搾りたて羊水」の話が主として進められ、妊娠初期の羊水は赤ちゃんを包む羊膜や胎児の皮膚からしみ出してきたものだが、妊娠が進むにつれて赤ちゃんの肺胞液や腎臓からの尿が多くなり、妊娠中期以降は、羊水の成分のほとんどが赤ちゃんの尿になっても、ゴクゴク微量なアミノ酸成分が変化しても羊水自体の「循環スピードが3時間程度と早いことで成分自体は一定に保たれている」と主張する。

「羊水はわずかだが変化する」の意見は、羊水の循環に注目し、絶え間なく繰り返される「循環こそが変化している根拠」として主張している。

羊水は厳密に言うと・・・妊娠期間中に、アミノ酸の中のアルギニンとグリシンは段々と増加し、ヒスチジンは減少する。ゴクゴク微量なアミノ酸成分がイロイロと変化するのだが、それをどうとらえるか・・・が問題の根源。

味覚、味蕾、味細胞、それから味神経、そして脳の成長と機能にドコまで寄与しているかは・・・正直、不明と言わざる負えない・・・。


お母さんのお腹の中に居る間に、赤ちゃんが「味」について感覚を持っているか?は、明確には証明はされていないが、私は・・・味は「感じている」が「ハッキリとは分かってはいない」と・・・今は考えている。


「感じている」のに「分かっていない」とはドウ言うことか・・・?


その根拠は、「脳」の未成熟」と「匂い」「香り」の嗅覚の話となる♡

お母さんのお腹に芽生えた赤ちゃんは、味覚に関わる細胞関連は12週頃には舌に「味蕾」がみられる。
五感の中で匂い嗅覚が最も遅く形成され、30週頃に鼻の中の「嗅毛」が確認される。

しかし、それからの感覚に対応し判別する「脳」は、24週頃から作られ出す。

「味が分かる」「味を感知する」には、「脳の機能」は絶対的要因になる。


それと・・・「味を分かる」には・・・「匂い」が必ず必要。


単純に風邪をひいて鼻が詰まっていると、何か食べている感覚はあっても「味が分からない」もしくは「いつもと味が違う」といった経験は誰もが持っていると思う。


つまり、一つは発生学的に嗅覚の発生が一番遅く「脳の機能」が未熟であり、また、羊水内に香りを出す「化学物質」があったとして「水中内で人は匂いを判別できるのか?」との疑問が出てくるのである。


匂いは五感のひとつである嗅覚で感じる感覚。
波動として伝わる物理信号である光や音と違って、その正体は化学物質。
私達人間も含めて陸棲の生物にとって匂い香りは、空気中を飛んでくる「揮発性の低分子の物質」、つまり化学物質を感じることで起る。

「揮発性」とは、液体が持つ蒸発しやすい性質を表す。
液体が常温での蒸発しやすい性質を揮発と呼ぶ。
蒸発は液体が沸点以下の温度にあるとき、液体表面から緩やかに気体へと変化することで、この現象を気化と言う。
液体が沸点に達すると内部からも気化が始まり、これを沸騰と呼ぶ。

要するに、液体が目に見えない空気中に漂う物質に変化したモノが、「匂い」「香り」のもとになっているとの話。


それを踏まえると・・・、

羊水内の液体の中で赤ちゃんが「匂い」を判別してるとは証明出来ない限り、「味が分かっている」とは言えない。


味を感じる機能はあるが、判別する脳が発達途中で、そこまで的確な機能を果たしてはいない。

つまりは、「なんとなく 味 的なものは分かっている」かも知れない程度の話に落ち着き、これも「羊水の成分は不変もしくは不変に近い」とするか、「羊水はわずかだが変化する」と同じで、「味が分かっている」と言う意見と「味らしきものは分かっているが、そこまで明確に認識しているワケでは無い」に分かれる話だと・・・思いますル♡


・・・で、えっ~と・・・。・・・ははっ~♡


私は、やはり「美味しい」などの「味 味覚」は、生まれた後の「経験」や「体験」がほぼ全てではないのかと考えます♡


生まれたての赤ちゃんは、進化するハードを搭載する形で生まれるが、そこにどんなソフトをインストールするかが、大きく関わって来ると言えると思えます。
また、成長するにあたり環境や持って生まれた性格など、感覚である「味 味覚」には多大なる影響を与えると思いますル~♡。


では、では、では、「美味しい」などの「味」を人はドコで最初にインストールしだすか?


今の時点で、私は、やっぱり「母乳」になると考えますル~♡

ははっ~♡

なんか、振り出しに戻る的な話ですが・・・ははっ~♡


じゃ、チョッコし力を抜いて・・・ははっ~♡


えっと・・・、母乳ってなめたことってあります?

母親経験者だと自分の母乳を興味本位で舐めたりするかもしれませんが・・・。ははっ~♡
私はあります♡
自分の乳房から滴り落ちる母乳を指ですくってペロッと♡
先入観から、牛乳のような味わいとかを想像していましたが、なんか、重湯というか薄いお粥の上澄みみたいな味でした♡

母乳の元をたどると、血液がその根本なのは多くの人が知っていると思いますが、鉄のような血の味わいとは全く違うのは、血の赤色が乳腺で母乳に作り替えられるときに血液中の栄養分や白血球だけ取りこまれて、赤血球は取りこまれないためです。はい♡

で、ですね・・・。えっと・・・自分自身の話になります♡

その「母乳」・・・の味って「変化するの?」
もし、赤ちゃんが始めて口にする母乳が多彩な味わいだとしたら、「母親の食べているモノに起因するのでは?」
とか、イロイロと思い出し・・・、

せっかく、母乳が出ると言うならば、「母乳の味は、ママが食べたもので味が変わるのか?」を実験したくなりました♡

ものの本や情報では、血液が母乳の材料ならば当然、母親が食べたもので「味は変化する」とか言われていますが、本当にそうかなぁ?
授乳中に急に思い立ち、こんな絶好の機会を逃すワケには行かないと、イロイロと株主とか投資とかの知り合いの伝手を辿って「味認識装置TS-5000Z」の前身となる機器を手に入れ、遊んでみました~♡

娘が6カ月目をむかえた辺りの、朝に搾乳した母乳を基本として実験を計画。
母親が食べた後にどの位で「味」が母乳に変化を与えるのか?
でも、母乳に対する事前実験等の形になる基本が見つけられなかったので、教科書的なアルコール摂取後30分~90分後に血液中のアルコール濃度がピークに達し3時間ほどで衰退するのスタンダードな理論を継承し、食後90分後を目安に搾乳し分析するとしました♡

普段の食事やオヤツに以下をプラスするゆるい感じで♡

①先ずは、甘い甘い練乳をチューブの1/3ほど
②酸っぱい自家製梅しそドリンク
③香辛料の入ったカレーライス
④唐辛子の入ったカクテキ
⑤食後3時間以上経った、夜中の母乳

味覚は甘み、塩味、酸味、苦み、うまみの5種類の要素で決まり、そのバランスを「味認識装置」は計測し表示してくれます。

で、数値的に寝て起きた後の朝の母乳の味を基本とすると、

①「練乳 後」は、塩味と苦みがわずかに多い
②「梅しそドリンク 後」は、わずかに酸味と苦みが多い
③「カレーライス 後」は、甘みがわずかに強く、塩味、酸味、苦み、わずかに少ない
④「カクテキ 後」は、甘みがわずかに多い
⑤で、「夜の母乳」は、なぜか朝よりも甘みが多い

という結果になりました♡

基本的な母乳のほとんどの味は、「うまみ」といわれています。
その「うまみ」についてはあまり変わらなかった結果でした。


機器での計測の値は、「食べたモノ」によって微々たるものであるが母乳の成分は・・・、

数値的には研究者なら「変化した」と飛びつきそうな話になります・・・、
が、
感覚的には「変化しなかった」に近い感じもします♡

データを切り取る 研究者 の力量と・・・なるのかも♡

余りにも実験の件数が少ないのと、単体の「味」、「酸っぱい」「甘い」とかだけを摂取したワケではないこと。
それと・・・母体の体調の一定化が出来ていたかと言うと、そうでも無くて寝不足や疲労度によって変化するかが、そもそも分からないことが上げられます。

問題点は多々あり、実験の構想をもっと高めないとデータの信憑性がないとも思いました。

それと・・・、もし、実験するな「初乳」から「授乳終了」までの授乳中の長期間を追わないと、ダメだとも思いました♡
「母乳」と言えど期間中にどのような変化があるか見通せないと、明確な結果を考察できないからです。

私が、授乳中に思いついて2~3回程度遊んだ話です。ははっ~♡

・・・ちなみに、
私の娘、母乳をウゴウゴ飲むご本人様は、私が何を食べようが「何の変化もなく、ゴクゴク飲む」スタンスを全く崩すことはなかったです♡


「母乳」は、赤ちゃんが初めて口にするのは間違いなく、それが何らかの「味」を持っているのは間違いありません。
「美味しい」と思って飲んでいるのか、「満腹感」による安心を得るために飲んでいるのか、両方以外にも要素は多々考えられると思います。


私は、
味覚を感知する機能があり、味覚を判断する脳が成長し出し、
人が生れ落ちて最初に口にする「母乳」が「味」や「美味しい」につながる「起動スイッチ」のような・・・気がします♡

研究者の顔は無く、ただただただ母親の願望でしかない話ですが、

赤ちゃんが初めて口にする「母乳」が「味」の始まり、「美味しさ」の始まりであって欲しい♡と勝手に思っています。


だから、

本当に「美味しいを知っている」「味が分かる」と言う人が、

「母乳の味を覚えている」

と言うのなら、手放しで「それは本当に味が分かる」人ですね♡ と、私は心から賛辞を贈りたい~♡

だって、「最初の味」「最初の美味しい」を明確にちゃんと覚えていて知っているのだから~♡

ははっ~♡

2022/09/16 更新

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