パコ崎ミャ子さんが投稿したコート ドール(東京/白金高輪)の口コミ詳細

レビュアーのカバー画像

パコ崎ミャ子は、どうすればイイ?

メッセージを送る

パコ崎ミャ子 (東京都) 認証済

この口コミは、パコ崎ミャ子さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

閉店コート ドール白金高輪、田町、三田/フレンチ

1

  • 夜の点数:4.9

    • ¥40,000~¥49,999 / 1人
      • 料理・味 4.9
      • |サービス 4.9
      • |雰囲気 4.9
      • |CP 4.9
      • |酒・ドリンク 4.9
1回目

2023/10 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気4.9
    • | CP4.9
    • | 酒・ドリンク4.9
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

Baby! わるきゅ~れ♡ ははっ~♡

https://www.youtube.com/watch?v=k0leE1evQlQ


「フランス料理」で、「灰かぶり姫」・・・って、・・・自信満々に五感とかインテリとか・・・、・・・アっ、そっか♡ 
そもそもの「センス」の部分で・・・アレだもんネ♡

言語明瞭なれど意味不明って・・・。・・・確信的な・・・プっ♡

「灰かぶり姫」・・・って、・・・今に伝わるシンデレラの舞台は、「ドイツ」にある「ノイシュヴァンシュタイン城」のハズ・・・。

「フランス料理」の解説に、「ドイツ」由来の話を持ち出し「女性がシンデレラになりに行く・・・」・・・とか・・・バブルのアダ鼻、ホイチョイ・プロのまんまパクりやん♡・・・笑ケる♡ ははっ~♡

「フランス料理」と言えば、やっぱり「美女と野獣」の「ベル」♡

原作は、当然のようにフランスの民話♡

三田にある「コート ドール」様で「フランス料理」を食べ進める女子の全ては、
頭から灰をかぶりながら「ONEチャンあんジャね?」の棚ボタ他人任せの精神ではなく、

ベルのように♡

「今見えているコトが、全てではない。その中身、本質を感じ取る♡」

そんな、自分の感覚を確信にかえるために訪れていル~♡


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


三田にある「コート ドール」様で出てくるその全てのお皿の上には、「一騎当千の味わい」が乗っている♡

一つの味わいを真っ直ぐ味わうことで、つながる味わいの最終的な「目指す所」が段々と理解できる♡

いつの時もお皿の中で「味わってほしい味」が素直に鎮座し、食べる側の目から入る感じ方に、幻惑の小賢しさをもたらすコトなど無い。

その皿で表現したい「味は一つ」と言うならば、その味の周りを装飾や無味な副菜、アートなソースで張りボテだらけにする必要など無い。

「コート ドール」様で出てくるお料理を、そのまま「シンプルな料理」・・・と表現する人達も居るけど・・・。
三晩と続けてドコかで、値段からすでにゴテゴテのフランス料理を食べた後、四度目の晩に「コート ドール」様で出てくるお料理を味わえば、誰もが気が付くだろう・・・。

「本物は、いつだって目くらましの量よりも、誠実な 質 だということ」を♡

どんな世界のどんな料理でも、作る人が意思を持っているならば、その意思が育った「環境」や「家庭料理」が、その根底には必ず流れている。
ドコかで学んだ技術や知識を得意げに披露しようと、若さゆえの革新や変化変容を模索しても、結局は経験と理解と言う時間が経つと、到達するその先には、余計なモノを極力排除したシンプルな「核心」にいつかは到達する。

神様に愛されている証の「センス」があればネ♡

それは、感じ取った「本質」を理解する時間が、早いか遅いかだけの話ではあるが、

言い換えれば、「センス」の有用性を実行できるか、出来ないかの違いでもある♡

プロとアマの違いとも言う。ははっ~♡


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


三田にある「コート ドール」様で、

夏の冷製 「梅干しと青紫蘇のスープ」 を口に含むと、

「手をかけて人の顔見て梅の花」

の一茶の句をなぜか思い出してしまう♡ ははっ~♡


梅の花を満々に携えた枝木を広げる幹の屈強さや、青紫蘇の産み伝えつながる清々しいまでの生命力の有難さ、それと対峙する人の想いとか、取り込むほどに、身体が素直にその力の源を太く強く吸収して行くのが分かる♡

「梅干しと青紫蘇のスープ」・・・~♡

もとになるモノは、高価なイメージからはチョットだけ脇にそれている。

「梅干し、青紫蘇、トマト、アボカド」だけ。
それを、ガァーっとミキサーの刃が波打たせ混ぜ込み一体とさせてしまう。

あっ♡ お皿によそわれた後にそっと乗せられる、食感遊びの金糸ウリも♡ 大事な要素♡

そんな、日常にある食材とちょっとの塩だけなのに「フランス料理」として成立させてしまう。

完成形をイメージして、入念に構成された・・・と、言うよりも、
モノを作り出す人として

「神様に愛されている人」

の最大の特徴である、「天啓」が降りて来た時に生まれる「非の打ち所の無い作品」だと、勝手に感じている♡


なぜなら、世界広しと言えども、

「コート ドール」様の「梅干しと青紫蘇のスープ」に相対するスープが、ドコにも無いから~♡

素晴らしい作品が世に出ると、それを「模倣」するモノが出たり、なんなら本家を超えるコピーが出回ったりするのは良くある。
しかし、私が生きている世界、つたない狭い世界ではあるが、「コート ドール」様が提供してくれる「梅干しと青紫蘇のスープ」の「味」の類似料理やまんまパクり料理には、まだドコであっても出会ったことは無い。

リスペクトから真似をして提供を試みるにも、実物、もとの味を一度でも味わうと、「フランス料理」と「日本」で掲げる意味に気が付いてしまい、再現することの一歩を「冒涜」と感じ躊躇するのだと・・・私は思う♡


「梅干しと青紫蘇のスープ」の味わいの肝は、当然、「酸味と塩味」の幅の広い中を心地よく泳ぐゆらぎの様な「甘さ」。

しかし、その「甘さ」の手には、隠すように「水の様に透明で微かな 苦味」が握られている♡

どこにでもアル食材で、「梅干しと青紫蘇のスープ」は作られているとアナウンスが響き渡っているが、その実、一番の隠し味は、素材の持つ「日本独自」の清らかで透明で水の潤いの中に潜む「苦味」の重ね方が、その芯に置かれていると感じている♡

ごくごく、本当に気がつけないほどの日本的な素材の・・・「苦味」♡

シンプルだからコソ、味のアクセントを「どの味」に置くか、「フランス料理」の「基本中の基本」を「コート ドール」様の数々のお料理は教えてくれている♡


「日本的な素材」を「フランス料理」に生かし、どこから見ても「フランス料理」にしか見えない作品を作り出す。
30年近く前に、「日本的な食材」の個性を感じ、そこから「一つの結論」になる作品を生み出したセンス♡

それをいまだに、食し感じられるコトは奇跡・・・なんだと、思う♡

ははっ~♡


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


フランスで、ホテル暮らしを3年近くしか、したことない私が言うと、生意気に受け止められてしまうカモ知れないけど・・・。

「日本」で有名とされるお店で「フランス料理」を食べると、いまだにお家に帰ってから、トドメのお茶漬けとか、小さいオニギリとお味噌汁が食べたくなる・・・。

マジクソ生意気に聞こえるかも知れないが、フランスで食べる「フランス料理」では、食べ終わった数時間後に、そんな気持ちになることは無かった・・・。

・・・不思議な感覚なんだ・・・なぁ・・・。

ついでに、もう一つ、余計なコトを言ってしまうが、

「日本」で有名とされるお店で「フランス料理」を食べると、
「こげな綺麗なソースや複雑怪奇な装いの味わいで彩るよりも、「バター醤油」もしくは、「わさび醤油」のビシャがけで食った方が素材の良さが直に伝わり、満足感がMaxになるジャね・・・?」

とか・・・思ってしまうんだなぁ・・・モシ・・・。


まぁ・・・、ははっ~♡

「フランス料理には、技法と言うかテクニカルな要素がその根底を支えていて、それが味わいの優劣につながっている」

と、

多くの「フランス料理」を愛すると自称する日本人の方々は言う・・・。


本当に、そうかなぁ・・・?

・・・まぁ、私の感覚はとってもシンプルで、


日本で手に入る食材を、まんま何の工夫も無く「フランス料理」に仕立て上げると、本場よりも確実に「印象の薄い」味わいに成ってしまう・・・と。


それは、日本で手に入る 「食材」 は、どれも味が 「清らか」 であると感じているから。

日本の食材、お肉、野菜、果物、その畜産農作物の全てが、海外産のモノと比べると、その味わいは「清らか」・・・。


「清らか」、つまりは味が・・・「薄い」と言うことである。


「薄い」=「不味い」と言う話では無い。

味が「薄い」と言うのは、
アクが少なく、エグ味や癖、嫌な香りや刺激的な尖りが少なく、日本的な食生活に合わせて発展している・・・のと、日本の水質が「軟水」寄りに強く、比べるフランスの水質は「硬水」に寄っているのも一因だと感じている。

食材の種類によって絶対では無いが、日本で言う「出汁」、フランスで言う「フォン(fond)」と「ブイヨン(Bouillon)」を「軟水」と「硬水」で見分けてみる。

日本でよく使われる和風出汁は、大抵は軟水が用いられている。
軟水は、昆布や鰹節のうま味成分を日本人好みに引き出してくれる。
当然、日本の長い歴史の中でそのやり方が一番だと、経験からも馴染んでいる。
もし、硬水で、昆布から出汁をとろうとすると、たんぱく質と結合して、うま味がアクとなってしまう。
ご飯を炊くにも、定量を硬水使用で炊くと、軟水で炊くよりも強烈にパサパサになってしまう。

方や、フランスの水質である「硬水」は、肉を煮込んだり、肉や骨から出汁を取るのに適している。
「硬水」中の成分が肉を硬くするたんぱく質と結びつき、アクとなって出るため、結果、肉は柔らかくなり、アクを取り除けば濁りのない綺麗な出汁が取れる。

水の硬度は、料理だけではなく、目的を理解し利用すれば、その食材の持つポテンシャルを引き出すことも出来る。例えば、コーヒーに軟水を使うと苦みや香りが立ち、硬水を使うと苦みを抑えた味になる。
緑茶の場合、軟水を使えばまろやかな味になり、硬水を使うと渋みが少なく色の薄い緑茶となる。

どんな国でも歴史を紡ぐ中で人は、その生活環境で料理の味わいの基本「水」の性質を巧みに理解し利用している。
それに合わせ、昔からその土地の水に合った料理方法や技法が、当然のように受け継がれている。


当然、その水質で育った「食材」も軟水、硬水の影響は強く受ける。

単純な話で、軟水の方が「ミネラルが少ない」ため水分の吸収が良く、味わいは薄くなる。
逆に硬水は、「ミネラルが多い」ため吸収しにくいことが、味わいを強く濃くする。


つまり、日本で生産されている食材は、フランスの食材よりも、味が「薄い」のである♡


日本で手に入る「食材」が「不味い」と言っているのではなく、
「フランス料理」にその「日本の食材」を取り入れるのには、調理テクニックや技法ではなく、そもそもの「理解」からの「工夫」が必要なのである・・・と、言うコト。


まぁ、こんな話は、ちょっと「センス」をイキっている人なら、ドコかで聞いたこともアルでしょう。

でも、それは、一つ一つの「情報」や「知識」をただ集めたダケ。
授業で学んだことを、ただただノートに綺麗にまとめたダケ。


・・・集めた「情報」や「知識」は、「まとめ」て「結論」を導き出さないと意味が無い♡

誰が聞いても納得できるように♡ 

誰も理解できない独りよがりや、思い込みの意見は、基本「間違い」♡

だって、誰も寄り付かないのだから~゜♡


三田にある「コート ドール」様の「梅干しと青紫蘇のスープ」は、

「日本」で「フランス料理」の旗をかかげる「一つの答え」を提示してくれている♡


フランスで、「梅干しと青紫蘇のスープ」を作ろうと、食材をフランスで集めても、満足な味にはならないだろう。
食材の味の強さがお互いに主張し合い、エグ味と不快な香りが立ち昇るモノとなるだろう。

日本で手に入る「梅干し、青紫蘇、トマト、アボカド」で作るからコソ、その存在は確立し、歓喜が巻き起こる♡

「梅干しと青紫蘇のスープ」、味の「清らか」な日本の食材に隠されている微かな「苦味」の重なりが、その周りにある酸味や塩味、そして甘さを前面に押し出してくれている。


イロイロな情報を集めるだけで満足せずに、ちゃんと誰にでも伝わる結論を導き出し、それを構築して具現化すれば、周りは黙っていても呼吸をはじめるモノ♡


日本で展開する多くの「フランス料理」店、その努力を否定する気持ちは微塵も無い。。。
食材を「フランス」から取り寄せようとも、躍起になって新しい素材を探そうとも。。
科学的な手法を取り入れようとも、高価な箱や歴史的な器を並べようとも。


ただ、三田にある「コート ドール」様のお料理を食べると、このお店が存在する意義は、ハッキリと理解できる。

・・・そんなコトでは無いということを♡


そして、「コート ドール」様は、ある種の目的地でアリ、ある種の出発地点でアルと言うこと・・・も♡


「日本」での「フランス料理」が、どんな道をバラバラに進もうとも、結局はやがて同じ終点に・・・集まって来る♡


「自分」の「原点」に♡


そこで、
「その手に持てるモノは、意外と少ない」
と、気がついて・・・笑い合う♡

そして、
また、それぞれの新たな歩みを始め出す♡


三田にある「コート ドール」様は、日本における「フランス料理」を知る上での終点でもあり始まりでもある。

・・・だから、「コート ドール」様のお料理を食べると、自分が、その道のどの辺に居るのかよく分かる♡

一つの終点に向かっているのか、新たに周回のスタートを始めるのか♡

ははっ~♡


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


「適度に合う、良い梅干しが手に入らないんだよね。一番最初は母親の漬けた梅干しを使ってたんだ。まあ、その後、気に入った梅干しが手に入ったから続けたけど、その梅農家さんが高齢で辞めてしまうって・・・。
残念だけど、今年でこのスープも終わりかと思ってるよ」

去年、三田の「コート ドール」で、斉須様と話していた時に言われて・・・、涙が止まらなかった・・・。

が、

今年の3月、寄稿文のお礼を言いたくて電話した時、

「いや、どうしても新しい梅干しが見つからなくてなぁ、しょうがなくダメもとで辞めると言っていた梅農家さんに、とにかく、納屋でも冷蔵庫でも誰かにあげた梅干しでも、手あたり次第かき集めてくれってお願いしたら、オレが生きている間は出来る位の量が集まったんだよ」

と、嬉しいことを話してくれた♡


9月の頭頃・・・♡

平日の夜。お邪魔にならないようにコソっと♡

笑顔が可愛い若いサービスの○○さんと相談し、
結局はいつも言う、

『全部お勧めでいいけど、品数を多くして量は少なくネ♡』

に落ち着く。ははっ~♡


その日、食べたのは♡

・赤ピーマンのムース
・帆立とアナゴのテリーヌ
・梅干しと青紫蘇のスープ
・スジアラのブレゼ
・オマール海老のポワレ
・シストロン産仔羊のロースト
・牛テールの煮込み赤ワインソース
・金時豆とイチジクのコンポート

あと、白と赤のワインを気心の知れたソムリエさんにつがれるママ、メッタ飲み~♡


何につけ、好きなお店の存在理由なんて、何でもイイ♡

だって、自分の食べるモノを決めるのは、自分ダシ♡

いつだって、そんな感じ~♡

ただ、美味しく食べるているだけなのに、唐突にvalkyrjaの意思の如く、とやかく言い出すなんて・・・。

人なんて、いっぱい食べて、いっぱい出す程度の話♡


「食べる話ばかり彩っているけど、出す方は、彩らなくていいのか?」

オーギュスト・エスコフィエも、セザール・リッツに手紙で書いているけど?


ははっ~♡

2023/10/08 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ