エシカさんが投稿したル スプートニク(東京/六本木)の口コミ詳細

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ル スプートニク六本木、乃木坂、六本木一丁目/フレンチ

1

  • 夜の点数:4.6

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.6
      • |サービス 4.3
      • |雰囲気 4.3
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.6
1回目

2017/03 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.3
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.6
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

非日常への小旅行。

六本木駅から程近い場所に位置するフランス料理の人気店「ル スプートニク」さんに週末のディナーを頂きに伺いました。
こちらのお店はミシュランガイド一つ星を取得していて、私にとっても初めてのミシュラン店でのお食事です。
ランチ、ディナータイム共に完全予約制のレストランで、今回は娘が伺う2週間程前に予約を入れてくれました。

店名のスプートニクは「同行者・旅の道の連れ」を意味する言葉で、フランス料理の伝統を重んじながら新しい事にも挑戦し、その同行者となり束の間の旅を楽しんで頂けるように、という願いを込めて付けられた店名のようです。

清潔感のある店内は柔らかな照明が温もりを感じ、大都会六本木にいるというよりはお洒落な知り合いのお宅に招かれたような、緊張感を強いられない安らぎのある空間です。

ディナーは1万円と15000円のお任せのコース料理のみで、予約時に伝えた用途や人数に適したコース料理をシェフが考え提供してくれます。
この日は1万円のコースにワインのペアリングを付けました。

・一品目 熟成した甘鯛とセロリ 晩白柚
石に乗った登場した一口サイズの甘鯛で手で頂きました。
口に入れると晩白柚の香りが広がります。

・二品目 ウニのジュレ
正式な名前は聞き取れませんでした。
ジュレはトマトやキュウリが使われていてサッパリとしたお味です。

・三品目 ワカサギと牛蒡のフリット
細切りの牛蒡をワカサギに巻いてフリットに。
ワカサギが置かれている鳥の巣のようなものも揚げた牛蒡で出来ていて、食べてもいいが全部食べると後のお料理が大変になるとご案内頂きました。

・四品目 鰆の瞬間燻製 菜の花のピュレ こごみ、たらの芽
ドーム型のガラスの容器が運ばれて来ましたが、スモークで中は見えません。
鰆は瞬間燻製のため半生のような仕上がりです。
目の前で容器が開けられると、桜チップの香りと共にスモークが広がる斬新な演出に心が踊りました。

・五品目 薔薇のビーツとフォアグラ
この本物を実際に見たくて、このお店に決めたと言っても過言でなないくらい楽しみにしていた一品です。
絵画のような一輪の真紅の薔薇は、花びらの部分はビーツのフライで、一枚一枚丁寧に作られています。
花びらはほんのり甘く、花びらの下にはフォアグラのテリーヌとビーツのゼリーシートが隠れていました。

・五品目 フォアグラのエスプレッソのゼリーシート オレンジ スパイスパウダー
フォアグラ料理は、薔薇のビーツのフォアグラ一つとこちらのフォアグラ料理、2人違うものが提供されました。
今回はお母様がお誕生日という事で〜、と私に薔薇の方が出されましたが、シェアして2人で両方頂きました。
ほろ苦いエスプレッソのゼリーシートに濃厚なフォアグラが包まれていて、上にかかったオレンジのパウダーがカリカリとしてこちらも美味しく頂きました。

・六品目 国産きのこのクレープ グラスポーチドエッグ
クレープの中にはソテーされた数種類のきのことポーチドエッグが。
アイスもきのこでパウダーもきのこ。
きのこの可能性を最大限に引き出し貰って、きのこもきのこ冥利に尽きるでしょう。

・七品目 真鯛のオリーブソース
半生の真鯛の身がふっくらでとても柔らかく、真鯛の下にはインカのめざめという珍しいじゃが芋が添えられていました。

・八品目 蝦夷鹿のロースト ジビエソース
臭みもなく柔らかな蝦夷鹿肉で、牛肉の赤身によく似た食感、お味でした。

・九品目 柚子のスフレ
デザート一品目は、液体窒素のアイスがかかった柚子のスフレです。
液体窒素のアイスを目の前でかける演出がありました。

・十品目
ピスタチオとチョコレートのアイス
こちらもテーブルにて温かいチョコレートソースがアイスにかけられました。
アイスの冷たさとおソースの温かさが混ざり合う不思議な美味しさです。

・サプライズプレート、レモンティー
デザート二品の後は飲み物で終わりかと思っていたら、サプライズプレートが運ばれました。
和三盆と抹茶のプチシューにほうじ茶のブラマンジェ、お花は食べられるエディブルフラワーでした。
このプレートを頂けるとは思っていなかったため、動揺してロウソクの火で髪の毛を燃やしてしまいそうになりました。

ペアリングワインは5杯でしたが、途中二回程2人違うワインを出して下さったので、それを交換したりで7種類のワインを楽しめました。

娘は私がお手洗いに行っている間にお支払いを済ませたようで、いつからそんな技を覚えたのだろう〜と感慨深いものがありました。
消費税やサービス料を入れると一人当たり2万円くらいかかってしまい、ご馳走してくれた娘には申し訳ない気持ちになりましたが、娘からのせっかくの気持ちですし、ごめんねではなくてありがとうという言葉が適していると思い、ありがとう~を何度も伝え有り難くご馳走になりました。
やっぱりフランス料理は特別感があって大好きです。
娘よ、今年もありがとう~。

  • 薔薇ビーツとフォアグラ。

  • ワインはペアリングで。最初は白ワイン。

  • 熟成した甘鯛とセロリ 晩白柚。

  • ウニのジュレ。

  • ペアリング、2杯目の白ワイン。

  • ワカサギと牛蒡のフリット。

  • 何が出るかな?何が出るかな?

  • じゃ〜ん!桜のチップの香りが広がる、鰆の瞬間燻製。

  • ペアリング3杯目の赤ワイン、白ワイン。どちらも甘いワインでした。

  • 美しい、薔薇ビーツとフォアグラ。

  • ビーツのバラ、花びらの下にはフォアグラが隠れています。

  • フォアグラのエスプレッソ、オレンジ、スパイスパウダー。

  • ペアリング4杯目の赤ワイン。

  • 国産きのこのクレープ グラスポーチドエッグ。

  • 真鯛のオリーブソース。

  • ペアリング5杯目の赤ワイン。

  • 蝦夷鹿のロースト ジビエソース。

  • 液体窒素のアイスをかけた柚子のスフレ。

  • ピスタチオとチョコレートのアイス 。

  • 中を割るとチョコレートソースが流れ出します。

  • サプライズのバースデープレート。

  • メゾンカイザーのバゲット。

  • レモンティー。

  • お店入り口。

2017/04/04 更新

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