1回
2026/01 訪問
イタリアンの骨格と和の粋が融合した、好奇心を刺激する独自の世界
STORIARE
2026/02/02
この度はご来店、そして時間をかけて綴ってくださった口コミをありがとうございます。 入口の扉から空間の質感、器や照明、そして料理に込めた背景まで丁寧に受け取っていただけたことを、文章から強く感じました。 出汁から始まる構成や、和の要素をイタリアンの技法で組み立てていく流れは、私たちが大切にしている部分のひとつです。 素材の産地や作り手のこと、フォカッチャやオリーブオイル、スペシャリテに至るまで、一皿一皿の意図を感じ取っていただけたことは、とてもありがたく思います。 また、お料理だけでなく、家族のエピソードやサービス、写真を撮る時間も含めて居心地よく過ごしていただけたことが何よりです。 大切な方との時間を過ごす場所として選んでいただけたことを、とても嬉しく思います。 またの機会でぜひ足を運んで頂けること心からお待ちしてます。 季節が変われば、物語も少しずつ表情を変えていきます。 また違う章をめくりに、ぜひお越しください。 ご来店、誠にありがとうございました。
2026/01/26 更新
大通り沿いにひっそりとオープンした、完全予約制のイノベーティブなレストラン。「ひと皿に、心いっぱいの物語を」をコンセンプトにしており、季節の食材を物語調の構成で提供しています。
本棚を模した扉を開けると、そこは暖色の照明が優しく灯る、洗練された「大人の隠れ家」。 左官仕上げの天板や結晶ガラスの棚が並び、まるでパリの美術館に迷い込んだような美意識が息づいています。 カウンター6席とテーブル席のみの贅沢な造りは、大切な人との記念日やデートに最適。
入り口で迷子になっているとスタッフさんが空けてくれました・・!デートの方は、事前に公式Instagramのストーリ「Entry(入口)」を要チェック!ちなみに確認入り口には、シェフと息子さん(ホール)の社員も飾られておりホッコリとするワンシーンも。思いを繋ぐ、物語・ストーリ性を感じさせます。
まずはイタリアのスパークリングワインから。二次発酵させており、泡がきめ細かい!
■おまかせディナーコース
・北海道産日高昆布と高知の鰹の出汁
昆布と鰹出汁のみで抽出をした出汁からスタート!雑味のない澄み渡った黄金色の出汁が胃を温めてくれます。まず「出汁」スタートがいいですね、日本の味を大切にしたいと記載されている通り、「日本人が作るイタリアン」の矜持を感じさせます。
・カニクリームコロッケ 炭風
正月の炭をイメージしたとのこと、季節感を感じさせます。黒を纏ったシックな見た目からは想像できないほど、中は熱々でクリーミーな蟹の旨みが凝縮。オリーブオイルと塩のみのシンプルな味付けが、蟹本来の甘みを鮮やかに引き立てます。後述しますが、このオリーブがとにかくうまい・・。
・洋ナシと水牛モッツァレラと生ハム
日本で唯一、水牛の飼育からチーズ製造までを一貫して行う竹島氏(KURKKU FIELDS)のモッツァレラを使用。とにかくミルキーで濃厚な味わい。切り立てでふわっととろける生ハムの塩味と、旬の苺の酸味が完璧な三位一体。圧倒的な素材の勝利。
・高知県宿毛湾産ブリのカルパッチョ
脂ののった厚切りのブリに、高知の希少な柑橘「直七」と醤油麹のドレッシングが重なります。 大根やカブの食感、そして金粉のように散らされたカラスミ(ボッタルガ)が彩りと深みをプラス。 和と伊が見事に融合した、無性に後を引く力強い味わい。器との調和を意識した仕上がりで、写真も美しく撮れますね。
・自家製フォカッチャ(おかわり自由)
「人生で一番美味しい」と確信させるほど絶品!しっかりとした深みのあるオリーブオイルと合わせても悶絶する美味しさ。同伴者と共に、あまりの美味しさに3回もおかわりしてしまうほど主役級の存在感を放っていました。
フォカッチャはインスタのDMで予約をすればテイクアウトもできるそうなので、オリーブオイルとともに、友人宅にお邪魔する手土産にしよう。センス良いと言われるだろうな。
・山形県最上牛のイチボのラグー
山形の「最上牛」を、口の中で解けるほど丁寧に火入れし、チーズのコクを添えた贅沢なシチュー。イチボから溢れ出す肉汁と、濃厚なソースが溶け合い、深い多幸感に包まれます。
ペアリングでお願いをしたソアヴェの白ワインが、瑞々しい青林檎の香りと塩味で後味を軽やかに整えます。
・メカジキのソテー
脂の乗ったメカジキを、ケッパーとオリーブの酸味を効かせたソースが鮮やかに彩ります。 とうもろこしの粉を用いたポレンタの素朴な甘みが、メカジキの旨みをしっかりと受け止める構成。 香りが非常に高く、一口ごとに異なる香味が押し寄せます。魚介の質と繊細さの観点で、一番記憶に残った一皿かもしれません。
・最上牛ヒレ肉のロースト ~トリュフソースと人参のピューレ~
獣医が牛の管理をして、徹底した品質管理をしている、信頼を置く牛舎から仕入れた最上牛のヒレ。驚くほど柔らかくジューシー、支配的なうまさ。 原型を留めないほど滑らかな人参ピューレと、芳醇なトリュフソースが肉の輪郭を演出。 メインディッシュに相応しい一品!
・トマトとタコのラグー
肉の代わりにタコを使用した一品。シェフの母親が「人生の最期に食べたい」と熱望した、物語のクライマックスを飾るスペシャリテ。弾力のあるパスタに濃厚なコクと風味が絡まります。まさに、「ひと皿に、心いっぱいの物語を」。
・フォンダンショコラ
ナイフを入れると濃厚なチョコが溶け出し、千葉県神崎の酒粕を使った自家製アイスと混ざり合います。 フェンネルの香りとオリーブオイルのアクセントが、デザートのクオリティを一段引き上げる仕掛け。手動エスプレッソマシンで淹れた、至福の一杯と共に・・・!
・小さなお楽しみ
ボンボンショコラや抹茶パウンド、マンゴーを纏ったお菓子が並びます!何と、すべてが手作り!最後の最後まで丁寧な手仕事が感じられ、心もお腹も満たされるフィナーレ。
五感を満たされ続けた特別な2時間30分でした。一皿一皿に込めたシェフのこだわり、サービスマンの想いのこもった丁寧な接客、空間や器の調和、全てが揃っています。家族のストーリもほっこり。徹頭徹尾、居心地がよかった。本当に空間のセンスよすぎ・・!写真がちょー綺麗に撮れました笑
他のテーブルはアニバーサリー利用が多く、バラの花束を渡して写真を撮っています。センスいいなあ。このクオリティと雰囲気で、平日のランチは3,850円(26年1月時点)と破格。そのうち、東京カレンダーに掲載されそうだなあ。
ぜひ大切な人と、大事な記念日やデートに利用して欲しい。思わず人に伝えたくなる、そんな魅力が詰まったイタリアンです。ちょーオススメ!ごちそうさまでした!
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・支払方法:各種クレジットカード
・実費費用:22,000円
⭐️食べログ:3.24
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