3回
2022/08 訪問
流石の安定感
2023/03/16 更新
2022/07 訪問
チーズケーキの完成形
カンテサンス@品川
15年連続ミシュラン三つ星を取り続ける日本最高峰のフレンチレストラン。
そんなカンテサンスが通販で販売する究極のチーズケーキ「ガトーオーコンテ」。完全予約制で販売した途端に完売必至の人気スイーツ。
予約抽選権をなんとか引き当て予約に成功しました。
チーズケーキは3層構造になっており、下から、砕いたナッツを使ったタルト状の層、サワークリームとクリームチーズのクレームフレッシュを使ったレアチーズケーキ層、36ヶ月熟成のコンテを使用したベイクドチーズケーキの層。
食べてびっくり冷凍菓子なのに下のタルト生地の部分サックサク!
レアチーズケーキ部分の爽やかさとベイクドの部分のチーズの香ばしさ。ここまでナチュラルチーズの熟成香を感じるチーズケーキは類を見ません。
チーズケーキの完成形と言われても納得のとんでもないスイーツでした。
価格は送料込みで7千円を超えました。
ちと高すぎですが食べれて良かった。
これはリピありです。
#テイクアウト#カンテサンス#ミシュラン三つ星#チーズケーキ#スイーツ#ケーキ#通販#フレンチ#コンテ
2022/09/13 更新
2021/04 訪問
完璧。非の打ち所がないレストラン。
カンテサンス@品川
言わずと知れた14年連続ミシュラン三つ星。
ゴーミヨ4トック。
日本フレンチ界の最高峰。
ずっと憧れていたお店。
近年だとキムタク主演のドラマ「グランメゾン東京」の料理を監修した事でも話題に。
ダイニングでは撮影禁止。個室のみ撮影可。
コースはおまかせ一本のみ。
提供されるのは白紙のメニュー。食材の食べ頃、旬や熟成のタイミングを見計らい最高な料理を提供するために、内容はその日そのグループによって様々。
本日は料理8品デザート4品計12品
ドリンクはペアリングをお願いしました。
緊張したせいで色々メニュー内容覚えられなかったところがあるのでご容赦を。
泡と合わせてコースの開幕を告げる一口サイズのアミューズはクッキーのような生地の上に新鮮な魚(鰯だっけ?)とベルガモットの香り。
猪肉のスープに和芹。器は熱く、胃を温めてくれ、食欲を沸き立たせます。
パンはメゾンカイザーのもの。酸の効いたカンパーニュで料理に合います。食べ終えるとおかわりをどんどん持ってきていただけるようで、(その際は種類が違う)たくさん食べる友人は5個くらい食べてました。
スペシャリテ・山羊乳のババロア
これを食べたくて5年間夢見てました。
ドラマでも登場した変わらない定番。
新鮮な山羊乳から作ったババロアにプロヴァンスのオリーブオイルとゲランド産の塩。上には百合根とマカデミアナッツ。
味わいはシンプル。素材の良さを味わう為の料理であり、引き算の極地。派手な甘さ・塩気・旨味を期待するものではありません。
感動です。私は夢を頬張っている。
牛ミノ
フレンチで牛ミノ!?と衝撃的な一皿。
七輪で香ばしく焼かれた表面の香り、新鮮で臭みの無いクニクニした肉質。柑橘とスプラウト、クレソンなどの野菜類の食感と酸味。ブルーチーズのコクが渾然一体となる。
とても美味しい。
ホワイトアスパラ
上に薄くブリニー生地を引き、上にフォアグラと鳩レバーを並べる。瑞々しく甘いアスパラと濃厚なフォアグラとレバーの旨味の組み合わせ。旨すぎる。調味の加減なのか、切り取る位置によって味わいが異なり、一口毎に美味い。なんじゃこれ。
ここだけ特別メニュー。海老・蟹が食べれないのでホタテでした。表面に焼き目を入れ、中は半生。野菜のブイヨンとマスカットのビネガー、フェンネルなどを合わせたソース。
美味しい、が。皆の食べてるスープドポワソンも食べてぇ。
金目鯛。
キュイソン(火入れ)の技術が有名な岸田シェフ。その真骨頂が味わえるとウキウキ。
身は半生に近いのに鱗も皮はパリパリサクサク。どう調理したらこうなるのだろう。口に入れると身はじゅわと溶け出し、皮目は香ばしく口腔を爆ぜる。
プンタレッラのフリットも苦味が爽やか。
子羊
仏・アストランス時代には肉部門のシェフを担当され、肉の火入れを極めた岸田シェフ。
その超絶技巧の冴え。
羊ってこんな感触になるの?ポヨポヨテロンテロンの身質に皮目は香ばしい。異次元の火入れ。脂身なんてほぼわらび餅の感触。
全員驚愕してました。
ポーションもドカンと大きく、メインに相応しい。本日1番の品でした。
チーズ
満腹で私は遠慮しましたが、ワンスプーンにエポワスとカリンのジャム。
エポワスとはブルゴーニュ地方のウォッシュタイプチーズで、濃厚な味噌のような旨味が響き渡るうんまいやつです。
ルバーブのアイス
下にはイチゴとカンパリを合わせたソース。
キリッとした酸味が酔いを覚ます。口溶けも滑らかで凄まじく美味い。
オペラ
チョコのケーキとして有名なオペラを液体状に再構築。チョコチップやムース、エスプレッソの泡など。エスプレッソの香りが鮮烈で苦味超美味い。
よもぎのパンペルデュ
いわゆるフレンチトースト。ほくほくあつあつのパンペルデュはフォークとナイフで触れるとフルフル震える。切り取って口に含めば悶絶。香りが良すぎる。こんなに美味いフレンチトーストがあるのか?
メレンゲのアイスクリーム
最後は定番のスペシャリテ。
一度作ったメレンゲを粉々に崩し、それを素材にアイスを作るという凄まじい発想。
仕上げには能登の海水を振りかけます。
これがもう旨すぎて悶絶。(この日何度悶絶したのだろうか)もうだめだ。
メレンゲの風味が濃厚に響き、甘じょっぱさがたまらない。量も思ってたよりたっぷり。
過去最高に美味いアイスでした。
食後はティユールのハーブティー。初めて飲みましたが独特な香りでとても美味しい。
小菓子はクッキーのようなもの。
総じて完璧。非の打ち所が無いとはこの事を言うのでしょう。食べ終わった瞬間にまた来たいと思いました。
間違いなく記憶に残る最高のお店でした。
なんかワイン選びとか素人丸出しで騒々しいグループで申し訳なかった。次回はもっとシャンとできるように精進します。
最後は岸田シェフにご挨拶いただき感動。
色んなメディアで見たことある人が目の前にいるとすごい不思議な感覚になる。
みんな1人ずつ写真撮ってもらいました。
次回も行けるように貯金します。
#品川#カンテサンス#ミシュラン三つ星#岸田周三#グランメゾン東京#フレンチ#ワイン#ペアリング#人生最高#夢
2021/04/15 更新
カンテサンス@品川
人生2度目のカンテサンス!
今回は個室じゃないので写真は無しです。
予約はいかなる理由があっても人数変更不可です。このルールコロナ全盛の今を考えるとハードじゃないですかね?
開幕のシャンパーニュはJackson 743。きめ細かい泡が立ち上り味わいも辛口でシャープ。流石に美味い。
アミューズ①
サブレの上にバターとプルーン、生ハムを乗せたもの。甘味と塩味の合わせ技。
アミューズ②
焼きとうもろこしの冷製スープ。焼きとうもろこしのアイスを浮かべて。アイスが焼けた香ばしさを抽出したものですごい風味。スープはとんでもない糖度。最高のコーンスープ。
ワインはグリューナー・ヴェルトリーナー
前菜①
スペシャリテ:山羊乳のババロア。オリーブオイル、ゲランドの塩、百合根、マカダミアナッツ。シンプルな味。派手さ無し。私は好き。
ワインはアルザスの白。
前菜②
鱧。ジロール茸、コウタケといったキノコ類と合わせフェンネルなどのハーブでまとめる。辛口の味わいで香りが良い。
ワインはシャトーヌフデュパプ 白。
前菜③
伊勢エビ。殻だけを焼いて身は半生。ブロッコリーとマルコナアーモンド、エシャロット?を砕いたソースとヴァンジョーヌの泡ソース。これは身と味噌の旨さが爆発。
ワインはドメーヌレオンバラル。ラングドックの赤。
前菜④
スペアリブ。カシスと鴨レバーのソースに焼きニンニクを少しずつ潰しながら混ぜ合わせます。これは分かりやすく美味い。
ワインはテタンジェのコント・ド・シャンパーニュ。
魚料理
クエ。香味野菜、トマトなどのソースで酸味と旨味を演出。身は柔らかく熱が入り弾力に富む。じゃがいもは刻み玉ねぎとキャラウェイで味付け。これが付け合わせとして最高に美味い。
ワインはブリュノ・クレールのジュヴレイ・シャンベルタン 1er cru。香りがキャラメルのように甘く味わいは重厚感のある赤。このワインめっちゃ美味いです。
肉料理
鳩。山椒のソース。これは少し微妙。あまり美味しい個体じゃなかった。前回の羊のような異次元な肉料理を期待してただけに失速。
チーズはシャウルス。シャンパーニュ地方のAOPチーズですね。熟成香がして美味しいです。
デセール①
パッションフルーツと青梅、バナナシャーベット。さっぱりしてて口溶けも良く美味しい。
デセール②
リオレの上にお茶のグラニテ。これはお茶の香りが良い。味は普通に美味しいです。
デセール③
挟まないマカロン。イチジクが乗ってます。クリームが重たくなくめっちゃ美味しい!
デセール④
スペシャリテ。メレンゲのアイスクリーム。
私の大好物。やっぱり好き。口溶け滑らかでメレンゲの香りと染み込む甘さ。
小菓子
名称わからんけどアーモンドのサクサクしたクッキーみたいなやつ
魚料理手前までは流石の一言。そこからは以前の方が良かった印象。まあ季節も食材の好みもあるのでこれはタイミングなのかな。
また季節を変えてお邪魔したいです。
ご馳走様でした。
#カンテサンス#品川#ディナー#ミシュラン#三つ星#フレンチ