2回
2015/11 訪問
宝石箱を、天の川にひっくり返した様な空間~relax&luxury dining cafe bar~
私の幼少時代、まだ10歳にもなっていなかった頃の記憶なんですが。
家族でホテル高層階のレストランに、予約もせず、父がふらっとラーメン屋に
入る様な感じで「行くか」の一言で何となく帰り道にホテルレストランへ出向いた
事があります。
当時、私は子供ながらに『おばあちゃんや、子供の私もいて、お父さんはそこら辺の
服装だし...嫌だな。恥ずかしい。そんな目で見られるに違いない』と ませたお子様
思考をずっと思っていて、終始手にぬいぐるみを持ちながら絨毯と睨めっこ。笑
席に着いた時、父に言われた一言があります。
『どんな服装身なりをしていても、自分が堂々して、心から楽しめれば 基本はどこへ
行ってもいいんだよ。ただ、周囲と自分を比較して、卑屈になったり 嫌な気持ちに
なるのであれば 自分が楽しめる様になる迄 色々な所へ行って経験しなさい。』
その一言で、初めて下を向いていた私の顔が 外へ向いた時 子供ながらにキラキラした
夜景と ニコニコして下さっていた従業員の方、信じられない程ドキドキした気持ち。
*勿論、場所によっては 洋服の制限や年齢制限等あると思いますが*
そんな思い出があって、私がホテル高層階でご飯をする時は、特別でありながら当たり前に
楽しめる。といった事を心掛けているのです。
少し前置きが長くなってしまいましたが。
そんな幼少期の感情を 常に提供して下さるのが こちらの『アーティストカフェ』さん。
入口に大きなチェロがあって、まるで海外の映画館やLIVE空間へ入る様な創りです。
入って左側がbarスペース、右側がラウンジですが 勿論ラウンジで豊富なお酒も頂けます。
barは確かキャッシュオンデリバリーなので、本当に気軽に利用出来 夜景も見れるから◎。
ホテル宿泊客の方は勿論、一般の方も入店可能な為 客層な本当にバラバラです。
モーニング/ランチ/ディナーと分かれていた筈で(ブランチとかもあるのかな?)
席も中央や窓側、カップルシート等様々。ピアノがメインフロアの中央ゾーンにあり、
土日や曜日限定で演奏があります。(ピアノ詳細は、HPで確認できるはずです)
例えば1人でカップルシートに座ったり、男性の方が2名でディナーされていても、
全く浮く事もないし、周囲の目が気になる事もありません。
変にかしこまらなくても誰でも平等に当たり前に、宝石箱の中心で過ごせるような、
非日常的でありながら、落ち着いた自分の時間を過ごせるような感覚です。
アラカルトで注文する事も出来ますが、コースが幾つか分かれており(予約しないでも可)
今回はイタリアンフルコースをオーダー。スパークリングワインがついているコースです。
(他にも、ラウンジですが飲み放題等もあり、色々相談に応じてくれます)
今回私が伺ったのは、平日の少し早い時間帯だった為か、店内は空いており ちょっと
薄暗く寂しい雰囲気。お客様がいないと、居酒屋の様に活気があるジャンルでないお店は、
雰囲気づくりが中々難しいですよね。『ガラ~ン』って状態が負の連鎖になると、陰気な
方向性にいってしまうと思うので その時だけ中央ホールを明るくしてみたりすると
いいかもしれません。(まぁいつも混雑されてらっしゃるとは思うから、暇な時が珍しい
とは思うので 稀有な心配かもしれません 笑)
バルコニーシートの席だったので、店内一番奥へ案内されました。
映画館のシートの様であり、ディズニーランの乗り物4名席の様な 笑 窓際間近の席。
席の創りからワクワクが止まらないのに、目の前には溢れんばかりのきらめき。
着席すると、本日の献立がインプットされた紙が置いてあります。
それを見て 楽しみながら次を待つことができるのもいいですね。
『待つ時間がご馳走』って思えるのは 素敵な事だと思います。
ドリンクメニューは別にあるので、頼む度に持ってきて下さいますし、着かず離れずの
接客なので私的には心地よいです。ただ、恐らく支配人の方以外は 比較的カジュアルな
服装や姿勢なので、厳粛なホテル対応を望む方は 少し疑問に感じてしまうかも。
雲丹やキャビアを使ったコンソメゼリー寄せ(食前のお楽しみ)が、カクテルグラスで登場。
小さいティースプーンで ふるふるしたゼリーを口にすると 口の中に冷たくて珍味のぷちぷち
ねっとりした食感が運ばれてきます。本当に美味しい...久々に、一口一口を噛み締めて頂きました。
私はここのドリンクメニューが大好きで(barと併設しているから、カクテルメニューが豊富で
美味しいカクテルが飲めるというお墨付きな訳です 笑)バレンシアやコスモポリタン、
アレキサンダー...etc ショートカクテルを次々とオーダー。大好きなグラスホッパーは
最後の最後迄悩んで断念しました(せっかく美味しいディナーなので、酔っ払いすぎない様に..涙)
一番のお気に入りは、余り日本のレストランではお目にかかれない『パルフェタムール』
(バイオレットリキュールの意)がある事。=【ブルームーン】が存在するのです!!!(力説)
これも余談ですけど、夏目漱石が英語の先生だった時代 生徒から
『I love youを訳すと、【愛している】ですか?』と質問された際
『日本人が そんな事いう訳ないだろう。【月がとっても青いですね】って訳しとけ。』
っていう話を昔聞いて、カクテルの由来とか全然違うんですがww『藍い月』って響きが好き。笑
ショートカクテルは全て 少しキツめなので(言ったら弱くして下さるとは思います)
ゴクゴク飲まずに ゆっくりゆっくりお料理と一緒に楽しめるのもいいですね。
アンティパストは 全て一口サイズですが イタリアンというよりスパニッシュピンチョスの様で
彩りも激しいカラーで全て塩気がきいてるし、創作でとても楽しめます。
生ハムメロンではなく、生ハム+柿だったり...少しずつ斬新でとても美味しい。
紙には次にパスタとありましたが、順番は異なるようで 次にきたのはお魚のズッパディペッシェ。
ほんのり温かいソースとお魚で 味がじゃぶじゃぶ煮込まれている訳ではないので食べ易い。
この辺りでパスタがきたか、お肉が先だったか覚えていないのですが..(すみません)
パスタは水タコのラグースパゲッティ。水タコが大好きな私ですが、本来淡白な味タコの
ラグーなんて、まっとうから相反対するもの..どんな味わいなんだ?とドキドキ。
うんパスタは...正直普通の一口サイズの味でした。笑
水タコを使用して..どこに使用されたのかな?って感じだったので、違う物でもよかったかな。
ズッパ→炭火焼だから、本当にサッパリしたパスタ系でも合うんじゃないかと思います。
次にお肉ときて、お肉は最初の時点で2種類タイプがあり 1人1人好きなのを選べましたので、
牛ロースと豚肩ロース(どちらも炭火焼き)をそれぞれチョイスして、シェアしました。
どちらもオクラとルッコラが上にのっていましたが、肩ロースは塩ベースでサッパリしていて、
牛ロースはどっしりと中身が濃厚で どちらも違った味わいで楽しめました。
最後にドルチェプレートがきて、紅茶か珈琲。
ゆっくりゆっくりした時間 一粒一粒がキラキラしていて、素敵な時間を過ごせました。
2018/09/05 更新
以下参照お願いいたします