1回
2022/12 訪問
馬渡シェフの笑顔が紡ぐイタリアン~絶品[タマゴとチーズ 黒トリュフのココット]~
2023/06/23 更新
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タマゴとチーズ 黒トリュフのココット
バジリコと赤海老のリゾット
イタリア産ポルチーニ茸と長野県産のキノコ 自家製サルシッチャのタヤリン
フィナンツェーラを詰めたウズラのローストと蝦夷鹿のパイ包み焼き
(鶏肉・牛肉に変更可)
本日の一口チーズと秋田県産アカシアのハチミツ 暦の物語のフレッシュハーブティー
ドルチェ
ピスタチオのパンナコッタとカンサータ
マロングラッセのホットチョコレートとジェラート
カフェ
…
ヒトは。
美味しくてたまらなさすぎると、
どう文字にしていいか分からなくなり。
結果。
メニュー献立を書けば そこに全て美味しさが詰まった気がして
【完】。
と、終わりにしてしまいたくなる。
…
という事を、思わずにいられなかったのが、
こちらの『リストランテ ラ チャウ』さん。笑
イタリア、ピエモンテ州のミシュランの１つ星レストラン
「La ciau del Tornavento」で修業された馬渡シェフのお店で、
１階に姉妹店があり
https://tabelog.com/tokyo/A1314/A131402/13162247/dtlrvwlst/B456424047/?lid=unpickup_review
地下に こちらのお店があります。
無知で恥ずかしいのですが、普通に通りかかった時に
何だか気になるお店だな…ってブクマしていて、
会社のマダム達とご飯会をしようと思い
『田町 イタリアン』で検索したら 速攻トップに出てきた百名店だったという…
何とも安易で 本当にお恥ずかしい限りなんですけども、
でも 他のお店を調べても、別格でこちらのお店が良さそう…
と思ってしまい、当時はまだコロナ禍だった為
電話で問い合わせ予約をしました。
高級イタリアンだとばかり思っていたので、ちょっと
電話の際 緊張していたのですがｗ
良い意味でTHE 高級イタリアン！という訳ではなく、
ただ 若い方が淡々～と対応されていた感じは正直不安だったのもあり、
こちらから色々どのコースがいいかとか 苦手な食材とか 率先して
私が主導権を握って話してしまいました…笑
コースは３種類だそうで シェフにお任せするコースにしました。
何となくカジュアルなのかな？とホッとしつつも
接客面で 少しの不安を感じながらも 当日入店。
思った通り、ドレスコードが絶対必要！という感じのお店ではなく、
家庭的な柔らかい感じがするイタリアンの雰囲気。
この時期はまだコロナ禍だったのもあり、入店や人数等
制限があったんだと思いますが ゆったりとした空間。
あ、ただ…。
会話を普通にしていたら、ホールの若い方に
「ほかのお客様もまもなくいらっしゃいますので、
声のトーンを落としてください」
と注意されました…涙
そ、そんなにうるさかったか？？？汗
会社のマダム達だったので、寧ろキャーキャー騒いでいなかったと思うのですが…。
果たして、コロナ禍だったから、厳重注意体制だったのか 元々 静か目に頂かなくてはいけない店なのか…と
ちょっと しょんぼり気味になりながらも、他のお客様も普通に会話されていたので、
まぁ…コロナ禍でホールって気を遣うよね……って思いなおしていたら、
シェフがにこやかに挨拶周りにきて下さって
（しかも全テーブル）どの卓の皆さんも、シェフと嬉しそうに
お話されていて 凄く急にパッと明るい空間に変わりました。
料理のタイミングとかもあると思うので 大変だと思うのですが、
挨拶以外にも 特別に手を加える料理はテーブル迄その都度来て下さるし、
最後 お見送りにも来てくださって、笑顔とお声がとても素敵だったので
サービス面が 居心地の良い空間に変わるって凄いなと思いました。
欲を言えば、ホールの方も そういった空間を紡いでいってほしいなと思います。
上記に少しサービス面で色々書きましたが、
お料理は もういう事な～～～んもないといいますか、
こんなに美味しいイタリアン食べたの初めてかもしれない、といった所でしょうかｗ
中でも、
[タマゴとチーズ 黒トリュフのココット]
これ、ほんっと…素晴らしかったです。
シェフがトリュフをかけにきてくださいましたが、トリュフの香りも
素晴らしく タマゴの甘さ・チーズのなめらかさが 全て柔らかく
ふわふわっとしたスクランブルエッグを 貴婦人に仕立てたような…
凄く繊細なのに 奥に芯が香る逸品。
また、私はメインはウズラのローストと蝦夷鹿をチョイスしたのですが
（滅多に食べれないし！笑）
マダム達は 各々、鶏肉と牛肉を選ばれていて
３人 全て違うお肉料理でも対応して下さるのが嬉しい。
私のウズラのローストは 想像以上にパリリッとした歯応えが良く、
軽さもあるので 赤ワインではなくても合いそう。
グラスワイン・スパークリング共に３種ずつ程あり、
イタリアワインで 重厚すぎず、ライトすぎず とてもお料理にマッチしていました。
少量ずつ提供して頂けるので
どれも美味しく、又 シェフが おかわりパスタ（ほかの方にも
出しているパスタや、お腹の具合を聞いて下さって）を
追加して下さったりと
中々 相当な量を食べていたと思うのですがｗ
小食なマダムも 何とペロリとフルコースを完食。笑
余りにも美味しく、お勧めされたものは出されたものは
全て食べる３人…笑
シェフもニコニコそんな様子を 良い声で見守ってくださって
（尚、カラオケの十八番はTUBEだそうですｗｗｗ)
少しの緊張感が 最終的には美味しさとシェフの笑顔に
包まれた安堵感へと変わっていました。
他の料理も 全て美味しく、一つ一つ書いていたら もう文字数終わってしまうので、
ここら辺で終わりにしますがｗ
田町のイタリアン、という認識でしたが
私が東京で行ったイタリアンで 一番美味しいお店じゃないかな？と
思っています。
是非又 再訪したいです。