rtake57さんが投稿したGibier MIYAMA（京都/祇園四条）の口コミ詳細

12月、寒くなりました。
ということでジビエをいただきにお伺いしました。
ご無沙汰とご挨拶すると、神田シェフが熊づくし
というので期待がたかまります。

ドリンクはハイボール
お酒を飲みすぎると食べられなくなるので自重します。

こちらではまず季節のジビエを４品いただきます。
卓上に置かれたメニューを拝見、今日は、

①鰆菜の花 春菊 蓮根 蕪
②月の輪熊 冬きのこクレソン
③タヤリンパルメジャーノ
④月の輪熊 黒トリュフ マッシュルーム

お決まり後は、アラカルトメニューから好きなものを
チョイスします。
全部食べてもＯＫという驚きのシステムです。

お決まり①は、鰆、菜の花、春菊、蓮根、蕪
鰆の素揚げ、蓮根の揚げ物、菜の花や春菊、キュウリの
マリネ、にんじんや蕪が甘くて美味しい。

シェフが熊肉を披露した。
脂がびっしり乗った熊肉は２才の雌、
１頭買いで100万円　とのこと。

お決まり②は、月の輪熊、冬きのこ、クレソン
熊肉ときのこ、クレソンの鍋です。
熊さんの脂が美味しい。熊肉のエキスにきのこが
たっぷりなお出汁にクレソンのほろ苦さ。

お決まり③は、タヤリンパルメジャーノ
タヤリンはピエモンテ州に伝わる卵入りの手打ちの
タリオリーニみたいなパスタ、熊肉のカルボナーラ

お決まり④は、月の輪熊 黒トリュフ マッシュルーム
月の輪熊と黒トリュフのパイ包みにマッシュルームの
ソースです。
フォカッチャでソースをぬぐいたいが我慢しました。
シェフはフォカッチャを食べさせるための料理だと。
その手には乗らない。

さて、次からアラカルトです。
おつまみや肴になる料理から選びます。
メニューの左側と右側の上ですね。
もちろん全部食べても良いのです。

メニューの左側から
鴨ロース
鴨鹿ワンタンスープ
鹿トリッパ
椎茸とブラータ 月の輪 XO醤
鰻炭火焼
レーズンとくるみのバケットゴルゴンゾーラ
こっぺ蟹春巻き
甘鯛炭火燒
本モロコ 南蛮漬け
帆立フリット雲丹醤油
牡蠣塩ダラグラタンブランナード
アジフライ タルタル
ムール貝白ワイン蒸し
海老クリームコロッケ
クラシックオニオンタルト
鯖コンフィと季節野菜サラダ
野菜浅漬け
川海老と海老芋 ポテトサラダ

左側上から
特上鹿炭火焼
ウズラ炭火焼
鴨炭火焼
猪煮込み
高千穂牛炭火焼
牛タンシチュー
の２４種類です。

さらに食事的メニューが
炙り雲子 ぺペロンチーノ
ダックオーバーライス
山菜ご飯
鴨ラーメン
カレーライスの５品

 

最後にデザートが
濃厚プリン
無花果と栗のタルト
チョコレートテリーヌ 紹興酒
ピスタチオアイスクリーム
レモンジェラート
梅と白ワインのジェラート
の６品あります。

メニューを見るだけで圧倒され、とても全品征服は
無理だと思いしらされます。
食べる前からギブアップしてはだめですね。

シェフにおすすめを聞くと、
鹿、鴨ははずせないとのこと。

そこで
鹿炭火焼き
鹿トリッパ
鴨はロースか炭火焼きのどちらが良いか聞いて、
鴨の炭火焼き
新しいメニューだという、椎茸とブラータ 月の輪XO醤

あっさりしてそうな、
川海老と海老芋ポテトサラダと
鯖のコンフィと季節野菜サラダ
をチョイスしました。

 まず、川海老と海老芋ポテトサラダ
山椒の香りもする和風サラダ

鹿のトリッパ
トリッパは牛の胃袋ですから鹿の胃袋をチーズ焼きに
したのかな。熱々です。

鴨の炭火焼
皮はこんがり香ばしく、お肉は柔らかくてジューシー、
薬味は柚子胡椒

鯖のコンフィと季節野菜サラダ
鯖は脂が乗り旨味が凝縮しています。
意外にボリュームがあって満腹感が襲ってきました。

椎茸とブラータ、月の輪 XO醤
大きな椎茸と熊肉にフレッシュチーズを乗せて焼いて
あり、肉厚な椎茸の歯ごたえにトロリと溶けた濃厚で
クリーミーなチーズ、XO醤のコクと辛味が美味しい。

もう食べられません。
前回よりも早々とギブアップです。

食事メニューからは１つだけ、
鴨ラーメンをチョイスしました。
見慣れないダックオーバーライスが魅力的なのですが
無理です。
なお、量は調節してくれますから、１口、２口ほどでと
お願いできますよ。

醤油ラーメンには大きな鴨ロースが乗っています。

満腹ですがデザートは別腹です。
濃厚プリン
無花果と栗のタルト
レモンジェラート
の３種盛りをお願いしました。
タルトが美味しかったし、ジェラートでさっぱり。

ドリンクはコーヒー

次はいつ頃が良いか聞くと、１月、２月とますます
ジビエが良くなりますよ、とのこと。

使ったお箸は持ち帰れますし、大きなフォカッチャも
お土産にいただきました。
今回はシェフが実家の庭に生った柚子で作った
自家製ゆずジャムもいただきました。

ごちそうさまでした。
寒いうちに再訪したいですね。

夏鹿と鮎の時期なので再訪しました。
今回もＨＰからトレタで予約。２万円のコースだけ。
ポケットコンシェルジュでは13,860円のコースが
ありますが。

カウンターに今日のメニューと持ち帰れるお箸、
消毒スプレーが用意されています。
ドリンクは4杯5,500円のペアリングをお願いした。

まず、泡はChampagne Bression Sebastien Cuvée Prestige Brut

最初に今日のジビエ４種類が出されます。
その後はメニューから好きな料理を好きなだけ
オーダーできるという驚愕のシステムです。
何から、何をどのように食べ進めるかが問題です。

最初のジビエは、新ジャガイモ・生姜・キャビア
ビシソワーズのような冷たいスープ

ワインはアルザスの白ワイン、Tannico Alsace Blanc Riesling Hahnenberg Domaine Achillée

次は、鮎、白味噌クリームチーズ
付け合わせはキュウリ昆布〆、万願寺唐辛子、賀茂ナス
味噌クリームチーズを付けていただいた。
これが美味しい。

焼きたてのフォカッチャが出された。
熱々で美味しいが、食べると料理が入らなくなる。
マスターは盛んにお代わりを勧めていたが、お客は
その手には乗らない。

赤ワインはフランスロワールのコート・ドュ・
フォレーズのヴァン&ピック セイベルルージュ

３品目は猪、芹、実山椒
猪のスープ仕立てだ。猪の脂で煮られた芹が美味しい。

赤ワインはナパ・ハイランズカベルネ・ソーヴィニヨン
ナパ・ヴァレー　2016

４品目は鴨、クレソン
メニューには鴨だけですが、良い鹿が入ったので
鹿もだしましょうと。
鹿は脂身がすごい。鹿は赤身の肉との印象があったが
噛むと水のように溶けだすがしつこくない。
これほどの脂身がある鹿はほとんど出回らないらしい。
猟師さんが自家消費してしまうようだ。

ここからアラカルトです。
皆さんメニューを見て考えている。自分も前回は
初戦敗退だったので何からたべるか悩みますね。
ドリンクは黒糖焼酎のソーダ割りをお願いした。

アラカルトは
うり坊のサルシッチャは手違いでオーダーが
通っていなかったようだ。残念。

クレソンとたらこのサラダ
さっぱりしたドレッシングで美味しい。
ハイボールをお願いした。

帆立雲丹醤油
薄い衣の貝柱に北海道のバフンウニを乗せ醤油を
垂らしてある。貝柱は火入れが絶妙で美味しい。
ウニは甘い。

若猪の炭火焼き
脂身がすごく、木の芽のソースでいただいた。

夏鹿の炭火焼き
脂身と赤身のバランスが良く美味しい。
ハイボールを追加した。

きずし、茗荷
きずしは割合しっかり漬けてあり、茗荷の甘酢漬けと
いっしょにいただいた。

鯖サーディンはパサパサで少し残した。残念。

もう食べられません。どう考えても制覇は無理、
前回よりも食べていませんね。
残念ですが、食事とデザートははずせません。

食事は
カラスミペペロンチーノ
〆のカレーライス

デザートは、
濃厚プリン、パッションフルーツとレアチーズタルト、
カンノーリ
ドリンクはコーヒーで満腹です。

お土産にフォカッチャと使っていたお箸、炊き込みご飯
のおむすびをいただきました。

ごちそうさまでした。

噂の美山荘にはお伺いしたことはありませんが、
祇園で美山のジビエをいただけると知り突撃しました。

鴨川を渡り八坂神社の手前に祇園北側に抜ける
路地があり、今まで気がつかなかった、進むと
GibierMIYAMAの看板と行灯がありますね。

ひっそりした路地なので人が少なかったら
どうしようかと思いながら入ると囲炉裏を
囲むようなカウンター席はほぼ満席だった。

空いていた角の席に招じられた。
キャップを被りラウンド髭のシェフと
若いサポートの男性、女性スタッフが数名で
活気があるし目の前で調理されているので
臨場感もありますね。

おしぼりをいただき、
ドリンクはどうしますかと聞かれたが、
メニューはないようです。
普段はワインを飲まないのでペアリングを
お願いしました。

メニューを見ると料理はジビエや魚、野菜などの
素材を和からイタリアンまで幅広く提供される
ようです。

シェフからメニューについて説明があった。
ジビエを味わっていただきたいので、
最初に諸子、月の輪熊、鶉、猪の４皿を
お出しします。
その後はメニューからお好きな物をお好きなだけ
お選びください。全部でもけっこうです。
量は調節しますとのこと。

シャンパーニュを飲みながらメニューを拝見
本モロコ炭火焼きから猪炭火焼きまで19種類
のお料理、
次は食事、シラスと卵黄ペペロンチーニから
〆のカレーライスまで７種類、
デザートがホワイトチョコレートムースから
レモンジェラートまで５種類となっています。

最初の料理は本モロコの炭火焼きです。
かりっと焼かれた本モロコは頭から丸かじり。
聖護院蕪とグリーンピースのソースや香草と
一緒にいただきました。

ペアリング２杯目はアルザスの白ワイン

お料理２皿目は月の輪熊です。
クレソンが山盛り乗せてある。
クレソンはコンソメスープに浸して食べて
くださいとのこと。
熱々のコンソメスープにクレソンを浸し、
少ししんなりしたところをいただいた。
熊さんの脂がとけたスープが絡み美味しいです。
熊肉も美味しいですね。ことに脂身が美味です。

イタリアの赤ワイン

お料理３皿目は鶉です。
鶉は唐揚げにしてインゲン豆のトマト煮には
ごぼうのチップス。
鶉の足は小さいが脂が香ばしくて美味しいです。

赤ワイン

４皿目は猪ですが、焼き上がるまでにどうぞと、
うり坊と蕗の薹の春巻を出された。
あっさりした子猪のうり坊の煮込みを具にした
春巻に蕗の薹のほろ苦さと香りがほんのり。

もう少し時間がかかると、
美山の鰻をいただきました。脂が乗った鰻です。
メニューにはないようです。
シェフはメニューにある料理でもお客の要望に
応じて素材を臨機応変に組み換えて出される。

お料理は猪です。
赤身と脂身を炭火焼きにして木の芽のソース
脂身は牛や豚に比べるとかたくて濃厚なので
木の芽のソースが合います。

ここからはメニューから選びます。１皿の量や
素材の組み換えにも応じていただけます。

鰤の南蛮漬け。
脂が乗った鰤に甘味のあるお酢が合う。

鯖のコンフィと春菊のサラダ。
さっぱりしたドレッシングで春菊が美味しい。

朴葉の包みご飯をどうぞ。
メニューにはないようです。
朴葉の包みを開けるとあさりご飯だったかな。
朴葉の香りが良いですね。

ワインはイタリアの白

だんだんとお腹が苦しくなってきました。
皆さんは全てのメニューを制覇する勢いです。
うらやましい。
頭ではあれもこれも食べたいと思うのですが、
胃袋が難色を示しています。

ゴルゴンゾーラとレーズンのバケット、
鹿熊猪のパテドカンパーニュの両方は多いかなと
お聞きすると、バケットにパテドカンパーニュを
少しお付けしましょうと、調節していただいた。
干しブドウ入りの自家製バケットに蜂蜜、
ゴルゴンゾーラチーズと合います。

ドリンクはハイボール

鹿熊猪のパテドカンパーニュは味や歯触りが違う
肉です。ハイボールの肴にぴったり。

パスタも目移りします。
何種類がオーダーされている方もいますが、
自分は無理でしょう。
炙り白子、カラスミのパスタをお願いした。

パスタが茹であがるまでに、
クラシックオニオンタルトとハイボールを
お願いしました。
甘いタマネギのタルトはワインにもハイボール
にも合います。

ハイボールを追加。

パスタに唐墨パウダー、炙った鱈の白子を乗せて
出された。
お餅のように香ばしい白子と唐墨を混ぜ混ぜして
いただきました。
濃厚な白子に唐墨の塩味が加わって美味しい。

最後に〆のカレーをお願いすると、
量はツースプーン、スリースプーンですか？

どれだけかわかりませんが。ピリッとした
カレーは〆にぴったりでした。

満腹になりましたがデザートは別腹です。
食べておかないとコンビニに寄ることになるので。

デザートは、
金柑リコッタチーズタルト
濃厚プリン
レモンジェラートの３種類を盛り合わせで。
美味しかったです。

コーヒーをいただいて大満足です。
ごちそうさまでした。

あまから手帖3月号に載ったので、予約が増えて
いるそうです。
自分もあまから手帖を見てすぐ予約しました。
お店のＨＰから予約できますよ。
全メニューを制覇してみてください。