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入り口。壁に埋没して一瞬どこから入ればいいのか混乱。
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中はザ・サムライハウス。雰囲気たっぷりで心が躍る。
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お店退去時に撮影したボックス席。障子閉めたら個室みたいにできます。
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豚肉鍋と湯豆腐。まずお通しでこれが出てくるのが信じ難い。
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ほやの塩辛
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金魚鉢サラダ。インパクト抜群。
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イカ天ぷら。当地ではおつゆに漬けて提供。
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牛タン煮込み。
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気仙沼ホルモン。ウスターソースと味噌が合体し、味の概念昇華を感じる。
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かつおのハラス焼き。初めて食べたが脂身ほどほどで大変美味。
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松島の焼き牡蠣。シャベル焼きという豪快な方法で提供されたぷりぷり貝肉がハオ。
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鉄板の上で岩牡蠣をシャベルでガラガラかき混ぜて焼く。
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いくらの花火巻き。目に良し舌に良しの素晴らしいメニュー。
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デザートに牛タンアイス。ネタに走りきれず残念な品だった。
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炉端コーナーに掛かっていた鬼瓦?子供が見たら少し怖いかも。
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午後の用務も終了し、仙台市内に戻ってくる。本日の宿は地下鉄の勾当台公園駅のすぐ近くなので、近所の居酒屋で慰労会を実施することに。食べログで調べてみたところ、丁度宿の近くに江戸時代の古民家みたいな作りで、宮城の料理や地酒を一通り楽しめる居酒屋があるそうで、早速行ってみることにする。
国道286を南下し、地下鉄広瀬通駅のところで右折。48号線をまっすぐ進めばお店の入り口のあるビルに着く。酒樽並べて作った壁の真ん中に、店名を書いた小さな扉。時代劇の番小屋の小木戸のような窮屈な入り口から頭を下げて中に入ると、そこは江戸時代。オーサムライハウス!なんてインバウンド客が泣いて喜びそうな内装で、大変心が躍る。靴を脱いで畳敷の床に上がり、我々4人はボックス席へ案内。どっしりした木の重厚な内装の半個室で、障子扉を閉めれば外界と切り離すことができる。
卓上には簡易コンロと1人用土鍋が人数分置かれている。なんとこちらのお店、お通しが豚肉鍋と湯豆腐だとのこと。湯豆腐は調理済みのもの、豚肉鍋は食べる時に簡易コンロに乗せて温めてくれる。とりあえず乾杯用のビールを頼み、お通しを肴に一杯やることに。
湯豆腐は冷めてはいるものの上質なお豆腐。ポン酢でさっぱり頂くと口の中でとろけるような。
豚肉鍋は、鍋というかすき焼きみたいな甘辛の割下で調味されている。溶き卵に付けてお召し上がりをと言われて、いよいよすき焼きっぽい。脂身と赤身のバランスの良いバラ肉で甘辛割下が染み込んでてとても美味い。
お通し?というにはとても贅沢な料理を楽しんで、いよいよメニューからの注文を開始。まずは、宮城名物ほやの塩辛、金魚鉢サラダ、イカ天ぷらを注文してみる。
ほやの塩辛は長期保存している筈なのに、歯応えぷりぷり。塩辛の割には塩気少なめで、海のパイナップルと呼ばれるほやの果実味がしっかり引き立てられている。
金魚鉢サラダは、まさしく金魚鉢に入ったグリーンサラダ。和風ドレッシングが付いてくる。金魚鉢でサラダ食べるのは、宮城一円の文化的風習なのか、この店だけのものなのかはよくわからなかったが、美味かったのでヨシ!
イカ天ぷらは、イカの天ぷらを熱々のおつゆに漬けてあり、天ぷらうどんのうどん抜きみたいな料理。お汁の染みたふわふわ衣の食感も良いし、柔らかいイカの身も美味しいし、いい意味で意表を突かれた。
続いて、次は肉だと、牛タン煮込みと気仙沼ホルモンを注文。牛タン煮込みは、濃いめのおつゆで豆腐と牛タン煮込んだ料理。牛タンは程よく柔らかく、若干のコリコリ食感残ってて大変美味い。
気仙沼ホルモンは、にんにく味噌漬けホルモンの鉄板焼き。千切りキャベツも一緒に出てくる。現地ではこれにウスターソースかけて、ホルモンと一緒に食す由。既に味噌の濃い味付けなのにソースかけてどうすんだ?と違和感感じながら味見してみると、なんとこれが結構美味い。にんにく味噌単体だとどこにでもあるホルモン焼きだが、甘酸っぱいウスターソース追加することで奥行きのある個性的な味わいに。是非自宅の焼肉でもやってみたくなる。
ここで日本酒投入。宮城23蔵全ての日本酒が飲めますとのことで、まずは黄金澤という銘柄をチョイス。名前がゴージャスそうだから選んだってトランプ大統領かよ〜みたいなやり取りしながら飲んでみるが、黄金とかいう割には大変繊細な味わい。瞬時になくなったので雪の松島をお代わり。ブルーインパルスみたいな派手な酒をイメージしていたが、柔らかな味わいで実に飲みやすい。このまま23蔵制覇したかったが、早朝からの用務で疲れていたのか覿面に酔いが回ったので断念。ハイボール等軽めの酒に復帰する。
今度はまた魚に戻り、金華しめサバとかつおのハラミ焼きを注文。金華しめサバはしっかりお酢の味が染みて脂の乗った美味しいサバ。流石は金華サバと感服して味わう。
かつおのハラスは、お腹の先の一番脂の乗った部分で、宮城県ではメジャーながら自分は初めて食べる。シャケハラスほど脂ギッシュではなく、結構肉質固めながら丁度いい脂加減の美味しい部位で、塩だけで調味して炭火で焼いたシンプルな料理がこんなに美味いとは!
ここで店員さんよりアナウンス。牡蠣のシャベル焼きをそろそろ仕込みますがおひとついかが? このシャベル焼き、松島の岩牡蠣を殻ごと鉄板に撒いて、シャベルで掻き回して加熱する豪快な料理で、こちらのお店の名物とのこと。事前に注文受けて午後8時に一気に仕込む限定メニューであり、全員がその場で注文する。時間になると、今から焼きますので炉端へどうぞとのアナウンス。
鉢巻姿の男衆が、大量の岩牡蠣をガラガラ鉄板にぶちまけ、鉄板の上でシャベルで掻き回してながら加熱する。豪快そのもので、インバウンド客とか絶対喜びそうなパフォーマンス。
その後焼き上がった牡蠣を店員さんが持ってきて下さるが、あんな豪快な焼き方なのに焼き過ぎたり半生だったりなんてことはなく、ふっくらと絶妙の焼き加減。ぷりぷりで汁気たっぷりの素晴らしい牡蠣で、一つ920円と結構なお値段だが、十分その価値のある品。
そろそろ〆のご飯にしよう、釜飯とかいいんじゃないか?と発言すると、横で聞いていた店員さんより、釜飯は提供まで45分掛かりますとの悲しい返答。仕方ないので、早く出てきそうないくらの花火巻きを注文。お皿に、サーモンと海苔を内巻きに、外周を紅色のトビコで飾った巻き寿司五切れを置き、上と周りにいくらと錦糸卵散らした、花火のような美しい品。お味も上々で素晴らしい。
最後にデザート行ってみようと、メニューを開いた途端「牛タンアイス」という禍々しいメニューが目に入る。デザートのトップにこんな挑戦的な品物を載せるなんて、余程お店側に自信があるのだろうと、敢えて挑戦に乗ってみることに。
出てきたアイスは普通のバニラアイスぽい外見で、ちらほら灰色のつぶつぶが混じっている。おそらくこれが牛タンなのだろう。一口掬って味見。初めはただのアイスクリン、古風で淡白なミルクアイスのようだが、そこはかとなく肉っぽい後味と、生姜やネギの風味を感じる。おそらくアイスにテールスープ混ぜて作っているのだろう。牛タンは小さ過ぎて牛タンぽさは皆無。もう少し大きめの牛タン入れた方が牛タン感が増して良かったのでは。ネタに走ろうとして、つい理性のブレーキかかってネタに全力投球できない、失敗した芸人のような中途半端な品で残念。
お腹もいっぱいになったので店を辞去。お会計は4人で30000円と結構な額を使ってしまったが、一つのお店で宮城県のグルメも地酒も一通り味わえる便利さも、サムライハウス再現した雰囲気たっぷりな内装も、全てが素晴らしい。お値段なりの価値があると他の仙台出張者にも全力でおすすめしたい。