ぼくの食べ歩き日記さんが投稿したRyumi(東京/銀座一丁目)の口コミ詳細

レビュアーのカバー画像

一緒に食べ歩きライフを楽しみましょう!

メッセージを送る

ぼくの食べ歩き日記 (30代前半・男性) 認証済

この口コミは、ぼくの食べ歩き日記さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

Ryumi新富町、銀座一丁目、宝町/中華料理、飲茶・点心、ワインバー

1

  • 夜の点数:4.7

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.7
      • |サービス 4.7
      • |雰囲気 4.7
      • |CP 4.7
      • |酒・ドリンク 4.7
1回目

2025/07 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.7
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

広東料理の真髄がここに!大崎シェフが織りなす絶品中華

「まさか広東料理で、ここまで心を動かされるとは…」

銀座の静かなビルの一角。扉を開けると、そこに広がるのはたった7席のカウンターだけの世界。2025年4月にオープンしたばかりの【Ryumi】は、ザ・ペニンシュラ東京「ヘイフンテラス」で日本人初の総料理長を務めた大崎シェフが満を持して独立開業した、広東料理の劇場です。

一歩席に着けば、まるで美食のステージの最前列。シェフの所作、湯気、音、香り…すべてが五感をくすぐりながら、目の前で料理が完成していきます。しかもその日の天候や食材の状態によってメニューを柔軟に変えるスタイル。ライブ感あふれる「一期一会」の中華体験です。

まず登場したのは、前菜の五重奏。甘やかなイチジクと大連のコリコリ海月(クラゲ)の組み合わせから、ジャスミン香る天草の車海老、山椒豆腐のソースで鮑をいただく逸品まで、それぞれに小さな驚きと余韻が。なかでもアオリイカの八珍甜醋仕立ては、ほんのり甘くてインゲンの塩気が絶妙。どの皿も“前菜”とは思えぬ完成度に、思わず背筋が伸びる。

そして、ここから一気に火入れの美学へ突入。沖縄・福まる農場のキビ丸豚を使ったバーベキューは、骨付きの肩ロースを香ばしくロースト。中国味噌と砂糖でマリネされ、脂の甘みと身の解け具合がとにかくすごい。添えられたクミン香るズッキーニのアクセントも素晴らしい。

続いて登場したのは、感動レベルの「吉切鮫と対馬地鶏の漢方蒸しスープ」。よしきりのフカヒレ、衣笠茸、螺貝などを金華ハムの旨味でまとめた一杯は、透明なのに驚くほど濃密。下皿までアツアツで、飲むたびに体の奥がじわっと整う。

そしては、「北海道産ナマコと岩牡蠣」。岩牡蠣はスプーンで切れるほどに柔らかく、肝が濃厚。ナマコもプルンと弾力がすごく、臭みゼロ。醤油とオイスターのバランスも完璧で、広東料理の真骨頂を感じました。

締めには、と金華ハムの旨味が溶け込んだ上海麺。もっちりとした食感と金華ハムの深いコクにピリリとしたXO醤のアクセントに思わずため息。


Ryumiの魅力は、味だけじゃありません。食材の選び方、生産者との信頼、器のひとつひとつにまで宿るセンス、そして何より、料理に向き合う大崎シェフのまっすぐな姿勢。

「もう一度体験したい」そう思わせてくれる "中華の真髄" が、ここにはあります。

2025/07/20 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ