2回
2025/03 訪問
全てが完璧な至福の時間
3ヶ月前に予約をし、初来訪。
生ハムをメインとしたコースが楽しめるとのことで楽しみにしていたお店。
コースは1つで11500円。
ワインのペアリングをつけられるんだけど、
私たちはドリンクは都度注文。
コースは馬肉のカルパッチョから始まりバスクチーズケーキまでの品数豊富な内容。
馬肉はハツ、ロース、バラの3種で
オリーブオイルと削りチーズをかけたシンプルな逸品。全く臭みもなく、部位ごとに違う食感や風味を楽しめて五感を刺激された。
生ハムと霜降りヒラタケのスープ
パイ包になっていて、ザクザクとスプーンで割っていただく。
火を通した生ハムはかなり薄切りで最初生ハムだとわからないくらいの柔らかさ。ヒラタケの旨みが濃縮されててこちらも悶絶。
幻のトマトを使ったブルスケッタ
水分をなるべく与えずに育てられたトマトで甘味が詰まってて今まで食べたトマトの何倍も濃い。
甘エビのクスクス
甘エビ、フキノトウ、クスクス、パッションフルーツが細かく刻まれていてその上にバジルの泡がのってる。
これが爽やかでいろんな食材がぶつからずにまとまりを見せてて最高。私的にドンピシャ。美味しすぎる。。!
間違いなく今まで食べてきたクスクスの中で一番。
縞鯵のトラパネーゼ
肉厚で脂の乗った鯵は鯵だと思えないほどふっくらしていて春の香りを感じさせる逸品。
ここからは生ハムメインのコース内容。
発酵バターとブリオッシュの上に生ハムを載せたものはこの世のものとは思えないほど美味しいマリアージュで幸せすぎる、、
吉本牛乳という高級食材をつかって作られたシェフ特製のリコッタチーズとブラッドオレンジを生ハムに巻いて食べる逸品は
甘さと塩気と濃厚さのバランスが絶妙すぎてこれも悶絶。
ニョッコフリット
シェフがお料理を学びに行った地方料理で
現地の味をそのまま再現したもの。
ふわふわのニョッコフリットに生ハムの脂が溶けてさらに柔らかく、最高に美味しい。
ヒラタケのスープで煮込んだコシヒカリ雪椿上に生ハムを一枚乗せていただく逸品は
ヒラタケスープの旨みを吸ったご飯と生ハムの組み合わせは間違いない。
パスタは3種類から選べたり
メインの東京ビーフはグラム数を40/80/120gと選べるのでお腹の具合に合わせて調整できるのも嬉しい。
東京ビーフは70頭しか取れない希少な牛でステーキにはランプを使用されている。
コスパも高いしサービスもきめ細かく抜群。
至高のコース内容。
これは予約が取れなくなるほど人気になるのも納得。
ごちそうさまでした。
2025/03/12 更新
週末の12時頃予約をして来訪。
前回来訪時よりさらに人気になっていて、次回予約が一年先になっていた。
新進気鋭の大好きなお店。
いただいたもの
・9月のコース
車海老のスープからピスタチオジェラートまでの11品コース。
スープは車海老の殻まで使用していて旨みがすごい。
そこにオイルにカモミールを煮出したものを合わせていて華やかな味わい。この逸品からもう胃袋を掴まれてる。
秋刀魚とイチジクを使用した逸品は全く臭みがない秋刀魚がレアに火入れしてあり、イチジクの甘味とプチプチした食感が良き。
紫蘇の花が散らしてあり、見た目も華やかで美しい。濃厚なプリアサヴァランというチーズとの相性も抜群。
前回もいただいて感動した発酵バターを使用したブリオッシュに生ハムをのせた逸品。
変わらず口溶けが絶妙で堪らない。
生ハムとシャインマスカット、ナガノパープルを自家製のリコッタチーズと一緒にいただく。
果実の甘さと塩気のある生ハムに自家製リコッタチーズの滑らさが最高に合う。美味しい…!
コシヒカリのご飯に生ハムをのせていただく逸品も
ご飯の熱で生ハムの脂がとけて馴染んできて美味しい。サービスもきめ細かくてご飯だけが残ると追加で生ハムをのせてくださる。
今回1番感動したのが穴子と生ハムの組み合わせ。
穴子を発酵した衣で揚げた熱で生ハムの脂が溶けて見た目も艶っぽく美しい。なんて美味しいんだろう…感動。
お肉は白金豚と東京ビーフの2種。
牛と豚どちらも楽しめるなんて贅沢。
ピスタチオジェラートは家亀シェフの本気が表れた逸品でピスタチオの濃厚な風味はもちろんのこと、
ピスタチオ本体を砕いたものがかけられていて、
そこに糖度の高いメロンが入っている。
底にはザクザクとしたクッキーも入っていて、最後まで美味しくいただける。
最後の一品までこだわりが感じられて心から満足できるそんなお食事でした。
また一年後伺えるのが楽しみです。
ごちそうさまでした。