2回
2015/12 訪問
ゆき藤攻略戦発動!沼田の咲くカツ丼の妖花(ラフレシア) ~上州デカ盛り行脚~
2015.12.12に寄らせて頂きました。
国道120号の上古語父の信号から西へ400Ⅿ程の所にあります。
上州デカ盛り行脚もいよいよエルベ様、ゆき藤様、あしま園様の北毛デカ盛り3大攻略戦に突入します。
どのお店も量が多く食べ切るのは大変そうです、
「君は、食べ切る事ができるか・・・?」(初代波平の声で、笑)
前回の北毛デカ盛り3大攻略戦でエルベ様のパスタを完食して中盤戦に突入します。
今回は恐らくは北毛デカ盛りの天王山になるだろうと思われるとんかつのゆき藤様に決定します。
もちろん彼女のウサ子ちゃん(仮名)も一緒なのですが、行く前に些細な事でケンカになってしまい機嫌は良くありません。
元気づけようと思い、行きの道中でダース・ベイダーのテーマをエンドレスで流してあげたのですがすぐに怒りだし、彼女の大好きな中島みゆき様の作った歌に変えられてしまいました(笑)。
特にウサ子ちゃんが好きなのは「わかれうた」・「春なのに」そしてカラオケで彼女が必ず歌う「しあわせ芝居」。
私みんな気づいてしまった~しあわせ芝居の舞台裏~♪逢いたがるのは私一人~あの人から来ることはない~♪
彼女との冷戦時は聞いていて恐ろしい程のプレッシャー(汗)を感じましたがゆき藤様では更なるプレッシャーを受ける事になるの事をまだ知りません。
そしてウサ子ちゃんとの別れを模索する奴も密かに付いて来てた事を(笑)。
高崎から1時間半ほどでゆき藤様に到着。
土曜の昼過ぎで混んではいましたが何とか座れてウサ子ちゃんも少し機嫌が良くなります。
自分の頼むじゃんぼかつ丼はご飯が6合というモンスター級なのでウサ子ちゃんの援護は出来ないので彼女は食べ切れそうなロースカツのレディス定食を注文。
そして自分はじゃんぼかつ丼を注文するのですが名物のベテラン姉ちゃん(笑)に
「本当に多いけど大丈夫かい?」
と聞かれるほどでしたがここまで来たら引き下がれず
「じゃんぼかつ丼はミミーで行きます!」
と言ってその後に
「食べ切りゃ、死にはしない!」
とシーブ○ク君みたいな事を言って気持ちを高ぶらせました(笑)。
10数分後・・・。
ウサ子ちゃんが再び、一本松小林りんご園に寄って行きたいと話していたら彼女の注文したロースカツのレディス定食が運ばれてきます。
レディスでも多少、ご飯が少ないだけでロースカツを始めそれなりの量でウサ子ちゃん食べ切れるか心配になります。
ですが数分後に彼女の心配を忘れてしまう程のプレッシャーを感じて、振り向いて見たら明らかにサイズの違う蓋の閉まった丼からそれを感じました。
蓋を開けて中を見ると一回りどころか3,4回りは大きい、じゃんぼかつ丼はまるで妖花(ラフレシア)のように見えてこう呟いてしまいました。
「あのかつ丼、僕には食欲を乱す物の怪に感じられる」(笑)
そして密かに付いてきた奴はこう言います。
「ふはははは、怖かろう!」(笑)
こうして混沌のコスモ・バビロニア建国戦争のような実食が始まりました(笑)。
まるで悲しみのかけらだわ~街をとざすガラス色の雪~♪明日を探す瞳さえも~くもらせてゆくの~闇のかなた~♪
見知らぬ力に流されて~心がどこかへはぐれてく~♪はりさけそうな胸の奥で~鼓動だけがたしかに生きている~♪ (笑)
じゃんぼかつ丼ですが手抜きは全くなく、卵の半熟加減は絶妙で見るからにに美味しそうです。
食べてみて驚いたのは看板に「箸で切れるとんかつ」と書いてあったのですが本当に箸で切れるほどの柔らかいお肉なのです。
普通、お肉は火を通せば硬くなる筈ですが全くって言っていい程柔らかくて卵や煮立った玉ねぎともよく合います。
ウサ子ちゃんもロースカツを食べて
「柔らかくて美味し~い♪」
と言ってほぼ機嫌が治る程でした(笑)。
ご飯も炊きたてでとても美味で10分で半分の3合を食べ切ってしまいました。
ですが、密かに付いてきた奴は
「ん、よくも食べる。ニュータイプとでも言うかっ!?」
と言って遂に正体を現します(笑)。
光る風の中~聞こえてくるあなたの声~♪
Pray don't break a peace forever~その輝きを信じてる~♪(笑)
お店の中はテーブルとお座敷があり、そこそこの広さですが以前にお店の前を通った時は待っている人がいた程の人気店です。
メニューにはじゃんぼかつ丼よりもはるかに大きいかつ丼「世界一」や沼田周辺の地名の定食、そして「おしりペンペンかつ」や「所沢君のいくじなし」という謎メニューもあり(笑)興味深いです。
ウサ子ちゃんと自分を仲たがいさせようとした密かに付いて来てた奴、その正体はいつも一緒のウサギのキーホルダーだったのです(もちろんフィクションです、笑)
「私はウサギのキーホルダーではない。任務遂行のためにエゴを強化したものだ」
と鉄○面みたいな事を言って(笑)食べるのを邪魔したせいか3/4ほどでややペースが落ちてきます。
さらに奴は
「つくづくお前達は悪い子だ。ウサギのキーホルダーのやることに疑いを持つのはよくないな。」
と強化され過ぎて(笑)訳が分からない事を言いますが機嫌を直したウサ子ちゃんが
「キーホルダーが喋ることかっ!」
とセ○リーみたいな事を言って自分の食べるフォローに入りますがウサギのキーホルダーはウサ子ちゃんに毒牙を向けてきます(笑)。
このままでは完食しないとウサ子ちゃんが危ないので遂にミミー最大稼働モードであるMYPE(MIMIY Peel-off effect=ミミー剥離効果)を発動してラストスパートで食べ始めてそのペースは質量を持った残像で動き回るF91の如くで
「化け物か!」
とウサギのキーホルダーは驚愕し、そして最後の一口は
「なんとぉーーーーーー!!」
と言いながら40分しないで6合のじゃんぼかつ丼を完食して奴の野望を阻止したのでした(笑)。
さよならが教えてくれたの~あなたの本当のやさしさ~♪
誰より大事な人だと~胸をはって言えるわ~いつの日も~♪(笑)
ウサ子ちゃんも何とか完食して感動のフィナーレを迎えていたら名物のベテラン姉ちゃん(笑)に
「食べ切った記念に折角だから色紙でも書いてけばいいよ」
と言われて生まれて初めて寄せ書き以外にウサ子ちゃんと一緒に色紙を書いてテレビの横に貼らせて頂きました。
自分は字も絵も本当に下手くそなので両方とも綺麗で上手なウサ子ちゃんに書いてもらえばと思いました。
ですが、有名人になれた気分で二人して喜びました。
光る風の中~ほほえんでるあなたがいる~♪
Pray don't break a peace forever~そのまぶしさを~見つめてる~♪
こうして北毛デカ盛りの天王山を再び美味しい連携で食べ切る事が出来てウサ子ちゃんとも愛を取り戻すことが出来たので大変満足出来ました。
二人で美味しかったから又行こうねと約束して帰りの道中は森口博子さんの名曲・Eternal Wind ~ほほえみは光る風の中~を流してウサ子ちゃんも
「ガン○ムの主題歌じゃ一番いいよね♪」
と言い、最後に誰が一番大切な人かわかったシーブ○クとセ○リーのように光る風の中を車で仲良く高崎に戻りました。
Pray don't break a peace forever~熱い瞳に やきつけて~♪
THIS IS ONLY THE BIGINNING.(これは始まりにすぎません)
量がたくさんある料理はとても幸せな気分にしてくれます。
本当に美味しかったです。ごちそうさまでした。
じゃんぼかつ丼【料理】
じゃんぼかつ丼アップ【料理】
ご飯は6合だそうです【料理】
卵は半熟でトロトロです【料理】
カツのお肉は箸で切れるほど柔らかいですです【料理】
器からしてプレッシャーを感じました(笑)【料理】
味噌汁【料理】
千切りキャベツ【料理】
ロースカツのレディス定食【料理】
ロースカツ【料理】
完食(汚くてすいません)【その他】
メニュー【メニュー】
ベテラン姉ちゃんを助けてあげて下さい(笑)【その他】
店内【内観】
書かせてもらった色紙とミミー軍団(笑)【その他】
色紙はテレビの横に貼らせて頂きました【その他】
お店【外観】
看板【外観】
2015/12/19 更新
2025.10.19に行かせて頂きました。
この口コミの10年ほど前になります。
群馬はデカ盛りのお店が多数ある事を知り、全店制覇を目指して上州デカ盛り行脚を始めました。
その忘備録として食べログの口コミを始めたのですが…週末になる度に遠征が楽しく口コミも多数のいいねを貰える様になり自分自信に脂が乗ってきたと思いました(笑)。
ですが…正直言って疲れたのと新しい趣味、そしてSNSの発達により口コミは冬眠する事にしました。
前回ゆき藤様に行ったのはやはり10年ほど前で口コミ始めて一年も経ってませんでしたが北毛最強のじゃんぼかつ丼があるのを聞き、連れのウサ子ちゃん(仮名)と一緒に行きました。
その日はウサ子ちゃんの機嫌が悪かったのは覚えていて車の中で名曲「しあわせ芝居」を聞かされプレッシャーを受けたのですが(笑)時間は掛かりましたが何とかじゃんぼかつ丼を食べ切り、北毛デカ盛り攻略戦の天王山を登り切りました。
あれから幾星霜の年月が経ち沼田に行き、ゆき藤様の前を通る度に
「寄りたいなぁ」
と思うのですが…段々とウサ子ちゃんが揚げ物が食べれなくなり寄る機会が巡ってきません。
一人で沼田まで行っても寂しいので彼女に
「ウサ子ちゃん!次の週末にゆき藤に一緒に行ってもいい?」
と聞くと…最初は
「あんた…あのデカ盛りかつ丼食べ切れたのやっとだったじゃない?苦しそうな顔してたのは何となく覚えてるし」
と渋るのですが
「だけど川場の道の駅でリンゴ買いたいしね…あそこ、肉じゃないメニューもあったわよね?」
と言うと調べ始め
「カキフライがいいわね…久しぶりに行きますか♪」
とウサ子ちゃんは言い、遂に10年ぶりにじゃんぼかつ丼とめぐり会う事が確定したのです!(笑)。
ゆき藤様へ行く当日。
前日の土曜に4時間、当日は5時半に起きて2時間は自転車に乗り身体は一回だけ好きな物が食べれる様に仕上がりました(笑)。
戻ってもウサ子ちゃんは道路清掃からまだ帰っていなく、あまりにもお腹空き過ぎてパンを食べていたら…9時過ぎに戻って来て
「早速出かけましょう♪」
と言い、車でゆき藤様がある沼田へ向かいます。
「ミミーの本格的なデカ盛り挑戦見るのも何年ぶりかしらね♪」
とウサ子ちゃんが言うので久しぶりにデカ盛り挑戦する前の儀式を行いました。
Two men collide,When two men collide, when two men collide(二人の男が衝突する、二人の男が衝突する時、二人の男が衝突する時)
It's a question of honour(それは名誉の問題)
テレビ○日のサッカー中継のテーマソングのサラ ブライトマン様の「A Question of Honour(名誉の問題)」を久しぶりに聴きます…これは昔はデカ盛り挑戦の時の行う儀式でありサッカー日本代表みたいに気持ちが高ぶるのです(笑)。
If you win or you lose, it's a question of honour(勝っても負けても、肝心なのは名誉)
And the way that you choose, it's a question of honour(あなたが選ぶ道、それは名誉にかなってるのか?)
I can't tell what's wrong or right(何が正しくて、何が間違ってるのか、私には分からないけれど)
If black is white or day is night(黒なのか白なのか、昼なのか夜なのか)
I know when two men collide(男が二人対決するという事は)
It's a question of honour(名誉をかけて戦うという事)
ウサ子ちゃんは
「久しぶりに聴いた…じゃなく最近、この歌聴いてる?」
と言うと
「そうそう♪この間のブラジル戦だわ…川平慈英が出てたし♪」
と納得した様に頷いてました(笑)。
「食べ切ると言うのは自分にとって名誉の問題だから」
と自分が言ったら
「正に騎士道精神ね…まあ頑張んなさいな♪」
とウサ子ちゃんは気楽に言うのでした。
先に川場の道の駅でリンゴや野菜などを買って遂に決戦の地、ゆき藤様へと到着します!。
開店してから20分しか経ってないにも関わらず満席で
「すいません紙に名前書いて待って貰えます?」
と感じの良いお母様に言われて名前書き待つ事にしました。
前回じゃんぼかつ丼食べ切ったから色紙を書いたのですが
「10年ぶりね…ミミーの前の色紙はあるのかしら?」
とウサ子ちゃんは探しにいきますがやはり有りませんでした。
先に注文を聞きに来たので
「10年ぶりにじゃんぼかつ丼食べに来たのですが今日は大丈夫ですか?」
と聞いたら
「10年ぶりですか?メニューあるのは大丈夫ですよ」
と店員さんのお母様は言い、じゃんぼかつ丼とウサ子ちゃんのエビカキ定食を注文。
そのお母様が
「この方、じゃんぼかつ丼食べるの10年ぶりだって」
と名物であるベテラン姉ちゃん(笑)に言っていて
「あのオバちゃんいたいた♪」
とウサ子ちゃんもベテラン姉ちゃんの事を覚えていました。
10分もしないうちに席が空き、いよいよ決戦の…そしてじゃんぼかつ丼とめぐり会う時が来ました!
「だけど…ミミーはあんなに体調悪そうだったのに食べ切れるの?」
とウサ子ちゃんは聞くのですが
「飢餓状態が酷過ぎた上に体重が落ちなかったから体調崩したけど今は食べても運動すれば太り難いのがわかったから昔より食べられるかも」
と答えたら
「アンタも歳取ったからそれはないわ♪」
とウサ子ちゃんは言いました。
ですが…自分の言った事は正しかったとウサ子ちゃんはすぐにわかります(笑)。
先に自分のじゃんぼかつ丼が来るのですが…大きいボールの様な丼に異様なプレッシャーを感じ
「やはり物怪に感じられる」
と思うのですが…前回と違い非常に落ち着いて分析出来ました。
「これなら食べ切れる」
こうして10年ぶりの実食が始まりました。
じゃんぼかつ丼は相変わらず手抜きは全くなく、卵の半熟加減は絶妙で見るからに美味しそうです。
やはり「箸で切れるとんかつ」は健在で柔らかく、本当に箸で難なく切れる程で良い仕事をしています。
一口食べますと…柔らかいカツと甘辛く煮立った玉ねぎ、半熟の卵が混ざり合い、この世にこんなに美味しい物は無い!と思う位に美味でした!(笑)。
それがご飯五合分の丼物になっているのですから大食漢にはたまりません。
ご飯も炊き立てだから大変美味で…半分を10分もしないで後半はウサ子ちゃんと喋りながらも30分切って食べ切ってしまい、ウサ子ちゃんのエビカキ定食より早く食べ終わってしまいました(笑)。
しかも全然胃の中はまだ余裕あり帰りにソフトクリーム食べてしまったり夕飯も普通に食べれました。
ウサ子ちゃんは
「アンタ…前より全然早く食べられるとは!ちょっとビックリしたわ」
と言い、本当に驚いてました。
早く食べられるのはやはりゆき藤様のかつ丼が大変美味しいからで念願叶ったから夢中になって食べたのもあると思います。
フィナーレにまたベテラン姉ちゃんに
「色紙書いてけばいいよ」
と言われて今回も書かせて頂きました…ただミミーではなくXのハンドルネームのウサ男にしましたが(笑)
帰りの運転中に少しだけキツくなりましたが前回の時よりは全然楽で10年経って進化したのかもしれません…だけど前回と同じく大変満足で光る風の中を車で高崎に戻るのでした。
久しぶりにこの文も入れます。
量がたくさんある料理はとても幸せな気分にしてくれます。
本当に美味しかったです。ごちそうさまでした。
今度は10年とは言わず近いうちにまた食べに行きます(笑)。