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大分市の歓楽街、都町。暖簾をくぐると、コンクリートのクールなカウンター9席のみの、新しいコンセプトのお店がある。 少々わかり辛い雑居ビルの中にあり、隠れ家的な存在でもある。 ジャズが流れ、シェフ一人、カウンター内一人、調理補助の三人で切り盛り。以前は別の場所だったが、こちらに引っ越してきた地元にこよなく愛されるお店だ。 料理は、シェフお任せがおススメ。豊後水道の新鮮な魚介類が惜しげもなく出てくるだけでなく、旨味を出す調理法に拘っていると言う。 ドリンクは日本酒のオンパレード。お任せでマリアージュしてくれる。 グラスは、見た目は完全にワイングラスなリーデル日本酒専用や、スズで出来た重量感あるおちょこなど、随所にこだわりを見せる。 まず最初に、生ビールをお願いすると2種類あるとのこと。 生ビールに日本酒をブレンドして、ワイングラスで頂く。味は、まさに地ビールそのもの。美味しい。 ちえびじんは、可愛いピンク色をした大分の濁り酒。ヴィンテージによって味や色まで違う。 お刺身は地元で採れた旬の魚介類を使用。ここまで脂ののったカツオは食べたことがない。お腹の部分は、ブリの様な歯ごたえがあるくらいの脂の乗り様。 ホロふき大根は、クルミが入った味噌で頂くが、とろけるほど柔らかく非常に上品な味付け。 熟成7日のぶりは、新鮮な歯ごたえから変わり、柔らかくまろやかな味わい。 クリームコロッケは、牡蠣入りでクリーミーに仕上げてあり、ご飯が欲しくなる美味しさ。 車エビの姿焼きも新鮮そのもので素材の美味しさを愉しめる。 銀鱈の西京焼き、脂の乗った宮崎牛は、画像だけでも美味しさが伝わるほど。 豊後牛よりも宮崎牛の方が霜降り度合いが強いので使用しているとのこと。 日本酒が冷蔵ショーケースにところ狭しと置いてあるが、地元大分産だけでなく新潟銘柄など全国的に取り揃えてある。色々、小さいグラスで試しのみしたくなったのでマリアージュをお願いしてみたが、2合ほど出てきてしまったので、残念ながら他にチャレンジできなかった。ぜひ次回は、少しずつの提供をお願いして飲み比べしてみたい。 じっくり丁寧に提供しているため、客数1回転でやっていけるのだろうかと少し心配にはなったが、、予約なしで頻繁に来客がありタイミングよく入れる客もいるため、特に週末は実質2回転以上していると思われる。ここの家賃相場と労務費であれば十分な利益体質のお店である。 地元大分の方に教えてもらった、日本酒好きにはたまらない新しいタイプのお店。 私は日本酒は得意ではないが、料理だけでも足を運ぶ価値がある。 ここはもう確実に居酒屋ではない。スタイリッシュな日本酒割烹である。ごちそうさまでした。
2017/12訪問
1回
大分のハレの日フレンチ
2017/11訪問
1回
創業113年、臼杵ふぐの老舗
2018/01訪問
1回
別府湾を見下ろす露天風呂
2018/02訪問
1回
大分に来たら一度はどうぞ
2018/01訪問
1回
回らない寿司
2018/03訪問
1回
大分空港のビュースポット
2017/12訪問
1回
非日常のやすらぎ