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定番の一口アミューズ。しょっぱなから旨みの凝縮されたものばかり
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南アフリカ産のぶどうジュース
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レアな白魚のフリットは、磯が香るソースと共に
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色んな種類の魚介類。旨みのエキスだらけ
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自家製パン
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バター
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ユッケ風の牛肉料理。白アスパラとグリーンピースは一番美味しいとされるものを外国から入荷
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ポワソンは天然鰻。フレンチで、ですよ！
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メインは和牛と筍。これもまあソースの旨みが濃縮されていますね
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あまおうを使ったムースのデセール
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2品目のチョコレートのデセールには、液体窒素を投入
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このチョコレートのデセールも旨過ぎです！
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小菓子は定番のアーモンドチョコ
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食後のコーヒー
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さて、この日はほぼ「ラフィネス」の4周年記念（「ほぼ」って？実際には4周年記念の数日後に訪問(-_-;)）。結論から言いますと、タイトルの通りです。というわけで評価を上方修正いたします。
4周年記念だから、というわけではありませんが、この日のお料理は、最初から最後まで、杉本シェフが名だたる日本料理の有名店を阻止して手に入れたレアな高級食材を使った「激旨料理」のオンパレード。シェフ曰く「4周年記念の日はそれほどでもなかったのですが、今日は本当にレアな食材、東京では数百グラムしか捕れない白魚や、京都の某店とうちだけが入荷した琵琶湖の天然鰻、xxxが育てた和牛や△△△の筍はほんの1週間の間した採れない希少価値のある品種（xxxや△△△は失念！）、等々...が入っているので、たっぷりとお楽しみ下さい」と、相変わらずの料理オタクっぷり。ところでここのシェフ、こうした高級食材やレアな食材を駆使する調理技術の高さは他に類を見ないレベルです。ハッキリ言って「フレンチ」という足し算のお料理（イノベーティブやフュージョン料理は除外します）で、これだけの食材をこれだけ美味しいお料理に仕上げることができるシェフは、私の知る限り、カンテサンスの岸田シェフとここの杉本シェフくらいではないでしょうか。
やはりプロの料理人が皆口を揃えて言っている「フレンチシェフの10年に１人の天才とは、岸田シェフと杉本シェフ」なのかな？と本気でそう思いました、この日のお料理を頂いて改めて。
まぁ既に私自身の中では、この価格帯（30,000円前後）の東京のフレンチで隔月ペースで訪問すべきお店は、カンテサンスとラフィネスの2店だけで十分だと随分前から心に決めていましたけどねぇ〜（実際にここ数年の間はこの２店に定期的に訪問しております）。今流行りのモダンフレンチなどは、むしろリーズナブルな価格のランチなどで、気に入ったお店だけたま～に訪問する程度でイイやっ！って感じです。
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（2015年10月投稿）->こちらのレビュー分の写真は全て削除済み。
そもそもこちらのお店を訪問したきっかけは、行きつけの和食店の大変グルメな若手料理人に勧めて頂いたこと。当時はまだオープンして間もなく当然ながら知名度も全く無いフレンチレストラン。しかしながらこちらのシェフの杉本敬三氏は、プロの料理人の間では非常に有名で、皆の彼に対する評価は「フレンチのシェフは10年に1人の天才が現れる。カンテサンスの岸田シェフに次ぐ天才は間違いなく杉本シェフ」とのこと。早速予約を入れて訪問しました。
今回の杉本シェフのお料理の特徴として、一言で「茶色いお料理」。つまり緑黄色系野菜が殆ど添えられておらず、トリュフやキャビアなどの高級食材、お肉に玉葱やキノコ類そして鮑に、ソースやブイヨンでたっぷり旨みを含ませたお料理！そしてデセールはカカオ70%以上のバローナのチョコレートを使用したアイスクリームやマカロンなど、もう最初から最後までコテコテの濃厚なフレンチのフルコースって感じ。でも食べてみるとあっという間に天才杉本シェフの思う壺にハマってしまったとでも言うのでしょうか？！野菜が無かろうが濃厚だろうが、理屈抜きに美味しいものは美味しい！不思議にも食べてくうちに杉本シェフのお料理にどんどん惹き寄せられてく自分がいました。何だか濃厚そうに見えて、実は食べてみると食材の旨みのエッジを利かせた力強い料理って感じで、クラシックフレンチに良くありがちな、ソース主体のただ単に重くて濃厚なお料理ということは一切ありません。というわけで、見事完食！
杉本シェフのお料理は他のどのシェフも絶対に真似の出来ない独創性に溢れたお料理。またシェフは「僕が食べたいものしかメニューにしませんので」と自身に満ち溢れて仰っていました。そんな杉本シェフのお料理を頂くために、気付いたらこの1年間で既に4回も訪問していた私でございます。