3回
2022/01 訪問
世界最高峰の駅そば 小山駅 きそば ラストラン（思い出補正あり）
最後の月見そば
長い行列ができる盛況ぶり
2022/01/17 更新
2020/11 訪問
現代に残る良き旅情あふれる立ち食いそば店
最近の駅そば（立ち食いそば）は味気ないという声が聞かれて久しいですが、JR小山駅には今でも旅情あふれる駅そば屋さんがあります。しかも創意工夫されている姿が素晴らしく、顧客をトリコにしている名店です。
宇都宮線のホームにありますが、颯爽とそば（うどん）を発注する面々。実にカッコいい！私もいただいてみますかね。月見そばがいいかな？ワクワク
オーダーから42秒で到着です。実に早い！記念写真をパチリ。昨今の新型コロナウイルス感染拡大に配慮し、店の周りはお客さんが多くて「密」になりかねないので、気を使って場所を移動しました。ちょうど水戸線ホームが人がいませんでしたので、そちらでいただくことにしました。
麺ですが、若干太目な麺で乱切り感が出ています。ゆで麺を湯通ししたものですが、それがいい！麺の太さとそばの香り、そして駅そばであることを含めて最高のバランスです。つゆも個人的な好みにバッチリ。甘めでふくよかなだしの香りが幸せを運んできてくれます。卵は鶏卵です。ネギも適度に乗っており、全体のバランスを引き締めてくれています。
食べている途中で水戸線小山行が到着し、電車から降りてきた人たちが目の前をたくさん通りました。そばを食べている姿をジロジロ見られて、大変不快な思いをしました。
旅情や雰囲気も素晴らしいのですが、当駅そば店の素晴らしいのは、企業努力かなと思います。いろいろな制約がある中で、最大限お客さんに喜んでもらえるような工夫がたくさん感じられました。いつまでもこの旅情あふれる駅そば店が続いて欲しいと思います。ごちそうさまでした。
2021/02/06 更新
2019/04 訪問
北関東一の駅そばだと思う
すべてを食べたことないですが、北関東ベスト駅そばです！特にずば抜けた特徴や良さを特筆できないのですが、とにかくつゆもそばもしっかり作られています。真面目に作っているというか、この値段で最大の努力とバランスを生んでいるというか、素晴らしい商品です。両毛線でつながる高崎駅のエサとは真逆です。。。日本の食文化ここにあり。最高の名店です。このためだけに小山駅に出向いても良いぐらいの名店です！
2020/11/10 更新
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栃木県南部を走るJR両毛線の沿線の各主要駅（小山駅・栃木駅・佐野駅・足利駅）には、かつて「駅そば」のお店があったそうです。徐々に店舗を減らし、最後に残った小山駅宇都宮線上りホームの「きそば」。いよいよ閉店までカウントダウンとなりましたので、仕事をサボって行ってきました。
JR宇都宮線の小山駅を降りるとホームに行列ができていました。さすが人気店。最後の「きそば」を求めて、たくさんのお客で賑わっていました。券売機前に並ぶこと５分。今回も「月見そば」にします。当麺店では一番好きなそばです。
そして別の列に並んで提供を待ちます。回転が速いので、どんどん次の客に代わる代わるそばが出てきます。いやー圧巻です。私の番になりました。すぐに「月見そば」が出てきます。と、ここで涙がこみ上げてきました。懐かしい思い出が走馬灯のように駆け巡り、涙で丼が見えません。人生いろいろありました。その傍らにあったのがこの「きそば」。学校帰りも、友達と小山に遊びに来た時も、出張で電車を乗り換えるときも、常にそこに当たり前に合った「きそば」。一杯一杯の丼に、様々な思い出が詰まっています。今日ここにきているお客さんも、きっとそれぞれの思い出が詰まっていることでしょう。それだけ地域や生活、行き交う旅人たちに根差した日本の文化。最高の一杯でした。
こうしてまた日本の歴史の１ページが閉じられようとしてます。日本の高度経済成長やその後の低迷期を支えてくれた、小山駅の「きそば」さんに感謝を申し上げるとともに、現役で美味しい駅そばを提供してる他店の末永い発展と繁栄を願って、最後の一杯を美味しくいただきました。これまでお店を支えてくれたスタッフのみなさま、大変お疲れさまでした。ごちそうさまでした！