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『上 醤油ラーメン』(1300円)
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『上 醤油ラーメン』(1300円)
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『上 醤油ラーメン』(1300円)のスープ
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『上 醤油ラーメン』(1300円)の麺
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手火山式鰹節
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かけ塩(700円)
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かけ塩(700円)
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かけ塩(700円)のスープ
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かけ塩(700円)の麺
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名の知れぬいいお店に出会うも楽し。
名店と言われるお店で確信するのもまた楽し。
今回は後者です。
平日、電車内で案件キャンセルを知り、向かったのはそこから比較的近かった『Homemade ramen 麦苗』さん。なかなか行けなかったお店です。
10 時半が最初のウエイティングタイムで、訪問の時間指定されるのですが、9時25分頃に着いてしまいました。が、既に2名の方がお店の前の椅子に腰掛けて待ちの体勢。前の2名と後ろに並んだ方は常連さんのようでした。
9席ある外の待ち椅子が全て埋まったのは、9時46分。(4席は歩道の向かい側で丸椅子となります)
10時半には30人位の待ちになっていました。(ただ、店の前での待ち時間だけを考えるなら、ギリギリに来て時間指定してもらった方が短いですね。)
10時半よりは少し早めにお店の方が出て名前と人数と一杯ですか?という確認が入ります。自分は『かけ塩』も食べたかったので2杯と言うと、注文内容を確認した上で「1.5杯ですね。」と言ってメモを取り、11時10分に戻るようにとのこと。
予定より少し前に戻るとお店の入口内側からコロッとしたショートのポメ?さんが外を覗いていました。可愛い。
入って右手の券売機で、『上 醤油』(1300円)と『かけ塩』(700円)を購入すると席を案内されました。かけ塩と醤油のどちらに先にするか聞かれたので、かけ塩を先にお願いしました。最後は醤油の余韻を楽しみたかったので。
綺麗なカウンター席で、両隣との間隔も十分です。食べる気にさせる雰囲気がお店にはあります。お店の方の感じもとてもいいですね。
6分程でカウンター越しに『かけ塩』を受け取ります。白い重みのある凝った器に半分程まで麺がきれいに盛られています。シンプルなビジュアルに紫色玉ねぎが色を添えています。チャーシューも1つ見えます。
スープを啜ると雑味のない上品な味わい。唇ににほんのりと残るぬめりが心地よいです。アッサリしたスープながら、アッサリに終わらない塩タレです。
しばらく経ってもほっぺたの内側をキュッとするとスープの味わいが搾り取れるようです。
麺はストレートの細い自家製麺。ツルツル感がとてもいいですね。麺の硬さはといえば柔らかめですが、それは全く気になりません。ひたすら喉越しがいいんです。なので、80gの麺はあっという間に食べ終わってしまいました。玉ねぎ、白ネギは食感にも味変にもアクセントになっていました。
ただ、麺量と具材を考えるとCPは高くないとは思います。
かけ塩を食べてから10分と少しで、『上 醤油』を受け取ります。赤系の色に覆われた、なんとも豪華なビジュアル。ラーメンには見えません(麺も殆ど見えませんし)。
スープを啜ると衝撃的な味が口内に拡がります。ただただ美味しい。やまがた地鶏の丸鷄、ガラを軸に各地から選りすぐった(林SPF豚、黒毛和牛、伊吹北海道産天然真昆布、煮干等々)とされる素材と、やはり全国から選りすぐったとされる6種類の醤油からなるスープは素晴らしいバランスで、口の中を味わいが何重にも押し寄せるような感がしました。
味に慣れ、衝撃がおさまってから麺を。細めのストレートの自家製麺です。麦が香ばしく、これもまた滑らかな喉越しです。同様に説明書きを見れば、選りすぐられた小麦をブレンドしています。
ストレート麺ながら、スープをよく拾い上げてくれて、麺と同時にスープをたっぷりと堪能できるのが嬉しいです。
これですっかり満足ですが、途中から具材に。豚も牛も厚みがあって食べごたえ十分。しっかり噛んで旨味の出るチャーシューですね。鶏はあまり好みではありませんでしたが、海老入りワンタンは味を忘れるくらい美味しかったです(そんなことあり?)
後半に、『上』に添えられる『手火山式鰹節』を投入すると節系の味がほんのりと加わった感がします。
1300円は、上(特製)といえど通常より高めですが、これだけの具材、そしてラーメンそのものの素材を考えると納得できます。
店を出てからも後味を暫し楽しみました。
ご馳走様でした。