くらまんさんが投稿したうずとかみなり(神奈川/本鵠沼)の口コミ詳細

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うずとかみなり本鵠沼、柳小路、石上/ラーメン

1

  • 昼の点数:4.0

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 3.8
      • |雰囲気 3.6
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク -
1回目

2023/07 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気3.6
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

ラーメンを超えた料理への情熱と拘りを感じた 〜湘南LAKSA と醤油RAMEN〜

「渦雷」の時から美味しかったのですが、移転して「うずとかみなり」になって以来、進化というより美味しさに破壊力が増し続けているようです。まさに渦と雷のように。
大西芳実店主の様子も拝見したいこともあり、いくら混みでハードルが高いと言っても、流石にそろそろ来なくてはなりません。移転して一年以上経っていることですし。

「うずとかみなり」さんは、前日のネット予約か、当日の朝(9時)に記帳するか、飛び込みで空きがあればということになります。ネット予約しても時間通りに行けるかわからないので、記帳か飛び込みで、空きを狙うことにしました。平日ならチャンス有りと踏んで。入れなかったら機会を改めるということで。

「渦雷」の時は住宅街の細い路地にお店はありましたが、今回「うずとかみなり」の住所をナビにセットして向かったら、住宅街の細い路地に迷い込んでしまいました。結局、小田急線の本鵠沼駅の前の線路を跨いで通る道路沿いの簡単な場所にお店はあったのです。
近くのコインパーキングに車を停めて、10時40分頃にお店に到着です。7月の中旬です。

記帳用紙の赤字で「様の付いている名前の方が前日ネット予約と思いますがそれは1人、その後に当日の朝記帳の人が2人で、自分は4番目の記帳でした。11時30分からの最初のロットになりました。
メニューを見ていると、お店の女性の方が笑顔で出てきました。お勧めは「湘南ラクサ」とのことです。季節限定でもあり、本来は土曜限定メニューであるし、数量限定でもあるし、もちろん美味しいからというのが、お勧めの理由です。
その日は原点の醤油ラーメンにしようと思っていたのですが、心が揺らいでしまいます。

開店まで時間を潰そうと駅付近を歩き回りましたが、本鵠沼駅の付近はカフェが見当たらず、コンビニでコーヒーを飲むことになりました。歩きながらも珈琲を飲みながらも醤油にするか湘南ラクサにするかで迷い続けた訳です。

開店の5分前に到着すると、5人ほど並んでいました。記帳の順よりは後になりますが、11時半に入れることには変わりがないので問題なしです。この時に「湘南LAKSA 」と決めていました。
1組づつ入店し、券売機で食感を買い終わると次の人が入って買うというシステムです。

券売機で「湘南LAKSA 地鶏味玉載せ」(1650円)を購入です。その時にダメ元で、そばにいた先程のお店の方に「醤油RAMEN」のハーフサイズ(900円)も注文できるか聞いてみました。
お店の方が外の記帳状況を見に行ってくれて、次の時間に空きがあるので大丈夫と言ってくれました。本来は2枠分の記帳をしないといけないそうです。ハーフといえども。ご飯ものは勿論付けても1枠ですが。
これで、目的としていた醤油ラーメンを味わうこととオススメの湘南LAKSAを食べることができることになりました。感謝です。
どちらを先に出しますかと聞かれたので、醤油のハーフサイズからでお願いしました。

1人なのでカウンター席に奥から詰めていきます。
テーブル席もカウンター席もきれいな茶色のウッドの椅子とシルバーグレーのテーブルで、壁はシックな色合いで品のいいオシャレ感があります。カウンター席の椅子には背もたれがあるので嬉しいです。
勿論そんなお店の厨房も磨きがかけられているかのようにきれいです。
因みに2本に跨って「うずとかみなり」と彫られた箸までもがオシャレです。
そして大西店主もキリッとして、真剣味が伝わってきます。

<醤油RAMENハーフ>
ハーフというのは、麺二分の一、スープ三分のニです。
シンプルながらアート的に美しいビジュアルです。器の殆どに丸くチャーシューが載せられていますが、よくみればこれはどうしたって「渦」をイメージしています。暗号のように店名の部分(うず)をイメージするなんて粋と思いますが、思い過ごしでしょうか?
海苔1枚を器に立てかけるデザインも侮り難いですね。

スープはうっとりとするような円やかさで、しかも奥深いです。醤油タレは6種類の醤油をブレンドしているようですが、一つの味として完璧にまとまっています。勿論、地鶏や魚介出汁を含めての統一感です。

麺はストレートの中細麺です。柔らかめの麺で、その食感が、品がよくまろやかなスープとよく合います。小麦の調合に拘った美味しい自家製麺です。
ここのところ、柔らかめの麺とよく出会いますが、スープとのトータルバランスが素晴らしいお店は評価も高いです。6月のF ee Lさんといい7月のうずとかみなりさんといい。
薄いチャーシューはスッキリした脂感と柔らかさで美味しいです。渦に飲み込まれて溺れる前に飲み込みました(ちゃんと噛んでます)

<湘南LAKSA地鶏味玉載せ>
パクチーを入れるか事前に聞かれます。

オレンジ色主体に黄色、緑、赤、クリーム色が混じった情熱的なビジュアルのつけ汁です。夏ですね。
一方、麺皿にはたっぷりの地鶏が盛られ、味玉やシナチクやフルーツが脇を固めるビジュアル。ビジュアルだけでも、なんと贅沢なつけ汁と麺の組合せであることか。

つけ汁はココナッツのマイルド感にスパイスが加わったという言葉では言い表せない複雑さがありますが、バラバラ感はなく、全体として賑やかに楽しめます。エスニック専門店のラクサ以上に。
お店の方から、レモンに載ったタマリンドソースをレモンごとつけ汁に入れることを勧められました。
甘酸っぱさが出てきます。

麺は醤油よりも太い手揉み麺で、柔らかく喉越しがいいです。つけ汁に漬けなくても味があって美味しいです。
地鶏は皮がパリパリで、肉質も良く美味しい比内地鶏です。これだけでも料理として楽しめます。
そして高価ですが、美味しい味玉とあっては、何も言うことはありません。

ラーメン店の範疇を超えた料理への情熱と拘りを感じることができました。
混みでハードルが高かったのですが、通いたいお店です。
今後の独創的なラーメン、料理が楽しみです。

ご馳走様でした。

  • 醤油RAMENのハーフサイズ(900円)

  • 湘南LAKSA 地鶏味玉載せ(1650円)

  • 湘南LAKSA 地鶏味玉載せ(1650円)

  • 醤油RAMENのハーフサイズ(900円)

  • 醤油RAMENのハーフサイズ(900円)

  • 醤油RAMENのハーフサイズ(900円)

  • 醤油RAMENのハーフサイズ(900円)

  • 醤油RAMENのハーフサイズ(900円)

  • 湘南LAKSA 地鶏味玉載せ(1650円)

  • 湘南LAKSA 地鶏味玉載せ(1650円)

  • 湘南LAKSA 地鶏味玉載せ(1650円)

  • 湘南LAKSA 地鶏味玉載せ(1650円)

2023/08/15 更新

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