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「特上の醤油らぁめん」(1600円)
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「特上の醤油らぁめん」(1600円)
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「特上の醤油らぁめん」(1600円)
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「特上の醤油らぁめん」(1600円)
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「特上の醤油らぁめん」(1600円)
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「特上の醤油らぁめん」(1600円)
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「特上の醤油らぁめん」(1600円)
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「特上の醤油らぁめん」(1600円)
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「五感」さんのこの人気のほとぼりが冷める頃であろう来年あたりに伺おうと思ってはいました。
なんせ月、火が休み、土日は激混みのようですし、土日の記帳開始が9:30。平日の記帳開始が10時。麺が売り切れ次第終了です。
神奈川の西寄りから池袋まで、売り切れ前に行くには記帳が10時開始の平日しかないと思っていたのですが、たまたまいいタイミングで平日に時間の余裕ができたので、思い切って伺うことにしました。
11月の中旬です。
平日の9時26分に到着。
ひょっとしたら20人位の待ちですまないかという期待もあったのですが、35人並んでいました。背後にも列はどんどん増えていきます。
混みが多いと記帳を早めに始めてくれるようで、その日も10時よりも6分早く記帳を開始してくれました。
記帳の用紙を見ると、1ロット8人です。15時からの第8ロットが最終なので、1日64食限定ということになりますね。
11時30分開店ですから、36番目の自分は5巡目、13時30分からの部となります。
3時間半近くを何処かで潰すことになります。
こんな時は街歩きをするのが常です。そして疲れたらカフェに入るという。池袋は仕事で頻繁に来ていた時期もあったので、街としての新鮮味はありませんが、それでも何かしら新しい発見はあるものです。
少し早まらないかという期待感もあって、お店の前辺りに13時6分に戻ったのですが、本当に早めにお呼びがかかりました。約20分早くなりました。早く食べ終わる人がいようがいるまいが、必ずロット毎にまとめて入店させる店もあれば、こちらのように1人ずつでも早めてくれる店もある訳です。
予めメニューは「特上の醤油らぁめん」(1600円)に決めていました。初回は「特」にしないことが多いのですが、「五感」さんの具材へのこだわりは相当なものなので、特上にしました。チャーシュー3種、ワンタン、味玉などがつきます。
入って少し先の右手の券売機で食券を購入して案内された席に座ります。
席はコの字型のカウンターです。美しい木のカウンターテーブルで、高級感があります。席間隔も十分です。席の背後にも広いスペースがあります。
コの字のカウンターに囲まれた厨房から店主の真剣な空気が伝わってきて、食べる側も真剣味が出てきてしまいます。メディアでもお馴染みの奥地店主です。らぁめんを作っている間は喋ることはありませんが、近寄りがたい雰囲気ということはなく、何か好感を持てます。女性店員(夫婦かは分かりません)とのツーオペで、女性の接客はソフトでいいです。
お水はセルフで汲みにいきますが、水を飲む陶器のグラスは、落ち着くデザインと手触りのいい高級感があるものです。
8分程でカウンター越しにらぁめんを受け取ります。この器も重みがあっていいですね。詳しい説明書きもありましたが、手作りの器です。
種々の具材が所狭しと盛られていますが、バランスのいい盛り付け方で、よく考えられた綺麗なビジュアルです。
スープはまろやかで、深い味わいが幾つもの束になったような感覚で、その束が口の中で徐々に解けていき、そして拡がるような印象を受けました。
(詳しくはメニュー説明に書かれていますが)例えば地鶏出汁にしても、比内地鶏(丸鶏)、みやざき地鶏(丸鶏)、豚骨、羅臼コンブ等々を用いて、味の幅と深みを出していること、更にアサリ•シジミなどからなる貝出汁との融合からそのような印象を受けたのかとも思います。醤油も5種ブレンドのようで、鶏出汁、貝出汁とスムーズな感覚で組み合わされています。
ピュアな味わいという印象もあります。
麺はストレートの中細麺です。
最近、高評価なお店でも多い、若干柔らかめの茹で加減で(味わい深くなる)、もっちり感というか麺の粘りのようなものを感じます。そして滑らかな食感です。更にスープとの相性がとてもいいですね。一体化してしまっているような。
そして具材のお楽しみです。
チャーシューはやはり豚が好みで、使われている山形豚のロースは旨味が凝縮されたいるような美味しさです。
大山鶏は勿論美味しいし、鴨肉が入っているのも嬉しいですね。
3種とも低温調理ですが、大山鶏と鴨肉は炭火焼きと低温調理を組み合わせているようです。そんな説明を見るのも楽しいです。
ワンタンは2つ入っていますが、肉の密度が濃く肉感を堪能できます。鹿児島県産の黒豚ミンチです。ツルッとした皮の食感も見逃せないところです。
味玉は流れ出る一歩手前位のトロリ感で味わいも濃厚です。
その他の具材、例えば海苔にしてもじっくりと楽しめました。
スープと麺の美味しさに加え、これだけの具材も味わえれば、1600円という料金も至極真っ当だと思います。
家からの移動時間や待ち時間を含めればラーメン一杯のために半日以上費やしたことになりますが、それも良かりけりということで。
次は塩を食べてみようと。
ご馳走様でした。