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「特製 中華そば」(1560円)
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「特製 中華そば」(1560円)
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「特製 中華そば」(1560円)
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「特製 中華そば」(1560円)
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「特製 中華そば」(1560円)
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「特製 中華そば」(1560円)
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「特製 中華そば」(1560円)
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「特製 中華そば」(1560円)
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醤油の名店と言える「中華そば しば田」で中華そばを食べたいという思いはかねてよりあったものの小田急沿線からはバスを使うことが重石になって延ばし延ばしになっていました。
でも行ってみれば、成城学園前のバス乗り場はシンプルでわかりやすいですし、バスを降りてからもお店はバス停の目の前なので、今後のハードルが下がりました。因みに成城学園前のバス停は1番で、路線の系統は4または5です。
伺った2月中旬のその日は急に寒さがぶり返した日で、おまけに小雨または霧雨が降る日でした。そんな日だから待ちが少ないのではと期待したりします。住宅街の中を10分程揺られて到着したのは9時15分。勿論誰も待っている訳はなく、自分も店の前で1時間45分も待つ気はありません。ただ、バスが心配で早く着いてしまっただけです。
付近にカフェはなく、結局、京王線の仙川駅まで歩き、スタバで珈琲と共に温まることにしました。感じのいいスタバでした。
少し早いと思いつつ10時20分に店に戻るとやっぱり待ちは無しです。軒下で雨宿りをしながら待つことにしました。予想が当たって待ちは少ないものの寒さは辛いことは辛い。そうこうしているうちに、ポツポツと待ちに人が加わりだし、開店の11時開店時には1巡目に入れない客が出ていました。
参考に待ち方は、最初は店に向かって入口の右側のイスで待ちますが、右側がいっぱいになると入口から向かって左側のイスで待ちます。
11時に入店して券売機で食券を買います。券売機の千円札の入りが悪いという情報は知っていましたが、もう直してあるだろうと思い、千円札を入れましたが、はじかれてしまいます。千円札を取っ替え引っ替え入れて、ようやく3枚目に通りました。もう一枚入れる必要があり、これがまた通らないでいると若い店員が来て「通りが悪いんですよ。」と言って、やり直して通してくれました。買ったのは「特製 中華そば」(1560円)です。味玉 中華そばにしようと思っていたのですが、雲呑も食べてみたくて特製にしました。
カウンター席の奥から詰めていきます。
剥げの出ている木製のカウンターですが、何となく味わいがある気もします。妙に落ち着くような。
3分程でカウンター越しに中華そばを受け取ります。
器の周囲に沿って丸く一面にチャーシューが盛られるこのビジュアルは好きです。シンプルの美、ですね。勿論チャーシューの真ん中に盛られた緑色ヘソ(ネギのことです)もいいんです。
スープの一口目から衝撃的な味わいが広がります。個人的にこの感覚が最初に訪れるラーメンは本当に美味しいですし、実際に高評価されているラーメン店ばかりです。
しば田さんのこのスープは幾層もからなる旨味と油分を薄っすらと含み、深みと滑らかな喉越しを優しい味わいと共に演出してくれます。
これは、何種類もの地鶏とブランド豚、そして鶏油が起因しているのでしょうけれど、幾種類もの醤油の使い方など、しば田さんならではの味の出し方があるのだと、あらためて感じてしまいます。
(今回、ほろほろ鶏も使われていました)
麺はストレートの細麺です。これは、柔らかく茹でられていて喉越しがとてもいいです。スープとの絡みもいいです。この麺は主張せずに、ただただスープに馴染みます。それで、全体のバランスを保っているように感じます。
基本のチャーシューは、低音調理の豚ロースとモモ肉で、特製にはバラチャーシューがつきます。見かけよりもしっかりとした触感があって、旨みの出る美味しいチャーシューです。自分には基本の2枚で十分ではありますが。
味玉は単独トッピングすれば150円するだけあって、トロリとした黄身は重厚感さえ感じます。濃厚で美味しい味玉です。
2個入りの雲呑も全体の中の具材として美味しさの調和を保っています。大きさは普通ですが、
肉はぎっしりと詰まっていますし、元気のいい皮です。肉には少し味付けがされています。
こんなラーメンの一杯が、幸福感を与えてくれますね。幸福感に包まれたまま雨の降る外に出るのはこれも気持ちのいいものでした。
ご馳走様でした。