オカちゃんの食だよりさんが投稿したます酒(青森/弘前)の口コミ詳細

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オカちゃんの食だより

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ます酒弘前、中央弘前、弘前東高前/居酒屋

1

  • 夜の点数:4.0

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2015/12 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

弘前市 「ます酒」 庶民の夜の憩いの場


 【初回訪問 2015年9月18日】

 「オカちゃんの酒場放浪記」の記事です。
 ゆうこりん運転手を引き連れて弘前市駅前町の「ます酒」さんへ。

 ここは、ブログ友達で僕の居酒屋師匠、全国各地を飲み歩いている「居酒屋伝道師」さんのおすすめのお店。
 年季の入った店の暖簾をくぐって店の中に入った途端、僕の「飲んべえレーダー」が跳ね上がりました。 ここは、間違いなしのお店と確信。
 週末の夜ということもあって、お店はお客さんでいっぱい。 店の外観のうらぶれた雰囲気とは逆に賑わっていました。 それは、吉田類の酒場放浪記でよく見る居酒屋の風景。昭和の良き時代の居酒屋の匂いムンムンのお店でした。

 カウンターの隣に座った常連さんが、店のシステムを説明してくれます。 店の入り口の横にあるガラスのショーケースに小皿がいっぱい並んでいるので、好きなものを取って食べれば良いこと。 魚も並んでいるので、しゃべれば焼いてくれるとのこと。
 お店はかなり高齢の割烹着を着たおばさん一人でやっているので、セルフが主で、テーブルにお皿を運ぶのも常連さんたちみたいです。
 ビールは、生ビールはなし。瓶ビールのみで、アサヒ・サッポロ・キリンの中から選べます。 とりあえずアサヒのビールを頼みました。 出て来たビールは、嬉しい大瓶でした。

 さっそく立ってショーケースの中から、好きなつまみを持って来ます。

 「マカロニサラダ」。

 つやつやの新鮮な「いかの刺身」。

 「毛豆(枝豆)」。

 「もやしの炒め煮」。

 どのつまみも、おいしくて、ゆうこりんも「おいしい、おいしい」を連発してパクパク食べてました。
 ショーケースの中にあったミョウガ串は焼いてもらいました。

 「ミョウガの味噌田楽」。

店主のおばさんに頼んだ「肉なべ」が出てきました。

 店の壁に「肉なべ 500円」の貼り紙がありましたが、もの凄いボリュームです。 もちろん、お味も最高!

 日本酒の冷やを頼むと、小皿に置いた枡の中のコップに並々と注いでくれます。 店名通りの「ます酒」。 コップから升の中に溢れた分はサービスです。 日本酒の銘柄は、僕の大好きな秋田の「高清水」。 

 ゆうこりんに吉田類ばりに「水飲み鳥」ならぬ「酒飲み鳥」をやってみせると、大喜びしてました。

 帰り際に勘定するお客さんたちをみてると、皆何百円の世界です。 ショーケースの小皿が一つ幾らかはわかりませんが、僕たちもお腹いっぱい食べて飲んで、二人で3,000円ちょっとの勘定でした。
 「ます酒」さん。 いいお店ですね。また来ます。


 【再訪 2015年12月5日】

 この日は、一度訪問して大好きになった居酒屋でちょい飲みです。


 弘前市駅前町13-2 「ます酒」。

 JR弘前駅から徒歩5分の大衆居酒屋です。
 一度伺って大好きになったのですが、やっと再訪しました。

 この夜も大勢の常連さんで超満員の店内。
 カウンターの端っこにようやく空き席を見つけて座ることが出来ました。

 このお店は、店主のお父さんが亡くなってからお母さん一人で頑張っているお店です。
 この日も一人で20人くらいのお客さんをお母さん一人でさばいていました。
 ですから、お店は半セルフ制。
 片付けなんかも、定連さんは自分でやってます。
 入口付近にショーケースにつまみの皿がいっぱい並んでいるので、好きなものをそこから勝手にとってきて食べます。
 生の魚も並んでいるので、お母さんに言うと焼いてくれます。
 つまみは、勘定しやすいように、一皿300円の一律値段です。
 
 とりあえずビールを註文して、好きなつまみを取って来ました。

 二度目の訪問で、久しぶりだったので、生ビールを頼んだら、お母さんに「ウチは瓶ビールしかないよ。キリン、アサヒ、サッポロ」と叱られました。
 というわけで、キリンの瓶ビールです。
 でも、叱られても大丈夫。
 お母さんは、ぶっきらぼうで一見怖いけど、それがキャラで、ちゃんと客のこと気にかけてくれてます。
 忙しそうで悪いので、頼みにくくて黙っていても、ちょっと手があくと、酒の切れたのを見て、ちゃんと向こうから聞いてくれます。

 マグロの刺身。
 一目で超新鮮なのがわかります。
 これが、一皿300円だから驚き。

 こちらは、いかメンチ。これも300円です。

 こんな大衆居酒屋なので、隣のお客さんとはすぐ仲良くなれます。
 この日も、隣のお父さんと自然に友達に。

 マジックが趣味で、マジシャンズクラブの会員さんだとのこと。
 僕も小中学生の時マジックにはまって、いっぱい本も持っているので、話が弾みました。
 退職後、ボランティアで福祉施設を慰問して回っているそうです。
 この日も興業? の帰り。なんと年間100日はどこかを回っているそうです。
 今日は慰問した病院から、ご祝儀に5万円もらったそうです(驚)。
 それじゃ、飲まないわけにいきませんね~。

 赤いネクタイに胸ポケットにハンカチーフのスーツ姿。
 どこかの社長さんかと思ったのですが、興業帰りのステージ衣装でした。

 「それでそんな恰好したたんだ」と僕。
 「なんも、なんも、犬の散歩用だね」とお父さんの返し。
 二人でお笑い。
 こんな感じです。

 その後も乗ってきたのか、お父さんはいっぱい手品のネタを教えてくれましたよ。
 手品やってるとボケないと終始語ってましたが、手品の名前は忘れて「あれ、あれ」の連発でした(笑)。 

 
 お酒の熱燗にシフト。
 もちろん、桝に入って登場。

 帰り際に、お父さんからマジックの会の名刺いただきました。
 マジックやりたくなったら、いつでも待ってるよ。とのこと。
 僕も、退職後の新しい道がまた開けましたね。
 ふふふ・・・・・。


 今夜のお勘定は、1,700円。
 飲んで、食べて、楽しくて、安い店。
 「ます酒」最高!
 また、来ます。

2015/12/09 更新

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