2回
2022/07 訪問
使い古された言葉だが『大人の隠れ家』という表現を。
『入きん』を知っているか。
『行った事があるか』どうか。
確かに、その二点でこの店の価値は変わるのかもしれない。
・炭焼すてーきとおさかなの店 平(たいら)。
僕は入きんを知っているし、行った事もある。
だけど、当時の上司の奢りだったし、
好きなものを飲み食い出来たワケじゃあないし。
正直、記憶から消えていた。
この店に興味を持ったのは偶然で。
通り掛かりに違うステーキ屋の外観に惹かれ、ネットで調べると他にもステーキ屋が出てきて。
画像を見ていると、平さんが一番気になって。
早速電話を入れて、トントン拍子で予約まで行った、という流れ。
その後、ここのご主人が『入きん出身』だと知った次第。
そして迎えた当日(2022年7月18日)。
18時から20000円の肉メインのコースで予約を入れておいた。
少し早く着いてしまい、階段を上がりドアを開けた。
ご主人(目崎さん)は笑顔で迎い入れてくれて、30分前倒しで宴はスタートした。
スナックの居抜きである事をやたらと強調するレビュアーが多いが、『良いものを安く出す』工夫の一つと僕は捉えた。
カウンター5~6席。
ソリッドな営業形態です。
事前に撮影の許可はいただいていたのですが、『撮って欲しくない』ものがあると言われていたので、今回のレビューはボカシや割愛が幾つかあります。
飲み物は生ビールで通しました。
『グラスが空いたら聞かずにおかわりで良いですよ』、
と、目崎さんには伝えてあります。
この生ビールが旨い。
サーバーと温度を適宜管理し、
冷凍庫で凍らせたグラスに注いだ生ビールは、ある意味、世界を平和にすると僕は思う(笑)。
今日は山形牛でメニューは構成されている。
(平さんは何処の牛でも雌牛以外は使わないそうです)。
・イチボの牛◯し。
・山形牛のタ◯タ◯ステーキ。
どちらも画像はボカシで、レビューは割愛します。
(僕は店主との約束は守ります)。
・イチボのハンバーグ。
肉の味が濃くて、脂の甘味の輪郭も深い。
・イチボの炭焼ステーキ。
塩コショウのシンプルな味付けだが、だからこそ肉本来のポテンシャルが裸になる。
・シャトーブリアンの炭焼ステーキ。
抜群の歯触り。
外はサクっとしたクリスピーな焼き具合なのだが、中はシットリと脂が回り、噛む程に旨味が溢れる。
最高の火入れだと思う。
・カレーライス。
塊肉も入っているが、筋や外した肉も煮込んでいるであろう濃厚な和牛カレー。
ライスはわざわざ、この一皿のために時間合わせて炊いてくれる。
目崎さんがとても良い人でねぇ。
肉の知識や、旨い店の情報を色々と教えてくれました。
とても気が合い、気付けば4時間半経っていた(笑)。
ご厚意でメロンをごちそうになりました。
総じて。
今や伝説の名店である入きんの記憶は僕にはないが、今日の記憶は忘れる事はないだろう。
次は、目崎さんにヴィンテージワインの講義をしてもらい、それを呑みながらコースを楽しみたいと思う。
2025/06/21 更新
そもそもは、8月11日の夜に予約を入れておいたのですが、抜けられない用事が急遽入り、今日(2022年8月27日)にスライドしていただいた。
『悪い事したなぁ』、と思い、
駅からの道すがら、カステラを買って持参しました。
18時、階段を上がり、お詫びを済ませ、
先ずは生ビールで喉を潤す。
前回同様、肉のお任せコースでお願いしておいたのですが、予約の時に〆のカレーをハッシュドビーフに変更していただきました。
(今回も目崎さんのご要望で一部、料理の画像にボカシが入っています。また、レヴューも濁した表現の箇所があります)。
今日はお隣に賑やかなお客様がいらっしゃり、楽しい雰囲気で食事がスタートします。
・毛ガニ(脚)。
運良くいただきました(笑)。
蟹の中でも毛ガニの身は味が濃くて好きです。
・イチボの◯◯。
米沢牛でしたが、脂がしつこくなく、口溶け、喉越し共に良かった。
・牛レバー。
表面の芳ばしさと甘くマットな中の対比が素晴らしい。
・牛タン。
炭火で焼かれた風味と、噛むと溢れる肉汁の甘さが良い。
・イチボのハンバーグ。
荒く手切りされたひき肉は米沢牛のイチボという至極贅沢な一皿。
・ヒレステーキ。
鹿児島牛のヒレ肉を炭火でミディアムレアに焼き上げてくれました。肉の旨味が強く、噛み締めるとそれが鼻から抜けて最高の余韻。
・ハッシュドビーフ。
鹿児島牛のヒレ肉を贅沢に入れて、洋食の枠を遥かに越えたリッチな味わい。白飯は炊きたて。ルゥは酸味が爽やかで、生クリームが全体を円やかにまとめていました。
・デザート。
目崎さんからサービスの季節のフルーツ。
甘くみずみずしいスイカに、夏の終わりを感じました。
生ビールはグラスが空けば聞かずにおかわりを注いでください、と頼んであり、7~8杯呑んだと思います。
総じて。
目崎さんは、多方面から『火加減が素晴らしい』と評されていますが、
僕は、単純に、人間として素晴らしい、と思います。
『次回は豚を出しますよ』と笑顔でおっしゃっていたので、楽しみに再訪しようと思います。