su_taさんが投稿したシャンドワゾー（埼玉/川口）の口コミ詳細

7月某日。
いや〜暑いです。今年は空梅雨なんて言われていましたが、本当にこのまま夏に突入してしまいましたね。

さて、この時期はケーキの持ち帰りが厳しいので、少しケーキ控えようと思っていまして、
夏のマパティスリーも過去のスケジュールから「アカシエ」と「ラヴィルリエ」の2店に絞っていました。

ところがですよ。なんと「シャンドワゾー」がこの時期に出店なんですよ。
去年の10月にマパテに初登場したシャンドワゾー。今年も同時期の出店と予想していましたが、まさかの夏に出店です。
シャンドワゾーが来るとなれば、これは行くしかない！ってことで、蒸し暑い中、伊勢丹まで行ってきました。

当日は昼頃に到着。夏場というのもあってか、売り場も人まばらでした。
それでも有名パティスリーの保冷バッグを持参した猛者達も見受けられ、人気が伺えましたね。

今回のシャンドワゾーは定番商品に加えて、夏らしくヴェリーヌや柑橘系を使ったケーキもラインナップ。
ショコラ系が美味しいのは前回で経験済み。では、夏のケーキはどうなの？ってことで、夏らしいケーキをメインに購入しました。

そして、折しもこの日は7月の三連休の初日。
シャンドワゾーと三連休の組み合わせで、我慢していたスイッチが入り、30度超えの気温にもかかわらず大量購入してしまいました(^^;

当日はシャンドワゾーから販売員の方が出向されていたので、色々話を伺いました。
マツコの番組で紹介された当初は混んでいたそうですが、今は落ち着き、休日でも外まで並ぶことはなくなったそうです。
（テレビ放映当初は外まで並んでいたということですよね。マツコ効果恐るべし。。）
なので、混雑を嫌って、店舗への訪問を控えていた方は購入しやすくなっているみたいですよ。

以下、レビューになります。
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まずは夏らしいヴェリーヌから。今回は2種類の販売でした。
■ヴェリーヌピスターシュ（501円）★4.5
　ピスタチオムースにグレープフルーツのジュレを合わせた夏らしいヴェリーヌ。
　ピスタチオムースは豆！って感じの濃厚な味わい。
　ピスタチオにグレープフルーツの酸味を合わせることで、ピスタチオの豆っぽさを爽やかに仕立て上げていますね。
　そして、爽やかにしつつも、ピスタチオの存在はしっかりと残しています。美味しいです。

■ソーテルヌ（551円）★4.0
　貴腐ワインをたっぷり使ったジュレのヴェリーヌ
　名前もそのままにフランスの貴腐ワインの産地ソーテルヌです。貴腐ワイン好きとしては気になる一品ですね

　貴腐ワインを使ったジュレでベリーや桃を閉じ込め、下はカスタードの構成。
　ジュレは貴腐ワインの風味がふんだんに感じられます。
　しかも、それだけでは終わらず、ジュレと共に、果実のフレッシュ感と濃厚なカスタードが貴腐ワインとよく合いますね。
　貴腐ワインとスイーツの面白い組み合わせの一品でした。

お次も夏らしい柑橘系のケーキです
■タルトシトロン（501円）★3.7
　続いてはタルトシトロン。　最初は生クリームかと思いましたが、これメレンゲなんですね〜
　そして、中にはレモンの酸味をそのまま活かしたレモンクリーム。
　食べ進めていくうちに、メレンゲが効いてきてメレンゲの甘みにより、レモンの酸味の角が取れ、爽快感を感じさせつつも食べやすく仕上げています。

■タルトアマンドパッション（521円）★3.8
　パッションフルーツのキャラメルにアーモンドムースを合わせた一品。
　パッションフルーツの爽やかな酸味に、ほんのりと感じるアーモンドムース。
　ザクザクとしたナッツの食感も心地良いですね。
　全体的にはパッションフルーツの酸味が勝ち、アーモンドは思ったより感じられませんでした。
　まぁ酸味が出た方が夏らしいかも知れませんね。

ここからは定番のケーキ行きます
■ミゼラブル（501円）★4.7
　買わないわけにはいかない、スペシャリテです。
　塩見の効いたバタークリーミーにラムレーズンとアーモンド生地を合わせた一品。
　口の中で溶けていくバタークリームを塩気が引き締め、ほんのりとと感じるラムレーズンとアーモンドが、さらに味わいを変化させていますね。
　バタークリームと塩気のバランスが抜群です。
　私が会計している時に、アントルメで購入されている方がいましたが、それも納得のお味ですね。

■タルトヴァニーユマルティニック（481円）★4.6
　これもリピート品です。バニラのタルトにラムレーズン、バニラのババロアに、ラムで香り付けした一品

　濃厚なバニラにザクッとしたタルト。食べ進めるとラムレーズンが顔を出し、ラムレーズンをバニラがまろやかに包み込みます。
　バニラとラムレーズンのバランスが絶妙で、安定の美味しさですね！

■トロワショコラ（481円）★4.6
　ホワイトチョコレートクリーム、ミルクショコラ、ビターショコラ、プラリネで包んだショコラ尽くしの一品
　甘さしっかりのシャンドワゾーらしいケーキですね
　濃厚で味わいの異なるショコラにプラリネのザクザクとした食感がgood！
　夏でもたっぷりとショコラを堪能しました。

■ヴェールエルージュ（521円）★4.0
　フランボワーズとピスタチオの王道の組み合わせのケーキです。
　ピスタチオムース、ビスキュイ、フランボワーズジュレをフランボワーズのゼリーで覆った一品
　このピスタチオも濃厚。フランボワーズもしっかりと感じられます。
　フランボワーズは外と中をムースとゼリーにすることによって、同じ味でも異なる食感が味わえるのが良いですね。
　味わいもフランボワーズ→ピスタチオと徐々に変化を楽しめました。

■フランボワジエ（501円）★3.8
　フランボワーズのバタークリームにパンドジェンヌの生地を合わせた一品。
　ほんのりと酸味が感じられるバタークリームにアーモンドビスキュイの層です。
　トップのナッツのザクザクとした食感と、ビスキュイのふわふわとした食感が楽しいです。
　シャンドワゾーにしては控えめの味でしたね。
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夏のシャンドワゾーということで、前回と異なるケーキも買ってみましたが、ヴェリーヌが美味しかったですね。
そして、夏のケーキも十分美味しかったですが、定番商品もあらためて美味しいなと思いました。
今回は夏場の出店だったので、ショコラ系が少なかったのが残念でしたが、まだまだ他のケーキも試してみたいと思わせてくれるパティスリーですね。
そろそろ本気で埼玉遠征を考えなければいけませんね〜

Camera：Fujifilm X-E2
　　　　　Fujifilm X70
Lens：C Sonnar T*1.5/50 ZM

スイーツ激戦区として注目の埼玉。
行ってみたいパティスリーは色々あるものの、横浜市民の私は中々足を運べずに、伊勢丹のマ・パティスリーにお世話になることが多いです。
アカシエは食べることが出来ましたが、他は出店していないorタイミングが合わずの理由でまだありませんでした。

そんな折、シャンドワゾーが伊勢丹マ・パティスリーに初出店するとの情報を得、早速行って来ました。
平日の午後、会社を早退して行きました。あ、勿論、このためだけではないですよ！（笑）

シェフの村山氏は、甘め控えめのケーキが多い昨今。甘さしっかり目のケーキを提供することを目指されているとのことです。
そうですよね～。この文言で私の期待は高まります。

到着すると、初出店なのでもっと混んでいるかと思いましたが、意外と人はちらほら。
販売員の方曰く、「アカシエ」の時が一番すごかったとか。アカシエ凄い人気ですね。

また、今回はマ・パティスリーが改装してから初訪問にもなるのですが、フロア、ショーケースも広くなっていて、ケーキが選びやすくなって良いですね。
以前はケーキの写真を取ることがNGでしたが、人を写さなければ写真OKになったようです。
伊勢丹はレシートにケーキの名前が記載されないのでこれは助かります。

シャンドワゾーと言えばショコラ系が得意とされているので、ショコラ系をメインに、伊勢丹限定のモンブラン等を購入。
お目当ての一つだった、スーヴニールはホールしかないよう？でした。残念。
以下、レビューになります。
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■ミゼラブル（471円）★4.8
　評判のスペシャリテ。
　バタークリームにラムレーズンとアーモンド生地の構成です。
　濃厚で甘さしっかりのバタークリームには、塩味が効かせてあり、下のアーモンドとの相性が抜群！
　バタークリームのみだと重く感じますが、塩味が引き締めているので口当たりが良く、
　重さを感じさない味わいは流石ですね。これは食べておきたい一品ですね。

■ガトーショコラフォンダン（511円）★4.8
　こちらもスペシャリテの一つ。
　つやつやのグラサージュショコラにショコラムース。
　口溶けの良いグラサージュとムースから、カカオの香りがふわっと感じられ、力強いショコラが味わえます。
　また、アルマニャックとオレンジピールが含まれており、それらの香りがショコラをより引き立てます。
そして、底のサクサクとしたフィヤンティーヌの食感もショコラと相性ばっちり。
　ショコラと言えばシャンドワゾーというのも納得の一品です。

■トロワショコラ（481円）★4.7
　甘めのホワイトチョコレートクリーム、濃い目のビターショコラ、優しいミルクショコラの層。
　ビター、ミルク、ホワイトチョコレートのそれぞれのショコラが口の中で複雑に交わります。
　外側のグラサージュショコラも甘さ強めで、サクサクの食感とナッツの香ばしさがムースと良く合い美味しいですね。

■タルト・ヴァニーユ・マルティニック（481円）★4.6
　見た目とバニラで選んだ一品です。バニラのタルトにラムレーズン。バニラのババロワの構成です。
　優しい味わいのバニラムースにはラム酒が強めに効かせており、
　このラムとバニラの濃厚な調和がラム酒好きの私にはたまらないですね～
　さらに、土台のバニラのタルトにもラムレーズンが入っていて、まさにラム尽くしの一品です。
　ショコラだけではない、ということを伺える一品です。

■ロワイヤル（531円）★4.5
　紅茶のクリームブリュレとガナッシュと紅茶尽くしのケーキ。紅茶のケーキ好きとしては気になる品ですね。
　ガナッシュからは紅茶の風味がふわっと感じられ、さらに中のミルクショコラのクリームブリュレが優しくまろやかな味わい。
　紅茶メインと思いきや、そこはシャンドワゾー。紅茶は香る程度でショコラメインのケーキですね

■プティ（501円）★4.0
　グラサージュが美しい、ビスキュイとガナッシュショコラを交互に重ねたシンプルなケーキ。
　ガナッシュショコラはビターで重厚ですが、口溶けの良いのでパクパクと食べられます。
　ショコラを心ゆくまでじっくりと味わえる一品。

■モンブラン・ア・ラ・フランセーズ（551円）★4.0
　本店では売っていない、伊勢丹限定の一品です。
　洋栗の力強さと、強めのラムの香りが感じられる濃厚なマロンクリーム。
　生クリームもミルク感が強く、それらが口の中で交わり合い、どっしりと食べ応えがあります。
　甘さはそれほど強くありませんが、クラシックな大人のモンブランです。

■モンブラン（531円）★3.8
　和栗のクリームに、中はコクのある生クリームと渋皮煮が丸ごと。こちらの土台はサブレです。
　栗の味がしっかりと感じられる和栗のクリームに、コクのある生クリームが絡み、栗の味をまろやかにします。
　そして、土台のサクサクとしたサブレの食感と香ばしさが、マロンクリームに良く合いますね。
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【まとめ】
　いや～評判の通り、非常に美味しかったですね～
　特にスペシャリテのミゼラブルやショコラ系のケーキは甘さのバランスが私のドストライクでした！
　早退して買いに行った甲斐がありました（笑）そして、また遠い場所の美味しい店を見つけてしまったわけですよ。。
　う～む。激戦区埼玉恐るべしですね。私はアカシエよりもこちらが好みでしたね。
　いつか実店舗に行きたいな～
　
「シャンドワゾー」でした。