2回
2025/06 訪問
特別な時に行きたい、レストラン ルパン
予約して訪問。18時一斉スタートです。18時になると、もう満席。お酒はマリアージュを頼みました。
一斉に同じコース料理が出るので、基本的には苦手食材の対応はやってないようです。
アミューズはアスパラクレープ、シンプルな料理名だけど、奥深い味わいで早くも幸せ!
次は鮎を使ったプレッセ。層ごとに味が違い、少し苦味のある部分があるので、少し甘めのカクテルと合わせるという素晴らしいマリアージュ。
次に鱧の包み揚げ。サッパリ系白ワインとよく合い、文句なしのパーフェクト!
次はアサリと牛蒡のリゾット。少し樽感のある白ワインと合わせます。ため息が出るような美味しさ。
今回一番美味しかったのがトキシラズのミルフィーユ!ソースも素晴らしく、あまり食べる機会のない時不知に感動!
メインの鴨の炭火焼きも、柔らかく、こちらもソースとよく調和し、素晴らしかった!
何もかもが本当に素晴らしく、ここぞ!という時に使いたいレストランです。
ソムリエさんは、ユーモアさもありますが、少し厳しいところもあります。それもお料理とワインにとことんこだわっているからこそと思います。ワインのマリアージュ、素晴らしかったと思います。
またステキなレストラン、見つけちゃいました。
2025/06/25 更新
2度目の訪問。
前回と料理が全くかぶってなく、すごいなと思いました。
◆サンマのエクレア
前回も最初はクレープ生地の楽しいアミューズでしたが今回もエクレア生地にサンマが挟まった一品。普通にサンマを食べる以上にサンマが美味しくなる、これぞフレンチマジックですね!
◆キジハタの昆布〆と洋梨のドーム
これまた面白いお料理。回りの〆たお魚、中の野菜、そして洋梨が見事に調和した見事なお皿でした。早くも拍手を送りたい!
◆さつまいもと鴨もも肉の煮込み
今回はこれが一番だったかも。「さつまいもって、お料理に使うの難しいし、それも鴨の煮込み?!合うの?」と、思いながら食べたら、本当に素晴らしいお料理でした。さつまいもの甘さと煮込みの旨味がケンカせず、お互いを引き立てあってました。お見事です!
◆藁の香りをつけた鰹の瞬間グリエ
お料理も素晴らしかったのですが、この鰹の藁の香りとロゼワインがすごく合うのに驚きました!今回、マリアージュにしたのですが、お料理を引き立てる見事なワインたちでした!
◆イトヨリダイのヴァプール
この魚料理がまたすごかった!お魚は柔らかくフワッとして、味がきちんと染みていて、ソースもこのお魚をより美味しくするお味でした。感動!
◆仔羊 2種の調理
さて、お肉料理です。いやー、好きでしたー、これ。何がいいって少しスパイシーなソース!このソースはセンスありすぎですね!ローストだけでも十分なのに煮込みがまた全然違う味わいで、楽しませてくれました。このお料理で前より羊肉が好きになりました!ワインは少し重めで、羊との相性バッチリ!
◆栗の水饅頭 ほうじ茶のスープ ラムレーズンアイス
実はモンブランなどの栗を使ったデセールは苦手なのです。が!!これは本当に美味しかった!饅頭と書いてありますが、私の苦手な栗のねっとり感は全くなく、ほうじ茶のスープが甘すぎず、泡立っているのがまたこのお饅頭を引き立て、サクサクした食感の硬めのメレンゲのようなお菓子と、ラムレーズンのアイス、こんなに色んな食感や温度のものが、不思議なもので口の中で完璧に調和するんですねー。
本当にこんなにも素晴らしいレストランに出会えて、幸せです。これからもずっと通い続けたい、シェフの色んな挑戦をたくさん見てみたい、そんな風に思えるレストランです。