2回
2016/02 訪問
大王崎灯台の海鮮づくし
三重県の大王崎灯台の近くに当店がある。良い魚が獲れなくなってきて、採算が合わなくなり、三年前に店を閉めたそうだが、今でも馴染みのお客さんから言われた時だけやっているよう。かく言う小生ももう7、8回は、旨い魚を求めて、はるばるやって来ているだろうか。今までで一番記憶にあるのは、マンボウの内臓の味噌和え。あれは旨かったなあ。ここの特徴は安価で珍しい魚と出会えること。そしてどれも新鮮。本日はアジのマリネ、飛び魚の塩焼き、鱧のおとし、コショウ鯛の煮付け、カツオ、飛び魚、黒鯛の刺し盛り、鱧茶漬け、これだけついて3240円。特にカツオの心臓が旨かった。いつも大量盛りで、当然、食べ切れないから、半分はパックでお持ち帰り。小生のベスト5に入るとっておきのお店である。オーナー夫婦がご高齢だが、いつまでも元気でいて欲しい。
2018/07/07 更新
三重県の大王崎灯台の近くにある当店。駐車場あり。お店は、一度閉められたが、馴染みのお客だけ、受けておられるようだ。ご主人と奥さんの二人で切り盛りされておられて、お二人ともご高齢だから、大変なんだろう。今日も3000円税別のコースをお願いしておいた。休日のお昼、お客は我々だけ。落ち着いた和室(最大2組まで)で、ゆったりとした時間が流れていく。時間の急く方には不向きだ。料理は、渡り蟹のオス・メス各1匹ずつ(奥さんとシェア)、牡蠣、深海ザメの湯引き、鯛の子とあいごの燻製、あいごのマリネ、ひめじ・ハマチ・黒鯛の刺身(各丸ごと1匹ずつを奥さんとシェア)、イナダの出汁茶漬けがつく。相変わらずボリューム満点(必ず余るので、横に持ち帰り用のパックが用意されている)。コスパも信じられないくらいいい。そして、どの魚も新鮮、旨旨。珍しい魚と出会えるのも良い。あいごなどは毒があるから、捨てられたりする魚。しかし、ご主人の手にかかれば、絶品料理となる。ご主人が市場に行って、直に買いつけてくるらしい。今年は不規則な連休で、魚が取り合いになって、高騰しているから、赤字だとおっしゃっていた(すみません、ありがとうございます)。また、寄せていただきます。ずっと元気で頑張ってもらいたい。