6回
2020/01 訪問
ノルマンディのお店 7
平日のお昼に伺いました。
地味に立地的に競合する系統+レベルのケーキ屋がほぼ無いので、ある意味一人勝ちしている
印象だが、個人的にはイートインが無く梯子がし辛いので、意外と再訪出来ていないお店。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇モンドル(500円) ☆×4.1
構成:カマンベールチーズムース+生クリーム+ビスキュイ
カマンベールチーズムースは滑らかな口溶けながら、味や甘さがしっかりある。これに生クリ
ームの水分多目の滑らかさと合わせると、軽減されて良い調和になる。アーモンドは香り付け。
このお店は重すぎない範囲で濃い・甘い=味の芯が定まっているケーキにするのが上手い印象。
◇タルト ジャンドゥージャ シトロン(520円) ☆×3.8
構成:チョコクリーム+タルト台+ビスキュイ
口溶けの良いチョコクリームはレモン味がほんのりついており、さっぱりした後味の引き。
タルト台内部は全てジャンドゥージャでレモン味が付いているらしいが、わからなかった。
チュイルのナッツで香りを足す、全体的に構成が明確に役割分担されている印象。
◇カシスポンム(580円) ☆×3.8
構成:カシス&赤ワインムース+りんご+サブレ生地
カシスと赤ワインのムースは濃く薫り高い、この店にしては後に引くタイプの力強さ。
りんごはタルトタタンの焼きが深いやつ、予想以上にほろ苦さのある大人向けで面白い。
サブレ生地はスパイスというかシナモンかな?、やや香りが強いので他構成とぶつかり気味。
◇タルト カキ(680円) ☆×3.8
構成:柿+キャラメルクリーム+タルト台
見た目からして完熟状態ではない=固さのある柿のタルトはあまり見ないが、キャラメルク
リームがタルト台と繋げる役割で、意外と違和感のないタルトになっている。
ただし、甘さや味はキャラメル味の方が強いような気がするので、純粋に柿一強ではない。
ザクザク食感のタルト生地は焼きは強めだが香りは抑え目、シンプルに焼きで力強さがある。
◇サバラン ショコラ オ カフェ(500円) ☆×3.8
構成:ブリオッシュ生地+コーヒーシロップ+生クリーム+ジャンドゥージャ?
コーヒー味のシロップは甘目で深さや苦みはほぼ無い、コーヒー苦手な人や子供もいける。
量が多めの生クリームのコクで重さを足す、シナモンは香り付けで特段喧嘩はしていない。
ブリオッシュ生地は粗目の食感、シロップでひたひたでも崩壊しないためなのだろうか。
ブリオッシュ生地と中心にジャンドゥージャがあり、割とわかりやすいチョコ味が芯。
◇その他
ルナール (520円) ☆×3.9
フレザリア (490円) ☆×3.8
ムラング シャンティー(490円) ☆×3.8
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
やけにシナモンを使うのが個人的には凄くうーん…なのだが、下限の安定感=割と何を食べ
ても安定して美味しい+独自性が高くここならではがあるのは明確な強みなので好きなお店。
割と新作ペースが速い印象だがあまり再訪出来ていないので、きちんと再訪したい。
総合点:3.8→3.8(増減なし) / 以下は2019/02レビュー
2020/01/18 更新
2019/02 訪問
赤い林檎のお店 6
休日のお昼に伺いました。
季節商品が多めなので、少し間を空けると商品がガラッと変わっているのが好印象なお店。
ただ、イートインスペースが随分前から荷物置き場になっておりイートイン出来ないのは不満。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇シャルロット ラム レザン(500円) ☆×4.1
構成:シャルロット生地+生クリーム+ぶどうムース+チョコクリーム・ムース
シャルロット生地は消えるタイプでは無く食感がある、ここで軽すぎないようになるのが〇。
生クリームはほんのりぶどうの香り付け?がされている+構成比率の高いムースはぶどうと
赤ワインの味、ふんわりした香りと強すぎない強さがある。このお店の中では味は強め?
チョコクリーム・ムースは滑らかで、甘さとほんの少しのビターさ。ラムレーズンの強さで
味を立たせていくタイプだが、どの構成もちゃんと立っているのが好み。
◇ムラング シャンティー(490円) ☆×3.8
構成:金柑+生クリーム+メレンゲ
季節で味が変わるが、伺った際は金柑だった。生クリームは軽めでほんのり金柑味。
かなり薄味なのでさっぱりした消え具合、このお店は軽めのムラングシャンティーかな。
メレンゲの軽い口溶けと生クリームのさっぱりさがよく合うが、金柑が果実を噛みしめると
香りと共に味が広がる=じんわり系なので食べた瞬間の旨みは以前の物より弱いかも。
◇タルト カフェ(500円) ☆×3.7
構成:コーヒークリーム+ブロンドチョコアパレイユ+タルト生地
コーヒークリームはコーヒー味・香り共に食べた瞬間は軽めだが、後味には意外と引く。
サクサクタルト生地はややリッチさ抑え目、アンベリールのように他構成味で補うタイプ
では無いのでやや調和に違和感があるような気がするのがうーん…タルトカフェは難しい。
内部はブロンドチョコのアパレイユ、粘度はあるが味は優しくあまり引かない。
◇シュー ア ラ クレーム(280円) ☆×3.7
構成:クレームディプロマット+シュー生地
クレームディプロマットはカスタードクリーム分多め、粘度も高くぽってりとした口溶け
だが、卵感はそこそこで消えるため重さやしつこさはあまり感じない。
皮はクッキー生地を上部に被せた流行のやつ、サクサク薄めの軽めの食感=ほぼクリーム。
◇ティラミス(440円) ☆×3.6
構成:ザバイオーネ・クリーム+ビスキュイ+コーヒーシロップ
ザバイオーネ・クリームはふわふわでトロトロ、口溶けは軽いのだが味はしっかりしている
+量が多めで後味には強めにここが引く=他ケーキと比べるとやや後味が切れない感じ。
ビスコッティ・サヴォイアルディではなくビスキュイだったような気がするが、コーヒーシ
ロップはひたひた。コーヒー味が前面に出ているタイプでは無いので食べやすい印象。
◇ドーム ショコラ(500円) ☆×3.3
構成:チョコクリーム・生地+ガナッシュ
チョコクリームは軽めで後味すっきりのもの、深さはほぼ無く軽めの口当たり+味。
ガナッシュも軽めなので見た目が小さい事もあり強そうだが、かなり軽めの纏まり。
メモにチョコ生地?と書いていたが、食感的に今思うとマカロンぽい感じがしたような。
悪くは無いのだが、軽いチョコケーキは秀でた特徴が無いと印象薄い気がする。
◇その他
アンベリール(480円) ☆×4.1
ルナール (480円) ☆×3.9
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
美味しい+好みだが、意外と☆×4.0以上の超好みな商品が少なく全体的に安定した印象。
サービスは素晴らしいのだが毎回保冷剤を箱外に付けるのが謎、中の方が良い気がするが…
今回はこのお店の好きなベリー系が少なかったせいか不完全感、また再訪します。
総合点:3.9→3.8(-0.1) / 以下は2018/07レビュー
2019/02/19 更新
2018/07 訪問
赤い林檎のお店 4・5
休日のお昼に伺いました、2回分纏めて。
夏場のかき氷を狙って行ったのだが、店舗の一部を工事中でイートインは休止中だった。
このお店の個人的に好きな部分は、ケーキ自体の甘さは強めながらベリー等の締める部分で
甘さが後味に引かず食後感が非常にさっぱりしている=あくまでもちゃんと甘い部分が好き。
――――――――――――――――購入した商品等(税抜)――――――――――――――――
◇プティ ミニョン(460円) ☆×4.1
構成:桃メレンゲ・ジュレ・ムース+グレープフルーツジュレ+ビスキュイ+ダックワーズ
桃メレンゲは口溶けが軽い+ふんわりの桃の香り、甘さはあまり目立たないが必要十分。
ジュレ部分は桃とグレープフルーツの2種、濃い味と爽やかな酸味で使い分けされている。
桃ムースはふんわり、全部が桃なの担当する役割が微妙に違い、味が多層的に感じる。
生地は超アンビベされており崩壊寸前、水分多すぎる感はあるが瑞々しいので良いのかも。
◇ムラングシャンティー カシス グリオット(480円) ☆×4.0
構成:アメリカンチェリー+カシスクリーム・ソース+メレンゲ
サクサク軽いメレンゲはフォークで崩壊せずに切れる+食べた瞬間に消えゆく儚いもの。
メレンゲの香り部分を担当する内部の気泡がしっかり生きており、かなり丁寧な仕事。
カシスクリームは超軽めの甘酸っぱさで見た目より優しい味、アメリカンチェリーのジュー
シーさで濃さを担当する=全構成にしっかり意義があるため、シンプルだが構成力が高い。
◇ムラングシャンティ フリュイルージュ(490円) ☆×4.0
構成:ベリー・ソース+生クリーム+メレンゲ
生クリームはしっかり固まっているため崩壊しないタイプ、濃厚なコクと口溶けの良さを
両立している。後味に甘さの引きが残らないバランス、食べやすいムラングシャンティ。
メレンゲは軽めでふわっと消える口溶け、力強いメレンゲの方が好きだがこれはあり。
ベリーソースだけでは単調になる所を、上部のベリーで味を単調にしない工夫が良い塩梅。
◇タルト マングー(680円) ☆×3.9
構成:マンゴー+クレームディプロマット+タルト生地+ダマンド
タルト台かと思いきや、最下層のサクサクのタルト生地に甘いダマンドが乗っている変形。
マンゴーは甘く適度な食感、果実は完熟だがナパージュはマンゴー&パッションフルーツで
後味を意外と切ってくる。しっかり甘いのに、ダマンドの甘さを勘案しても重たくない。
クレームディプロマットはカスタードの丸さと、生クリームの滑らかさのいいとこどり。
◇オペラ フィグ ヴァンルージュ(500円) ☆×3.8
構成:いちじくコンポート・ガナッシュ+いちじく&カシスバタークリーム+ジョコンド
いちじくの赤ワイン煮の濃い味わいと種の食感が生きている、いちじくオペラはここだけ。
バタークリーム部分はいちじくの旨味とカシスの酸味をバランスよく使い、引きは軽い
チョコクリームはいちじくが入っていおり軽め、クリームの構成比率は高いがすっきり系。
赤ワイン?シロップが切る際に溢れ出すほど使われいる、かなり甘めでわかりやすい味。
構成は伝統的な物に似せていちじく味に再構築しているが、違和感無く成功している。
◇フォレノワール カシス フレーズ(520円) ☆×3.8
構成:チョコビスキュイ・クリーム+いちご&カシス生クリーム+グリオットチェリー
キルシュが効いたグリオットチェリーは量が多い、ただしやや細切れのため果実感が薄い。
チョコクリームは軽めの口溶け、シロップの洋酒が強く大人向けだが過度には引かない。
いちご&カシス生クリームは口溶け軽く、甘さや酸味は見た目より強くはない優しい味。
見た目的には変形フォレノワールに見えるが、コポー等もあり意外とちゃんとしている。
◇フォルティシマ(560円) ☆×3.6
構成:チョコグラサージュ・クリーム・ビスキュイ
チョコのみで構成されたねっとりした食感のチョコケーキ、クリームもビスキュイも食感
は強めだが、口溶けは軽めなので濃厚枠ではない気がする+意外とビター感も抑え目。
生地が崩れて溶ける速度が速い+クリームのカカオ感が強いため、若干粉っぽさがある。
ほんのりラム酒で香り付けされているため大人な味、このお店は大人向けケーキが多い。
◇ココ アグリウム(520円) ☆×3.6
構成:ココナッツムース+ライチジュレ+グレープフルーツ+ビスキュイ
ココナッツムース+外側のココナッツで甘さとシャクシャク感を主張、生クリームも合わ
せてクリーミーな甘さと食感。これを、スポイト内のグレープフルーツ果実で軽減する。
ライチジュレはやや隠れ気味、正直無くても良かった気がするが何か意図があるのかな?
ややグレープフルーツ果実の苦みが浮いているが、後味を軽くする役割なのだと思う。
◇スーヴニール ド ノルマンディー(480円) ☆×3.5
構成:青りんごムース・コンポート+アニスクリーム+ビスキュイ
青りんごのムースは自然な香り、意外と繋がりは強めだが口溶けが良いので軽やかな印象。
内部はりんごのコンポートが入っているため、見掛け倒しでは無く優しくも味の芯。
アニスクリームは香りが主張しているが、水分が多いためスパイスが前面なわけではない。
形は面白いが超食べ辛い+グラサージュのピスタチオが若干引くのが好み外に感じる。
◇その他
アンベリール(460円) ☆×3.9
ルナール (480円) ☆×3.8
――――――――――――――――購入した商品等(税抜)――――――――――――――――
大きさは普通だが割と凝った作り、価格は500円前半なのでコスパは高いと思う。
接客は東京最高峰レベルで丁寧、ケーキ屋は残念接客業界なのに新店でこのレベルは凄い。
レビューを見返して思った事は、このお店のベリー系は鉄板+以前はほぼさっぱりしたケーキ
の印象を持っていたが、最近は甘い部分はしっかり甘くメリハリを付けてきている印象。
このお店再訪する度にケーキが美味しくなっていく、正直最初は「開店時から話題である程度
美味しいものの、頻繁に再訪するレベルでは無いかな」と思っていたが大進歩&大躍進。
現時点若手シェフ?の中では頭一つ抜けて美味しい+構成力が高い、また再訪します。
総合点:3.8→3.9(+0.1) / 以下は2017/10レビュー
プティ ミニョン
ムラングシャンティー カシス グリオット
ムラングシャンティ フリュイルージュ
タルト マングー
オペラ フィグ ヴァンルージュ
フォレノワール カシス フレーズ
フォルティシマ
ココ アグリウム
スーヴニール ド ノルマンディー
アンベリール
ルナール
2018/07/21 更新
2017/12 訪問
赤い林檎のお店 3
平日のお昼に伺いました。
年単位の久しぶり、ついにイートインが開いていたが地味に荷物置き場感もあった。
今回の分は以前よりも遥かに美味しくなっており、若いシェフの中でも上位に食い込んできた。
―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――
◇カシスフロマージュ(460円) ☆×4.0
構成:カシス生クリーム・クリーム・+フロマージュブランムース+ダックワーズ生地
フロマージュブランムースはしっかりコクがある、この部分のコクをカシスで締める良い調和。
カシス生クリームは穏やかな酸味・カシスクリームのビビットな酸味の使い分けが秀逸、強弱が
あるので味が多層的感じる+カシスは甘さではなく酸味を生かしており個人的に大変好み。
しっかり反発を返すダックワーズ生地は甘目、ここの食感が全体を見た際にきちんと生きている。
◇マカロン サモトラケ(480円) ☆×3.8
構成:フランボワーズマカロン・ジュレ・ホワイトチョコ+ココナッツ生クリーム
+クレームムースリーヌ
ベリーホワイトチョコの固さと、フランボワーズマカロンのねっちり具合が個性的。
ココナッツ生クリームの濃密な香りととろみと甘さが立っており、ここにフランボワーズジュレ
の甘酸っぱさで纏めている。このお店はベリーで締める強弱が上手く、他構成との合致を感じる。
クレームムースリーヌとココナッツの甘さが強く、このお店にしてはかなり後味も甘く引く。
物凄く食べ辛い+ややしつこいのが難点だが、個性的な組合せを上手く調和していて上手い。
◇ピスターシュ(560円) ☆×3.9
構成:ピスタチオムース+ホワイトチョコ+タイベリーソース+フランボワーズクリーム
+ダックワーズ生地
ピスタチオムースはピスタチオの滑らかさと香り面の癖を上手く使っている。
食感はふんわりしているが、適度に甘く引くので味の芯として揺るがぬ存在感が好印象。
タイベリーソースは水分と甘さを、フランボワーズクリームは甘酸っぱさで全体を纏める。
2種類のベリーの構成が異なる作用でそれぞれ生きている、調和から各構成の説得力が高い。
◇サブレココ(650円) ☆×3.7
ココナッツ味は優しい範囲×甘さ控えめ、ほんのり塩味で甘さを引き立てている。
ココナッツ味が芯ではなく、焼きを楽しむサブレ=食感の軽さと歯応えのバランスが良い。
◇その他
アンベリール(460円) ☆×3.9
―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――
以前は構成意図がよくわからないコンセプト先行感が若干あったが、今回は構成意図がしっかり
わかるケーキのみで、買った商品が意図せずベリー系統一にも関わらず差別化も上手くて大満足。
相変わらず素晴らしい接客+有名店が疎かにしているシェフ自身がケーキを作っているのも好印象。
商品幅広めで選ぶ楽しみもあり、比較的新店なのに減点部分が無いのが本当に凄い=お手本店。
再訪は年単位で放置していたが、この美味しさならば機会があれば再訪したい。
総合点:3.6→3.8(+0.2) / 以下は2017/09レビュー
2018/01/11 更新
2016/11 訪問
赤い林檎なお店
休日の12時ごろに伺いました。
近くに用があったので寄ったが、イートインスペースは未だに開いていないように見えた。
今回も変わらず親切な店員さんでサービスのレベルは東京のケーキ屋の中では高い。
―――――――――――――――――購入した商品等(税抜)―――――――――――――――――
◇フレザリア(460円) ☆×3.8
構成:いちご+生クリーム+スポンジ
生クリームが重め×コクで深い×甘いの三拍子そろった最近少ないタイプのもの。
重いため好き嫌いは分かれるだろうが、コクが強く食べた後に良い具合に後に引いて美味しい。
スポンジはしっとり系、単体だとやや生地粗めだがクリームが強いためこれ位で丁度良く感じた。
ショートケーキですら大人向けにしてくるとは恐れ入ったが、統一感のあるパティスリーは好き。
◇ミルフィーユ ヴァニーユ(560円) ☆×3.7
構成:パイ生地+カスタードクリーム
パイの焼きはかなり強め=香ばしさが強め、1枚1枚がしっかりしているため切り辛い固い歯応え。
カスタードクリームもがっつりバターを感じる重いもので、甘さも抑え目で硬派な統一感。
所謂軽めのミルフィーユではなく無骨なので好みは別れるが、この方向性が好きならまず合う。
カラメリゼが非常に弱いのが引っかかったが、お店の焼きのレベルの高さがよくわかるケーキ。
◇タルト リュバーブ フレーズ(450円) ☆×3.4
構成:メレンゲ+リュバーブ&イチゴジャム+タルト台
タルト生地は焼きがかなり強めのザクザクで固め、ただ台自体のかっちり感やリッチ感は薄め。
リュバーブといちごは表現的には『甘酸っぱい』になるが癖がかなり落とされており酸味が弱い。
インパクトのあるメレンゲは食感はふわふわ×もちもちでヘーゼルナッツのプラリネが入っている
ため、ナッツの香ばしさでメレンゲのみならず全体の味わいを深くしている。
個人的にタルトリュバーブは酸味を感じてこそだと思っているので個人的な好みから外れ気味。
◇モンブラン・ジョンヌ(630円) ☆×2.0
構成:マロンペースト+生クリーム+メレンゲ+きなこ
がっつりきなこがかかって粉っぽさと味が前面に出ているため、栗が完全に潰されている。
マロンペースト本来の味がわからない、和を目指したのだろうけれど前衛的すぎると思う。
和栗のモンブランに奇抜な捻りは必要ないと思うのでこれは完全に好みの対象外。
生クリームはノチェロで香り付けされたコク強めの重め、メレンゲは焼き強めのザクザク。
◇その他
アンベリール(460円) ☆×3.9
ルナール (470円) ☆×3.7
―――――――――――――――――購入した商品等(税抜)―――――――――――――――――
今回は新しく以前食べなかったベーシックな物を選んだが、当たり外れが完全に分かれたと思う。
ただ、若いパティシエが新しい方向性を模索することは基本的に応援しているのでまあ…
独創的な組合せでもベースはきちんとフランス菓子なので、当たりを引けば美味しいはず。
近くに行く機会は中々無いが、今回は微妙だったのでその内リベンジできたらいいな。
というかイートインスペースは以前開けると言っていたが、開けないのだろうか?
総合点:3.6→3.6(増減なし) / 以下は2016/02訪問時レビュー
休日の18時すぎに伺いました。
大通りに面した普通の場所にある外観は真っ赤・内装はシックな感じで落ち着いたお店。
取り置きをお願いしていたが、伺った時点でも多少は選べた。
ル・コワンヴェール出身と言うか、同店を有名にした立役者なので既に知名度は高い。
『個人的に期待している若き有名シェフのお店』だったので、結構期待して行った。
―――――――――――――――――購入した商品等(税抜)―――――――――――――――――
◇アンベリール(460円) ☆×3.9
構成:イチゴムース+ベリージュレ+タルト生地
イチゴムースは軽くて非常に食べやすい甘さなのだが、ジュレがまさかのかなり酸味がある系。
この見た目のベリー系で甘くないなんてありなのか?と一瞬思ったがこれはこれで結構美味しい。
私みたいに結構見た目で甘そうと思う人いると思うが、このお店の大人向け統一感は凄い。
タルト生地にもベリーが入っているため、ジュレ部分だけではなくベリーそのものも楽しめる。
ムースケーキにもタルトがこんなに合うのだなーという驚きを感じた。
◇ルナール(470円) ☆×3.7
構成:グラサージュ(キャラメル味)+チョコレートムース+ヘーゼルナッツクリーム+オレンジ
コンポート(砂糖煮)+アーモンドクランチ+ダックワーズ(ヘーゼルナッツ味焼き菓子)
全体的に濃厚な1番人気らしいムースケーキ、このケーキは他よりも甘めだがやっぱり大人向け。
構成だけ見るとチョコレートムースがメインに見えるが、実際はヘーゼルナッツクリーム部分がか
なり強い味でここがメインになっているように感じた。
また、通常オレンジコンポートは酸味と苦みで強い後味を切る部分なのだと思うが、ここが甘い+
苦いため全体として後味が引く。
アーモンドクランチのザクザク感+ムースはじめ全体的に個々の部分が重い食感のため結構重厚。
◇シュー キャラメル(280円) ☆×3.6
構成:シュー生地+カスタードクリーム+キャラメルクリーム
シュー生地が厚いのかと思ったら薄い王道なもちもちタイプ、上部に見えるカラメルクリームの他
に中にもたっぷりカスタードクリームが入っている圧倒的クリーム量。
キャラメルクリームは甘いなんちゃってカラメルではないしっかりとした苦みのある重厚なクリー
ム、なんちゃっても好きだけど大人向けのこのお店にはこちらがイメージ通り。
カスタードクリーム:キャラメルクリームが2:3位で味はキャラメルがメイン、カスタードクリー
ムも濃厚だが、苦み緩和で相殺されて引き立て役程度に感じた。
◇タルト ショコラ オレ(500円) ☆×3.5
構成:タルト生地+ガナッシュ+無花果
多分ミルクチョコレートのガナッシュ(チョコレート+生クリーム)だと思うのだけれど、構成
は毎回結構適怪しい感じなのであまり信用しないでいただきたい所。
無花果はそこそこタルト生地の上に乗っているため、甘いガナッシュを抑えている。
タルト生地がかなり薄いが、あまり生地が厚くても味の一体感がずれる+味の芯がずれそうなの
でこれくらいでも満足。
◇ザヴァラン アグリュウム(480円) ☆×3.2
構成:ザヴァラン(オレンジ味)+金柑のコンポート+オレンジコンフィ
金柑のコンポートは酸っぱさ・甘さ共に抑えられていてあくまでもザヴァラン部分を殺さない程度。
シロップはかなり多めながら、サヴァラン部分は生地に過度に染み込んでいないので、食感がべち
ゃっとしない良い塩梅。
甘さ控えめのちょっと大人向けだが、アルコール分は殆ど感じないので食べやすい。
ただ上の部分は見た目的には重要だと思うが蛇足に感じた、パサつきが口の中で浮く。
―――――――――――――――――購入した商品等(税抜)―――――――――――――――――
味覚は人それぞれだしとにかく甘いケーキが好き!という人に合うかはわからないが、私は前述の
タイプながら結構驚きを感じたので、傾向をわかっていれば美味しくいただけるのではないかと思う。
ショーケース内の値札に構成が書いてあるため、それを見れば味がある程度予想できると思ったが、
結構攻めているケーキが多くてイマイチ予想が上手くいかなかった。でも凄い親切。
厨房までの見渡しが良いお店なのだが全員きちんと挨拶するし店員さんもかなり感じが良い。
お洒落エリアじゃないし、内装は落ち着いているので男性1人でも問題なく行ける。
イートインスペースはまだ準備中だったが、オープンしたら再訪してみたい。
2021/07/06 更新
フランスパティスリーウィーク2021その1、と言うか失敗枠なのでその0かも?
最初に行った店舗のせいで、このイベントが難易度が高いと気付いていなかったのが痛い。
お店はそこまで大きくは無いが、生菓子は20種類弱+焼き菓子やチョコが豊富で商品幅は広い。
イートインスペースは構造上はあるのだが、開店からほとんど使われておらず荷物置き場感。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇タルト フィグ(740円) ☆×4.0
構成:いちじく+ディプロマットクリームタルト台
ザクザク食感のタルト生地は下だけで側面は無い、ダマンドはしっとりとしており味や香り
は目立たない=受け止める役割。ディプロマットクリームはカスタードクリーム感が高い。
いちじく果実の味に水分の多い赤ワインジャムを上乗せするので味はしっかり、どちらかが
主導権を握るのではなくどちらも等しく主張する。構成の個々の味を立てるのが上手い。
◇プティ ミニョン(570円) ☆×3.8
構成:桃ムース・メレンゲ+桃&生姜ジュレ+ビスキュイ
桃のムースは水分が多くトロトロのため崩壊するレベルの滑らかさ、上部の滑らかさは秀逸。
桃のメレンゲはエアリーで甘さ担当、ただし桃の味はあまりしないのでメレンゲが主体。
ジュレは桃と生姜の味でどちらも主張する、生姜が無い方が好きな気がしないでも無いが調
和としてはきちんと纏まっている。一工夫で謎の個性を出す方向性は嫌いじゃない。
◇レ フィーユ(570円) ☆×3.8
構成:バニラムース+いちごジュレ+ベリームース+ビスキュイ
バニラムースはふんわり×滑らかで香りは優しい。上部のいちごジュレは構成比率が低く隠
れ気味、ベリームースも優しい味なので思っていた程ベリーの味が強いわけでは無いかも。
ビスキュイの構成比率が高いが、他構成の水分で流していくので全体を見れば滑らかな印象。
◇マグダレナ(640円) ☆×3.3
構成:チョコムース+コーヒー生クリーム+ビスキュイ
チョコムースは滑らかな口溶けで香りや味は軽い+コーヒー味の生クリームは軽い甘さで口
溶けが良い。これに対してビスキュイがコーヒーシロップでアンビベされており、ここがか
なり強く他構成をほぼ吹っ飛ばしている。チョコが主軸じゃない+調和に関してはうーん…
このお店はベリー系は美味しい印象だが、チョコ系は若干うーん…が多いかもしれない。
◇その他
ルナール(640円) ☆×4.0
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
昔より値上げされているが割とケーキは大きい+独自性が高く個性があるので、許容範囲内。
全体的に美味しく安定感があるので、あとは突き抜けた商品が出ればもっと良くなるはず。
フランスパティスリーウィーク2021に参加していたのを見て、最近行っておらず焦って行った
が時間が遅かった駄目さ。行きやすいせいで意外と行かないお店だが、放置せず再訪したい。
総合点:3.8→3.8(増減なし) / 以下は2020/01レビュー