2回
2017/05 訪問
宇都宮のフランス菓子店
休日のお昼に伺いました。
栃木県未訪店で最も行きたかったお店、商品幅の広いフランス菓子店。
行く前にお店は調べる派だが圧倒的データ不足だったので、わかる範囲で書いておく。
☆商品
・ケーキ・マカロン・チョコ・ヴェノワズリー・焼き菓子・コンフィチュール等を販売している。
ただ、焼菓子はケークが中心で買う気満々だったプチフールセックは無かった。
ケーキは20種程でベーシック多め、基本商品が無いフランス菓子店は論外なのでこの姿勢は◎。
☆系統
・修行先がオーボンヴュータン→ストレー→ジェラール ミュロでクラシックなフランス菓子店。
都内のオーボン系譜の有名店は独自センスが多く、厳密にはオーボンの『日本のフランス菓子』
とも方向性が異なる場合が多いが、このお店はかなり変形が少ないド直球のものがある。
フランスのラジオやカウンター等もかなりオーボンを意識している気がする。
味は濃い×甘い×重い=美味しいのベーシックと食べやすい独自両方あるが、判断は可能。
☆立地
・駅からは坂が無いため歩いていけない事も無いが、30分以上かかる結構遠い謎な立地。
近場のバス停(下戸祭二丁目)は1時間に1本位しかバスが無いのに時間通りに来ない、不便。
☆値段(コスパ)
・ケーキの大きさは普通~やや大きい位、値段はほぼ500円位で立地を加味するとコスパは普通。
―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――
◇ピスタチオアイス(390円) ☆×4.7
凄い豆、これを食べればピスタチオは豆だったという感想しか出ないほど豆だが超絶美味しい。
ピスタチオの粒々感が残っているため直球の味わいと食べ応え、引きも強く最早満足感の塊。
ピスタチオは滑らかさが大事なポイントだが、溶けるに従い滑らかな舌触りが楽しめ◎。
今までのピスタチオアイスの中で一番美味しかったレベル、これが390円は破格毎日食べたい。
◇モンブラン(530円) ☆×4.2
構成:マロンクリーム+生クリーム+マカロン
ふわふわの外側のマロンクリームは甘く洋栗の引きがばっちり、内部のマロンクリームは水分少
なめでがっつり洋酒が使われており薫り高い=役割分担が明確で全体の調和が上手い。
生クリームはがっつり重く、コクとミルキーさがマロンクリームと上手く調和している。
メレンゲは薄いため構成はほぼクリームで激甘×激重、平たく言えばオーボンの大きいやつ。
◇ミルフィーユオフレイズ(590円) ☆×4.0
構成:パイ生地+カスタードクリーム+いちご
フィユタージュ・アンヴェルセ(逆折込パイ生地)なので高さが物凄い、食感はふんわりサクサ
クで利点が生きているが、焼きがかなり強く焦げ臭ギリギリなので結構人を選ぶと思う。
カスタードクリームは粘度高い+濃いため強い味だが、バニラの香りといちごの多さにより上手
くしつこさが軽減され見事な調和。食べ辛い+切り辛い+見た目はアレだが、味は美味しい。
◇タルトフレイズ(490円) ☆×4.0
構成:いちご+生クリーム+マスカルポーネクリーム+タルト生地
サクサクのタルト生地のバター感は弱めだが香ばしい香りによって、きちんと存在感を感じる。
中はマスカルポーネクリームだろうか、酸味はほぼ無く甘さがきっちりしており立っている。
上部はいちごのみで量も多め、適度に歯応え+甘酸っぱさによっていちごで絞めるタルト。
軽めだが食べ応えが高い+タルト台が個性的で、ありきたりなタルトフレーズでないのが良い。
◇ティラミス(540円) ☆×3.8
構成:マスカルポーネムース+ガナッシュ+スポンジ+コーヒーバタークリーム+マカロン
甘さ控えめなマスカルポーネムースは優しく、この中にビターなガナッシュとコーヒーシロップ
を染み込ませたジョコンド生地を入れて、味に深みと落ち着きを出している。
味自体はコーヒーバタークリームが芯だが、甘さもきちんと感じるため味自体はやや軽い。
ぱっと見わからないがマカロンが土台で中々個性的、後味が引かずさっぱりで万人向け。
◇アマリリス(530円) ☆×3.8
構成:マカロン+カスタードクリーム+フルーツ
ほろほろのマカロンは甘い、アーモンドの良い香りが駆け抜けるので単体で味が立っている。
カスタードクリームは凄い粘度、バニラの芳香さと必要な甘さがあり上手く合っていた。
フルーツが盛り沢山のため軽めに見えるが、味の引きはかなり強くがっつりさが良い塩梅。
お店でマカロンは結構な種類売っていたが、単体で買っても美味しいのではないだろうか。
◇オペラ(450円) ☆×3.7
構成:グラサージュショコラ+コーヒーバタークリーム+ガナッシュクリーム+ジョコンド生地
ベーシックな構成のオペラだが、ガナッシュの比率が高いためチョコ味が前面に出ている。
大きいためベーシックな味だと重くなるのを避けるためか、コーヒー味は苦みがほぼ無く軽め。
オペラの楽しみである味の深みに関しては弱いものの、食べやすさ+甘さで万人向け。
個人的にはベーシックなオペラが好きなので、この変化は結構戸惑ったがたまにならアリかも?
◇アムリ(500円) ☆×3.5
構成:生クリーム+スポンジ+カスタードクリーム?+フルーツ
所謂ショートケーキ枠、上部の生クリームはやや重め+甘めながら後味の引きは弱め。
スポンジはしっとりタイプで、ふわっとしながら崩れやすいため上部2構成は食べやすい。
内部はカスタードクリームだと思うが、粘りが物凄くコクがチーズっぽい+ほんのり酸味
で物凄い主張。内部にフルーツはあるがあまり軽減できておらず、カスタードクリーム一強。
◇メレンゲシャンティー(400円) ☆×2.5
構成:生クリーム+メレンゲ
生クリームはかなり濃い×甘い、コクも引きも強いので超絶重たく人を選ぶ気がする。
この重さがコクならば個人的にアリなのだが、油分による重さの方が先行しておりうーん…
生クリームはごわつきが気になる、水分があるため劣化しやすくイートインすべきだった。
メレンゲは軽やかで崩れやすい、アーモンドスライスが付いておりベーシックではある。
◇アッサム(520円) ☆×2.0
これはちょっとうーん…劣化速度が半端なく半分位飲めなかったので改善の余地がある気が…
◇その他
カリプス(530円)
―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――
保冷剤は1時間分なので遠くから行くとどこかで追加で保冷剤を買う必要はある、元々冬に頓挫した
予定の再利用なので季節選択は完全にミス=暑い日だったため若干ケーキの状態に不安が…
修行店から合うと思っていたが期待以上、ケーキだけだと☆×3.8位だがアイスが抜群に美味しい。
アイスは1種しか食べられなかったが、他も美味しければ☆×4.0以上になる可能性を大いに感じた。
活動範囲から遠いので次回がいつになるのか不安だが、機会を作って次は冬に再訪できたらいいな。
分類:フランス菓子>独自
2017/11/12 更新
平日のお昼に伺いました。
1年半ぶりだが、ショーケース内は6割位は前回と同じ。ベーシックなフランス菓子とお店
オリジナルの商品が40%位ずつあるので、伝統と独自方面どちらも楽しめる良い所取りなお店。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇サバラン(530円) ☆×4.2
構成:生クリーム+カスタードクリーム+オレンジ+ブリオッシュ生地
ラム酒はかなり強い、個人的な強さの許容量をギリ超えて刺激レベルになっているが、全体
の質が抜群=これはありどころか、今回食べた中ではモンブランに並んで白眉の出来。
ブリオッシュ生地の状態がほぼ理想、皮+内部がべしゃらず生地が生きている食感が最高。
しっかり噛みしめる必要があるので、これにより生クリームとカスタードクリームとオレン
ジを絡めて食べる状態になる=味がしっかり一体感として繋がるため、調和面が好印象。
滑らかな生クリームやカスタードクリームは単体でも美味しいが、調和した時こそ至高で◎。
◇ベ ベ(550円) ☆×4.0
構成:いちご&赤すぐりムース・ジュレ+ビスキュイ+タルト生地
いちご&赤すぐりムースはふわふわタイプ、こちらは口溶けが良いが直球のいちごの甘さで
超分かりやすいドストレート殴り系、好き。濃い味はちゃんと甘酸っぱい=酸味も優しく使
っている、ジュレで瑞々しさと濃さを出しつつ、アンビベされたビスキュイで甘くする。
全体的に水分多目だが、意外と下部のタルト生地が水分を吸っていなかったのが上手い。
◇キャレマン・ナッツ(580円) ☆×3.9
構成:ナッツムース+マロンクリーム+ガナッシュ+プラリネ+ダックワーズ生地
ナッツの香りがガツンとくるムースはクリーム並みの粘度、好き嫌い別れる強烈な殴り込み。
内部にマロンクリームとガナッシュクリームが入っているが、どちらもわかりやすく味が濃
い=強い×強いで調和させるため、若干殴り合って無理矢理調和している気がするが好き。
最下層のダックワーズ生地はべしゃらず食感+香り担当、全構成に意味があるのが好印象。
◇タルトフリュイ(480円) ☆×3.8
構成:フルーツ+カスタードクリーム+ベリージャム+タルト台
サクサクタルト生地とダマンドは焼き強め、香ばしい+しっとり感弱いが食感は強くない。
下部のタルト台に対して上部が水分多めの構成、カスタードクリームは滑らか×甘く好み。
ベリージャムで味を足しつつ、果物の瑞々しい水分で上部との調和が上手く取れている。
種類が多い果物の質が良く、このお店高品質な構成で出来ているため全体的に質が高い。
◇カプリス(530円) ☆×3.8
構成:ピスタチオババロア・ビスキュイ+ベリージュレ+ヌガークリーム
ピスタチオの癖をがっつり使い、コクや粘度は勿論香りもかなり強い。ベリージュレが軽減役
になる良くある組み合わせだが、ほぼ軽減できていないためそのまま強い×思いで突っ走る。
内部のヌガークリームで甘さを足し、ピスタチオだけではない強さを上乗せていくのが〇。
ピスタチオ味のビスキュイにもしっかり食感が生きており、全構成が存在感のある重量系。
◇アップルジュース(320円) ☆×3.4
◇その他
モンブラン (530円) ☆×4.2
ミルフィーユ オ フレイズ(600円) ☆×4.0
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
以前はオーボンヴュータンから変化が少ないように思ったが、今回食べてみて微妙に優しい方向
に寄せているため殴り方がマイルドな印象、立地を考えるとこちらの方向性の方が合っている。
ここは都外でちょっと美味しいお店レベルでは無く、都内にあっても再訪するレベルのお店。
再訪する機会を与えて下さいました、スイーツ食べ過ぎ仲間の同行者様に大感謝です。
前回感動したアイスが無かったので再訪したいが、流石に遠すぎて夏は持ち帰りが無理そう。
総合点:3.9→4.0(+0.1) / 以下は2017/05レビュー