===ONE===さんが投稿したいせ源(東京/淡路町)の口コミ詳細

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いせ源淡路町、小川町、新御茶ノ水/あんこう、鍋、日本料理

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 3.5
1回目

2017/12 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

アンコウ鍋とはこういうものか・・・!!

思えば、フグは食べたことあるけど、アンコウをちゃんと食べたことが今までなかったので、友人を誘って2人で行ってきました。このお店では、年中アンコウが楽しめますが、やはりアンコウの旬は冬場ですからね。

少し路地を入るので、地図を頼りにお店へ。店先では、連れが全員揃ったグループから受付をしてもらえるので、揃ったら番頭さんに声をかけましょう。この方が靴の出し入れ、順番簿の管理をしています。
店先には、歴史を感じさせる看板や、氷に埋もれたアンコウが飾ってあります。張り紙を見る限り、アンコウは本物らしいのですが、独特のてかりで、本当?と思っちゃいました。アンコウってこんなてかりがあるのかな?それとも本物だけど生じゃなくて標本か何かなのかな?正確な情報は持っていませんが、インパクトはあります。
行った日は平日夜でしたが、やはり繁盛しているようで、受付してもらってから15分~20分くらい待ちました。そして呼ばれると、靴を脱いで2階へ。番号の書かれた木札を渡されますので、これが靴と会計の番号札になります。

2階は、畳敷きの2間をふすまを開いて広くし、そこにちゃぶ台がいくつも並べられており、その1つに通されました。奥には比較的新しい和室もありましたが、通されたのは古い方。建物自体が東京都の歴史的建造物になっているだけあり、欄間や襖絵に歴史を感じます。あと天井にあるエアコンも昔よく見たやつで懐かしさを感じました。

さて、料理ですが、単品も良いですが、アンコウ鍋をはじめ、唐揚げ、煮こごりなど、一通り味わいたかったので、7品コースを2人とも注文。ここでのレビューなどを見て鍋は少なめと承知しており、給仕してくれる中居さんもそう言っていたので、最初から追加するつもりでした。鍋だから、最初から追加しておいた方がいいかな?と思ったのですが、話をすると食べた後でも問題ないということで、追加分は途中注文に。(コースの鍋を食べ終わったところで1人前追加したもらいましたが、出てくるのも火の通りも早いので、そんなに待たずにおかわりにありつけました)

料理の感想です。
きも刺し:あん肝って、口当たりが滑らかなのに、フォアグラと違ってくどくなく、臭みもないので良いですね。
唐揚げ:白身の淡泊な感じで、フグ唐揚げにも近いものがありますね。
アンコウ鍋:こちらのは醤油ベースの鍋です。基本の「身肉」は白身で柔らかく、淡泊な感じです。フグやタラと劇的に違うか?と言われるとそうでもないかも。しかし、皮も付いた部位は、コラーゲンをたっぷり含んでプリプリしており、とても印象的でした。これは美味しい!そしてここでも、あん肝の滑らかなのにくどくなく、深みのある味が美味しかったです!普通の身肉よりも、皮や肝の部位の美味しさが印象的でした。アンコウ鍋とはこういうものか・・・!!
あと鍋の面倒は、中居さんが見てくれますので、楽できるし、タイミングを逃さず食べられるのが良いです。

最後は、木札をもって1階の会計へ。映画の券売所のような木製の小窓があり、そこでお金のやり取りをします。その間に靴を用意してくれて、退店です。

アンコウ専門店だけあって、王道のアンコウ鍋を中心に堪能することができました。席も少人数向けが多い(冬場は6人以上でないと予約不可)こともあり、酒を飲んだり、宴会したり、連れと長々と語らうというよりは、本当に「アンコウを食べる」ことを主眼に訪れるのが良いお店だと思いました。お値段はそれなりですが、また行ってみたいです。

  • 店先に展示されたアンコウ

  • アンコウ鍋。これから煮ていきます。

  • 店の佇まい。

2018/01/03 更新

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