Takahashi0611さんが投稿した鮨 極(大阪/心斎橋)の口コミ詳細

レビュアーのカバー画像

T’s のレストランガイド

メッセージを送る

この口コミは、Takahashi0611さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

鮨 極なんば(大阪メトロ)、大阪難波、心斎橋/寿司

1

  • 夜の点数:4.8

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 4.8
      • |雰囲気 4.8
      • |CP 4.8
      • |酒・ドリンク 4.8
1回目

2025/03 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.8
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク4.8
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

絶品の鮨&天ぷら&自家製プリン。

水曜日の19:00になんばの『鮨 極』へ。

なんばと心斎橋のちょうど間くらいで、ビル1階の一番奥にある、知る人ぞ知るお店。

「厳選食材を利用した【鮨・会席おまかせコース】 (22,000円)」をオーダー。


まずは「ホタルイカのからし酢味噌和え」。
一口。美味い。
からし酢味噌はそこまで辛くなく、上質な辛味と香り。
和えられたナッツがからしの辛さとうまく中和されてます。
ホタルイカも新鮮で、穂紫蘇の香りも上品。

「シマアジのネギペースト和え」。
ネギと生姜と大葉をすりおろして醤油を加えたネギペーストが美味。
ヅケ(漬け)のようですがヅケのように味が濃過ぎず、生姜や大葉の香りがシマアジを引き立てます。
何よりシマアジが新鮮でイカってます。
こちらも穂紫蘇のアクセントが良い感じ。


ここから握り。
全て味は付いているので、自分で醤油を付ける必要はありません。

まずは「アオリイカ」。
芸術のような隠し包丁が美しい。
細かい切れ込みでイカのフォルムが整ってます。
適度な歯応えでサッパリしています。
酢飯は温かく、口の中でホロリとほどける絶妙な握り具合。

続いて「鰆」。
あっさりしながらも程よいネットリ感が。
こちらも隠し包丁が入ってます。

「小肌」。
こちらも丁寧な包丁の入れ方が素晴らしい。
皮と身の見た目の鮮やかな色の違いが、小肌の新鮮さを表しています。
酢締め具合もちょうど良い。

「自家製カラスミ」。
おぉ、立派なカラスミ。
磯辺焼きのように海苔とお餅と一緒にいただきます。
これがまた美味い!
塩分控えめで海苔と餅と一緒に食べるのがベストな味わいのカラスミ。
何とも贅沢な一品。

「北海道の生雲丹」。
下にご飯が敷かれてます。
この雲丹が甘くて美味しい。
臭みもなくプリプリで、濃厚な旨味を感じます。
良い生雲丹なのが誰の目から見ても明らか。

「帆立の海苔巻き」。
炙ってますが刺身のような食感。
甘みのある大ぶりな帆立は甘さもあります。

「車海老」。
美しいビジュアル。
プリプリコリコリの車海老。
火を入れてますが新鮮なのが分かります。
美しく整ったビジュアルは握り鮨の完成形。

「金目鯛」。
肉厚な金目鯛は表面を軽く炙っていて香ばしい。
濃厚な旨味とタンパクな味わいに、適度に乗った脂が最高。

「ノドグロ」。
こちらも炙ってます。
絶妙な火入れで甘みと旨みが最大限に引き出されたノドグロ。
こんな調理をされるとノドグロも本望でしょう。


間に「天ぷら」が登場。

「スナップエンドウ」「太刀魚」「椎茸」「鯛の大葉包み」。
衣は薄く、素材が美味い。
外はちょうど良い熱さですが、中の素材が熱々。
不思議な天ぷらでメチャクチャ美味い。

天ぷらはどれも美味いですが、特に「鯛の大葉包み」は大葉はほんのり香る程度で、鯛の味を邪魔しておらず上品な味わい。
鯛の身も肉厚で食べ応えがあります。

天ぷら専門店でも十分やっていけるほどの仕上がり。


握りに戻り「マグロの大トロ」。
静岡・下田で獲れたマグロは、築地のマグロ専門仲卸『山幸』のマグロ。
名店御用達の『山幸』のマグロなら間違いありません。
もちろん脂の乗りは最高。

「赤身のヅケ(漬け)」。
そこまで漬け感は控えめで、マグロの赤身の赤色は鮮やかで美しい。
これくらいの漬け感が個人的にベストです。

「煮穴子」。
柚子と塩でいただきます。
ホロッと口の中でほどける食感が秀逸。
塩はほんのり感じる程度で柚子の香りが◎。

〆は「かんぴょう巻き」。
個人的には一番好きな巻き物です。
甘めのかんぴょうは歯応えも良く、丁寧に味付けされています。

汁物は「粕汁」。
これも美味い。
具材がたっぷり入っていて、酒粕はそこまで強いクセがなく飲みやすい粕汁。

最後のデザートは「自家製プリン」。
これがまた素晴らしい出来栄え。
上品な甘さととろけるようななめらか食感のプリンは、牛乳、生クリーム、卵黄、和三盆糖だけで作られているとのこと。
卵黄は大分県の卵を使っているそうです。
(ちなみにプリンはテイクアウトあり)


日本酒は大将のセンスが光るセレクト。
この日いただいたのは、「春の月(島根)」「山川光男(山形)」「播州一献(兵庫)」「色おとこ(岐阜)」というメチャクチャ渋いラインナップ。
どれも特徴的な日本酒ばかりですが、味わいはバラエティ豊か。

メニュー以外にも面白い日本酒がありそうなので、オススメを聞くのが良いかも。


お店がオープンされて3年3〜4ヶ月。

店内にはジャズが流れて落ち着いた雰囲気で、清潔感と高級感のある店内。

岡山県出身の大将の丁寧な仕事と、兵庫県出身の奥様の楽しい会話。

良いお店を見つけてしまいました。

ごちそうさまでした。

  • ホタルイカのからし酢味噌和え①

  • ホタルイカのからし酢味噌和え②

  • シマアジのネギペースト和え①

  • シマアジのネギペースト和え②

  • ガリ

  • アオリイカ①

  • アオリイカ②

  • 鰆①

  • 鰆②

  • 小肌①

  • 小肌②

  • 自家製カラスミ①

  • 自家製カラスミ②

  • 北海道の生雲丹①

  • 北海道の生雲丹②

  • 帆立の海苔巻き①

  • 帆立の海苔巻き②

  • 車海老①

  • 車海老②

  • 金目鯛①

  • 金目鯛②

  • ノドグロ①

  • ノドグロ②

  • 天ぷら①

  • 天ぷら②

  • 大トロ①

  • 大トロ②

  • 赤身のヅケ①

  • 赤身のヅケ②

  • 煮穴子①

  • 煮穴子②

  • かんぴょう巻き①

  • かんぴょう巻き②

  • 粕汁①

  • 粕汁②

  • 自家製プリン①

  • 自家製プリン(テイクアウト)①

  • 自家製プリン(テイクアウト)②

  • ビール

  • 日本酒①(春の月)

  • 日本酒②(山川光男)

  • 日本酒③(播州一献)

  • 日本酒④(色おとこ)

  • 店舗内観①

  • 店舗内観②

  • 店舗内観③

  • 店舗内観④

  • メニュー表

  • 店舗外観①

  • 店舗外観②(この一番奥です)

2025/03/06 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ