さむそいぽさんが投稿したアビス(東京/外苑前)の口コミ詳細

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さむそいぽ (50代後半・男性・東京都) 認証済

この口コミは、さむそいぽさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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移転アビス外苑前、表参道、乃木坂/フレンチ

2

  • 昼の点数:4.5

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.5
2回目

2017/07 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

(再訪)正に魚介類のスペシャリスト

こちらは、料理、アルコール、サービス、どれも素晴らしいと感じたので再訪です。ディナーで訪問したかったのですがなかなか予定を確保できず今回もランチ、約1ヵ月半ぶりですがメニューがすっかり入れ替わっています。前回スペシャリテと聞いていたスープドポワソンも今回はありませんでした。

今回も好みにズバっとはまった料理をいただくことができました。特にメインについては、フレンチでいただく魚として想像していた概念を覆された程に美味しかったです。

アルコールは今回控えめのハーフペアリングにしましたが、それでも種類は多く出していただき、どれも美味しく、うまく合わせていただきました。大満足です。

前回訪問時の会話を覚えていただいていて、その後日談、みたいなお話もしていただけたのは嬉しかったです。こういったことがあるとまた次回来たいなあ、と思います。次回こそはディナーで訪問したいものです。

ランチは税サ抜き5,800円のおまかせコース1本です。今回の内容と印象は以下のとおりです。

☆アミューズ
 蟹とセロリ
 セロリがいいアクセントで今後のお皿に期待がかかるスタートです。
☆前菜その1
 雲丹とパプリカのスープ
 周りに添えてあるハーブも使われており、これも爽やかできちんとそれぞれの味が協調して美味しいです。
☆前菜その2
 蛸と季節野菜のサラダ、ビーツのソース
 爽やかなお皿が続きます。味と食感、いずれもバランスいいです。
☆前菜その3
 鮎のグリエとメロン、蓼添え
 キュウリウオ目の鮎にキュウリ属のメロンを添える、香りをきちんと考えての組み合わせと思われます。
☆メイン
 マナガツオ、白味噌とヘイゼルナッツのソース
 これは抜群に素晴らしかったです。火入れは見た目ではまあ普通かなあと想像したのですが、実際いただいてみるとかなりの身のふわふわさでした。ソースも奇を衒っているようにも思えるし合うのかなあ、と少々不安を感じたのですが、その不安は見事に吹き飛ばされました。なんでこんなに合うのかと驚きの素晴らしいソースです。
☆デザートその1
 葛切り、バニラ味
☆デザートその2
 シャインマスカットとかブルーベリーとかいろいろフルーツにパウダーの内容は失念

  • アミューズ

  • 前菜その1

  • 前菜その2

  • 前菜その3

  • メイン

  • デザートその1

  • デザートその2

  • 小菓子

  • ペアリングのワイン

  • ペアリングのワイン

  • ペアリングのワイン

  • ペアリングのワイン

2017/08/20 更新

1回目

2017/06 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

肉より魚が好きなので訪問してみたところ、地に足の付いた美味しさとサービスに大満足

ミシュランガイドに星が付いているレストランの情報をあれこれ探していたところ、魚介類をメインにしているということで興味を持ち、公式HPより予約しました。ありがたいことに一人での予約がOKでした。

どういうところかあまり知らずに予約したのですが、予約後に調べてみて、オシャレな外観や内装、料理の見た目の美しさなどから、おそらく若い女性が中心の客層で、おっさんが一人で訪問していいものかと直前になり悩み、少々胃がきりきりしながらの訪問です。

いただいたのは税サ別5,800円のコースです。ちょうどメニューを見直して価格を改定したあとのようです。アルコールは控えめにしておくつもりでしたが、シャンパーニュが濃厚な感じもありちょっと面白いなと感じ、以降はペアリングのワイン(最終的に3グラス相当で3,500円)をいただきました。食事の内容は以下のとおりです。ただ、説明していただいた内容をあまり覚えていないので、ごく概要の記載となります。

☆スタート(キャビア乗せサブレ)

☆前菜その1(イカ、柑橘系のソース)
 イカに柑橘系を合わせるのは爽やかでいいですね。

☆前菜その2(稚鮎、山菜)
 稚鮎と山菜(種類失念)の苦さが心地よく、軽やかなソースとの相性も最高です。このソースのおかげで稚鮎という食材でもきちんとフレンチとして感じさせてくれてお皿全体ではとても気に入りました。

☆スペシャリテのスープドポワソン
 スペシャリテなだけあってかなり美味しいです。似たメニューはよく見かけますが、ここのはかなり濃厚です。それでいてくどくないです。お魚をまるごと使っているので濃厚になっていて、でも苦味もあるので柑橘類でやわらげているとのことでした。そういう手の込んだことからくる複雑さは感じることなく、すんなりいただけました。

☆メイン(金目鯛)
 写真でもわかるでしょうか、火入れが素晴らしいです。金目鯛であることをしっかり残しながらフレンチに昇華しています。金目鯛はそのものの味が強くてフレンチで使うのは難しいようにも思われますが、もともとフレンチの代表的な素材かと思ってしまう程に味付けにも違和感がなく、実力の程がわかります。

☆デザートその1(枇杷とかパッションフルーツとか)
 へぇ、枇杷にパッションフルーツですか、枇杷の甘さ、パッションフルーツの酸っぱさ、それらの特徴をうまく組み合わせた絶妙な美味しさです。

☆デザートその2(玉露とか佐藤錦とか)
 最後まで手抜きがなく美味しいです。

☆小菓子とお茶

☆ワインペアリング
 白ワインが中心でした。リースリングやフランス産の日本酒もあり、いろんな種類を楽しませてもらいました。変化球が多い感じもしますが、この価格でこれだけ楽しませてもらえると満足です。料理に合わせて選んだ理由の説明も説得力がありました。

全体的には、魚介類メインだからとか、見た目の美しさとか、そういうことに関係なく、しっかりと練られていて個性があるのに味の印象はシンプルで地に足の付いた美味しさを感じました。海外の方々が多かったことからすると、その美味しさがその方々の国々でも評判になっているのかもしれません。

冒頭の方で「胃がきりきり」と書きましたが、結果的にはサービスもよく、おっさん一人でも居心地よく過ごせました。考えてみれば、魚介類中心のメニューは肉類がしんどくなってきた世代への訴求力があるわけで、実際のところこの日の客層は、海外からの方々を除くと、落ち着いた年齢のご夫婦らしき方々ばかりでした。

サービスもよく、と書きましたが、高貴さとフレンドリーさのバランスがよいと感じ、居心地はとてもよかったです。海外からのお客さんへの対応も見ていて気持ちよかったです。

レストランを出てからは、シェフとマネージャーがしばらく見送ってくださいました。おっさん一人での訪問なのにこうまでしていただけてとても嬉しく感じました。

再訪必至、次は白ワイン好きの人とディナーに伺うつもりです。

  • スタート

  • 前菜その1

  • 前菜その2

  • スペシャリテ

  • メイン

  • デザートその1

  • デザートその2

  • 小菓子

  • ワインペアリング

  • ワインペアリング

2017/06/15 更新

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