3回
2025/06 訪問
町中華の頂点。炒飯以外も激ウマ。
久しぶりの訪問。
到着したのは開店の15分前。大行列かと思いきや、まさかの一番乗り!雨降りに感謝です。
開店時もめずらしく満席にならなそうだったので、親父さんに申し訳なく思いつつも、
・肉炒飯
・D定食(鶏唐揚げ野菜ピリ辛四川炒め)のご飯抜き
・半ラーメン
・餃子
と昼から豪遊してしまいました笑
炒飯を一口噛み締めると、滲み出てくるラードの旨み。片栗粉でコーティングされた細切り豚肉が、さらに完成度を高めている。炒飯の頂点といっても過言ではないですね。
D定食は、鶏肉や野菜のポテンシャルMAXな一品。鶏肉はとてもジューシーで、カリカリだけが唐揚げではないという、アンチテーゼですね笑そしてこのピリ辛がクセになる。野菜も、ナスはジューシーさ、ピーマンはシャキシャキ感、カボチャは香ばしさを感じさせる素晴らしい仕上がり。炒飯以外では一番出ているというのも納得です。
ラーメンは昔ながらのあっさり系の味かと思いきや、煮干などの魚介系の出汁がすごく効いていて、ラーメン専門店も脱帽するであろう深い旨み。
相変わらずのおいしさで大満足です。
30年以上前から通っていますが、いまだに進化し続けている町中華の最高峰。本日亡くなられた長嶋茂雄さんが引退した年に開店されたそう。少しでも長く続けてほしいです。
2025/06/03 更新
2024/09 訪問
ほうれん草?らんらん?いいえ、肉炒飯一択です!
こちらのお店へ初めて来たのは、たしか10歳ぐらいの時。
まだファミレスなんかも少なく、家族での外食が特別だった頃。町中華特有の喧騒の中を、父親に連れられ、ドキドキしながら入った記憶があります。
当時は券売機もなく、注文をしたり会計をしたりと、お店もワイワイガヤガヤ。財布を忘れた!というお兄さんがいて、「また今度でいいよ」、という親父さんとの温かいやりとりなんかも記憶しています。
あれからもう30年以上も経ちましたが、まだ親父さんもご健在で、中華鍋を振るわれています。
ただ炒飯は限定10食になりました。4,5人前の量を一度に作るので、かなり腕に負担がかかる様子。義理の息子さんも、大抵の料理は作れるそうですが、炒飯だけは親父さんのOKが出るレベルにならないんだとか。
炒飯は開店の15分ぐらい前までに並べば、なんとかありつけます。
題名にも書きましたが、このお店で一番出るのは、ほうれん草炒飯なのは間違いないところ。らんらん(卵)トッピングをしたら、たしかに見栄えもいいので、お気持ちは分かります。現に今日私の前に並んでいた方4人全員ほうれん草炒飯(1人らんらんトッピング)でした。
しかし!
騙されたと思って、一度「肉炒飯」を頼んでみてください!もちろん両方を食べ比べた上での結論です。30年以上通っている私が言うのだから、かなり信憑性が高いと思いませんか?笑
肉炒飯こそが、こちらの炒飯の旨さを、最大限に感じられるメニューなんです。
まず、炒飯自体の旨味。
某、炎の料理人さんがもてはやされ時は、炒飯はパラパラが命!なんていう、固定観念が作られたときもありました。いやいや、日本のお米はでんぷん質が多いんだから、しっとりしてなきゃ駄目でしょ!
こちらの炒飯は、ラードでしっかりコーティングされ、お米のしっとりさがしっかり感じられる絶妙な食感。塩と旨味調味料、醤油などのシンプルの味付けながら、噛むほどに旨味が増していく。せっかく炒飯自体がめちゃくちゃ美味しいのに、ほうれん草で邪魔をしちゃいかん笑
らんらんトッピングも、それ自体はたしかに美味しいですが、炒飯とのバランスを考えると少し重たく感じるのも事実。この際、見栄えは捨てましょう!
そして上に乗っているお肉。
肉炒飯には、脂身の少し多めの細切り豚肉。(チンジャオロースーで使われていそうな感じです)片栗粉をまぶして一度油通しをしているので、旨味が詰まって、最後までカリカリ食感を損なわず、しっとり炒飯とベストマッチ。豚肉と炒飯を一緒に食べた時の、ジワーッと広がる旨味は、本当に感動的なんです。
一方これがほうれん草炒飯だと、サッパリ食べさせることを意識してか、乗っているお肉が脂身の少ない赤身の部位。多分もも肉かな?そのため、ヘルシーだとは思いますが、どうしても旨味の面では劣ってしまう。
どうでしょう?一度肉炒飯を試してみませんか?
辛いのがお好きな方は、肉キムチ炒飯という手もありますよ。
そして忘れてはいけないのはラーメン!
必ず半ラーメンを頼みますが、これがラーメン専門店でもなかなか味わえない、魚介系の旨味たっぷりのラーメンです。
湯気が出てないのにずっとアツアツなのは、春木屋や永福町大勝軒と同じ、ラードの効果によるものか。背脂チャッチャで、旨味も追加。チャーシューまで脂身たっぷりで美味しいです。
もし、炒飯が売り切れていた場合はどうするか?
その時は、D定食を頼んでください。
鶏唐揚の四川風ピリ辛炒め(辛いのが苦手な方は、甘く炒めたのもあり)です。この唐揚げがまたスゴイ。もともと唐揚げはカリカリ食感が好きだったんですが、ここの唐揚げはプリップリ&ジュワ~っと鶏肉の旨味がこれでもかと感じられます。
前は炒飯とD定食のご飯抜きをよく頼んでましたが、1人で2人分の調理時間を取ってしまうので、最近は娘さん担当の餃子にしています。こちらもカリカリの揚げ餃子風で美味しいですよ。
長々と書きましたが、今度行かれる方はぜひ「肉炒飯」をご注文してみてください。炒飯の概念が変わりますから。
2024/09/20 更新
今日は有休を取れたので徳大さんへ。
開店の30分前に到着して一番乗り。ただすぐに並びが増えて、開店するころには10人ほどに。炒飯は限定10食ということなので、15分前には並んでおくことをお勧めします。
入店時には汗だくでしたが、席ごとに卓上扇風機が置かれていました。わざわざスイッチまで入れてくださり、ホスピタリティに頭が下がります。
この日は混みそうだったので、
・肉炒飯
・半ラーメン
・餃子5個
を注文。D定食のご飯抜きも頼みたいところですが、親父さんの作業量や、後のお客さんのことを考えて泣く泣くやめました笑
後続のお客さんも炒飯がほとんどで、ほうれん草炒飯、海老炒飯、五目炒飯などバラエティに富んだ注文具合。らんらん(卵)トッピングもけっこう出ていました。
相変わらず炒飯に乗っている肉が旨すぎるな〜。噛み締めるほど味に深みが出てくる。ひと粒残らずいただきました。色々な炒飯を食べてきましたが、これが答えです。結論、肉炒飯!
ラーメンも普通に専門店レベルで注文必須。魚介系のスープは、レンゲの持つ手が止まらなくなります。
また有休が取れたら行きたいと思います。