金のとんびさんが投稿したトゥールダルジャン 東京(東京/永田町)の口コミ詳細

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トゥールダルジャン 東京赤坂見附、麹町、四ツ谷/フレンチ

2

  • 昼の点数:4.5

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.6
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.5
2回目

2019/11 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.6
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

35th anniversary!!

前回お邪魔した際、東京のお店の35周年記念メニューのご案内と、特別招待券をいただきました。

チケット利用で、優待特別仕立ての記念ランチコースがいただけるとのことでしたので、母を誘ってうかがいました。

いただいたものたち
TIMELESS TRADITION FOREVER NEW 35th anniversary ¥10000×2
チーズ ¥3000
チーズ ¥2500
グラス白ワイン ¥2700
ボトルグリーン エルダーフラワー ¥700
ペリエ ¥1200
上記にサ・税が加算

【グラス白ワイン】
「ムルソー レ クル ブシャール ペール エ フィス」

樽が効いて、辛口なのに驚くほど風味がまるくて繊細。


【前菜】
「北寄貝のマリニエール カリフラワーと根菜のサラダ仕立て」

ワインを使って火を入れた北寄貝に、マッシュポテトと貝のお出汁のゼリー、ビネガーソースを合わせて。

色とりどりのカリフラワーに、心躍ります。

ちょこっと散らされたレモンが、なかなか良い仕事をしています。


【バゲット】
バターの風味としっかりした塩気が、小麦の美味しさを引き立てます。

バゲットだけでもどんどん食べられてしまうくらい美味♪


【魚料理】
「的鯛のジョワンヴィル風 根セロリとムール貝のクロムスキ」

的鯛のムニエルに合わせるのは、魚介出汁のクリームソース。

絶妙な火入れで弾力のある鯛が美味しいのは、言わずもがな。

付け合わせのムール貝のクロケットが、これまた主役級の美味しさ‼︎

一口大の小ささが恨めしいほどです。


【スープ】
「琥珀色に輝く幼鴨のコンソメスープ」

まずサーブされるのは、スープの入っていないカップ。

カップの中には、菊芋に卵とブイヨンを合わせたキューブ、アーティチョーク、花びらが盛り付けられていました。

そこにスープを注ぐと、アーティチョークや花びらが散って、小さなカップの中に移ろい行く季節が表現されます。

コンソメの、食欲をそそる芳醇な香りも素敵です。


【肉料理】
「幼鴨のロースト マルコポーロ」
鴨に合わせるのは、白・黒・緑・ピンクの4種類の胡椒を使った古典的なソース。

胡椒の清涼感が半端ではありません。

トゥールダルジャンさんのシグネチャーでもあるこの一品、
今は古典的なメニューですが、考案された当時は「古典のものと新しいものの融合」だったのだそう。

ソースには、以前からあった白・黒の胡椒に、シェフが出会ったばかりの緑・ピンクの胡椒を合わせて、
付け合わせにも、ニンジンやカブのおなじみ野菜に、当時目新しかったズッキーニも入れたミルフィーユを添えているのだとか。

こうした一皿にまつわるエピソードが、大変興味深いです。


【チーズ】
赤い果実のジャムと、イチジクとクルミのパンも一緒に。

大好きなチーズは別腹とばかりに、以下の6種類をお願いしました。

・ミモレット(24カ月熟成)
連続で口に運んでいるとツラくなるほど、旨味が凝縮されています。

・プティアグール
羊の乳は、とってもまあるいお味。

カルーセルで削った薄片が口の中で素早くほどけて、旨味とまろみが広がります。

・モンドール
とろとろに熟成しきったモンドールは、やはり格別!

・モンテシュール
羊の香りは穏やか、特有の酸味がフレッシュです。

・ブルー ド ブレス
ピリッとした刺激とブルーらしい塩気が、イチジク&クルミのパンにぴったり。

・牛乳のカマンベール
程よい塩気、赤い果実のジャムに良く合います。


【デセール】
「洋梨のポシェ マロンクリームとトンカ豆のアイスクリーム」

一度蒸した洋梨の下には、マロンクリーム。
上には、バターが香るクッキーをあしらっています。

添えられているのは、トンカで風味付けしたクレームブリュレのアイス。

ベリーとジンジャーのジュレも散らして。

梨、マロンクリーム、アイスの全てが優しい甘みで、コースの最後にさっぱりとリフレッシュできました。


【小菓子】
エゴマのマドレーヌとショコラサブレ。

マドレーヌは外側サクサク、中はきめ細かくてほどけるよう!
バターのたっぷりとした風味が美味しいです。

サクッと軽いショコラサブレも、カカオの風味がしっかり感じられて好みでした。


【紅茶】
この日のレモンティーは、濃いめのアールグレイ。

なお、母がお願いしたコーヒーは、総支配人オリジナルのブレンドなのだそう。

コーヒーにはこだわりのある母が、香りも風味もバランスがとても良いと絶賛していました。


前回は2時間程度の滞在でしたが、今回は気付けば3時間近く。

それでも、一皿一皿がとても楽しくて、あっという間でした!

お料理が美味しいだけでなく、ホスピタリティも含めて、とても居心地の良い空間。

ぜひまたうかがいます。

ご馳走さまでした☆

  • 前菜「北寄貝のマリニエール カリフラワーと根菜のサラダ仕立て」

  • 前菜「北寄貝のマリニエール カリフラワーと根菜のサラダ仕立て」

  • 魚料理「的鯛のジョワンヴィル風 根セロリとムール貝のクロムスキ」

  • 魚料理「的鯛のジョワンヴィル風 根セロリとムール貝のクロムスキ」

  • スープ 「琥珀色に輝く幼鴨のコンソメスープ」、ここにスープを注いでいただきます。

  • スープ「琥珀色に輝く幼鴨のコンソメスープ」

  • スープ「琥珀色に輝く幼鴨のコンソメスープ」

  • 肉料理「幼鴨のロースト マルコポーロ」

  • 肉料理「幼鴨のロースト マルコポーロ」

  • チーズ。スプーンに載ったものから時計回りに、モンドール、プティアグール、モンテシュール、ブルー ド ブレス、カマンベール、ミモレット(24ヶ月熟成)。

  • デセール「洋梨のポシェ マロンクリームとトンカ豆のアイスクリーム」

  • デセール「洋梨のポシェ マロンクリームとトンカ豆のアイスクリーム」

  • バゲット&バター

  • イチジクとくるみのパン&バゲット

  • 小菓子、エゴマのマドレーヌとショコラサブレ

  • 紅茶

  • グラス白ワイン(ムルソー レ クル ブシャール ペール エ フィス)

  • ムルソー レ クル ブシャール ペール エ フィス

  • ボトルグリーン エルダーフラワーとペリエ

  • コースメニュー

  • コースメニュー

  • ドリンクメニュー

  • ドリンクメニュー

2019/11/14 更新

1回目

2019/09 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.6
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

非日常の世界でいただく絶品フレンチ

トゥールダルジャン唯一の支店で、ずっと行きたかったこちら。

やっと初訪問が叶いました。

今期のテーマはプロヴァンス。

3つのランチコースのうち、一番お手軽な
・前菜
・魚料理
・肉料理
・デザート
・コーヒー/紅茶と小菓子
のコースを予約してうかがいました。

いただいたものたち
ランチコース COTE D'AZUR ¥9000
チーズ ¥1500
シャンパン グラス ¥2700
白ワイン グラス ¥3000
エビアン ¥1500
上記にサ・税が加算

[前菜]
帆立貝のマリネ カルダモン香るズッキーニのバヴァロア

帆立の上には、ケッパーが香るトマト&オニオンのソース。

帆立の下のバヴァロアは、正直カルダモンはあまり分かりませんでしたが
魚のお出汁が凝縮されていて美味しいです。

ポロネギを茎に、卵やエシャロット、オリーブを葉や花に見立てて
付け合わせまで美しい一皿でした。


[魚料理]
アイナメのポワレ 蕪のグリエと キャロット ロワイヤル

ふわふわのお魚に、こちらも魚介のお出汁が効いたソースが抜群に美味しい!

ハーブの香りが良いのは言わずもがな、付け合わせのネギまで香り高かったのにはハッとしました。


[肉料理]
幼鴨と茄子のグリエ薫香ソース アーティチョークとほうれん草のグラタン

メインは鴨or鳩。
初のトゥールダルジャンさんですので、迷いなく幼鴨を。

ジューシーな鴨は旨味が凄まじく、噛み締める度迸る肉汁は、とどまるところを知りません。

流石、「看板」と言うに相応しいお肉です。

ソースは炭火で炙った茄子をベースに、黒胡椒を効かせたもの。
お肉自体の美味しさを、前面に押し出してくれます。


[チーズ]
「デザートの前に、コースとは別ですが、チーズはいかがでしょう?」
と、美味しそうなチーズの数々がワゴンに乗って登場です。

チーズが大好きな私。
もちろんいただきます。

詳細は失念してしまいましたが、セミハードとブルー、カマンベールの3種類をいただきました。

セミハードは比較的塩気が穏やかながら、ミルクの旨味がしっかり。

ブルーは、この日こラインナップの中で最も青カビの入り具合が少ないものを選びましたので、独特の「クセ」は大人し目。

それでもピリッとした刺激は健在ですし、適度な塩気もあって、イチジクとクルミのパンにぴったりでした。

カマンベールは塩気が効いて、オレンジ風味の蜂蜜とのマリアージュが◎。

昼間から美味しいチーズと共にワインを愉しめるとは、最高の贅沢です。


[デザート]
アカシア蜂蜜とレアチーズのムース パパイヤシャーベット ローズマリー風味

メレンゲで綺麗に描かれた蜂の巣が、まず目を引きます。

レアチーズムースはさっぱりした酸味が立っており、周りのメレンゲ&蜂蜜を絡めるとバランスの良いお味。

パパイヤの穏やかな甘さの奥からしっかり立ち上がる、ローズマリーが爽やかです。


[紅茶・小菓子]
お茶はダージリンのセカンドフラッシュを。
マドレーヌ、シナモンクッキーとともにいただきます。

クッキーのシナモンはほぼ感じない程度。

一方で、マドレーヌからは湧き出るほどにカルダモンが香ります。


サービスにも卒がありませんし、非日常的な雰囲気の中で
気付けば2時間、楽しく過ごすことができました。

ご馳走さまでした☆

  • シャルル・エドシック ブリュット・ レゼルヴ[NV]

  • ドライトマトを挟んだフガス。ローズマリー香るオリーブオイルと共に。

  • 帆立貝のマリネ カルダモン香るズッキーニのバヴァロア

  • 帆立貝のマリネ カルダモン香るズッキーニのバヴァロア

  • ミニバゲットとバター、ドライトマトを挟んだフガスとローズマリー香るオリーブオイル。

  • アイナメのポワレ 蕪のグリエと キャロット ロワイヤル

  • アイナメのポワレ 蕪のグリエと キャロット ロワイヤル

  • 貴腐ワイン

  • 幼鴨と茄子のグリエ薫香ソース アーティチョークとほうれん草のグラタン

  • 幼鴨と茄子のグリエ薫香ソース アーティチョークとほうれん草のグラタン

  • 鴨のナンバーカード

  • チーズ。オレンジ風味の蜂蜜。

  • イチジクとクルミのパン。ブルーチーズをつけていただきます。

  • アカシア蜂蜜とレアチーズのムース パパイヤシャーベット ローズマリー風味

  • アカシア蜂蜜とレアチーズのムース パパイヤシャーベット ローズマリー風味

  • ダージリン セカンドフラッシュ

  • 小菓子

  • 小菓子、カルダモン香るマドレーヌとシナモンクッキー。

  • 小菓子、カルダモン香るマドレーヌとシナモンクッキー。

2019/09/20 更新

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