9回
2025/01 訪問
料理もサービスもサイコー!
温泉&雪山山歩を目的に高峰温泉にやってきました。
午後1時にチェックインして、早速、雲上の野天風呂に浸かります。
屋外はマイナス8℃とキンキンに冷えておりますが、十分に温泉で温まり、室内はオイルヒーターでポカポカ。
そのまま、しばしお昼寝タイムと極上の時間を過ごさせていただきました。
今晩の夕食は、胡麻豆腐、こんにゃくのおきな和え、春菊のお浸しの前菜3品からはじまります。
胡麻豆腐はゴマ風味たっぷりでねっとりした舌ざわり、おきな和えは削った昆布の旨みがいっぱい、春菊は苦味はほぼ感じず鰹出汁の旨味がジュワーと口内に広がります。
海魚の刺身はありませんが、冷たいお刺身こんにゃくをわさびとともに美味しくいただきました。
ふろふき大根、岩魚の塩焼きと続々と熱々が提供されます。
夏は鮎の塩焼きでしたが、この時期は岩魚。
こちらの岩魚は臭みがまったくなくて、個人的には鮎よりも好きですね。
今日の鍋物は信州豚のみぞれ鍋。
出汁が絶品で、残った汁にご飯を入れて汁まで美味しくいただきました。
その後は、舞茸、セロリの葉、菊芋、リンゴの熱々天ぷらと茶碗蒸し、冷たい蕎麦、大盛ご飯、味噌汁、野沢菜の漬け物、デザートのリンゴと続き、毎度のことですが、地産地消の美味しい料理でお腹もココロもチョー満足させていただきました。
ご馳走様でした。
夜8時半からは星空観望会。
もちろん屋外はよく冷えていますが、終わってからロビーで五平餅をいただきます。
コロナ禍以降しばらくの間、なくなっていた五平餅が、久しぶりに復活。
自分で山椒味噌を付け暖炉の火で炙り、少しピリッとした山椒を感じながら熱々をいただきました。
ちなみに、今回もいつものとおり2連泊させていただきますが、そのうち1泊は秘湯を守る会のスタンプを10個集めてそれを使わせていただくので、なんと無料!!
無料とはいえ、料理やサービスは普段どおりでまったく変わりません。
これだから高峰温泉をはじめとした各所の秘湯巡りはやめられません。
これからも、せっせと秘湯の宿に泊まってスタンプを溜めさせていただきます。
さて明日も雪山山歩でカロリーを使って、地産地消の料理をいただく準備をすることにしましょう。
前菜3品
お刺身こんにゃく
ふろふき大根
ホントはアルコール30度の食前酒ですが、私は下戸のため毎回リンゴジュース
食前酒
岩魚の塩焼き
岩魚の塩焼き、美味しくいただきました
みぞれ鍋
みぞれ鍋、沸騰中
セロリの葉、舞茸、リンゴ(紅玉)、菊芋の天ぷら
茶碗蒸し
冷たい蕎麦
ご飯は大盛
リンゴ(シナノスイート)
五平餅&山椒味噌
暖炉で炙っていただきます
2025/01/18 更新
2024/09 訪問
転地療養、初日!
転地療養初日。
これまで所属している山岳協会や山の会の仲間たち、妻や娘たちと幾度となく伺っていて、少なく見積もっても20泊くらい宿泊させていただいている高峰温泉。
家族と来る時は、この5年くらいは1泊では物足りなく感じ、毎回2泊させていただいております。
このところ真冬に伺うことが多かったのですが、今回は転地療養目的で久しぶりに初秋の宿泊。
こちらの食事は地産地消に加えて、毎回、季節感を感じる献立。
今晩の夕食は、枝豆豆腐やモロッコインゲンの土佐和え、ズッキーニの辛子マヨ和えの前菜にはじまり、高原野菜のサラダ、茄子と冬瓜の煮物、刺身こんにゃくと続き、魚は鮎の塩焼き、揚げ物は山菜の天ぷら、肉は信州和牛の鉄板焼き、それにじゃが芋の冷製スープと盛り沢山。
今回は、それに加えてこの時期ならではの、本日近くの山から採ってきた地物の松茸の土瓶蒸しなども追加でいただきました。
毎度のことながら、美味しくいただき、もちろんお腹いっぱいになります。
また、こちらの温泉は、濃すぎず、薄すぎず、私の肌には丁度良い加減の名湯。
もちろん術後の傷にも優しいお湯です。
夜には星空観望会、朝には野鳥教室、午前中はガイド付きハイキングなど、おもてなしのココロと企画が目白押し。
今回は転地療養で伺っていますので、明日の午前中は、高原散歩に勤しみ、昼にはこちらの美味しいお蕎麦と、野沢菜やナス、切干し大根の美味しいお焼きをいただき、間食をせずに明日の夕食に備えたい思います。
こちらは、温泉、料理、サービスのすべてにおいてチョー満足できる総合力が高い秘湯の宿。
やっぱり春夏秋冬、いつ来ても楽しめるサイコーのお宿ですね。
2024/09/08 更新
2023/12 訪問
昼の蕎麦がチョー美味い
昨日からこちらに連泊。
前回は2ヶ月前の10月に利用。
夕飯と朝食はこれまで何度もログアップしているので次の機会に挙げるとして、今回は昼食をアップします。
朝8時からの朝食を満足していただいた後、山の格好に着替えて山歩に出発します。
この数年、年末はこちらで過ごしていますが、雪の量は毎年違います。
一昨年はほぼ雪がなく、昨年は80cmの積雪。
今年はというと、うっすらとした10cm程度の積雪のため、日当りの良いところは土が露出しています。
今回は近くの山に登りましたが、スノーシューは必要なく、6本爪の軽アイゼンというより、チェーンスパイクがちょうどいい感じ。
途中まではノーマルソールで歩き、少し登りはじめてからチェーンスパイクを履きます。
スパイクのステンレスの歯がさっくりと刺さって、快適に登れます。
頂上に着きますが冬型の気圧配置が多いこの時期には珍しく、北アルプスが北から南まですべて眺望でき、加えて、御嶽山や中央アルプスの空木岳、木曽駒ヶ岳、富士山から妙義山までほぼすべての山がのぞめます。
➖6℃ですが風もなく絶好の山歩日和。
わたし的には➖10℃で風もない気象条件が汗もかかずに歩ける冬山のサイコーの条件ですが、ほぼそれに近い状況。
往復約2時間の快適な冬山山歩となりました。
さて長い前置きはこれくらいにして、食べログ活動に入ります。
下山後に、もちろん温泉に入湯し、その後、事前に注文していた昼食をいただきます。
今回は石臼挽蕎麦の大盛りとおやき3種(ナス・切干大根・野沢菜)、くるみおはぎを注文。
毎年、こちらで冷たい石臼挽きの蕎麦をいただきますが、冷水でキチンと締められ、茹で方も好みのアルデンテ状態。
大盛蕎麦ですが、美味しいのでリズム良く食べてしまい、あっという間に終わってしまいます。
おやき3種は熱々でそれぞれの風味を楽しみながらいただきます。
最後のくるみおはぎは、胡桃味噌の美味しい風味を味わいながらもっちりした餅米が美味しかったです。
運動したあととはいえ、我ながらよく食べました。
帰ってから体重計に乗ると、また、ゾッとしそうです。
ご馳走様でした。
また来年の年末にも伺わせていただきます。
2023/12/28 更新
2023/10 訪問
雨天でも野天風呂はサイコー! 信州牛のステーキもサイコー!!
今回の長野遠征は、日本秘湯を守る会のスタンプを10個ためたので、こちらの宿での宿泊はなんと無料!
3年で10個貯めれば良いので、秘湯好きな我が家的には問題なくクリアできるのですが、10個貯めたのは今回がお初です。
無料とはいってもサービスはいつもとまったく同じで、おもてなしの気持ちを感じるさりげない声かけをいただきます。
朝から雨天だったので、昼過ぎには宿に到着し、もちろんすぐに雲上の野天風呂に浸かります。
昼過ぎにチェックインするもの好きはほぼいないため、もちろん野天風呂は貸し切り状態で、雨天の中ですがゆったりのんびりと過ごします。
3か所あるすべての温泉に入り、36℃の源泉掛け流しと加温した温泉に交互に入り、昨日の登山の疲れもリフレッシュ。
その後、たっぷりとお昼寝タイム。
贅沢な時間を過ごさせていただきました。
午後6時からは夕食の時間。
こちらのお宿には春夏秋冬、すべての時期に利用させていただいておりますが、信州牛のステーキが提供されるのはお初。
鉄板で焼いてから山椒塩で食べることをお勧めされ、言われる通り食べてから、お刺身こんにゃくのわさびでもいただきますが、これまたサイコー。
良いお肉はシンプルにわさびのみでいただくのが好きですね。
岩魚の塩焼きや天ぷらもいただきチョー満足の夕食となりました。
ご馳走様でした。
もちろんこれからも数多く伺わせていただきます。
2023/10/09 更新
2022/12 訪問
温泉も料理も、もちろん山歩きもサイコー
年末恒例の妻と娘との温泉旅行。
毎年、この時期の高峰温泉に来ていますが、昨年と違うのは雪の量。
スキー場がオープンしているこの時期は、スキー場の駐車場にクルマを停めてお迎えを待つのですが、昨年はワゴン車でのお迎えでしたが、今年はもちろん雪上車でのお迎え。
宿の周辺でも70cmくらいの積雪があります。
単に温泉と美味しい物を食べるだけでは身体に悪いため、もちろん山にも登ります。
ただ、妻と娘なので、チョー楽々な標高差220m。
高峰温泉からスノーシューを履いて歩きはじめ、1時間もかからずに高峰山の頂上に到着。
頂上で水分補給とお菓子でエネルギー補給して、下山もあっという間です。
温泉に浸かって汗をサラッと流し、事前に注文しておいた蕎麦とおやき、胡桃味噌のおはぎを昼食にいただきます。
蕎麦は冷水で締められ、アルデンテの茹で加減です。
毎年昼に蕎麦をいただきますが、安定したgoodな美味しさです。
蕎麦だけではもちろん足りないため、おやきとおはぎも事前に注文済みで、熱々のおやきが運ばれてきます。
昼食後は、サッサと部屋に入ってひとまずお昼寝。
目が覚めてから、もちろん名物の天空の野天風呂に入湯。
夕方には展望風呂にも入湯し、お腹も空いてきたところで夕飯になります。
全て美味しくいただきましたが、今日イチの食べ物は、ニジマスの焼き浸し。
クセのない淡白なニジマスが焼いた後でじっくりと煮た後に冷やされ、頭も骨も柔らかくて美味しくいただきます。
もちろん名物の蕎麦餅も大好きです。
これだけ食べてお腹はパンパン。
今回もとても美味しくいただきました。
ご馳走様でした。
もちろん、また伺わせていただきます。
高峰山登山口
高峰山頂上からの眺望
アニマルトラッキング(兎)
蕎麦は冷たい水でキリッと締められています
おやきは熱々
胡桃味噌が美味しいです
露天風呂
展望風呂
展望風呂からの眺め
本日のメニュー
若鶏の鍋
ニジマスの焼き浸し
デザート
2022/12/29 更新
2019/12 訪問
やっぱり落ち着きますねぇ
前回は今年の夏に伺いましたので、5ヶ月ぶりとなります。
まだ真っ暗な早朝に自宅を出発。
軽井沢に寄ってモーニングをいただき、小諸のマンズワインの工場見学をしてから、あさま2000スキー場の第5駐車場に午後1時前に到着。
スキー場がオープンしているこの時期は、クルマをデポして、宿の雪上車を待ちます。
時間よりも少し前に宿の雪上車ではなく、四駆のワゴン車が到着。
我が家の3人の他に夫婦2人の計5人が乗り込みます。
5分ほどで宿に到着。
チェックインもそこそこに、こちらの宿に泊まる目的の一つである雲上の野天風呂に向かいます。
谷からの吹上の風が強く、温泉のお湯が波立ち、気温もだいぶ下がってきてますが、まったく無問題。
掛け湯をして、早速温泉に浸かります。
どっぷり浸かって十分に温まり、その後は部屋に戻ってお昼寝タイム。
なんとも贅沢な至福の時間です。
夕食は午後6時スタート。
房すぐりの実を漬け込んだ食前酒にはじまり、ブロッコリーの香味漬け、胡麻豆腐、さつまいものレモン煮の前菜、キノコのサラダ、ハーブ鶏のスパイス鍋、鰻飯の蒸し物、馬刺し、天ぷら、鯉のうま煮、紅鱒の唐揚げと続き、ご飯とお味噌汁、野沢菜漬けをいただき、仕上げの口直しはふじのリンゴです。
地産地消にこだわり、温かいものを温かく提供いただき、今日も美味しく完食。
夕食後も星空観望会、蕗味噌を塗った五平もちを暖炉で焼いて食べるなど、お楽しみは盛りだくさんなのですが、不覚にも夕食後、早朝まで爆睡。
翌朝の気温は玄関の外にある寒暖計を確認したところ、マイナス8℃。
早朝の野天風呂はヒートショックのリスクがあるため、冬の間は残念ながらお休み。
夜明け前から2ヶ所あるランプの湯で身体を温めます。
朝食は定番の『THE和食』 。
前日にお腹一杯、膨れるほどに食べたのに、ちゃんとお腹は空くものですね。
鯖の塩焼き、えのきだけと大根おろし、胡桃入りサラダ、お浸し、温泉卵、焼き海苔とご飯とお味噌汁、野沢菜漬けと梅干しの定番ものですが、ご飯のお代わりをして美味しくいただきました。
こちらの宿に泊まると必ず買って帰るのが、粉末の熊笹茶と野沢菜漬け。
熊笹茶はいろんな所から取り寄せていますが、こちらの宿の熊笹茶が私の好みにピッタリ。
北海道のもののようですが、味が良く、粒子が細かいのでお湯にすぐに溶け、いつも我が家での夕食後の定番としていただいております。
ご馳走さまでした。
また伺わせていただきます。
今日の献立
夕食
鍋用のハーブ鶏
馬刺し
雲上の野天風呂に向かう小径
小径(こみち)
渓からの吹上の風で温泉が波立ちます
夜の小径(昼寝の間は吹雪だったようです)
テンが天かすを食べに来ます
ランプの湯(大)
ランプの湯(小)
朝食の野沢菜漬けは絶品
和朝食
2019/12/16 更新
2019/07 訪問
春夏秋冬、いつ来ても落ち着くお宿です。
昨年の厳冬期以来の利用です。
今年は久しぶりに夏に利用です。
と言っても、自宅を出る時から雨。
メインの浅間山塊の登山に期待を寄せつつクルマを走らせますが、横川SAに着いたところでやっぱり駄目かとあきらめ、寄り道しながらも午後2時にさっさとチェックイン。
宿に着いたら真っ先に向かうのは雲上の野天風呂。
周りは霧で真っ白で眺望はまったくのぞめないですが、誰もいない中、のんびりと硫黄のお湯に浸かります。
朝、4時起きだったので、その後はしばし爆睡。
午後6時過ぎに部屋をノックされ、夕食の時間だとすればいうことに気づきます。
こちらの料理のコンセプトは地産地消。
鯉の洗いは臭みもなく、野菜の煮物は冷たく冷やされ、出汁のきいた優しい味わいです。
鮎の塩焼きは塩味も丁度良い塩梅ですし、山菜の天ぷらも揚げすぎず、ほんのりと山菜の風味がします。
また、おもてなしの気持ちでお客さんを退屈させない心遣いにあふれています。
朝食はあっさりしていますが、こちらの野沢菜漬けは絶品です。
ご馳走さまでした。
また伺わせてください。
2019/07/08 更新
2018/02 訪問
おもてなしの心にあふれたお宿です
新緑、夏の花、秋の紅葉と一年を通して楽しめるお宿ですが、今年は雪の時期にやってきました。
朝、9時前に『あさま2000スキー場』に到着。第一駐車場にクルマをデポして、雪上車のお迎えで宿に到着。
荷物を置いて足慣らしに近くの高峰山に登ります。
頂上でさっくりと昼ごはんを食べて、すぐに下山。
宿に着くと、今日は風もなく『雲上の露天風呂』で冷えきった身体を暖めます。その後もランプの湯を堪能します。
夕飯は鴨鍋をメインとした和食フルコース。
器も含め暖かいものは温かく、冷たいものは冷やされて提供してくれます。
地産地消の地元の食材を使い、郷土への愛情と自信を感じる良いお宿です。
翌日はアイゼンを履いて、さっくりと黒斑山に登りましたが、風が強く写真だけ撮ってそそくさと撤退。
宿にお願いしたおにぎり弁当は保温袋に入れられ、おにぎりの笹の包みの下には使い捨てカイロが入れてあり、寒い中少しでも温かく食べてもらおうという心遣いが感じられました。
また寄らせていただきます。
2018/03/05 更新
昨日から早めの夏休みをいただき、連泊でこちらの宿にお世話になっております。
もう何度もお世話になっておりますこちらのお宿ですが、いつもの如くサービスも料理も温泉もチョー満足させていだだいております。
今回は、夕食や朝食のログではなく、久しぶりに昼食について書かせていただきます。
滞在2日目、予報では曇りでしたが朝から快晴。
『さすが、持ってるね!』なんて自己評価が高いことを思いつつ、朝食後すぐに山歩開始。
妻と一緒のため、2時間程度の軽いもので汗を流し、連泊のご褒美である誰もいない野天風呂にのんびり浸かり、前日から事前に予約しておいた昼食をいただきます。
今回は、というか、いつも同じ物しか頼みませんが、石臼ざる蕎麦、くるみおはぎ、おやき3個セット(なす、切干大根、野沢菜)を注文。
ちなみに、信州サーモンのちらし寿司やご飯とおかずがセットになった御膳などがあります。
ほどなく石臼ざる蕎麦が着ざる。
見た目は昨日食べたような細切りの蕎麦ですが、その違いは蕎麦の風味と茹で加減。
こちらのお蕎麦はいつ食べても、蕎麦の風味をきちんと感じられ、私好みのアルデンテの茹で上がり。当然の如く、キッチリ冷水で締めていただいております。
私にとっては、チョー安定の定番の旨さのお蕎麦をいただき、その後、くるみおはぎを1個ペロリといただきます。
ラストはおやき。
これが毎回、ホントに熱々で、油断していると口の中を火傷するレベル。
なす、野沢菜、切干大根の順に妻とはんぶんこしていただきました。
お蕎麦は完全に他の専門店を凌駕する美味しさですし、くるみおはぎやおやきも十分に満足いくレベルの高い逸品でした。
ご馳走様でした。
次回、泊まりに来れるのは秋は難しそうなので冬になるかなぁ・・・。