2回
2023/06 訪問
店名の通り淡麗。でも奥深い味わいで丁寧な仕事が伺えます
定番になってきた平日のお休み。
左膝靱帯損傷の治りは残念ながら年齢に比して早くなく、齢通りに少しずつ良くなっている状況。
気持ちだけは若いつもりでも身体は正直なものです。
スポーツ整形の医師からは、包帯やサポーターできちんと膝を固めておくように言われていますが、そうすると膝の周囲が痒くて堪らないため、治りが悪くなることを承知で間引いて固めております。
前置きが長くなりましたが、膝を庇い過ぎても筋力が低下するため、日中、膝を固めて10kmほどの散歩に出ます。
今日の目的はこちらのお店。
ゆっくり歩いたのですが、想定時間より早く開店時間の15分前に到着。
特に並びはないため近くでしばし珈琲ブレイクし、開店直後に伺いました。
先客は1人。
私たちの後に3名入店してきます。
土佐柚子塩ラーメンと土佐柚子醤油ラーメンを注文。
麺とチャーシューを選べますが、麺は店のお勧めの全粒粉麺にし、醤油ラーメンは焼豚と柔らか鶏むね肉の2種をチョイスし、塩ラーメンは焼豚と炙り角煮を選びます。
程なく着丼。
まずはスープの味わいを確かめますが、塩ラーメンは濁りのない清湯スープに節系、豚骨系、昆布系の旨みが交わり、塩と鶏油の旨味が加わった奥深い味わいを感じます。
醤油ラーメンはスープなどは同じでかえしが違うのみです。
好みもありますが、淡麗系のスープには硬めに茹でた細麺の全粒粉麺が合います。
焼豚は個人的に好きな脂身の少ない豚肩ロースを低温調理し少しピンクがかっていますが、歯応えとともに豚の旨みが口内に広がります。
炙り角煮は炙りの香ばしさを感じつつ脂の旨みをいただける逸品に仕上がっています。
穂先メンマ、半熟卵も平均以上。
全体のバランスもよく取れていて、あっという間に食べてしまい、久しぶりにスープまで完飲。
他の麺やごはんものも食べたくなる銘店でした。
ご馳走様でした。
また伺わせていただきます。
2023/06/07 更新
前回、このお店に訪問したのが今年の6/7(水)。
左膝の靱帯損傷の治りかけの状態でしたが、その3日後に2度目の怪我をして同じ左膝の靱帯断裂の重傷。
それから丸々2ヶ月以上経過し、ようやくゆっくりであれば杖がなくても歩けるようになってきました。
ただ、無理は禁物。
今回は3度目の失敗をしないよう、かなり慎重にリハビリを続けており、今日も散歩は控えて、クルマでお店訪問。
開店直後の時間ですが、先客は無し。
混んでいないのは個人的には嬉しいのですが、お気に入りのお店は長く続いてもらいたいものですので、少し心配になります。
ただ、食べている間に3組五名の方が入店してきます。
前回はゆず塩とゆず醤油をたべましたので、今回は妻は「志おんの匠(ゆず塩)」、私は「担淡麗麺」をそれぞれ全粒粉麺で注文。
程なく着丼。
こちらの麺は、美味しい淡麗麺というだけでなく、見ても綺麗です。
志おんの匠には、3種のチャーシューと海苔、筍が付きます。
前回も感じましたが、個人的には炙り角煮がとっても好みで美味しく感じます。
担淡麗麺は、いわゆる担々麺ですが、名前のとおり一般的な担々麺より淡麗系に寄せています。
ただ、辛味が足りない場合の追い辣油など、味変にも対応できます。
店主の作り方も丁寧で、美味しいラーメンを作ることへのこだわりを感じます。
これからさらにバリエーションを増えすなど店主が研鑽を積むことで、小田急相模原にあるSAGAMIHARA欅(けやき)のような銘店になる予感がします。
ご馳走様でした。
また寄らせていただきますね。