U-GOURMANDさんが投稿した鮨ト酒肴 富かわ(東京/吉祥寺)の口コミ詳細

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鮨ト酒肴 富かわ吉祥寺、井の頭公園/居酒屋、寿司、海鮮

1

  • 夜の点数:4.4

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.4
      • |サービス 4.4
      • |雰囲気 4.4
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 4.6
1回目

2025/12 訪問

  • 夜の点数:4.4

    • [ 料理・味4.4
    • | サービス4.4
    • | 雰囲気4.4
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.6
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

魅せる 唸らせる 頬を緩ませる

ここは何から何まで凄いね。楽しい/美味しい/嬉しい、オープン2年目にしてもう三冠王。いやはや、恒例の姉夫婦との年末忘年会、年忘れどころか忘れられない一夜となりました。少々長めの食べログですがご覧あれ。

まず最初にKEGドラフトのタンクがワゴンの上に載せられて登場。目を奪われるのが、「こちらからお選び下さい」と、4 x 3 の格子状の木箱に収められた切子のグラス。どれにしよう…と年甲斐もなく姉がキャアキャア盛り上がる。騒ぐのも分からんでもない最初の演出。素晴らしい。
食前酒としてタンクから注がれたのが宮崎 千徳酒造の搾りたて。シュワっとフレッシュな酸味、まさにこの後の料理を期待させるスターター。

そして間髪入れず運ばれたのがご挨拶と称した桐箱。パカっと開けると、熟成中トロとねぎトロ山牛蒡巻き。ネットリとした中に旨みが溶け込んで味わい深い、素朴で力強い山牛蒡を優しくねぎトロが包むバランス感、どちらも素晴らしく美味しい。桐箱隅にちんまりと置かれたふた欠片のガリも、小さいながらも適度な酸味でちゃんと自己主張。

お次は八寸。ワォと思わず声が出る華やかさ。八寸の杉盆ではないけれど横長黒のお皿に八品。鯛や比目魚が舞い踊りはしなかったけれど、もう竜宮城ですな。鰯に鰤に鰆に鱈に銀鱈…旨い旨い。鰯のマリネに焼き茄子のムース、打ち身と称した鶏つくね?はほんのひと口なんだけれど、黄身醤油と相まって噛み締める旨さがある。サーモンと銀杏入った茶碗蒸しは椎茸餡の滋味深い味が際立つ。銀鱈西京漬に添えられた味噌漬けキャベツがこれまた秀逸。漬け込まれてるから沁み渡る美味しさ。白子ポン酢もウマー、皆んな素材を活かすひと仕事。素晴らしい。幾つかに添えられた花びら。エディブルフラワーなのかな? 添えられるものを何でも食べちゃって、「それお飾りよ」と奥さんに呆れられたこともある自分だけど、食べてみるとちょっとした苦味があったりして、他の肴を邪魔しない口直し、これは作り手の計算内と勝手な解釈。やっぱりひとつ残らず頂いちゃいました。

酒肴コースを頼んだだけあってか、ここで肉料理。運ばれてきたのは、サーロインの紫蘇巻きと錫製かな?玉手箱状の小箱。パカっと開けたら煙がモワッと…まさかホントに玉手箱?一気に頭が真っ白に?なんてことはある訳ない。さくらチップで軽くスモークしたんだって。憎いね。

中盤の肴三品は、酒盗クリームチーズに鶏レバーパテ塗った(置いた)自家製ラスク、そして浅利のトマト麹ソース。どれも左党には堪らない。そうそう、千徳の前には取り敢えずのプレモル小瓶で乾杯、その後は麒麟山、富久長ブランド「海風土」(しーふーど と読むらしい…)、臥龍梅、これだけハートを掴まれるとスイスイと切子のお猪口で呑んじゃいますよ。中でも海風土は記憶に残る美味しさ。嫁曰くビアンコ、そう柑橘系の爽やかな酸味がスーッと流れる白ワイン風。ブラインドテストでも日本酒と分からないんじゃないか、と言うくらい。これはとても美味しかった。
もう何だか色々試したくなってくる。日本酒から浮気しちゃおう、ってんで気になっていた富かわハイボールに。焼きリンゴが入っていて、別のコップに潰すためのマドラー添えられてる。やるねー。奥さん頼んだジンリッキーも娘が頼んだべリッシュサワーも、そのあと頼んだバカルディピーチも、皆んなマドラーとコップが付いてくる。香草だったり燻製した桃だったり、イイじゃない。楽しい。姉は赤のグラスやら黒龍グラスやら、義兄は大七と天虹を燗酒で、みんな自由気ままに好きなものを好きなスタイルで呑めるのは大事大事。天虹みたいに普通に本醸造も置いてるところがもイイ。麒麟山もわかってる人はわかってる食中酒の代表格。目利きの確かさ、お酒の一つでも手を抜かず、美味しいものをキチンと届ける、店主さんの良心を感じる。

さあ後半、マグロッシーニの登場。もう食いしん坊神経に火がついちゃったもんだから、フォアグラとトリュフを感じる間もなく一口アムリ。味より先に満足感が来る。もうこのままお鮨に突入。イクラの印象強いけれど、鰆の瞬間燻製も瞬間香る煙さが美味。皆んな素晴らしい。

フゥッと留椀で一息ついたと思ったら、店主の方がご挨拶に来てくれました。「こ満足頂けましたか、追加ご注文ございましたらお申し付け下さい」「(えぇそりゃもう…)それではにトロたくお願いできますか?」「沢庵の代わりに山牛蒡でどうでしょう…」。ややムチャ振りなお願いを冷静に返す若き店主さん。出て来たコチラ版トロたく、山牛蒡の土臭さと中トロの相性は最初の一品でお試し済み。だから、マグロッシーに同じスタイルで豪快にひと口で頂く。旨い!

ラストは甘味。酒粕バスクチーズは、手前の塩で召し上がれって、ホントだ、粕の旨みが引き立つね。柚子が仄かに香るさっぱりセミフレッド。半解凍だから、静かにさっと口の中で溶けていく。お口直しにぴったり。

一つ一つひと手間もふた手間もかけた肴とお鮨が並んで25品。これだけ呑んで食べて、さあお幾ら?と会計時はちょっと身構えてはみたけれど、なんとひとり13千円ちょっと!…驚きますわ。

楽しい/美味しい/財布に嬉しい、そう、魅せる/唸らせる/頬を緩ませるお店でした。スタッフの皆さんも、冷だ燗だ、グラスだ徳利だと我々面倒な客にも常に丁寧一生懸命スピード対応、気持ちイイね。ここは再訪必至。ご馳走様でした。

  • 切子を選んで…

  • KEGドラフトで搾りたてを呑む。シュワシュワ….

  • 桐箱でご挨拶、パカっと開けると…

  • 5日熟成の中トロとねぎトロと山牛蒡の巻物。ガリも独特

  • 左から椎茸餡の茶碗蒸し 寒鰤の藁焼き

  • 真ん中上は鰆と香味野菜のあて巻き 鶏つくねの黄身醤油 その右肩上は鰯のマリネ焼き茄子ムース添え 銀鱈西京漬と味噌漬キャベツ

  • 沖縄産海蘊 鱈白子の自家製ポン酢

  • 黒毛和牛の紫蘇巻きは手前の塩で。そして玉手箱風の錫の容器をバカっと開けると…

  • 煙モクモク…山形牛A5フィレ ズッキーニも蓮根も美味

  • 酒盗クリームチーズ 浅利のトマト麹ソース和え 鶏レバーパテと自家製ラスク お酒が進む進む…

  • マグロッシーニ!

  • 炙り鯖の棒寿司と稲荷巻き

  • 熟成マグロ赤身 平目昆布〆 瞬間燻製鰆

  • イクラの小丼

  • 留椀は貝出汁の浅利と水菜

  • ここら辺で店主の方が席まで来てくれた。ご満足頂けましたか?そりゃもちろん200%満足しました、と言いながらトロたく お願いできますか?二つ返事で、出てきたのがコチラ。中トロと山牛蒡の巻物!

  • 酒粕バスクチーズケーキは手前の塩で。左はセミフレッド

  • 麒麟山 二合

  • 麒麟山 常に食事に合うお酒

  • シーフード これはユニーク

  • 娘はイチオシ

  • 富かわハイボール 焼きリンゴ 実は焼きリンゴ大好きなんです

2025/12/31 更新

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