2回
2016/11 訪問
独特の世界観で圧倒的個性を放つカフェ
3月途中から始めたこのブログもなかなか続いております。
基本的に1日1投稿を方針にしていますので、この時点でまだ11月…
そんなわけで、ブログ内では当面2016年の時間が流れていますが御容赦を(^-^;
とりあえず、2016年ラストの投稿はこちらネジマキカフェ。
どんなものでもそうですが、人を惹き付ける個性を持たなければ目立つことは出来ません。
何らかの尖った所、突出したものが必要ですよね。
飲食店の場合、ただ美味しいというだけでなく、他のファクターが必要になってきます。
こちらのネジマキカフェ、
色んな面で尖ったというか、
そういう意味では「レベルの高いカフェ」
ではないでしょうか。
これほどまでに強い印象を受けた経験はそう多くありません。
訪れる人にこの店を単なるオサレカフェで片付けて欲しく無いので、珍しくしっかりレポートしましょう(^-^;
まず、店舗の外観。
松山市の隣の東温市で、周囲は少し住宅街になりつつあるとはいえ、一面を見渡せる田舎。
そんな中にポツンと一ヶ所だけ無機質な空間があります。
駐車場にある樹木もポツンとあるだけ。
コンクリート剥き出しの外壁。
簡素な屋根。
寒空と相俟って無機質な外観は非常に寂寥感を漂わせます。
入り口の門も古びていて、違う世界へと誘われているようです。
門を潜り、左へ行くと店内なのですが、右側にはこんなものが。
昔の私書箱みたいな感じがしますね。
複数の鍵穴が人それぞれの世界観を現しているようです。
通路を抜けた中庭もまた乱雑な配置のベンチやテーブル、壊れた洗い場。
ここだけ置き去りにされたような空間がそこにはあります。
そこへ来て店内への扉は暖色。
展開するのはどんな世界なのか?
店内に入るとアンティークな雰囲気がそこかしこにありました(*^^*)
もっと色々眺めようとしていると、娘がさっさと空いている奥の席に収まってしまいました・・・(^-^;
奥の席の壁がこれまた、ピカソの青の時代を彷彿とさせる雰囲気を漂わせます。
棚にあるのはスタイリッシュなカフェにありがちな書籍。
14時を過ぎたところですが、それでもランチを注文している背中合わせのテーブルのマダム達。
インテリアやオブジェの数々は、アンティークの中でもジャンク的な部類の物が多用されていますね。
お冷やには烏龍茶が提供されていました。
これはポイント高い!
とても良い匂いが厨房からしてくるのですが、残念ながら昼食は済ませてきたところなので、自動的にスイーツに流れます(^-^;
私はカタラーナにしたかったのですが、娘が選択したので、夫婦共々シフォンケーキにしました( ノД`)…
ランチメニューは和食中心といったところでしょうか。
どれも美味そう…
正直、ここで昼食を取らなかったことを心から後悔しました(´д`|||)
商売をする上で重要なキーワードの一つには「地元」があると思います。
グローバルな経営を展開するのでなければ、地域に密着し近隣周辺の支持を得ることが重要であります。
しかし、郊外に場所を構えてやる以上、それが市街地から離れていればそれだけビジネスチャンスは減ります。
そうなれば、遠くから足を運ぶだけの魅力が必要です。
そういう観点からすると、
非日常的な空間と店内というハード面、
家庭的な料理を少しアレンジしたような特別感のある食事をソフト面、
両方をしっかり併せ持っており非常にバランスが取れていると感じました!!
注文してからトイレに行くと、また度肝を抜かれました!
部屋は広いし、ミシンはあるし(°Д°;)
再び店内に戻り、左側のホールも見させて貰いました。
こちらは中庭が見える場所で、光も入りまた違った雰囲気ですね(*'∀`*)v
書籍も様々なジャンルが。
相方はスマホを相変わらずいじっていましたが、私はどろろ、娘は風の谷のナウシカを取ってきました。
スタイリッシュなものだけでなく、こうしたところにも幅広い層に対応しようとする姿勢を感じますね(*´ω`*)
そうこうしているとようやく注文したものが到着。
娘のカタラーナです。
カラメルの下層部の硬さに娘がビビっていましたww
娘の抹茶オレ。
アートな模様はしっかり押さえています。
一口貰いましたが、甘さと抹茶のほろ苦さが絶妙に混在しており娘も気に入っていました。
相方のカフェオレ。
こんなとこにもネジマキが!
遊び心というかオサレ感というか、ここでもしっかり押さえてますね(*'∀`*)v
後で余所見をしている隙に三温糖を入れておいたら、最後の方はスイーツを食べているのに余計甘さが助長されて辛かったと怒られましたww
私はスイーツとのバランスを取るべくブラッドオレンジにしました。
私と相方はカフェモカのシフォンケーキ。
甘さ控え目なシフォンケーキにバランスを自由に取れるよう生クリームが添えられているのはgood(^-^)d
ここでもケーキにねじを巻くようにネジマキを挿しているような構図が良いですね。
都会では成し得ない地方にしか出来ない独特の世界観を見事に表現したネジマキカフェ。
次こそはランチを体験しに訪れたいと思います。
ネジマキカフェ
089-993-7626
愛媛県東温市志津川1557-1
2016/12/31 更新
ファビュラス
娘が学校の土曜。
相方とランチに出掛けました音譜
久し振りにネジマキカフェです。
いつもゴロゴログズグズしている相方を引っ張り出すのに予定より一時間は遅れて外出!
到着は12時も半分回ったところ。
駐車場はギリギリ満車(´д`|||)
相変わらず周辺と一線を画す、荒涼とした無機質な風景が何とも言えません。
看板の錆びた鉄板が未来にタイムトリップしてきたような感覚にもなりますね。
私達で5組目(´д`|||)
ということで、本棚から本を物色。
奥の待合室へ…。
ガランとした感じでこれまたさびしい~(^-^;
1時間程してようやく席へ案内されました。
腹へった~!(´д`|||)
メインはハンバーグ、
シーザーサラダに
茄子の挟み揚げ
いんげんと豚挽き肉の辛味噌炒め
をセレクトしました。
食後にはブラッドオレンジジュースです。
厨房のお兄さん達も必死です。
待っている間、新たに本を探して来ました。
「てんまんアラカルト」を見付けました。
現在、サッカー漫画「アオアシ」で大ブレイクしている小林有吾先生の初期作品です。
先生のイラスト&サイン入りでした(°Д°)
先生からお聞きしていた通り、ネジマキカフェがモデルに使われていました。
話の中ではカフェでなくレストランでしたが(^-^;
高校生ながら独創的発想で周囲を魅了して止まない天才料理人である主人公を描いた物語でした。
以前から画力のレベルも高いですね。
美味しそうに描いてるし分かりやすいので、余計にお腹が空きました(笑)
途中の2巻までしか置いてなくて一気に読んだところでちょうどランチが到着\(^o^)/
めちゃ②うまそう~( ̄¬ ̄)
これだけのバランスとボリュームで900円は安いです。
いんげんと豚挽き肉の辛味噌炒め。
茄子の挟み揚げ
シーザーサラダ
味噌汁
蓮根のハンバーグおろしポン酢
食後のブラッドオレンジジュース(*^^*)
どれも一手間かかっていながら家庭的な感じです。
特別感があるわけではないけれど、これだけの品数を少しずつ楽しめるのがポイントでしょうか。
美味しくてもうちょっと食べたいと思えるんですよね!
非日常な空間で日常で出会える食事を楽しむ。
思い返せばまた行きたくなる、そんなカフェです。
Thank You
ネジマキカフェ
089-993-7626
愛媛県東温市志津川1557-1