2回
2018/04 訪問
驚異の開店即ビブグルマン選出のお店
私はオープンしたてのお店は基本的に時期をずらして行く人です。
最初のタイミングで行きたがる人は多いですが、やはり一定期間経過して店主が初心を貫いているかを見たいんですよね。
ここ、麺や新倉はオープン前後から店の前を車で通る度に疼いていたお店です。
今回は満を持して、嫁娘を引き連れての訪問❗
ミシュラン広島・愛媛が発売されるのを心待ちにしていた私。
サイトで先行発表されていました。
何とビブグルマンに選出されてるんですねぇ( ゚ロ゚)!!
ミシュランガイドブックに掲載されるだけでも凄いことです。
ただ、あまりご存知ないかたのために今回のことがどれだけ凄いことなのかを簡単に記載しておきます☝️
よく、「ミシュラン○つ星」なんて耳にしますが、
星付きの次点がリーズナブルな値段で美味しい料理が食べられる「ビブグルマン」となります。
ちなみにラーメンのジャンルにおいて全国各地で星の付いた店は数えるほどしかありません。
つまり❗️
ラーメン界で言うならば、ビブグルマンに選ばれるということは他の料理における星1や2に値すると言っても良いのですよ。
更にこの店の凄いのは、開店1年を待たずして選ばれていることです( ̄□ ̄;)!!
今春発表されるということは前年に調査員がリサーチしているわけで、開店間もないにも関わらず見出だされるのは並大抵ではありません。
以上、余計な話が相当に長引きましたが、
期待していたお店がどれ程凄いのか?
それを確かめるために来たわけです。
18時を少し過ぎたところでお店に到着すると、満席(@_@;)
小さなお子さんと赤ちゃんを連れた若い夫婦なんかもいたりして。
明らかにミーハー客と思われるような感じの客層ではなく、
学生さんを中心とした言わばラーメン好きと見られる硬派な野郎共が店内の大半を占めている辺り、
ミシュラン発表のにわか人気では無いなという感じです。
とりあえず、食券を購入して待機です。
ビブグルマンに認定されたことを物語るフィギュアと升が誇らしげに飾られていました。
関東のラーメン屋で修業して帰郷したと書いてあります。
大将から聞きましたが、私でも知ってるような名店でした。
理由あって修業先の名前は宣伝したくはないとのことでした。
が、後日読んだミシュランガイドブックには千葉の有名店で修業したと書かれてあるので、そこまで限定されると判っちゃいますよね…(^-^;
さて、相方の味玉中華そば。
スープは濃い色ですね。
松山ではほぼ見られない二種類のチャーシュー。
あまりに美味しそうなのでスープを一口貰いました。
オイリーなスープは鶏油でしょうか。
甘さはそれほどなく円やかな醤油味でバランスが取れてるなという感じです。
麺や具材は敢えて次回に持ち越し。
とても期待が持てます( ´∀` )
さて、私と娘はつけ麺です。
娘はノーマル。
私は味玉つけ麺。
特製は売り切れでした( ノД`)…
ラストにご飯割りを志向して200gです。
つけ汁❗
ドロドロでもなくサラサラでもなく。
軽いドロドロ感。
葱と柚子が程好く掛かっています。
麺は中細麺。
ストレートなコシのある麺は歯応え抜群( ´∀` )b
つけ汁がしっかり絡んで来ます。
なかなか濃厚なつけ汁で、豚骨と魚介がしっかり利いてますが、魚粉のざらつきもそれほど無く。
程好い甘さがまた良い❗️
バラチャーシューも美味しかったですが、ローストチャーシューもまた美味しい(*^^*)
肉の臭みも感じられず、どちらもハイレベルです。
味玉。
これはつけ汁の甘さとのバランスを考慮してのものでしょうか、主張控えめ。
個人的には好感を持ちます。
食べ終えたあとは当然ながら二人ともスープ割り。
食べる前の待機中に見ていたシートで早々に決めていたものです。
特製のあっさり魚介スープと割られて戻って来たつけ汁は、これまた絶妙なサラサラ感&あっさり感。
最初のつけ汁本来のまろやかさも消えることなく、あっさりにもなり過ぎず。
いやはや、何とも絶品ですね。
源○車で魚介スープに拒否反応の相方もこのスープ割りにはオッケーが出ていました。
さて、軽く何口かスープ割りを啜るとライスを追加購入してご飯割りです。
これがまたウマいことこの上無し❗
つけ麺はスープのドロドロ感があって重たく、つけ汁はスープ割りしてもラストまで行きにくいことが多いのですが、こちらは制覇❗
私が過去最強に美味しいと感じていた蒲田の宮元さんを超えた美味しさでした。
一燈と比較しても洗練さは無くとも、奇をてらうことなく直球勝負のシンプルなスタイルは大将単独でのオペレーションであることを鑑みれば十分。
とにかく最初から最後まで感じられたのは、バランスの良さ。
トータルバランスでは関東の名店と比べて何らひけを取ることなく、むしろこのレベルはそう無いのではないでしょうか。
なお、二人三脚でフロアを担当する奥さんの丁寧で気持ちのこもった接客もお店のポイントを更に上げますね⤴⤴
一言添えた応対、外まで出てきての見送り。
なかなか出来ることでは無いです(@_@;)
やはり、料理と接客の両輪が噛み合ってこそ名店と成り得るのです。
若い夫婦のお店がどこまで駆け登っていくのか、
これからも楽しみですね(*´∀`*)
麺や新倉
089-924-9911
愛媛県松山市道後一万8-28 東雲ハイツ 1F
2018/04/17 更新
開店早々にミシュランガイドにおいてビブグルマンに選出された新倉。
残念ながら東京、大阪をはじめとした大都市でなく松山という田舎都市であるがゆえに、
単に掲載されることとビブグルマンの違いがあまり認識されてないことは嘆かわしい
ともかく、ミーハーはそこそこいるとして常連客と思われるようなお客さんが複数見られることはファンとして喜ばしいことです。
同じ松山で同じように行列が出来るどこぞのラーメン屋さんと違い、こちらはちゃんと周辺に迷惑を掛けないことを心掛ける案内表示をしています。
当たり前のことを当たり前にやる。
流石です。
新倉と言えばつけ麺が激しく美味いことは以前の記事でも紹介させてもらいましたが、
中華そばもやっているのでチャレンジしてみました。
大将ならば中華そばも美味いものを作り上げているに違いない❗
そう信じて大盛りにしました(笑)
つけ麺同様、直球勝負といったビジュアル。
奇をてらうことなく基本に忠実というか、
オーソドックスな具材のラインナップ。
どんぶりは広く高さのある円錐形。
オイリーな表面ですが、しつこくないわりとすっきりしたスープは飲みやすい。
細麺はスープとよくマッチしていてどんどん啜る❗
お得意の2種類チャーシューの美味さは言わずもがな。
味玉もまた然り。
大盛りでしたが飽きることなく美味しくいただけました
ラーメンをはじめとしてボリュームの多い料理に多く見られることですが、どうしても同じ料理を食べることに飽きてしまいます。
それが感じられないということはそれだけ優れているということ。
流石は新倉。
麺や新倉
089-924-9911
愛媛県松山市道後一万8-28 東雲ハイツ 1F
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