『ズーッと有ると思ったのに！』romgray0718さんの日記

最近、自宅近くの餃子の王将 富士見台店さんが閉店されました。
富士見台で28年のご営業だったそうです。
最終日一日前にお伺いしましたが、数組待っての入店。
大変な混みよう。
お店に入れないまでも、お花を届ける方・ママさんに顔見世だけでもしたい方。
カミさんと僕もお世話になった気持ちで、最後の食事をいただきました。
お祭り騒ぎのような喧噪のなかで、
ママさんが笑顔で走り回っているのを見て、少し感傷的にカミさんが一言
「永遠ってないよね、ズーットあると思ったのに」

思い起こせば、長男の小学校入学を機に一大決心をして埼玉にマンション購入。
一生住むのだと思っておりました。
がしかし、9年後長男・次男の高校・中学入学を機に、
通学し易い環境を与えたいとカミさんと相談。

春に入学して、秋には都内に引っ越しです。
東京西部の私鉄沿線の小駅に住んで約20年。
今の住まいのある商店街は小さいながらも、子供が走り回りお店もいろいろあり昔懐かしい下町でした。
このマンションを探しに来た時に王将があるね!!とカミさんと嬉しい事の一つとして話題に上ったことは共通の記憶です。
そんな商店街も駅から5分の範囲で思い出しても、よく食事させていただいたお店が何軒も閉店されました。
和菓子屋さん・富士庵さん(そば屋)・洋食喫茶のお店・お寿司屋さん・サイカチさん(中華屋)・宮川さん(鰻屋)、中華屋さん、そして有名なロンシャンさん（ケーキ屋）も現状お店を閉めていらっしゃいます。
古本屋さんも2軒無くなりましたね。
昔懐かし履物屋さん(靴屋さんではないですね)も開店休業状態。

新しいお店も少しできていますが、昭和食堂的なお店はどんどんなくなります。

僕も少し感傷的になりますが、今年の夏は今年だけ！
幼稚園生の息子・小学生の息子・学生の息子、その時代の息子たちにはもう会えません。
30過ぎのおっさんはいますが(苦笑)
2歳半の姫、来年には3歳半の姫に成長してくれます。
今を楽しんで、今を覚えて生きたいものです。

一軒の中華屋さんが閉められたことで、色々思うことが出来ました。

富士見台の住人の多くが覚えているお店で、
皆さんがズーットあって欲しいと思っていたお店です。

ご馳走様でした！！