4回
2025/06 訪問
いつ来ても満足出来る店
半年ぶりに訪問。
どうしてもエビチャーハンが食べたくなった。
以前からも記載しているが、このエビチャーハンは最高である。
入っているエビの量、プリプリ感、たまらない塩加減。何をとっても文句のつけどころは無い。
それでいて950円で至福の時間を楽しむことが出来る昭和の食堂である。
当然綺麗な建物でも無いし、サービスも至って昭和にありがちな普通の対応だが、この味を求めて水戸市民は喜んで訪れる。
今回はこのエビチャーハンとは別に固定した常連客が求めるオムライスと餃子も注文。
出てきたオムライスも昭和の香りがして、子供時代にワクワクしながら食べた、あの時間に戻らしてくれる、そんな逸品である。
トマトケチャップの程よい酸味と甘めの味がついた鶏肉が奏でるハーモニーがあの若き時代に誘い込むのだ。
餃子も大きくは無いが、しっかり手捏ねした具がもちっとした皮に寄り添い、宇都宮や静岡とは全く別の餃子を体現している。
ご高齢だけに、少しでも長くこの味を水戸市民に提供してくれるだけで満足である。
店頭
店内
オムライス
酸味と甘味が織りなすハーモニー
この鶏肉がアクセント
エビチャーハン
掘り返す度に出てくるエビの量
プリプリ
塩味がハマる
もちっとした餃子
掴むだけで肉汁ドバー‼️
具もしっかり
2025/06/27 更新
2024/12 訪問
変わらないオーナーの想い
1年ぶりにオーナー夫妻が創り上げる芸術を食べに訪問した。
開いている営業日が限られているので、なかなか寄ることができないまま一年が過ぎてしまった。
開店と同時に入店。
平日11時でありながら、先客が4組。
地元に愛されているお店である。
早速名物のチャンポンと海老がどんだけ入っているんだよと叫びたくなるエビチャーハンを注文。
程なくしてチャンポンが、遅れる事5分でエビチャーハンが登場。
チャンポンは中太麺にこれでもかと言うぐらいの野菜とエビ、肉が入っており、スープの塩味がクセになるだけでなく、隠し味の生姜が寒い季節に身体を温めてくれる逸品である。
とにかく具材の種類、量が多種多様、値上がりの激しいキャベツなどが値段度外視したてんこ盛りである。
実際麺の量より、具材が多すぎて見当たらないのである。
エビチャーハンは一年前にも記載したが、食べる度にエビがゴロゴロ出てくる。
よく表面だけに飾ったチャーハンはあるが、ここのは別格。まさにゴロゴロと言う言葉に相応しい。
で、また量も半端ない。
これだけコスパを考えていない、私達からすると神の様な食堂はなかなかお目にかかれない。
ご高齢のご夫婦オーナーが創り出す芸術は未だ健在。
その努力と想いに敬服しか無い。
2024/12/18 更新
2023/09 訪問
手作りの温かみ
水戸下市にある古ぼけた定食屋さんだが、そこには無くしてしまった温かみを味わうことが今でも出来るお店がある。
ご夫婦お二人でずっと守り続けた温もりを味わいに来た。
11時に訪問したが、既に満席。
しばらく店外で待ち、入店。
早速名物のチャンポンではなく、あえて海老チャーハンと生姜焼き定食を注文。
チャンポンにしなかったのは他の方も書き込んでいるが、もはや私が評価するのもおこがましい、完成された最高の芸術だからだ。
海老チャーハンはしっとり目の焼き加減であるが、特筆はその海老の量だ。
ほんのり塩味で、これでもかと言わんばかりに入っている。スプーンでいくらすくってもプリプリの海老が必ず入ってくる。
兎にも角にもその海老が美味い、とにかく美味い。
生姜焼き定食の生姜は間違いなく手で下ろし、長年培った舌で作り上げた甘辛いタレに混ぜ、下ごしらえした厚めの豚肉に染み込み纏わせた柔らかい作りだ。
普通生姜焼きは豚肉が固くならないように薄い肉に絡めるのだが、店主はそんな事はしていない。
だから柔らかさの中に溢れ出す生姜の香りが脳天に突き刺さる。
これだけ手間と時間をかけた手作りが不味いわけがない。
だから駐車場のナンバーは水戸ナンバー以外の車もある程だ。
年お召されたご夫婦の手作りの芸術作品。
是非末長く味わいたいと心から願う。
店頭
驚く安さ
海老チャーハン
ご飯が見えない量のプリプリの海老
すくうたびに海老が踊る
生姜焼き定食
手ですりおろした生姜と甘辛いタレが絶品
柔らかくジューシーな豚肉
納豆までついて来る
タレも残すのがもったいない
タレをご飯にかけて完食
2023/09/16 更新
古くからの友人が来たので、昼飯に訪問。
最初は店構えで、疑いの目があったが、食べ終わる頃には顔の表情から満足してくれた。
11:00開店だが、少し早く着いて、店前で待っていたら、大将が笑顔で入れてくれた。
早速名物エビチャーハン、味噌ラーメン、オムライスに餃子を注文。
奥さんが笑いながら、一声かけてくれて配膳してくれました。
エビチャーハンはもう言わずもがな、美味さとエビの量は山盛り。隠れた塩味は健在。
味噌ラーメンの絶妙な味噌の量と中太麺が沢山の野菜と混ざり合い、値段以上の価値を与えてくれる。
オムライスは下味がついた鶏肉が加えられたケチャップライスに経験に基づく玉子焼きを纏い、癖になる味わいである。
餃子も具が詰まり、モチモチの皮を歯で破ると野菜と肉汁が口に広がる。
いつ来ても、どんな時でもこの味を堪能させてくれるこのお店は名店以外の呼び方は私には出来ない。