2回
2025/10 訪問
初訪問
午前中に仕事が捗り、関内海老原の初ランチを目指していたのですが、信号待ちをしていると弁天通りに看板の灯りを見つけたので
「お昼も営業しているのかな」と玄関先を見ると
ランチメニューが書かれていたので初訪問してみました。
「ランチしか駄目ですか?簡単なもので良いので小鉢とかあると嬉しいんですけど」と言うと
夜のメニューを出してくれて
「ここら辺なら出せますよ。先のお客様の後にはなってしまいますけど」と言われたので
これなら早めでイケる?と鯨ベーコン、このわた、合鴨燻製を
注文し生ビールを片手に待ちました。
夜のメニューはチラッと見せてもらっただけですが、かなりの一品料理が並んでいました。
覚えている(1番最初に目が止まった)のはウイスキー(山崎44000)でしたが、伊勢海老料理が4000円〜と破格だったので是非食べに来たいなと思っています♪
正午少し前に扉を開けた時点では奥の騒がしさをよそに
カウンター席は空席で、お好きな所と言われたので真ん中に座ってしまいましあが、
2杯目の麦焼酎茶割を飲む頃には10名程度断る繁盛ぶりで席を右にずらすなどしてカウンターも満席です。
奥にはテーブルが数卓、2階はどの位の広さかは分かりませんが全席埋まった様です。
合鴨の燻製は、よく売っている様な形をしていたので(真空パックのやつか)と思いましたが、
出汁と味醂、塩で漬け込んで軽く燻製にしたのでしょうか見た目からは想像出来ぬ美味しさでしたので今度家でも試行錯誤して作ってみたいと思います。
【ステーキ丼と刺身定食】はボタンエビ、鯖、ヒラメ、コチ?など豪華な刺身が付いていました。
見た目で遠慮しようと思ったマグロは全くドリップもなく程良いねっとり感があって美味しかったです。
その他の刺身は卸したて!新鮮でした。
特筆したいのはステーキ丼♪
高級鉄板焼き屋さん並みの上質和牛でした。
噛まずとも消えていく様な融点の低い脂と身の柔らかさに
「これが2000円で良いの?」と思わず顔を上げ厨房に並ぶ3人の板前さんに私の間抜け面を曝け出してしまったほど!
ヒジキや切り干し、すき身、食後の水羊羹まで!
豪華な膳です。
お味噌汁も良い出汁と味噌を使っていて
ランチといえども手を抜かない誇りを感じました。
ずっと満席が続き、その後何人もの入れず諦める客を確認しながら「よく入れたな、運が良い」としか思えない自分にガッツポーズです。
会計の際、「鮨 海老原に行こうと思って歩いていたら昼営業している灯りを見たので初めて来ました。海老原さんから話をよく聞いていたので」と伝えると、板場から【もしや】と思っていた方が来られたのですが
社長だったようで私に名刺を出しながら
「海老ちゃんの店は半分にして、その分うちに来てよ」と言うのと、さらに
「他のお客さんに気を遣ってもらい助かったから少しまけとく」と安くして頂いた手前
月2で夜ご飯に利用しようと決めました。
少しずつ肌寒くなる季節、
夜に温燗で手の込んだ料理をいただきながら
秋を感じたいです。
2025/10/13 更新
階段蕎麦に喫煙スペースがありました。
食前酒に十四代の純米酒、河豚湯引きのお浸し、雲丹とチーズのキャビアのせからスタートでした。【大将プレミアム懐石】
◆刺し盛
思わず声が出てしまう豪華な彩りは活伊勢海老、中トロ、松輪鯖、鰤、平目
◆吸い物
白子の周りに刺身のつまの様な野菜がたっぷりと葛餡にされたもので、出汁が濃いめなので身体が温まります
◆焼物
木の芽焼きの様な醤油香る甘鯛の周りにはグリルされた熱々のシャインマスカット、帆立、鴨肉、海老、キノコが覆われていました。焼いてより甘くなったマスカットと塩味のもの、醤油味のもの
との組み合わせは見た目以上にボリュームがありました。
◆鮑と大根の蓋物
蝦夷鮑の大きさの蒸し鮑とトロッとした水気たっぷりの柚子味噌大根でした。
◆シャトーブリアン
先日ランチで食べた牛肉も美味しいと思いましたが、数段その上のシャトーブリアンは感動です。
上品なポン酢を浸けていただきました。
副菜には金目鯛も添えられていました。
◆揚げ出し
アラ()と海老芋が入ってボリュームがありましたがほうれん草のさっぱりした風味が良いアクセントになりました。
◆雲丹雑炊と香のもの
出し香るお茶漬風の雑炊に生雲丹がたっぷり、さらにたっぷりのイクラも添えられていました
◆マスクメロン
ところで関内の割烹店はキャビアがデフォなのでしょうか?先日の店でも使われていましたが
中々自分では買えないので嬉しいです。
美味しい料理をありがとうございました。