6回
2023/02 訪問
立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花。
さて、今年初訪問となります。
去年12月に行ったぶりのやきとりshira。
梅ヶ丘と言えばこちらと言っても過言ではないくらい私ゴリ推しの焼鳥屋さん。
年末から【まずは8本おまかせ】¥3500がスタンダードになり、お通し含めて8品で店の雰囲気、味を楽しむ事が出来るようになった。
常に変わって行くshira。
…推しますとも。
15本¥8000でもおまかせしますとも。
まぁそれくらい信頼できるって事ですからね。
土曜はだいたい2部構成みたいで17:00〜か19:30〜だとスムーズに入れる印象。
言うても土曜日だけ半年くらい予約埋まってるみたいだからね。
平日来れるなら平日訪問を推したいところ。
★鮮度を感じる鳥刺し系、諸々好きな部位を確実に堪能したいなら17:00〜の早い時間推奨。(ただしケツ決まってるので居れて2h)
★お尻気にせずしっぽりと心ゆくまでshiraの焼鳥を堪能したいなら19:30〜を推奨するかな。(3回転目は滅多に取られないので閉店時間までのんびり出来るが1回転目で希少部位がほぼなくなっていたりする事はある。)
どちらも経験させていただいた身からすれば、まず上の★どちらかを参考に予約するとスムーズかなぁとか思ったり。
電話でしか店の予約は出来ないので注意。
※2回目以降の予約は大体訪問したその日にその場で次を抑えられるお客さんを私は過去4組以上は見ています。
さて、今日も堪能しますか。
■胸肉たたき
初手安定のぶったたき。
しっかり外目はパリパリに焼いてくださっているので身のしっとり感とのマリアージュが楽しめる粋な1品目。
塩か山葵、酢橘がまた良いのよ。
■ねぎま
毎度葱の潜ませ方、天才なんかと思うわ。
■銀皮
これめっちゃ旨いんすよ。
実は初めて?2回目?だったのだが、めちゃ良質な皮感に肉感もしっかりあるこれは次あれば確実に抑えたいと思えたクオリティ。
■つくね
はい〜代表格。
過去にしこたまレビューしてるので気になる方は過去遡っていただけるとめっちゃ嬉しい。旨すぎ。
■レバー
レバー嫌いをレバー好きにさせる魔法のレバーはこちらでございます。
■レバーパテ
これもshiraの代名詞。
焼きたてで炭薫を纏った土台とよく会うパテ。
アテとしてすげぇ優秀な逸品。
■ぼん
おぉ〜おまかせでぼん出てきたのは実は初めて。
噛み締めた瞬間に口の中で弾けた鶏油の勢い今もフラッシュバックしておりんす。
マジでインパクトすげぇから。
■せせり
食った事ある?え?これせせり?てくらい旨い。
めっちゃ肉感と皮感のハイブリッド。
余談だがこれは唐揚げで1番好きな部分だったりする。
■背肝
ツレが1番刺さると言ってたなんとも複雑な部位だが、これがまた旨いのよ…。
■はつもと
ラスト1本いただきました。
前回もだったのだが、『お前散々shira行ってるけど結局どの部位が1番好きやねん?』て問われたら私はコレを推すかも知れない….。
■腿
今日のスペシャル。
身は2つなのだが
上が【名古屋コーチン雄】の身。
下が【近江シャモ雌】の身。
〜200days〜
を1串で食べ比べられるめっちゃ背徳感さえ感じた珠玉の1串。
…こんなんしてくれるんすか?
やってる。感服。恐れ入った。
どちらも美味かったのだが特に名古屋コーチンの雄が脳裏に刻まれた。
歯応え、肉質、香り、鶏油の弾け具合、断面の焼き加減。
マジで完璧過ぎて唸った。
天城軍鶏と淡海地鶏って書いてんじゃ〜ん。
まったく…最高の期待の裏切り方をしてくれるよね。
ただただ最高。
■りんご
りんご
■ジャンボマッシュルーム
鶏スープをオーダーするかこちらをオーダーするか迷うくらいジューシーな逸品。
噛み締めるごとに果汁溢れたことある?
■エルフランス
うずらの卵よ。プチっと美味しいのよ。
■ソリ
鳥のパリパリ皮好きな方はマストでオーダーして欲しい。
■蓮根
シャキシャキの権化なんすかね?もはや説明不要。
■ふりそで
柚子胡椒との相性が抜群すぎるんよ。
皮目パリッと、それでいて肉汁は控えめな育ちの良ささえ感じる。
■にんにく
ホックホクの焼きたてを貴方に。
■親子丼〜鶏スープ付き〜
いつもね、鶏そばばっかり食べてたからたまには別の〆もねと思い今回初オーダー。
半熟とろっとろ、中央には卵黄も鎮座しており結構食べ応えもあったのでしっかり最後米で締めたい方にはおすすめ。
てか鶏スープうっま…。
後2Lは飲めるわってくらい美味かった。
■お口直しのキャラメル
温かいお茶もいただき、最後はコレよねぇ〜。
いやぁ〜お酒も呑んだ。
日本酒9合かな?
結局焼鳥にはビールもワインも合うのだが、個人的には日本酒。
秋鹿霙もよう→宗玄→鶴齢→鶴齢→鶴齢→鶴齢→鶴齢→秋鹿霙もよう→長珍
だったかな?
途中鶴齢の沼に肩までしっかりハマってしまい抜け出せなくなってしまった…
秋鹿は封開けも楽しめたので大満足。
2人で約2.5万fin.
今日も最高だったわ。
来月もお邪魔します。
ごちそうさまでした!!!!!!
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ねぎま
銀皮
つくね
レバー
レバーパテ
ぼん
せせり
はつもと
背肝
spもも
sp腿別アングル
皮。(この辺から酔いでブレ出してくる)
りんご(砂肝)
ジャンボマッシュルーーーーーーーム
エルフランス
そり
蓮根
この辺でトップギアになった振袖
焼きおにぎり
にんにく
親子丼と鶏スープ
一品目たたき
2024/01/19 更新
2022/10 訪問
ここが私のアナザースカイ。
どうしようもなく食べたくなる、絶妙な焼き加減と鼻腔を刺激する煙香+鶏肉本来の旨味に中毒性も加味したハイブリッド焼鳥。
それは小田急線梅ヶ丘駅から徒歩2分くらいのところにある私の1番好きな焼き鳥屋さん。
今年の8月に複数回訪問してから2ヶ月程空き、初めての秋口訪問。
予約の取り方が良かったのか、来すぎているからなのか、私の顔がデカいからかなのか、どうやら認知はしていただけているみたいで過去最高に店主さん含めたスタッフさんとも絡めて凄く楽しく食事が出来た。
ここにきたら私は日本酒と決めている。
…まぁワインも上手いんだけどね。
伺った日は私の推しの風の森(奈良)がなかったので長珍(愛知)1本勝負。
今日はいろんな種類を試す訳では無く、1種の日本酒で貫くと決めていた。
何度も来てるからこそ楽しめるやり方かもしれない。
日本酒は全種1合¥1200。
長珍と風の森なら私は値段相応だと思った。
まずはお通し。
■柿の白和え
インゲンの繊維感とナッツの歯応えが後押ししていたしっかり秋を感じる事のできる逸品。
■なめろうと刺し盛
『今日は鶏刺しがあります』と伝えられ、とりあえず速攻1皿確保。
提供されたのは鶏のなめろうと鶏刺しで丸肝と砂肝とキンカンの刺しだった。
ひと口食べると完全に虜。
刺し盛りが2切れずつだったので連れと速攻で『もう一皿ください』と伝えるくらい刺さった。
こんなにぷりっぷりの刺し本当に初めて。
まだ串食ってないのにこの満足度はヤバかった。
ここからおまかせ5本スタート。
■ねぎま
独特な形をしているshiraのねぎま。
これスタートは実は初めてでネギの食感を活かした串の刺し方だなぁと思った。
■レバー
レバー嫌いなツレがレバー好きになったくらい革命的なレバー。
酒が進まない訳がない。
食べながら『また後で食べよぉ』て言うてたツレもなかなかにイカれてた、それくらい蕩ける旨いレバー。
■つくね
もうね、shiraと言えばのこのつくね。
つくねを焼き始められる際、手袋をされつくねを成形されるのですが、もう懐から手袋出てきた時点でテンション上がるもんね。笑
■はつもと
今日イチ。全部めっちゃクオリティ高くてなんの文句もありゃせんのやけど、このはつもとはやばかった。
声出ながら悶絶。
おかわりしようとしたけど最後の2本だった。
これを単品で推してこず、おまかせで出してくれた心意気に惚れた。
ここで2つ目のお通し
■カブの白味噌仕立て
ほえぇー煙香纏ったカブってこんなに美味しいんや。とカブのポテンシャルの引き出し方エグいなと思えた。
白味噌がまた美味え…
■ソリ
1番鶏の肉質と皮目を欲張りに感じられた。
肉食ってるわぁ〜と思えるのよ、これお気に入りね。
■レバーペースト
ブラックペッパーがキリッと引き立ててくれている。この店の醍醐味。
ここから単品オーダー
■ハツ
はい、完璧。
後12個食っても飽きひんわ。
■砂肝
提供時に『りんごです』やってさ。笑
私の過去の投稿見てくれてるのも嬉しいし、それでいて今日もまた歯切れ完璧なんよ、マジで美味すぎる…
■背肝
ツレが1番旨いとハマり、入店前から背肝食べたいと連呼していた酒飲みにはたまらない部位。
辛すぎないタレがまた良い味出してるんよ。
オーダーした背肝が届き、食べてる最中にツレが『すみません、背肝ください』と言ってたのは、なんの再放送を観させられてるんや?と一瞬困惑したがそれくらい旨い、ハマる、ドハマり。
■ジャンボマッシュルーム
この肉汁で溺れられるなら本望。
■せせり
首筋のネックとも言われる細長い部位食感に特徴のある部位を1串で食べれる贅沢味が強い串。
■ふりそで
皮目のパリッと、それでいて肉質の旨味具合ったらもう。
ソリよりも気持ち淡白でわさびと一緒に食べるのだが、これもまた良いのよ。
■うずらの卵
実は初オーダー。食感が良く1つ1つ食べる毎に中から黄身が蕩け出す。
■青森にんにく
ホックホクの極み。こんなにニンニクって美味いんやwと素で笑った。
■鶏そば
セパレートで。
濃厚なスープとの相性抜群の麺。ここにきたら、shiraに来たら、これは外せない。
お口直しのキャラメルをいただいてフィニッシュ。
日本酒は2人で5.5合。
2人で¥17000ちょっと。
今日も非常に満足度の高いやきとりだった。
次の予約も取り付けて、店を出る。
予約状況がやはり混雑気味になってきたなぁ。
推しの店が繁盛する事は本当に嬉しい事。
ごちそうさまでした!!
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柿の白和え
手前なめろう、奥キンカン、砂肝、丸肝
ねぎま
レバー
つくね
はつもと(これびびるくらい旨い)
カブの白味噌仕立て
ソリ
ハツ
りんご♡(砂肝)
背肝
ジャンボマッシュルーム
ふりそで
追いレバー
うずらの卵
せせり
追い背肝
青森にんにく
鶏そば
キャラメル
2023/08/19 更新
2022/08 訪問
満足度が高すぎて思わずニヤけてしまう絶品焼鳥屋さん
何度目の行きつけだろう。
最近変わった内容だけザックリ。
串が始まると同時に提供されていた大根おろし+卵黄の提供がなくなり、代わりにお通し3品出てくるように。
一昔前はこの大根おろしを口直しにして、次々と串を楽しむのが主流でもあったが、時代は変わっていくもの。
名残惜しい気持ちもありながら新しく変わっていくshiraを応援して行こうと言う気持ちになった。
代わりに2品だったお通しが3品、しかもタイミングは全てバラバラに提供していただけるので、串と串の間の繋ぎやお口直し、気分転換にも使えそう。
なんでもいろんな種類をたくさん食べたい私からすれば好転していたのかも。
という訳で今日もスタート。
今回はビールを少しだけ呑んでの参戦だったので
初手から日本酒にて飛ばしていきやす。
てな訳で飲み物は
《風の森こぼれ酒》を1合。おちょこ2つで。
食べ物はまず安定のおまかせ5本でスタート。
最初はお通しで
【山わさびを使った鶏わさ】
が提供される。
こっれがまた、最初っから胃袋をガッツリ掴まれる。
辛味はそれ程目立たず、山芋かな?山葵との相性も良いねっとりとした食感に絡まる鶏のササミかな?部位まではわからなかったがとても美味しく頂けた。
さぁ、串が始まります。
まずは【内腿】
淡白なのに解ける鶏油。どっしりというよりは最初に食べてこそ至高なササミ寄りのイメージ。
因みに悶絶級よ。
続いて【腺胃】
初めてきた時に2品目で頂いたのだが、今日の方がホルモン感を強く感じ、『これが噛むごとに幸せを感じる令和の新兵器です。』と提供されたら『箱で下さい』と二つ返事は堅い。旨〜…
次は【つくね】
これは説明不要。既に過去の投稿で嫌という程レビューしてるこの店1番人気じゃ無いかな?と思っている逸品。
溢れ出す肉汁を噛みちぎりながら啜る演出はしょーもないAVよりエロいです、えぇ。
ここで風の森が尽きたので更に追い日本酒。
《秋鹿》無濾過/山田錦
スタッフの方々の通称は『バンビ』で何故かしっくり来た。
芳醇な香りは決して食べ物の邪魔をしない。かなり好きだなぁ…。
来ました本日のお通し2品目は
【厚揚げの炭火焼き】
食感に特化されているのがひと口目はパリッと、中はフワッと、そして香る炭火の香りが茗荷とネギの刻みとセッションして更に食欲を唆る。薬味星人には持ってこいかと。
【レバー】
ツレは火の入ったレバーがもともと得意では無いらしいがひと口食べて虜になっていた。
口溶けの良いレバーは口内でとろっと溶け出し、他の何にも例えようの無い唯一無二の逸品へと変わる。
シンプルに苦手な物を好きに変える腕がすげぇって…。
【レバーペースト】
複雑な味が絡み合うこちらの品は後がけのブラックペッパーでしっかり味が締まっている、これはここでしか食べられないだろうなぁと思う品。
前回より気持ち甘味を感じた気がしたが、作り方が変わってないのなら、気候か私の記憶違いかも知れない。
ただ、私は日に日に旨くなっていると感じた。
【ふりそで】
皮目はパリッと、そして溢れ出る鶏油の黄金比率を感じられ、堪能出来るthe鶏喰ってると思わせてくれる私が大好きな逸品。
噛むごとに鶏油が肉から溢れ出す焼鳥をあなたは食べたことがありますか?
しかもこれ、単品オーダーも出来るんですよ?コースじゃ無くてもいいんですよ?
…もはや、哲学。
ここまで美味しいとため息など口から出る鶏香でさえも惜しいと思ってしまう。
ここから単品オーダー。
【砂肝】
歯切れ完璧。前記事でも言ったが『あれ?りんご食ってる?』てくらい歯切れの良い品。
噛むごとに旨いのは当たり前過ぎてもう逆に腹が立ってくる。思わず『旨すぎるんですけど!』と店主の白柳さんに直談判しそうになった。
ここで更に日本酒の波に乗ろうと、もはや溺れてしまおうとスタッフの方にオススメを聞くと常温やぬる燗でも出せますよ。となんて悪魔的な、これ以上至福に包ませて私をどーするつもりなんだと思わせる波(助言)に乗ってしまい、ぬるで
《長珍》をオーダー。
45度〜50度くらいか?対応していただいたスタッフの方にどの辺で召し上がって頂こうかと徳利に移した長珍を火にかけ上昇する温度と睨めっこ。
手塩にかけた(ぬるに温度を上げていただいた)日本酒を提供されるだけで嬉しいですよね。
ふくよかな甘みが程良いキレに変わる瞬間が垣間見える瞬間がツボり、どんどんと串をオーダーしてしまう、まさに沼。shira沼。
希少部位を問うと【ちょうちん】があるとの事で速攻2本確保。
更に前回ツボった【背肝】
更に気になっていた大腿骨の付け根らしい【ソリ】
少しは野菜類も食べようと【ジャンボマッシュルーム】と【銀杏】【青森にんにく】
更に手羽先を贅沢に食べ比べようと
【淡海地鶏の手羽先】と【天城軍鶏の手羽先】を。
鶏油を更に感じたいというもこみち的な意見で【ボン】も。
そして締めには安定の鶏そば。
ここに来てこれは外せない。
マジで最後まで旨すぎる…。
こちらは1つを半分ずつ提供していただける優しさに大いに甘えてしまった。
最後に食後の生キャラメルをいただいてフィニッシュ。
日本酒は合計4合、串は16種類、お通し入れて約20種類近く堪能し、身も心も満足してお会計約¥16000。
コースだけで税抜¥8000+ドリンク代で1人1万円を越えるのは各地でちらほら見るが、最初の5本以外アラカルトでしこたま頼めて1人約¥8000は、いやぁ〜やってる。爆
会計後、次の予約をその場で取り、当然のようにまた訪問してしまう私でした。
ここまで串を堪能させていただいたのも初めてなのにマジで1本も外さなかった。
どれも個性が活きており、通うごとに虜になり、ファンになっていくこちら。
食べる事が好きな方は絶対1回行ってほしいなぁ。
今回は1本あたりの単価もわかるようにメニュー表も撮影してきたので、是非、添付写真をご覧ください!
故意的に添付多めですよ。
ごちそうさまでした!
また伺います。
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2022/08/31 更新
2022/08 訪問
予約した日まで待ちきれず、予約してる日より早い日を更に予約して行くくらい好きな店。
前回の訪問時にその場で次の予約を取り付けたのですが、それでも待ちきれず、予約している日付より早いタイミングで再度予約すると言う荒技披露。笑
店は17:00〜と19:30の2部制で前回は19:30〜伺ったので今回は17:00〜の訪問で新しい発見があるかと高鳴る胸を抑えながら訪問。
外気温34度、額より肉汁を垂れ流しながら最寄りの梅ヶ丘駅にてツレと合致。
駅から近い事もあり、5分程早く到着したが快く店内へ入れてくださった。
まだ明るいうちからshiraの焼鳥が食べられるのって贅沢過ぎない??
着席と同時に17:00の回は速攻満席。
そりゃそうよ、美味いもんココ。と思いながらまずは生ビールで乾いた喉を潤す。
ひと通り落ち着いたところでスタッフの方から『なめろうありますよ?』と声をかけられる。
大きさも値段も分からない、それでも良いんだ。なんたってここの店は旨い確信がある。
直ぐにツレの分と2つ下さいとオーダー。
ここで鮮魚のなめろう出てきたらどうしようとか思いながらもオープンキッキンの中でなめろうを作成されているスタッフの手元を見て安心。
そりゃそうよ、鶏肉よね。
鮮度がいいから出来るんだよ、何回言わせんだよ、…ねぇ。笑
初手のお通しは茄子の炭火焼。
直で感じる茄子の旨味に炭火の香りがまとわり鼻腔を刺激する。
シンプルに美味しい…。
そのままおまかせ5本からスタート。
安定よね、1品1品のコメントは前回の投稿を見てもらえるとありがたい。
なんせ1つの店で4000文字を超えた投稿は今年初めて。それくらい気に入ったからだ。
■ささみ
■内腿
■レバー
と続き、ここで醍醐味
■つくね の登場。
じゅるっと肉汁溢れるつくねに思わず虜。
炎天下の中で育つ鶏たちでこのクオリティやから、冬場はもっと脂肪を蓄えて美味しいんかなぁなんて贅沢な妄想に浸りつつ、その後は
■砂肝
■ソリ
■ぼんじり
など肉メインに9種類程
ただひたすらに串を貪った。
今回は食べたことない種類をメインに食べつつ、メインはワインでのペアリング。
肉汁したたるジューシーな淡海地鶏と天城軍鶏を絶妙な酸とキレで優雅なものにしてくれるワイン。
グラスワインは赤、白、各1種類ずつの提供だった。
どっちも1杯ずついただき、口の中でマリアージュさせる。
良いなぁ。。。
日本酒にもワインにも合う食材ってパッと思いつくの焼鳥しかねぇや。
そのまま鶏蕎麦経由生キャラメル行きで無事昇天したのだった。
美味かったなぁ…。
また伺います!
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2022/08/28 更新
2022/06 訪問
好きな焼鳥屋さんある?と聞かれて真っ先にこちらと答えたい名店。
もう30年以上前の事である。
バブル期頃になるのか、母親が東京でブイブイ言わせていた時代、中央線沿いに何度もリピートした焼鳥屋があった。と聞いた事があった。
今その店はもう無いらしく、残念な事にその味は継承されていないみたい。
色々調べてはみたがおそらくここだったんだろうと言う憶測止まりで核心は突けず、その分タイミングを見ては都内の焼鳥屋を定期訪問する機会が増えて行った倅、つまり私。
今や東京では目黒の鳥しきや押上のおみ乃の様なスタイルである『ストップ言うまで出てくる高級焼鳥屋』が都内の上位に君臨している。
もちろん食べ放題ではないので、食べれば食べる程値段は嵩むわけだが、このスタイル以外でも脳天を撃ち抜かれるような店は無いものかと、紀州備長炭使用…会員制…紹介制…ずっと密かに探していた。
お金を出したらそりゃ美味しい物は食べられる。
どーしても私の中ではコストパフォーマンスと言うワードを絡ませた上でハードルを超えて来てほしい店を欲していた。
そんなこんなで今年、上京して7年が経った今。
ようやくみつけた。
コース調では無いアラカルトメインで計り知れないクオリティの焼鳥屋…私調べで最高に旨い焼鳥屋の投稿だ。
降り立ったのは小田急線梅ヶ丘。
駅から徒歩2分程の所にある
【やきとりshira】
開業日は2016年2月22日…
もっと早く知っていれば…と今となっては後悔までしている。笑
お店は半地下で数段階段を降り店内へ。
LカウンターにはMAX9人が着席でき、4人テーブル席も1つある。
緊張感高まる感じでは無く、かと言って大衆居酒屋感も無いオシャレな小洒落た焼鳥屋という印象。
カウンター席で焼き場の目の前に座らせていただいたのでここで楽しむLIVE感の+αったらもう…。
ご時世柄使い捨てマスクケースも置いてあり気配りも◎。
さて…なにから行きましょうかねとワクワクしながらまずはビール(ハートランド生)をオーダーしてツレと乾杯。
日本酒や焼酎、ワインまで幅広く酒類が置いてあるのはニーズ鷲掴みやろなぁと思いながら今回は日本酒メインで行こうと心に決める。
さて、串の方は…と
ここで初めて気づいた。まずは5本お任せを楽しみ、その後アラカルトで好きな物をオーダーしていくシステムらしい。
なるほど、名刺代わりの5本って事ね。
と、なると任せてしまおうじゃないかとおまかせ5本を2人分オーダー。
するとまずはお通しに季節を感じる焼きモロコシが登場。
粒の甘みに纏う紀州備長炭の香りをダイレクトに楽しめる逸品。
…旨いよコレ…そしてしっかり炭火のパンチを喰らう先制ジャブ。
めっちゃ良い香りするのよ素材の香りとアイマミエル感じ好きだわぁーと当たりを確信する。
その間も店主の白柳さんはドンドンと目の前で串を焼いてくださる。
続いて届いたのは待ってました串第1号は
【ささみ】
中はしっとりレア。ただこの炭火の量でばっちり炭香も纏っている。
わさびが1欠ずつのっており、さぁ始めましょうかとおもむろにひと口。
…今まで食べてきたささみの中で1番旨い。
表面の焼き具合から噛むごとに中のお肉がブリンっと弾ける。しっかり鶏本来の味もする中、わさびが本当にいい仕事をしている。
想像を遥かに超えてきたささみ。
その後すぐに大根おろしをいただける。
焼鳥屋さんと言えばやっぱりこれよねぇと中央の黄身を潰してはしっかり果たすお口直しポジション。
期待値爆上がりのまま、次に提供していただいたのは
【腺胃】(せんい)
なにやら胃の一部らしくこちらは私、初実食。
ほほぉーこれは旨味が爆発しとる…笑
程良い噛みごたえは噛むごとにジワ〜っと旨味が溢れてくるホルモンのような部位。
これはなかなか他では食べられなさそう。
この時点で既に最初にオーダーしたハートランドは当然完飲しており、そのまま日本酒へ移行。
ラインナップが8種類程あり、迷いながらも素直にオススメを聞くと提供していただいたのは
奈良【風の森こぼれ酒】
なんか久しぶりに呑んだなぁー。
一時期日本酒にハマりまくった時に風の森もたらふく呑んだ記憶はあったのだが、やっぱバチクソうめえゃコレ。笑
そしてしれっとチェーサーをもってきてくださるスタッフの心意気にもうっとり。
バカ酔いするんじゃないよ。純粋にお酒と焼鳥を楽しんでね。と私は捉えた。笑(何様)
そのまま今回、No.1の衝撃と言っても過言ではなかった
【つくね】
が提供される。
ずっと目の前で焼き場を見ていたがじんわり火を通しつつも焼き目が付きすぎないように焦げをハサミでカットされていたり、炭の火力はガスコンロの様に簡単には調整出来ないので肉汁が溢れ出ないよう丁寧に転がされているのを見ていた1番時間をかけて焼いてくださっていたのがつくねだった。
そんなつくねをひと口齧った瞬間…
抜群の肉質の中にしっかりと潜む肉汁がじゅるっと溢れ出し、思わず齧りながら肉汁を啜るという荒技を発動する事となる。
こねかた…これめっちゃこだわられてますね。まさに職人技。
程良く肉感を残すワイルドな舌触りに常に纏う肉汁と香る炭火焼きの香り。
そして咀嚼すると現れる軟骨の存在。
これよ、これがなきゃダメなんよ。軟骨。
抜群に刺さる歯応え、ワイルド加減、香り、肉汁量、縁の下のチカラ持ちポジで君臨する薬味の存在…満足度…まさに至高…これぞ至高。
つくねはもともと大好きなのであちこちで食してきたつもりだったがこれはマジで1番好きかもしれない…。
瞳孔が開きつつ覚醒したつくねは印象的過ぎたなぁ…美味。
【レバー】
つくねで安心感に+αで優勝を確信した焼鳥好きの倅にたたみかけるように提供される。
…こんなん即仲間入りのスタメンや。
断面は炭火焼きの旨味を纏い、ひと口頬張るとトロぉ〜とレバー特有の旨味成分が口内で洪水をおこす。
当然ながら臭みなんてなくその分旨味に変えてるんですか?と焼き場で熱心に串を焼いてくださる白柳さんと原辰徳張りのグータッチをしてしまうところだった。
思わずニヤける美味さ。
ここで突如登場する【お通し】
【レバーペースト】
…ッッッ!?!!!?
凄い…なんか掴んだ気がする…。
通常お通しとはオーダーして最初のオーダーが到着するまでコレで1杯やっててくれやと挨拶がわりの逸品がスムーズに提供されるエクスペリエンス。
楽しませてくれるなぁ…。概念に捉われないなんともオツなタイミングで粋なお通し。
これがまた複雑な味で深みがある。旨い…。
続いて静岡県産【天城軍鶏】もも。
ここにきて焼鳥界の王道【もも】の提供ときた。
大ぶりなもも肉は串に2つ刺さっており、噛んだ瞬間に異世界へ連れていかれそうなくらい鶏油が溢れ出す。
旨味成分を十二分に含んだももは噛めば噛む程に歯応えと香り、旨味の連続ジャブをこれでもかと堪能できるまさに恐れ入った旨さ。
これは虜になるってぇ〜…。
とここでお任せ5品が終了となり以降はアラカルトオーダー。
つくねの存在を知り価値(勝ち)を確信したタイミングでひっそり且つ速攻でアラカルトオーダーしていた
【塩たたき】
おそらくもも肉を皮面は絶妙な焼き加減でパリと仕上げ、肉側は火が通り切らないラインで仕上げ切るタイミングが絶妙なんよ…と思わず虜になる。
これは外せないだろう…とお塩、わさび、かぼすを順に1回ずつ付けてはかけたりと食べ方にもバラエティ豊富な一面に思わず拍子抜けした。
これはいいなぁ…食感、肉質、旨味の提供方法が最大限に発揮されていると核心を突く逸品だった。
その後は完全に好みに特化もできるアラカルトオーダーとなる為
■白子
■ちょうちん
■背肝
■砂肝
■ハツ
■ねぎま
■銀杏
■焼きおにぎり
■鶏蕎麦
を覚醒しながらオーダー。
【白子】
足が早く基本、焼鳥屋では出てこない商品なのだが、こちらのお店は養鶏場から直接卸している為、タイムラグを最小限にしている為、提供できるみたい。
ぷりっぷりの鶏の白子…正直初めて食べたが非常にクリーミーな上に想像以上にパンチもあり、こちらも虜。
【ちょうちん】はマイフェイバリット。
噛んだ瞬間口の中で大洪水を起こす私の中で殿堂入りしている品。これは炭の上に網を引いて別枠で丁寧に焼いてくださるのも好感を得た。
痛風へのバイブスが大気圏へ突入した。
【ハツ】
こんなハツ見たことない…見た目が特徴過ぎるのと個々がかなり大ぶり。これもまた乙。
ぷりっぷり。
【砂肝】
もうね、この歯切れは衝撃的過ぎて思わずツレと目を合わせた。
なに言うてんねんコイツて思われても全然良い前提で言うと、歯切れが完全にリンゴ。笑
噛んだ瞬間にシャキッて言うん。笑
筋肉質なのか育ちが良過ぎるのか、食感でこんなに衝撃を受けたのは初めて…いや、これホンマなん。笑
ばちくそにうまい。
【背肝】
こんな部位、食べたことない笑
と言うのが食べる前の本音だったが、自家製であろうタレに潜らせたコイツ。今回1番記憶に残ったかも。
なんとも表現しずらいのだが、食感、味、旨味の押し寄せ具合、全てにおいて初体験だった。
これは頼んで欲しい。おもろってなる。
【焼きおにぎり】
そんなのずるいやぁ〜と思わず言ってしまいそうな色鮮やかなコイツ…
秋田のきりたんぽの小さいver.でルックスは想像可。
なんでおにぎり焼いただけでこんな美味なんねんと思ってしまうキャパあればマストにオーダーしたい。
なんかねぇ楽しい。
【鶏そば】
焼鳥屋でこのクオリティの蕎麦が出てくるんですか…とひと口食べて思わず息を飲んだ。
とろっとろの濃厚スープにはシンプルにネギが鎮座。
程々に鶏肉が散らしてあり、〆にはコレしかない。
本当に美味過ぎて頭を抱え、久しぶりに脊髄反射が反応した。この逸品だけで店出せる…。
お口直しのキャラメルをいただいてフィニッシュ。
…まさに虜。その場で店主に次の予約を取らせていただき名刺もいただいた。
投稿しきれなかったがお酒は生ビール2杯、日本酒はオススメを2合。
散々食べて2人で約¥15000に収まった。
これね!このクオリティで¥15000はマジでお得やと思った。
ザッと紹介しただけだが私が人生で1番美味しいと思った焼鳥屋。
土曜は1ヶ月以上待ちがでてますが機会があれば是非。
ものごっつオススメです。
ごちそうさまでした!
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2022/10/31 更新
もはや何度目のshiraだろうか。
小田急線梅ヶ丘駅から徒歩2分かからないところにあるこちら。
日本酒は1合¥1500から8.9種程ある。
私のみではなく同席したツレもその場で次の予約を取る者が続出している魅惑の焼鳥屋さん。
もう過去に嫌と言う程レビューしたが、何が凄いってやっぱり鶏の鮮度と薫香の付き方よね。
…バグ。爆
ホンマにここより焼鳥屋さんが他に無い。
ほんで持って最初8品はおまかせ¥4500。
以降は食べたい物をアラカルトで注文でき、中肉中背のおっさんがしっかり食べても1人1万くらいなので侮れない。
てかこれこそ世に言うコストパフォーマンス【コスパ】なんやろうと個人的には思う。
想いが強すぎて年末久しぶりの訪問に美味しいのわかってるのに感動した。
いつもありがとうございます。
来月も来ます、良いお年を。と伝えて翌月の予約も取り、
最高の年末となった。
ごちそうさまでした。
また伺います。
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