この口コミは、satoshiiiiiさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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昼の点数:4.7
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¥3,000~¥3,999 / 1人
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料理・味 5.0
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|サービス 4.8
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|雰囲気 4.8
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|CP 4.3
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|酒・ドリンク 4.7
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[ 料理・味5.0
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| サービス4.8
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| 雰囲気4.8
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| CP4.3
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| 酒・ドリンク4.7 ]
大人の階段を3段飛ばしで登った気がした。こんな美味しいカクテルが世の中にはあったのかと…
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シェリーソニック
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ギムレットハイボール
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ホワイトレディ
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コースターにも店名が
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おつまみ3種盛り
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外観
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2022/11/14 更新
食べ歩いて呑み歩いて5年も6年もなると『ここは心に決めた方と将来訪れたいなぁ』なんて思う店が全国で数軒程出てきてはチェックリストに残す日々を24.25歳くらいからおくっていた。
今日はそんな中から僕が約4年前に目を付けていたお店のウチの1つをご紹介します。
毎週月曜休みで基本14:00〜営業されておられるらしく、日本で1番食べログのポイントが高いBARらしい。
まぁ全ての店、食べログのポイントを完全に鵜呑みにするか?と聞かれてたらそうでは無いが、それでも★4.34(2022.10.20.時点)って凄すぎないか…?と思い、気になっていたのとツレの誕生日が近く良い機会だと思ったので初訪問。
基本は予約不可。
但し開店時間の14:00〜のみ予約を受け付けてくださるらしく、それ以外はBARの扉を開いてみないと入れるかさえ分からないと言うわけだ。
…この予約スタイルなんか気に入った。
予約当日は神楽坂で【化け猫パレード】なる催し物が行われており、地下から地上へ出るとエゲツない人の量。
キャッツアイの仮装をしているのか?【やたらハイテンションな化b……貴婦人達が仮装していないこちらを見ている。どうする?】みたいなシーンが地上へ出て4歩で訪れたので目でザラキを放って神楽坂通りへと出る。
催し物は好きだが想像以上に人がごった返していたのでびっくりした。
…予約する日を間違ったかな?
14:00ジャスト。
店前の小さな看板がcloseからopenに変わったのを見て重厚感ある扉を開ける。
『いらっしゃいませ』
黒のスーツを纏ったダンディなおじさまと白のジャケットを羽織ったメガネのおじさまがこちら方へ挨拶してくださった。
『予約をされ……あぁ、御予約ありがとうございます。こちらのカウンターへどうぞ』と会釈しながらカウンターの角へ通される私とツレ。
どうやら今日14:00から予約していたのは私たちだけだったのであろう。
ならと話が早い対応。
重みのある分厚いカウンター。
一枚板なのか高級感と重厚感を感じる席。
椅子も座りやすく、少し緊張しながらサッと腰掛ける。
小さめな音でジャズが流れている。
カウンター6席とテーブル4人席が1つ。
外側はウッドのファサードで作られており外からも中も中から外も見えない状態になっていた。
ホコリ1つ被っていないお酒達。
インテリアも高級感があり、めっちゃええ店来たやんとまだ座っただけやのに思えた。笑
メニューは無く、目の前のお酒の並びにこれまた緊張。
BARは数える程度、訪問した事はあったが、ここまでしっかりしたちゃんとお酒を楽しめる様なBARは正直初めて。
さて、何を頼もうかと目移りしていると白ジャケットのおじさまがたわいもない話を軽ーく始めてくれる。
最初は『おぉ?』なんて思ったが、緊張を察してくれたのだろう、たまたまやっていた化け猫パレードが3年ぶりと言う話や皆様仮装していらっしゃる話なんてのを2.3分して頂き、不意に笑みが溢れた所で『話しすぎてしまいましたね、さて、どの様な物のご気分でしょうか?』なんて会話からオーダーテイクへ移行する。
いや、まず話しすぎてない。
1度客側の笑みが溢れた所で壁が1枚でも破れた事を確認しお酒の話になる。
これはめちゃくちゃ勉強になった…
しかもずっと低姿勢。
クソガキ2人が、イキってこのようなBARに開店直後から訪問してしているのに、楽しそうに低姿勢に話しかけてくださる姿が素晴らしすぎた。
1枚破られた壁のおかげでこちら側も『こんな感じで。こんな気分』などどオーダーし易くなったのは言うまでも無い。
強すぎるって…凄すぎるよおじさま……とまだ何も口にしていないのに、まだ敷居を跨いだだけなのにこの空間の虜になっている…。
迷いながらも
ツレは『スッキリしたゴグゴグ呑める系で甘く無いの』
私は『さっぱり系のソーダでゴグゴグ呑める系』
とぼんやりとしたオーダー。爆
ツレのお酒1杯目は『ギムレットハイボール』
ゴグゴグ呑める系から→ロングカクテル
スッキリ系から→ライム
甘く無い系から→ジン
と言う流れなのか、微量のシュガーがまた良い仕事をしていた気がする。
作ってくださっている最中に『1番なんでもいいと言われるのがバーテン泣かせ』となる話を聞き、当然ながら0の状態でアキネーターをさせられている様な物なので渋いだろうなぁと思った。
作ってくださるタイミングもこちら同士が話していなければ話しかけてくださるの良いね。
シェイクしてくださっているタイミングは圧巻。
これは是非カウンター席で見て欲しい。
…瞳孔がピシッと開きシェイク時のおじさまの風格たるや、もう…言葉で表現しきれない…。
本当に素敵すぎた。
『ギムレットハイボールです。』
私のお酒を作り始める際に『本日は香りの良いミントが入っておりますのでシェリーソニックなんていかがでしょうか?』と伝えられたので、有無を言わずサマーウォーズ張りの『お願いしまぁぁぁぁす』と返答。
にこやかに『かしこまりました。』と作り出してくださる。
ソーダとトニックをかけてソニックと言う造語なんて話を聞きながらさっと提供された。
『シェリーソニックです。』
ミントが香り、シュワっといかにも呑みやすそうなお酒。
『この香りなら副鼻腔炎くらいなら速攻完治するね。』なんて一瞬思ったけど喉元でとどめた私を誰か褒めて欲しい。
(副鼻腔炎は自分も経験者ですが辛い病です。決してディスってはないです。)
完成度がギムレットハイボールもシェリーソニックも高すぎて、30歳になって初めてこんな美味しいお酒呑んだ…てのが本心かな。
完全にサンルーカルバーの虜になってしまった2人。
お通しの様なおつまみを1皿ずついただけ、つまみながら話に花が咲く。
ドライフルーツのオレンジかな?柑橘系の逸品があったのが印象的だった。
ただこの話に花が咲いている間は一切触れてこないスタッフのお2人。
引き際のタイミングも完璧すぎる…と店を出てからツレと私が頷き合ったのは言うまでも無い。
しばらくして2人共、お酒を呑み切ってしまったのでそろそろ2杯目行きましょうか〜くらいで次は黒いスーツのおじさまから優しくオーダーを問われる。
こちらのおじさまも真摯に私たちの好みに近づけてくださり、何よりも隠れていたドリンクメニューも出してくださってお酒のご説明をしてくださった。
ロンググラスなのかショートグラスなのか。
ベースが何か、何で割るか、度数が強くていいかなど、白のジャケットのおじさまとはまた違うオーダーの聞き方をしてくださりこちらもまた良さを感じた。
なんで正解が2つもあるんだ…なんて双方甲乙付け難いオーダーテイクの仕方なんや…ともはや感激するLv.だった。
(あくまで個人の意見です)
私はグレープフルーツの味がしっかりするロングの炭酸で。
ツレは甘く無いショートでフルーティなの。
…全く、文にしてみるとよりガキ丸出しのオーダーだ。
ただ、ここから運命的な出逢いとなる。
で、模索してくださり提供していただいたのは
私→ソルクバーノ
ツレ→ホワイトレディ
だった。
2億年程前に1.2回京都の木屋町近辺で確かソルクバーノの呑んだ記憶があったが果実が上にのっていて飲み方に苦戦した印象だった。
だが、こちらで提供されたソルクバーノは段違いに旨すぎて思わず頭を抱えた。
引く程旨い…マジでヤバい…。こっれは完全に心持ってかれた。
凄く呑みやすいのだが、決して薄い訳では無く、びっくりするくらいグレープフルーツが活きており、追ってアルコールの旨味が上品に押し寄せてくる。
これがソルクバーノやったんかwwwwwwwwww
お前wこんな美味しかったんかwwwwと完全に虜。
写真撮り忘れるくらい虜。
ツレのホワイトレディもシェイクするタイミングで振る姿が美しすぎてツレの口が開いていたのが印象的だった。
ひと口貰い、度数が高いのは分かっていたのだが呑み易くそしてチビチビとお酒はこうやって楽しむんだよ。と初心を教えてくれている様なクオリティで唖然とした(もちろんいい意味で)。
15:30頃、次の予定があったのでびっくりするくらい上機嫌でお会計。
2人で2杯ずつ呑んで合計¥7000ちょっと。
…高いと思った?
………クソ安いよ。マジで。
本物のお酒を楽しめるこれぞ唯一無二と言っていい。
ここでしか呑めない、最高のお酒を是非1度。
オススメは14:00〜軽く呑みに行かれる事ですかね。
印象に残りすぎて帰宅後もツレと2人でお店の事を話してました。
次は皆さん口コミで美味すぎると仰られているジントニックからいかせて頂きたいと思ってます。
本当に美味しかったです。
ごちそうさまでした!!!!!!
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