2回
2023/06 訪問
北千住の名物ママのたの旨い餃子酒場
コロナ前以来の久しぶり再来。
開店前についてしまうくらい気合いが入っている(笑)
暫く待ってママから店内に誘われる。
カウンター5席のお店は上海出身のママがコントロール出来るお客さんしか入れない。
一人飲み限定、酔客お断り、焼餃子一人前までが掟だ。
最近は表の赤提灯は点けず、札も準備中のまま、たまに覗く掟破りはダメダメとお断り。
これだからこの独特な居心地の良さが楽しめる。
お通しは「牡蠣の紹興酒漬け」、スタートのお酒は生ビールから始める。
牡蠣は大粒で濃厚、スープまで飲める。
酒の進む小皿料理は季節毎に変わり、以前より進化しているとママは言う。
コレは間違いない。
そして焼餃子、二杯目は「あわあわ」を注文。
オリジナルなネーミングで「あわあわ」と「しゅわしゅわ」の2種類があるが、「しゅわしゅわ」はママがすすめないというか、ダメ出しをする(笑)
後客が注文するがダメ出し!でも負けず飲む的な展開が笑える。
「あわあわ」はサーバーからアサヒの樽ハイ倶楽部をジョッキに注いだあと、アサヒスーパードライの泡を上に被せ、しばらく待って泡がジョッキの下の方に染み始めたら飲み頃サインがママから出る。
ママ曰く、コレはアサヒ✕アサヒでなければダメ。
ちなみに「しゅわしゅわ」はいわゆるドラゴンハイボールですが、甘くて美味しくないってママは言う(笑)
そうこうしていると餃子も焼ける。
まずは何も付けずに頂く。
手作りの皮がもちもちで抜群に旨い!
具の味わいもたまらんので酒が止まらん。
2個目はママオススメの調味料の組み合わせでいただく。
花山椒がいい具合でこれも旨い。
そのままと交互にいただくとそのままの旨さがよりわかるのでコレはいい。
ママとのおしゃべりめも酒も進む。
途中、小皿でサービスされた砂肝のオイル漬けはオリーブオイルとママの考えた味付で濃い酒に合う肴。
三杯目はウーロンハイ(芋)。
今日のスープは鶏と牡蠣の出汁、鶏は塩漬け鶏も入れているとのことで鶏出汁とは思えない深みのあるスープもつまみなるから不思議だ。
最後は上海焼売におかわりウーロンハイで大円団。
何を食べても楽旨い、一人飲みのパラダイスだ。
2023/06/28 更新
前日の会話の中でコチラの話になり出張先の太田から特急りょうもうに飛び乗り北千住で下車。
相変わらずひっそりと外照明はつけず、準備中の札がぶら下げて影響していた(笑)
前に来たことあるんですがと言う若者二人組みも見事に見事にママに玉砕されるおひとりさまルールが適用されていた(笑)
まずは生ビールにお通しに選んだのは「牡蠣の紹興酒漬け」。
牡蠣の紹興酒漬けはスープから飲んでちびちび食べるのがママのオススメな食べ方。
相変わらず抜群に旨いんだよ。
つまみに「麻辣春雨」と「焼き餃子」。
おしゃべりしながらシュワシュワ、烏龍ハイと酒もススムよね。
そしてママのオススメの〆で「上海大ワンタン」を3個入りを注文。
ワンタンに春の七草の「ナズナ」が入っているがコレは聞かないと分からない。
今日のスープは鶏(ちなみに前回は鶏と牡蠣)。
ワンタンを食べた後に追いスープに薬味を入れてもらい2度美味しい。
ワタシが北千住で一番好きなお店は健在でした。