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夜の点数:4.0
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~¥999 / 1人
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料理・味 4.0
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|サービス 3.8
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|雰囲気 3.8
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|CP 3.4
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.0
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| サービス3.8
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| 雰囲気3.8
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| CP3.4
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| 酒・ドリンク- ]
やさしさに包まれて
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特製にぼらあ
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2016/10/15 更新
夜の部は18時から
半過ぎに伺うとすでに行列が
30分ほど待ちましたが、回転はゆっくりですね。
カウンター席に座ると、若い店主の仕事ぶりがよく見えます。
出汁をおたまですくってそれを一杯づつ鍋にかけて
ラーメン作りが料理人の所作と重なり、丁寧な仕事っぷりに期待が高まります。
スープは、醤油らあめん と にぼらあの2種
迷わず にぼらあを選んで
ワンタンと味玉にチャーシュー増しの特製にしました。
煮干し出汁のスープがすっきりと褐色に澄んでいます。
化調に麻痺して鈍感になった私の舌が最初に感じたのは もの足りなさ
でも、えぐみがうまく処理され丁寧に作られたスープってことはわかります。
次に ほんのり柔らかな旨味がじんわりきます。
そして、繊細でやさしい味わいがスーと広がり、さらに奥行きのあるスープになっていきます。
旨味成分をとらえるのは、舌にある味蕾というセンサー
その感度は幼少期の食生活で決まるといいます。
このあたりは、音感教育を受けた子どもの聴覚が研ぎ澄まされて絶対音感を身につけることに似ています。
鉄は熱いうちに打てということでしょうか。
最近、煮干しにひかれるのは、その出汁の味噌汁を毎日飲んでいた子ども時分の味に
半世紀を経て原点回帰してるのかもしれません。
チャーシューは2種のっています。
桃色のチャーシューが見るからに美味しそう
ロース肉のようにやわらかでしっとりしています。
バラ肉のチャーシューと食べ比べができます。
ホクホクした食感の中太の麺もいいですね。
一つが突出してるわけでなく、上手にバランスがとれて全体がまあるく調和して
あたかも、丼の中にできた一杯の小宇宙と言えば、少々大げさかな
でも、できそうで出来ない ありそうでない
味わいの深いらあめんでした。