4回
2017/08 訪問
至福のインド料理におもてなしは日本らしく
大分県豊後高田市真玉海岸近くのインド料理店。
電車は通ってなければバスも日に数本。
車は必須でなかなか気軽に行けるような場所ではない。
そんなのどかな田舎町に店を構えるが民家そのもの。
昭和20年からの家は店主の実家。
「いらっしゃいませ~」と温和な感じの店主と奥さん。
暑い日だったから店主は打ち水で暑さを和らげる気遣い。
テーブルは少ないので事前に予約が必要。
料理はお任せのみで1500円。
しゃきっと新鮮な野菜のアチャールにスパイスの効いたムルガターニ。
ふっくらしたサモサは中身も美味しい。
塩加減の丁度良いパパドに小麦感の残るチャパティ。
ラッシーはかなり濃い。でもこのお店のが一番好き。
メインは豊前海でとれた鱧のカレー。
結構スパイスが効いているけど、後引く辛さってこういうのなんだろうな。
癖になる旨味。辛いのに手が止まらず食べ進む。
鱧はごろっとした身が柔らかい。カレーに合わさると更に良い感じ。
最後はインドの米を使ったお菓子と冷たいミルクチャイ。
一つ一つがとても丁寧に作られていてすべてが美味しい。
料理の合間や帰宅間際に談笑してほのぼのとした雰囲気。
外に出て車が見えなくなるまで手を振ってくれるその姿。
なかなか出来る事じゃないよ。最後まで優しい気遣いが嬉しい。
最高のインド料理におもてなしは日本らしく。
行くのは大変だけどその価値は十分にある名店だね。
ごちそうさまでした。
2017/10/01 更新
2017/06 訪問
ゆったりとした空間で堪能出来る最高のインド料理
大分県豊後高田市真玉海岸近くのインド料理店。
電車は通っていなければバスも日に数本。
訪問難易度はすこぶる高い。
大分市内からでも半日は費やす覚悟が必要である。
自宅兼用であり民家そのもの。
昭和20年からの建物は趣があり風情を感じる。
まるで時が止まっているかのよう。
完全予約制で料理はおまかせの1種類のみ(1500円)
ムルガターニはカレー風味のスープ。ピリッとスパイスが効いている。
太刀魚のマリネはあっさり。クラッカーには上品なクリームチーズ。
アチャールはしゃきっと新鮮。揚げたナス・ピーマン・ゴーヤもそつがない。
さくっとしたパパド。チャパティはカレーにつけても良いがそのままでも美味しい。
メインは揚げたたまご入りのチキンカレー。
ココナッツの風味は優しいがとてもスパイシー。チキンはほろっと崩れるほど柔らか。
ラッシーはしっかりとした濃さがあるのに口当たりはさっぱり。
インドのもち米を使ったお菓子だというピルニーと山形産のさくらんぼ。
〆のチャイはアイスで頂く。これだけ美味しい料理を堪能できて驚きの1500円。
ご夫婦揃っての丁寧なおもてなしとご主人の料理への熱い思い。
ゆったりとした空間で堪能出来る最高のインド料理。
時間をかけてでも行って良かったと心から思える正真正銘の名店だね。
ごちそうさまでした。
2017/08/17 更新
2017/05 訪問
雰囲気・おもてなしは日本らしく。味は感動のインド料理。
大分県豊後高田市真玉海岸近くのインド料理店。
付近にこれといった目立つ建物はなく、電車も通っていなければバスも日に数本のみ。
車で行くにしてもナビがなければ辿り着くのは困難。訪問難易度は高い。
年季の入った店は民家そのもの。自宅と兼用している。
ご主人と奥さんが温かく出迎えてくれて席まで案内。
家の中の雰囲気は、祖父・祖父母の家に遊びに行った子供の頃を思い出す。
完全予約制で料理はお任せの一種類のみ(1500円)
季節などによって内容が変わってくる。
この日は、ダール豆のカレー・マテ貝の酒蒸し・サモサ・アチャール・パパド・プーリー
ラッサムスープ・ラッシー・チャイ。
ダール豆のカレーは複雑で刺激的なスパイスと素材の甘さが絶妙なバランスで口の中を完全支配。
程よい酸味のラッサムスープ。ソースまで絶品のサモサ。
パリッとしたプーリーはそのままでも十分美味しい。アチャールは素材の良さを上品に纏めてる。
ラッシーは深みがある味ながらもさっぱりとした口当たり。
〆のチャイまでソツがなく、これで1500円とか正直ありえない。
食後もご主人・奥さんと楽しく談笑。ゆっくりとした長閑な時間が流れていく。
帰宅の際にはご主人が外まで見送りにきてくれて車が見えなくなるまで手を振ってくれている。
大分市内からでも半日は費やすくらいの時間が必要ではあるがその価値は十分過ぎるほど。
むしろ時間を忘れて田舎町を散策し美味しい料理を食べ近辺の温泉にでも浸かるくらいが良い。
雰囲気・おもてなしは日本らしく。味は感動のインド料理。知る人ぞ知る名店。
これからも勿論通い続けます。ごちそうさまでした。
2017/06/13 更新
大分県豊後高田市真玉海岸近くのインド料理店。
電車は通ってなければバスも日に数本。
車は必須でなかなか気軽に行けるような場所ではない。
そんなのどかな田舎町に店を構えるが民家そのもの。
昭和20年からの家は店主の実家。
訪問した日はとても暑い猛暑だったが店主自ら玄関前でお出迎え。
その後は庭に打ち水をして暑さを和らげる心遣い。
部屋にはエアコンがない代わりに扇風機がフル稼働。
そよ風が舞い込む部屋は思ったよりも熱くはなく和の雰囲気が心地よく感じた。
席は少ないので事前予約必須。
料理はお任せのみで1500円。
カレー風味のムルガターニはピリッと辛くスパイスが効いている。
クラッカーの上にはクリームチーズが乗ってて上品。
メインはチキンカレー。ココナッツの風味でちょっとオイリー。
スパイシーで旨みは十分。もう少し辛めでお願いしても良かったかな。
チキンはほろっと崩れるほど柔らかい。たまごも良いアクセントになっているね。
チャパティはふっくらでそのまま食べても美味しい。
アチャールはシャキッと新鮮。具がたっぷりのサモサも良い感じ。
そして濃厚なラッシー。このお店のラッシーが一番好き。
最後は冷たいミルクチャイと人参を使った一品。
これだけの料理が堪能出来て1500円とは何時来ても驚きでしかない。
店主や奥さんとの会話も楽しく暑さを忘れてゆったりとした時間が流れる。
帰りもいつものように店主が玄関先まで出てきて車が見えなくなるまで手を振っている。
料理だけでなく気遣いと優しさに溢れたおもてなし。
遠くともこのお店の為だけに今後も足を運ぼうと思えるね。
次は愛猫ちゃんに会えますように。ごちそうさまでした。