恥知らずで迷惑な客さんが投稿したラ ペ(東京/三越前)の口コミ詳細

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ラ ペ三越前、日本橋、新日本橋/フレンチ、イノベーティブ

1

  • 昼の点数:4.3

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 4.1
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 3.5
      • |CP 4.2
      • |酒・ドリンク 3.3
1回目

2021/07 訪問

  • 昼の点数:4.3

    • [ 料理・味4.1
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気3.5
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク3.3
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

一人でも予約できる素晴らしいフレンチ

かなり前からBMしていてなかなか機会がなく、店名見るたびデュカスの某バレエ冒頭ファンファーレが頭の中に鳴り響くという呪いにかかってしまい、とにかく早く訪問しなければと思っていたところ運良く休日にランチの空席が。

てことで晴れて訪店。ちなみに平和という意味だそうです。えー名前や。これから世界は極めて高い確率でその反対のベクトルに向かっていくでしょうから尚更。人類は21世紀を越えられるかねえ・・・日本は2050ですら危ういけどな( ´Д`)=3

・・・って、そんなこと言ってるヒマあったらさっさと曲仕上げろって話ですねわかります。いやちょっとスランプ気味でして今orz
閑話休題。

アミューズ。
一口サイズ三品、紫蘇と桃のポタージュ、鳥レバーパテ、肉コロッケの上にリコッタチーズとサラミ。
ポタージュが絶品、紫蘇と桃って合わせるとこんな美味しいんですね、うだる暑さに効きそう。
最近、紫蘇や梅ってフレンチというか洋食にもすごく合う、日本が世界に誇る野菜と果物だよなーと思うようになりました。多種ジャンルや五味に容易に合わせられる上、日本の独自性も加味されちゃうんでなかなかお得w
バターやオリーブオイルにも合うし、いろんな果物で試してみるのも面白いかも。身近だからなかなか気づかなかったけど、かなり優秀な素材ですよね、家で早速やってみよ。

前菜。
刻んだカツオの上にクラゲ、周囲にトマトのガスパチョ、柑橘の泡が添えられています。
カツオのねっとり感とクラゲのコリコリが対照的な食感で面白い、トマトの酸味と風味も活き活き、温度ではなくて味覚で体温を下げてくれるような爽やかさ。さすが夏定番の冷製スープ。

お魚。
スズキのポワレにジュとバターのソース、レモンのエスプーマがかかっています。
蒸したレタス、アオリイカ、旬のジロール茸など盛りだくさん。王道的な料理でボリュームもあり美味しいです。

お肉。
豚肉のローストで、これ自体はなんの変哲もなくソースも定番ですが、これが驚くほど美味しかった。
ふくよかで弾力があるんだけど思ったほど力は要らずに噛み切ることができて、肉汁が甘くて旨味が濃い。これまで豚のローストはかなり食べたと思いますが、ソースに感動することはあっても、お肉そのものに感動することはあまりなかったです。
なんだろう、餌がいいのか飼育が特殊なのか、肉質もさることながら焼き加減が絶妙なんでしょうね。断面は薄ピンクで赤色はかなり薄いほうだと思います。うん、世の生肉至上主義って、やっぱなーんか違う気がするのら。
横には、万願寺唐辛子?のような形のピーマンの肉詰め、蒸した赤玉ねぎはねっとり甘く、珍しい京都のほうれん草(名前を失念しました・・・平仮名三文字だったような)も苦味と香りが豊かで美味。ボリュームもあって満足の一皿でした。

デザート。
韃靼そばのブランマンジェにゲランドの塩アイスを載せて、その上にオリーブオイル。スペシャリテとのことです。
いやもうこれ大好き。蕎麦の香りがとにかく素晴らしく塩アイスもしっかり塩気が効いていて蕎麦がきを塩で食べるような、でも柔らかで甘くてちゃんとデザート。クオリティ高し。のれんだけ老舗の蕎麦屋が束になっても敵わんでしょう。

スペシャリテって、やっぱり意味というか意義があるんだよな。フレンチに限りませんが、いろんなお店行ってみて自分の中で納得している外さない一つの基準は、「店側がスペシャリテを提示している」こと。
逆に、「特にスペシャリテはないです、ウチは何でも美味いので」とか言う店に限って、当たりを引いたことがないですねw 特にケーキ屋。

デザートその2。
って、なんとデザート二皿目。女子歓喜、甘党の男も嬉しい。
ピスタチオのクリームの中に切ったアメリカンチェリー、その上にアマゾンカカオのムース載せて上から同じカカオのニブを砕いたものをパラパラと。これはその通りの味で安定的に美味しい。ミント香るハーブティと共に〆。

と思ったら、一番最後に温かいほうじ茶まで出してくれました。思わず頬が緩みます、ホッと一息ジャパニーズ。しかも帰り際にシェフから丸っこいフィナンシェのお土産まで頂きました。

これだけのお皿が出てこのお値段は素晴らしい。味はそつなく王道、奇想天外を求める人には合わないかも。自家製ジンジャーエールは既製品とそう変わらずちょっと期待はずれでしたが、定番のフレンチを万全の調理でしかもリーズナブルに食べられるお店の筆頭と思います。
なにより素材にかなり拘ってるシェフなんだなという感想を持ちました。上記の豚肉もそうだけど、野菜類がどれも凝ってたんですね、京都のピーマンとほうれん草は美味しかったなあ。

あと非常にテンポよくお皿が出てきます。魚のお皿が帰っていったと思ったら、1分経たずにお肉が出てきましたw しかもお肉の状態は上記にあるように非常によく、つまり待たされていた料理ではなく計算しつくされて出てきたということ。ヤバい、心を読まれてる(*ノェノ)
そんなわけで、お一人様でもスマホで時間潰すことなく楽しめると思います。オススメです。

2022/05/29 更新

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