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昼の点数:4.5
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~¥999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 5.0
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|雰囲気 4.5
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|CP 4.0
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.5
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| サービス5.0
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| 雰囲気4.5
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| CP4.0
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| 酒・ドリンク- ]
人気が衰えないのは驕りのない「気持ち」の良さゆえか
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特製味噌ラーメン
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2018/02/01 更新
2018/1訪問
平日の12時にランチ利用しました。
国分寺を拠点に数店舗を経営している有名すぎるラーメン屋さん。
西国分寺店は味噌が売りのようで、店名にかかげてます。
店に入ると、とたんに煮干のだしの良いにおい!
ラーメン屋ってとんこつ臭かったりする印象ですが、こちらは香りが上品。
店員さんはにこやかでとっても丁寧。無愛想で頑固ものなラーメン屋のイメージとは違います。
店内は満席でしたが、待ちはいませんでした。
先に食券を買っておいてくださいとのこと。
メニューはハナから決まってます。数年ぶりのラーメン、せっかくなので特製味噌ラーメンを。
特製は味玉、ワンタン、チャーシュー増しのいわゆる全部のせ。
席はすぐに空き、席待ち含めて15分くらいでラーメンにありつけました。
ラーメン提供が近づくと紙ナプキンいりますか?と声をかけてくれます。繁盛店でこういった心遣いを保ち続けるのも人気が衰えない理由か。
ラーメンと一緒に小皿に生姜のすりおろしもついてきます。
途中で入れるとさっぱりとしますとのこと。ラーメンに生姜とは珍しい。
さて、まずはスープを一口。
見た目は白濁とこってりしてそうですが、煮干のおだしの風味が優しい味わいになります。
味噌というより、やはり煮干だしが印象的。
麺はストレートの中麺で、とろっとしたスープによく絡みます。
よく絡むし、煮干だしで脂っぽくないので気がついたらスープを飲み干しかねないくらいです。
具はチャーシュー4枚、メンマ、鶏そぼろ、わんたん、味玉、なると、三つ葉。
チャーシューは中くらいの厚さで脂身もほどよくさっぱりといただけます。
味玉はスープの中でしばらくぬくくさせておこう。
卓上に合った煮干し酢が気になり、ちょっとかけたりと色々楽しめます。
酢を入れるとよりさっぱりします。鶏皮餃子にも合いそう。
卓上に「にんにくあります」の文字につられ、ついにんにくもお願いしてしまいました。
小さじ山盛り1杯くらいを小皿で出してくれます。
味がかわってこれはこれで面白いですが、ちょっと冗長だったかも、と反省。
半分くらいで生姜のすりおろしを入れて食べると開眼するおいしさ!
まったく別物かと思うくらい。やはり途中のにんにく追加は余計だったな。
それにしても、最初から最後まで「気持ち」の良い店でした。
入ってからの「良ければお座りになってお待ちください」
ラーメンが来る前の「紙ナプキンいかがですか?」
食べ終わって丼をカウンターにのせたら「お気遣いありがとうございます」
食べ終わったときに「お待たせしてすみませんでした」
にんにくを平らげた自分に「よければあめちゃんどうぞ」
客が少ないときならいざ知らず、満席のランチタイムでこれだけの心遣いをごく自然に体に染み付いたような所作と言葉でされていて、これがこの店の「あたりまえ」なのだと思うくらい、一切のわざとらしさが無く気持ちの良いお店。
人気店で時折見かける、傲慢さ、謎の上から目線、楽しみにしている客の時間と金に対する感謝の無さが伝わってくる店が、意外にも結構あったりして、心がすさむときもありますが、ムタヒロさんみたいな気持ちの良い店に遭遇するととても良い気分になり、やさしい気持ちになれます。
「あたりまえ」を「あたりまえ」にやっていくのは難しいけど、大切なことだし、忘れてはいけないと思わせてくれる。