parisjunkoさんが投稿したレミニセンス(愛知/車道)の口コミ詳細

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レミニセンス車道、千種、今池/フレンチ、イノベーティブ

1

  • 昼の点数:4.7

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.7
      • |サービス 4.7
      • |雰囲気 4.6
      • |CP 4.3
      • |酒・ドリンク 4.1
1回目

2025/03 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.6
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク4.1
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

“余韻と記憶”ストーリー仕⽴てのフランス料理

名古屋・車道にあるモダンフレンチ『レミニセンス (Reminiscence)』

地下鉄桜通線「⾞道」駅徒歩5分ほど。

「余韻と記憶」をテーマにしたストーリー仕⽴てのフランス料理。
英語で「追憶」を意味する「レミニセンス」。

シェフは、葛原 将季⽒。『カンテサンス』でオーナーシェフ・岸⽥ 周三⽒に師事し、2013年⼤阪・肥後橋の三つ星『Hajime(ハジメ)』のオーナーシェフ・⽶⽥ 肇⽒の元で研鑽を積み、東⻄のトップシェフの店を経験。
2015年、⾃⾝の店『レミニセンス』を名古屋、栄にオープン。2023年、移転。反対の北口には「Wine Bar K」を同時にオープン。
2021 SILVER EGG受賞。

「余韻と記憶」というテーマは、『カンテサンス』で「凄まじく余韻が残る料理」に衝撃を受けた時から決めたそう

店名にも過去を偲ぶ”という意味合いがある「追憶」から。
人生を豊かにするために一番大切なものは「思い出」。「直後ではなく⼀定時間を経て記憶を想起する」。

生きる事=豊かな人生を送ること。
豊かな人生とは。心地良い余韻と心に残る温かい記憶の調和が充実してることだと。

⾷材は、東海地⽅の愛知、岐⾩、三重、静岡4県のものを主に使⽤。

お引越しされてから、初の訪問。とても楽しみにしていました。
友人が予約してくださいました。
「Menu Reminiscence」。

【乾杯】
「レジブルー(ノンアルシャンパン」
「炭酸水」

第一章・~余韻〜
【雲丹 赤座海老】
カマチの陶器に載せられたフィンガーフード。北海道の生うに、北海道の毛蟹を蒸したほぐし身を、海苔のチップスに載せて。
岩海苔、ハーブ・マイクロアマランサスをトッピング。

沼津産赤座海老は中レアにしたミ・キュイに仕上げ、山芋のガレットにのせて、上にはキャビアを。
ウイキョウのピュレのソース、浅葱オイルと海老のソースのダブルソースで。

第二章 ~ 創造 〜
【帆立 牡蠣 サスエ】
厚岸からの肉厚のホタテに、キャッサバ(タピオカ)を纏わせ、カリッとソテーして。
下には、キャベツのエチュベ、上にはフランス産黒トリュフをたっぷり削って。
ソースヴァンブランを流して。

牡蠣は、茄子とともに3時間オイルバスに入れて低温調理。とうもろこしの粉のパートフィロに包んで揚げ焼きのようにロースト。
牡蠣の貝柱のベニエ、あおさ海苔のチップスをトッピング。マッシュルームのクリーム、レモンを加えたフロマージュブランのクリームとともに。

【サスエ 甘鯛】
サスエさんの甘鯛は、海老のムースとともに、グリーンのシブレットの生地でパイ包みにして。柑橘、バニラのウイスキー“グレンモーレンジィ”のソース、ポルトガルのマデラ酒のソースを合わせて。

【パン】
「あられパン」
あられを纏わせたパン。
岐阜・高山のブーランジェリー「トランブルー」製。『レミニセンス』の料理に合わせて、作られたパン。

オーナーシェフの成瀬正さんは東京で修行を積み、1989年故郷の高山でブーランジュリーをオープン。2005年には、『クープ・デュ・モンド・ド・ラ・ブーランジュリー』の日本代表選手として総合第3位に輝くなど、世界的にも認められた実力。

【パンのお供】
「バター」
フランス産グランフェルマージュ製のバター。
有機農法で育てた乳牛から搾乳されたミルクのみで製造されるバターです。

【パン】
「揚げパン」
オリーブオイルでフリットしたフェンネル香る、モッチモチのパン。

第三章 ~ 記憶 ~
【天の岩戸 鰻 肉 農福】
「天の岩戸」
スープは、名古屋コーチンの出汁、昆布、御神水で調理。鶏皮オイルを数滴。
桜の木で作られた盃を天照大御神が隠れていた「天の岩」の岩と同じ岩にのせて。

お水は、三重・伊勢志摩・恵理原の水穴(天の岩戸)まで神水をシェフ自ら3時間かけて汲みに行かれるそうです。
その三重の湧き水“御神水”を使ったしみじみと深い味わいのスープ。
神話の世界へ。

【鰻】
シェフのスペシャリティ。
三河産一色産の鰻を、フランス産ソーテルヌワインを吹き掛けながら、炭火焼に。
添えられたのは、
鰻のフリット、鰻の肝、白身魚(キンメダイ)、胡麻味噌、大葉で仕上げた“なめろう”、フランスのブルーチーズに赤ワインを纏わせた“フルムダンヴェール、ソーテルヌを纏わせ摺り下ろした山葵。

開業前に「ひつまぶし」の⽼舗として知られる名古屋『あつた蓬莱軒 本店』で学んだ経験を活かし、名古屋ならではとも⾔われる鰻にもこだわりがあります。

「農福」
レミニセンスの温かいサラダ。さまざまな緑黄色野菜をさまざまな調理法で。バーニャカウダソースを合わせて。
愛ふぁーむプロジェクトのお野菜を使用。

「肉」
愛知豊橋からの鴨“めぐみ鴨”は、1羽丸ごとじっくりとローストにして。
胸肉、もも肉と、煮詰めた鴨のジュのソースを合わせて。ブラックオリーブのタプナード、スパイスをきかせたキャロットラペを添えて。柔らかな肉質、赤身らしい旨味。

【パン】
『ヴァン』
赤ワインに柑橘やスパイスの香りを付けた風味豊かなパン。

第四章 ~ 安堵 ~
【ブラッドオレンジ】
グラスの中には、南知多産のフレッシュなブラッドオレンジ、ブラッドオレンジゼリー、ブラッドオレンジシャーベット。柑橘系でさっぱりと。
チュイールを添えて、食感にアクセント。

【寒熟苺】
球体は、飴細工。ガラス細工のように空気を入れて膨らませて。中には、フレッシュな愛知新城市の寒熟苺、いちごのムース、いちごのアイスクリーム。

飴を崩しながら。滑らかな口当たりに、苺の華やかな香りが溢れ出します。

終章 〜追憶~
【茶菓子】
「オペラ、プッチンプリン、キノコの山」

!シャリオデセールが登場。
やはり、ワクワクします。
シェフが子供の頃に好きだったお菓子をパテイシェが麗しく再現。
日本人なら誰でも好きなものばかり。

他には、レアチーズケーキ、雪見大福、綿菓子、ラムネ、カントリーマーム、ガトーショコラetc。

【食後の飲み物】
「アイスカフェオレ」
名古屋市中川区・コーヒー豆専門店「JIMLAN COFFEE(ジムランコーヒー)」の西川賢志さんが、丁寧に焙煎した豆を使用。丁寧にハンドメイドのネルフィルターで淹れられています。レミニセンスのコンセプト「余韻と記憶」に相応しいコーヒー本来の豆の香りやすっきりとした味わい。

ソムリエ、サービスチームの素晴らしいこと。素敵な空間と、愛知のめぐみを使った、シェフのお料理。“余韻、記憶、安堵、追憶”という一皿一皿の流れが素晴らしく。レミニセンスの世界観を堪能させていただきました。

シェフも最後までお見送り、嬉しく思います。感動の余韻に浸りながら、江戸に戻ります。

2025/03/15 更新

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